湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

12/30 懇話会の新シリーズ開始上の困難について

2016-12-31 05:58:51 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/30 記
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やっと大掃除が間に合った。夕食を終えて、畳の上でのびている。先ほどから、ぼちぼち懇話会ニュースを書き直している。懇話会は、防災関連職とNPO有志の要援護者生活支援を論じる場だ。ヒントがつかめればいい。ということは、被災現場から、経験を持つ方をゲストから、それを引き出していく発想が参加者に要求される。一般講演と異なり,対話であるがゆえの立ち位置が違うことが価値であり困難である。

1~10回までの懇話会のテーマの立て方は、健常者の被災苦悩の影で、実際命に直結する困難を抱えながら、目に見えない状態に置かれている方々の支援を中心に、問題の所在を明らかにしていくこと、その支援の事例紹介をしていくことを心がけた。だから、被災後の生活・医療支援の鳥瞰図を描くことを、なんとか共通の議論の接点としてきた。

11回目以降は、今度は個々の分野の直面した事例を提供して、被災現場の課題を見つめ直していく方向に変わっていく。とすると、視覚障がいを取り上げれば、高齢者関連の方々の不参加が起きたり、発達障がいを取り上げれば、身体障がいの方がというように、統一した議論のテーブルに乗せられない問題が起きてくることが懸念される。

被災時、要援護者をめぐる孤立「窮援」の困難は総体として降りかかってくるのに、直接の救護者である家族や医療関係者の現場は個別的であるという構造が見えていないと、直面しない困難情報は不要となってしまう。どう超えるかということに腐心しているのだ。

今回のゲストは、現場の具体的なエピソードを紹介してと頼んであるので、次の分野の議論も一皮剥けると思っている。これをどう伝えるか。

以前**さんは、言葉を易しくと注意された。このことは、言葉の言い換えで超えられるとは思えないのだ。除夜の鐘で解決できる状態ではない。(109個目かなあ。)


夜間傾聴:ひとり

(校正1回目済み)

 

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12/29 大掃除という儀式/学習カウンセリングの闇

2016-12-30 05:27:22 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/29 記
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大掃除始まる。風邪薬を飲んでいるので、雑巾を濯ぐのに頭を上下するとクラクラする。母が便利屋を頼んでおいたからと言い出して、やらざるをえない雰囲気で、ガラス窓を拭いた。1時間後、私と同世代の男性が現れた。近所だというが、おそらく嘘。作業分担を確認して、高いところを頼んで、足の悪い私は、もっぱら低いところばかり。

雨どいに枯葉が詰まっているのは、さすがに頼まざるを得ない。しかし、この時期はかき入れ時なのに、よく頼めたものと思っていたら、やはり10月頃に、母が私があてにならないと読んで、予約していた。母が余計なことに、私の居室に彼を招きいれたから、大声があがった。チラシ資料と積ん読書のケルンができている。これは他人が片付けられないと説明している。裸を見られたような恥かしさがあって、トイレ掃除のまま、こもっていた。母には、このデリケートな感覚がわからない。

つるべ落としの日が暮れて、彼は帰って行ったが、4時間1万円近く持ち去って、私は畳に寝そべって、血の気が失せていくのを感じていた。庭の裏手と物置きが時間切れということで、明日やらされる。2000年の頃、突発性難聴を右側にやって、耳鼻咽喉科の救急対応が可能な平塚に出て、早期対応で助かったことを思い出した。あのときの側頭部の締め付け感がそっくりなので、警戒をして動くのをやめていた。片眼が見えない網膜色素変性症と、片膝の粉砕骨折の後で踏ん張りが効かないポンコツである。これ以上は沢山。

考えてみれば、例年私は冬期講習で家にいなかった。大掃除は小正月に、ちょこっとやって、逃げ出していた。

面白いものが見つかった。塾を自営していた頃の補習用プリントだがジアゾ・コピーなのだ。紙は黄色に変色していたが、このころ、自作謄写版も生きていた。塾生のひとりは翔の会にいて、もうひとりは弟の方が、やはり翔の会にいる。そのひとりに出したプリントで名前が刷り込んであった。

