湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

7/25 夏期講習が邪魔な講師とは

2012-07-26 04:32:03 | 引きこもり
2012/07/25 記
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夏期講習の合間、携帯のメールを見ながら心は、地域医療福祉のネットワーク下の社会的弱者の孤立化防止活動の迷路をたどりなおしている。ひとつは、非被災地の被災者生活支援活動の立ち上げの段取りのこと。まずは巡回文庫を広田半島に根付かせ、外出支援の協力者探しを行なうこと。どうする。この言葉だけが、口元に滞留している。

この活動に本腰を入れる時期が難しい。8月のお盆空転に耐えなければならない。ボヤ騒ぎで、8月末に修繕費がのしかかる。応急措置としては蛍光灯を交換すればいい。しかし、次回の消防署の検査に改修を要求されるだろう。おそらくは防災がらみで9月初め。後期の夏期講習の調整は済んでいるが、金策が残る。8月月中では、被災地の方も空転するだろうが、なにより移動する夜行バスの空席が保障されない。被災地の宿泊は無理だから、効率よい巡回を済ませていかねばならない。米崎町仮設・小友町仮設・広田町JA・広田町診療所・広田町コミセン・広田町営農組合・高田病院・(希望が丘病院)は回りたいが、すべてまわると歩きでは数日かかる。車でも交渉があるから現地1泊は最低条件。

基本計画の骨格が整わないと、あらゆるものが賭けになってしまう。現地のその手がかりが欲しい。賭けはもううんざりだ。湘南で被災者との懇親会や講演会を企画しても、気仙地方勢が散っているので、招待者に失礼な状態になりかねない。継続的な計画がないと、結局は南三陸の支援に化けてしまう。地域医療福祉のネットワーク下の社会的弱者の孤立化防止活動を気仙地方に育て、モデル化したい。これは被災地常駐型ボランティア以外には作れないものなのか。有志を求めるためには、市外に出ざるを得ない。しかも医療福祉関係者と組みたい。

ぼんやりと窓の外を眺めていると、熱い側にいることはないだろうと、卓上扇風機を同僚が貸してくれた。郷里は東北かと問いかけてくるので、まあそんなものだと応答したが、帰省するのかと聞かれる。誰も我が家が実家だと言っても、信用しない。

的を絞り、内容がストレートなものがいい。まずは「外出困難な高齢者・障害者の外出支援」、医療福祉系学生と生活支援経験学生に「車に乗って被災地高齢者外出支援に出かけよう」である。またこの参加経験は「広田半島通信」を通じ「民間交流」の手がかりにする。

昨日、相模原市役所に行って、半年前とは比べものにならないほどの空転を感じていた。横浜の在宅看護学会関係者や、「舫(もやい)」と話した方が、手がかりが得られるように思っている。夏期講習が実は邪魔だ。全くしようもない講師だなと思う。

帰りに橋本3君の親御さんと橋本で会う。町田経由で横浜線に乗るが、相模原市は大きい。決行時間がかかるのだ。彼は親御さんと車で旅行に行くのだと言う。彼は乗り気ではない。無理にはしゃぐのは親なのだ。それを早く言い過ぎたのかも知れないと母親。一緒に行きますかといわれて、瞬間、陸前高田まで行けるかと発想した自分のさもしさが恥かしい。橋本3君は関西に行くのだ。

借りてきた「0泊3日の支援からの出発」を読む。なるほど、しかし「湘南」というキーワードが出てこない。迷いつつ、8月に関係者に会える手立てを試みる。

27日に湘南の災害ボランティア交流会がある。「広田半島通信」発行の呼びかけだけはしておこうと思う。南三陸高校生交流会の話も聞けるが、虚しい。

個人医療情報QRコードの提案だけでは、なんとも単発で浅いが、茅ヶ崎市との意見交換会、臓器提供・検体意思表示の項目追加の話も入れて提案しておこうかと思う。本来なら、被災地との長期提携例や障碍者・高齢者の防災の話などで参加したかった。つながれない悔しさは、それはそれ。駒を打たねば状況は打開できない。カリカリの乾き。ドンキホーテなりとうそぶいてみる。

夜間傾聴:橋本3君(仮名・一生懸命だけにしんどかった)
     東京会場受験組1号君(仮名・母親<情けないなあ)


(校正1回目済み)

コメント
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