2023/04/20 記
----------------
ハッカーさんすみません、ばてています。介護はタイミングがあって、母と私の睡眠の時間のずれがまずい状態になって、深い睡眠がとれません。母の季節病の「めまい」がでる頃は母の気分が不安定になり、私の睡眠時間を不規則に中断します。それでいて、母も調子を崩して行きます。胸突八丁、あと2週間の勝負です。それで、書き込み時間が不規則になりますが、お許しを。3時前後の開始は、極力守りますけれどね。
-----------
昨日の東京通院が堪えていて、母はベッドから滑り落ちるし、私は熱湯をこぼし危ない目に遭った。母の鍼治療にいく時間ぎりぎりまで仮眠を取ろうと確認して、休むことにした。
ところが母はすぐに起きてきてしまう。実は、この辺がこの時期の母の異常なのだが、覚悟して母の後を追わず、脱力して眠れなくても目を閉じていた。
-----------
出発時刻が迫ったと、母は私を起こし、2人の惚け親子のバス通院となった。母が治療を受けている時間に薬局でドリンク剤を飲み、茅ヶ崎市立図書館に、借りていた他館から借りた書籍を返却しに行った。
ところが、調子を崩しているときは、奇妙なことが起きる。図書館が特別整理期間とやらで休館。
隙間が空いている裏門を抜け、職員通用口から司書さんを呼び出して、事情を説明して、書籍を引き取ってもらった。この図書館所有の書籍以外は、返却ポストが使えないのだ。
ほっとして道路に出たとき、帰ってきた職員が車内から私に声をかけた。関係者以外立ち入り禁止の門から出てきたから怪しいと思ったのだろう。
事情を説明して制止は解けたが、路線バスは乗り遅れ、20分後のバスでクリニックに着いた。母は隅のベッドに横たわっていた。今回はブロックの麻酔量が多めのため、腕の片麻痺のような状態が直後に出るので、付き添いの方がついていてくれないと困ると、席を空けていたことを叱責された。風が吹けば、桶屋は儲かるし、バタフライエフェクトは地球をめぐると医師に告げたけれど、わかるまい。
こうして私と母は、複雑系の海を泳いで帰宅。母の腕は、まもなく回復したが、脳卒中後等の片麻痺介護の大変さを知った。
燃えるゴミを市の有料袋にまとめるとき、母が袋を開けているところに、私が小分けになったゴミを入れていくのだが、母の居眠りが始まり、袋を握り続けられず、落として、ゴミが散る騒ぎ。母をベッドサイドに座らせて、白湯をゆっくり飲ませた。私はごみをまとめて、マンションの集積所へ。ところが、帰ってくると玄関ドアに鍵がかかっている。キーは持っているから、開錠して中に入ると、母はトイレに座り込んでいた。鍵が空いていると危ないからという。麻酔が残っていて、惚けていると判断。再びベッドサイドに座らせて、バイタルを取る。血圧の上が90を切っている。脈はしっかりしているが、やや速い。しばらく付き添い、観察し、瞼と唇、爪をチェック。2時間弱経って空腹を訴えたので、麻酔副作用からぬけたと判断。
わざとまず粥を食べさせた。
こうして山を越えたあと、私の首が詰まり、足がつった。危険だが非常用にとってあるウォッカをキャップ1杯あおり、上向きに横たわって、ばんざいをした。すぐに症状は取れ、血圧は130台をたもった。
午前東京通院にはじまった不調は、互いの足をひきあいつつ、山彦のように尾をひく、それが高齢者の体調だ。
-----------
明日、生協がくるので、予約表をしあげたが、視野に白い輪が乱舞。カタログ紙面をなめるように選択。このスマホかきこみも、10cmしか離れていない。さすがに今夜は読書中止。ラジオ聴きつつ、母のトイレ通いをみはっている。
目を閉じよう。
(校正1回目済み)