ひとりは、相模線車内でリストカットをしていた子の傾聴を済ませたあと、人の存在のどうしようもない孤立への伴走の余波を泣いて洗い流していたときに、偶然出くわした。恐ろしい形相で私から離れていったが、見られたくなかった。このリストカットの子は、思春期外来を通じて入院となったが、その後のことは、連絡が絶たれてわからない。私が担当した子の多くは、他の引きこもり関連団体が手放した子が、いじめや挫折を抱えてやってくる。受け入れれば、その余波は私もかぶる。PSWさんに手渡していくことも多いが、その跡が夜間傾聴。明け方の魔の時間、よりそう活動だ。しかし、裏の私の浄化の時間を彼は見てしまったのだ。

3.11のような極限状況では、彼らの居場所がなくなる。そのケアは、迷惑論で一層の沈黙をする方を支援者と安定的に結びつけることだし、一掃されてしまった地域に動的に結びつける知恵を投入するデザインを生み出す場ともなる。だからこそ現場と実情にこだわるのだが、宇宙人の歯軋りでしかないかもしれないが、手を引く訳にはいかない。

あと2日で年がかわる。高萩の地震に背筋が寒くなりつつ、災害の取り組みの平常性バイアスの分厚さを感じている。

夜間傾聴:ひとり

〈校正1回目済み)

 

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12/28 茨城・高萩の地震の中で

2016-12-29 05:58:26 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/28 記
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懇話会ゲストの前川さんの仕事を追っている。この記事を書いている最中、「茨城・高萩で震度6弱」(震源の深さ11キロ、マグニチュード6・3)が起きて携帯の緊急警報が鳴った。しかし静かだなあと思う。誰も私の関連している教育系SNSの関東の誰も、話題にしない。揺れながら、自宅のPCから家族の年末年始の予定の開きこみ続けているひともいる。慣れっこになっているのかなあと思う。

前川さんの仕事は、災害弱者としての障がい者が、いかに周辺の方々の協力の下で安全避難するかということと、避難生活上の障がい者の困難と孤立をどのように軽減できるかを探っているのだが、被災者が放牧の羊のように受身になっているかが気になってならない。自分から動き出さない限り、当事者家族以外の連携は生まれまい。

だから初めに動き出す人が必要なのだ。その絵をどう描くか。前川さんと私ら懇話会が議論しようとしているのは、その半歩先からの現場長期戦の絵だ。市井のひとに通じる協力要請の言葉がないことは、半歩の溝があるがゆえだ。

茨城県では、ここ数日は、同等かそれ以上の揺れが起こる可能性があるというものだった。被災を知るという作業を積み上げて行く周囲にじわり火事が迫っているような、もどかしさの中にいる。風邪かなあ。

夜間傾聴:臨時休業


(校正1回目済み)

 

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12/27 体調悪化、臨時休業

2016-12-28 04:50:15 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/27 記
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先日の++の無賃乗車事件の券で、過剰な料金が母親から振り込まれてきた。塾の内規にもあるのだが、実費以外は受け取ってはならないとあり、母親に電話して過剰分を返送した。

年賀状、私用分を含んで投函済み。

猛烈な眠気。昨日の騒ぎの影響。今日は、ここまで。

夜間傾聴:臨時休業

〈校正:休み)

 

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12/26 無賃乗車騒動に/前川あさ美教授関係資料集めを始めて

2016-12-27 05:59:41 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/26 記
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朝っぱら、JR横浜駅から電話がかかってきた。塾の専用携帯がなったから焦った。緊急招集やヘルプもこの携帯だからだ。

JRだから、塾生の鉄ちゃんかと思いきや、すでに塾を離れて、某クリーニング系配送をしている++だった。1年半ぶり。このブログでは、以前、パチンコ屋の前の倒れた駐車自転車を立て直していたら、自転車泥棒と間違えられて、店員につかまって警察沙汰になったことがあった。なにごつたたきちんと並んでいないと気に入らなくて、それを警察と店員に説明し、受け取ってきたことがあった。

嫌な予感は的中だが、彼らしくないトラブルだった。無賃乗車。家族に連絡がとれないというのだ。スイカの入った小銭入れがないという。横浜に来てくれというのだ。公安官に変わってもらい、私と彼との関係を説明。私が横浜に迎えにいくのは面倒なので、彼を茅ヶ崎まで来るように説明してやってくれと伝えた。橋本駅からなら徒歩で帰れるので、茅ヶ崎で「橋本>横浜>茅ヶ崎>橋本」の運賃を立て替えるつもりでいた。

ところが事は、そう簡単ではなかった。彼は県市民活動センターの**さんと会う用事があり、改札を出せといいだしているという。**さんは私の知人。私から**さんに連絡を取ると、急ぎではないし、これから別の方と出かけるので、迎えにいけないというのだ。

再び++を説得。一応納得させたが、橋本から横浜に出たのだから、この逆を行って帰るのだと、茅ヶ崎経由を認めない。それは、間違っていると++は、主張。無賃乗車を解決することが理解できないのだった。

公安官に彼が自閉症スペクトラムがあること。〈手帳を確認させた。)身元が確かだから、茅ヶ崎に誘導してくれれば、運賃を立て替えることを伝え、ただ障がい特性として、柔軟な発想はできないことを説明。強制するとパニックになることを告げた。

説得を彼に任せたことは、かわいそうだったが、1時間後、彼から再び電話が入り、「説得できたから茅ヶ崎駅に伝えてあるから、引き取ってくれ」とのこと。お疲れさまでした。

やむなく茅ヶ崎で++を待っていると、むっつりと怒った表情の++がやってきた。駅員に「橋本>横浜>茅ヶ崎」の運賃を駅員に支払い、「茅ヶ崎>橋本」の切符を++に手渡した。

まったく、半日振り回されてしまった。1年半ぶりに彼と会うことができたし、就労先に継続出来ていることも嬉しかった。だから無駄とは言わないが、ぼっこりと穴があいたような疲れに襲われ、睡眠時間を取り戻すように、日の入りまで眠りこけていた。

20時前に、母親から、契約していないのにすみませんと電話が入り、私の口座を伝えて立替分の送金を頼んだ。++は私のことを怒っているという。橋本までは、茅ヶ崎を経由するのは間違いだというのだ。やっと彼らしさが出たと笑ったが、我が家の窓拭きは中止となった。こんどは、はげ頭をかきながら、母の小言を聴かないといけないのだった。塾長に規則どおり報告したが、失笑、ひどい話だ。

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懇話会ゲスト、東京女子大の前川あさ美教授の活動資料を集めている。その中で「障害者防災対策支援協会」(本部・大阪)のアドバイザーをされているので、同協会のHPを覘いた。面白い活動をされているが、被災要援護者の巡回支援の事例データを探している。いずれブログに紹介する。

赤地に白抜きのハートと十字のデザインの「ヘルプカード」の活動を知った。目立つし、意味が通じ易いと思ったが、コンセプトのずれがあって、大きすぎる。「お薬手帳QRコード版」のロゴで使えないかと検討を始めている。発案者の了解を得なければならないので、詳細は「わーくOnlinePicUp」誌に載せることにした。

(参考)
●「震災後の心のケア 大人たちへ 子どもの周りの大人たちへ」(小巻亜矢・監修 前川あさ美)

●「チリ南部でM7.6の地震 津波の恐れなし」

●「保湿力が自慢、足摺うるおす椿油…全国から注文」<大船渡の椿油支援の関係で


年末駆け込みのように、県立図書館から「発達障害白書2016/2017版」の2冊が送られてきた。年明けまでつん読だが、防災関連情報があるか調べる予定。

生協に食材の補助を買いに行った。店員さんにレジのそばのクリスマス菓子が値引きしているからと、ささやかれ、止めが入った一日だった。アフター・クリスマス。

夜間傾聴:++の母親

〈校正1回目済み)

 

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12/25 SCFの食事会があって/古戦場の大掃除 他

2016-12-26 06:11:55 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/25 記
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湘南子どもフォーラム懇談会(SCF)の食事会があった。たまに食事会をして、地域社会の課題を話し合う。クリスマスという悪条件だったので、高齢会員ばかり。メールができるのは、役員とひとりのみ。できないのが、元教員ばかり。

SFCのの当事者活動として「わーく」編集部の就労支援・社会参加としての防災ボラ・路上生活者支援活動をどう再び拡張するかが問われた。自閉症スペクトラムの若者という形で、引き受ける困難の大きな若者に、緩い枠を作っているのを、リセットしたい子たちも含めてもいいのではないかとか、枠要らないという意見もあったが、飛田の体力の衰えを考慮し、暴力・触法的傾向の子は、放棄してもいいのではないかという意見もあった。もともと「わーく」が引き受けるのは、支援団体をたらいまわしされたり、他支援団体では無理だなと相模原の塾の塾長**さんが紹介してきた方ばかりなので、一期一会の出会いを大事にするという、いままでの方向でいくことになった。

次回は春、4月だ。生きてるかなあというジョークが通る方ばかり。この辺がつらい。

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故・父の居室だった2階の書斎兼寝室を大掃除した。認知症を発症し、暴れ糞尿と介護の闘いの古戦場だ。気温が低いときはまだいい。気温と湿気が高い日は、3年余経っているのに、眼が開けていられないほどに、まだ匂う。完全に20畳が封印部屋となっている。掃除を終えて消毒。入浴したが、母や私も同じような迷惑をかけることになるのかと言う問いが、妙にリアルで、シャワーを浴びつつ、背筋が震えた。

あとは、物置にしまってある元塾の理科実験器具の始末だ。毒性の低い壜試薬(BTBとか・メチルとか)や、フラスコ・ビーカーと昆虫標本用注射器(これまずいですよね、誤解される。)をどう捨てるかだ。ネイチャーゲームで使った看護師用聴診器もある。頭痛の種だ。

天気が持つうち、一回の窓や玄関拭きがある。私はもともと不精で、一日が清掃で終るのは嫌だと、母の指図の届かぬ外出で煙に巻いていたが、今年は逃げられそうにない。冬期講習を引き受けていないからだ。

ローストビーフが噛めないから、細かくして欲しいという母の要求の横で、ヴィゴツキーが、つんつん背伸びしている妄想に逃避しているのだった。

夜間傾聴の話題に「IS」を「イズ」と読んで馬鹿にされた。ぶっ殺すという話が出たので、70代以上の半分位は「イズ」と読むかもと言ってしまった。根拠のない割合だった。

<気になる記事>
●「チリ南部でM7.6の地震 津波の恐れなし」
●「マイナンバーカード、申請数と交付数伸び悩み」
●「小池知事「避難者に都営住宅」支援策継続を表明


夜間傾聴:ひとり

〈校正1回目済み)

 

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12/24 Xmas といっても、糸魚川の大火と万年作業

2016-12-25 05:54:12 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/24 記
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塾・予備校関連の年賀状を書く。退職して2年。枚数が3分の1に減る。今の塾が不登校・引きこもりや、発達障がいに熱心というより、在日フィリピン人の子育て支援を中心に、生きにくさを抱えた人々に門戸を開いているというスタイルなので、新規に引きこもり者との接点が、私と、塾長夫婦の余力に支えられているのが実情のため、だんだんじり貧になっている。そんな関係で、発達障がいがらみの青少年の学習支援と、就労支援を続けているので、ご紹介下さいという文言が、今回初めて入った。来年度は、特別支援校や児相、ハロ-ワーク巡回を再開しなければならなくなりそうだ。今年は、教育活動と社会参加活動としての防災ボラを明瞭化していく必要がありそうだ。

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●「大火でもけが人少数 防災無線と地域のつながり 糸魚川」

地域火災の怪我被害が、少数で済んだのは、地域の連携が育ちはじめているという。要援護者の地域リスト作りは茅ヶ崎でも進んでいるが、地域通報システムのサイレン3回化の効果が出たのは、地域防災の意識化があってこそだという。

私は、3.11のような広域激甚災害への対応となると、レベルが違いすぎるのだと思っている。しかし、要援護者の安全避難には、このリストアップは必要だと思う。しかし、問題は避難所生活が無理な方の安全をどう確保するのか、親御さんたちの自主避難者の安全避難と避難生活をどう保護するか、それを地元支援者とどう結びつけるかを考えていかなければならない。

一律に近隣避難所に誘導して済むことではない実情。即座に必要となる医療活動が痩せている状況を地元支援者との分業によって急性期を打開していく救急措置。外部支援者と合流後のこころのケアの巡回支援などを、具体的な事例のカンファ〈懇話会)を通じて、イメージを明瞭化していく作業を着実に準備していくことを改めて呼びかける文を年賀状に載せた。(ヤギさんは読まずに食べるが、捨てられる運命か。)

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前川さんの論文の背後にある豊かさは、発達障がいを理念的に取らえていない実地体験の鮮度が保たれていることだ。教科書知識を伝播させていく活動ではなく、なるほど準備が必要だという共感を拡げていく活動が大事と思う。

そんなことを考えていたら、突然母の趣味の関係の友人から、ケンタッキーフライドチキンの宅配があった。サッシを叩く音がするのでびっくりしたが、彼女が立っていた。感謝。しけたイブをやっているのだろうと、上がってきた。私の隣で、母と延々と話し始めた。私の作業は、ため息と共に止まった。


夜間傾聴:ふたり(イブ、こちらも、増えている)

(校正1回目済み)

 

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12/23 今年最後の「金曜災害ミニカフェ」終了/糸魚川火災と地域災害

2016-12-24 05:39:19 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/23 記
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一応事務処理はセーフ。年末モードに切り替えることができた。冬期講習がない2年目の年末を迎えて、調子が狂っている。

夜は今年最後の「金曜災害ミニカフェ」だった。サポセンは閑散ととしており、何とも寂しい終わり方だった。窓口スタッフの方が、ビッグイシュー・カレンダーを買ってくれた。サポセンに飾ってくれることになった。ありがとう。

夜間傾聴レギュラーのリオ君は、サンパウロのおばさんが来日とかで、この連休、国内家族旅行にでかけるとのことで傾聴もレギュラーはひとりだけとなっている。まてまて、受験生ぞ。

糸魚川で大火。「延焼150棟・4万平方メートルと発表 糸魚川の火災」、フェーン現象の強い南風に煽られ、飛び火。地域火災。今まで論じてきた災害は震災と津波と言う設定の中で語ってきたが、当然、大火災も論じるべきと気づかされた。

震災のときも、阪神淡路大震災のとき、通電火災が同時火災を引き起こし、3.11気仙沼の津波水面の油流出火災が、被災者と住居を命の危険に曝した。また都市部の住宅密集地の類焼が要援護者をおいつめる。

個人情報の冷蔵庫保存の発想は、この場合、冷蔵庫は燃え残り易いために意味を持っている。大震災や津波の大災害では、1階がつぶれたり、1階しかし、は津波が突き抜けてしまう。冷蔵庫もまた流れされてしまう。昔は地域火災を論じている。後日まとめて論じる。

母が牛タンを買ってきた。母はいつの間にか藤沢に抜け出していた。食べたいものを食べさせる。

今夜は、前川さんの文章を読む予定。
山北ミカンは親父さんが入院。寿町年越しには間に合わない。今回は短時間労力
奉仕で年越しを。

夜間傾聴:ひとり


(校正1回目済み)

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12/22 次回懇話会は2/7(火)18時からに決定した

2016-12-23 05:53:48 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/22 記
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連休直前の懇話会会場獲得終了。

来年2月7日(火)18~21時。

いつも会場手続き終了の瞬間は、サイを投げたような気持ちになる。他団体企画とのバッティングや、参加者の都合が悪い期間の重なりなどの影響に寒気がするのだ。ゲスト講師は依頼してある。しかし地元勢がそれぞれの事情で、全く参加者がいないため、頭を剃って講師に詫びたことも実際に、あった。

今回のゲストの場合は、当事者家族を被災地から招待する交渉が2件失敗している。親御さんだけという交渉が、当事者親子一緒でないと参加できないとか、直前まで日程は確定できない(当事者の調子次第)といういわば当然の理由だったのだが、交通費・宿泊費(日帰り計画が無理)が2人分は支払えなかった。次に現場経験を伝えてくれそうな支援者探しが難航。今回のように、以前から研究者畑では、気になっていたが、現場臭のある適任者が見つかることは珍しかった。しかしそんな今回も、このゲストのメール・アドレスが分からず、半年近く調査に時間がかかった。著作物の出版社や学会経由でも、アドレスは個人情報が難しいとのことで電話交渉は拒絶された。そこで、地元大学図書館で紹介状をもらい、紀要論文のコピーを東京女子大学図書館から取得しつつ、司書さん経由で依頼状をなんとかある届けてもらうルートで、やっと糸がつながった。

大学の事務局経由は、以前SFC(慶応大学湘南キャンバス)の看護学部で、依頼状を引取りながら、握りつぶされ、教官に仲介をしてもらえなかった経験が複数回あったからだ。偶然、他団体の会場で、その講師の方と出会い、つながったのだが、事務局経由の伝言は、もみ消されていたことがわかった。

それだけに、今回の前川講演会は、発達障がい者と家族の被災という表面のテーマは、発達障害関係者以外では、「私には関係ない」と欠席者がでる可能性があり、事前に、じっくり参加者に狙いを伝えていかないと、高齢者保護関係者とか身体障がい者支援関係者は、内容疎遠と離れてしまう可能性がある。

実際の内容は上記2つの点で、全くそうではないが、参加者の常識判断が邪魔をする。ひとつは、11回目の今回からは、被災後の避難生活のドキュメントを踏まえた論議を一巡させようと新規シリーズ化している。次回は春先に、被災高齢者施設の再建と地域開放という事例を施設長さんゲストで語り、7月か9月に施設入所(知的)障がい者被災と、家族離散・施設疎開の話を準備している。また年度最後は、被災と訪問看護を通じた地域医療ケアを12月か2月に考えている。こういうシリーズの眼を持ってもらう努力が必要だ。

もうひとつは、障がい特性の多様さによる、連携意識が弱いことに起因している。視覚障がいの方の被災の話に、発達障がい畑の方が耳をかたむけるだろうか。要援護者支援という大きな網をかぶせたとき、被災時、災害弱者の協力を生み出していかなくては状況打開の力にならないだろうと思われるからだ。それには相手を知らなくては、連携は難しいだろう。つまり、懇話会は一般講演会ではなく、支援、防災の推進者の実用情報交流源であることで、活動のピントあわせと見通しを持つことを目的としているからだ。だから周囲を見渡して欲しいと願う。

鬼が笑おうと、1月は耳を傾けてくださる方をまわり、逆効果になろうと、つながりの糸口を説いていく。緊急性の基準によって排除されても、これは通さねばならない。今回のゲストのことではなく、新シリーズの現場主義懇談の価値のことだ。引き出さねば議論が膨らまないという「懇談」の欠陥を超える裏のハードルがそこにある。

巡回先の現状は、防災=安全避難訓練、避難所生活>無理、災害=いつ起こるかわからないから後、先にやることがあるという盾を排除するところから始まる。さて3年目の説得に入る。価値ある話題の真意を伝えたい。サイは振られた。

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母が年末の医者が混んでいると、愚痴を言っている。かと思うとドライブで、どこかに行きたいという。母も私も、年末年始は遠出したことがない。ふたりとも4世代同居による代々の在宅介護と、私の冬期講習が足を引いていたからだ。いざ母とふたり、定年退職の身となってみると、虚ろな穴を抱えているような気分になる。自由のはずだが、動けない。変な話だ。私の眼の障がいから車の運転が出来なくなった。そのことも大きい。

浜見平団地の母の友人は、時々母を連れ出してくれるが、さすがに年末年始、先方の家族に割り込むわけにもいかず、母の顰蹙を背に、ボランティアの物書き作業を続けて、過ごすことになりそうだ。さきほど、白ワインを買うかということで、妥協が成立した。


夜間傾聴:開店休業(鉄ちゃん、消えた?)

(校正2回目済み)

 

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12/21 防災関連行政課に前川氏の紹介と日程調整をしてきました

2016-12-22 04:28:09 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/21 記
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茅ヶ崎市役所の防災関係課をまわった。次回の懇話会の日程を2択で決めるための打診でもあった。要援護者支援の名簿作りが始まっていて、両者とも日程的に、かなりきついという。金・土・日を除く日をたててある。

話が進まないので、異論がでなければ良しということで、日を仮定して内容重点で次号よろしくという感じで、来年早々、「懇話会ニュース」を読んで欲しいという持って行き方で、行政の個人と、市社協の個人のふたりを勧誘してきた。発達障がいというと自分のエリアではないというしらけが伝わってくる。この壁にどのように突き崩すか。

テーマも決まった。

「発達障害児者の被災と長期避難生活/東日本大震災の経験を中心に」

と抱え込むような大風呂敷にした。ただ発達障がい関係では、生活再建の向こうに、宮城県松島市のようなチェックしておきたい動きがある。それは別の機会にとなれば、「わーくOnline PicUp」誌で考えていく程度しかできないだろう。

年末年始がはさまるので、県OPAC資料が届かない。2月の懇話会から1年分の予定の狙いを「懇話会ニュース」に追加することにした。

明日は午前中に灯油屋がくる。ここで止めておく。

夜間傾聴:ふたり

(校正1回目済み)

 

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12/20 ビッグイシュー誌配布先で…

2016-12-21 06:27:24 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/20 記   岩本あきのりさん
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ビッグイシュー誌の配布。珍しくカレンダーが売れている。辻堂駅前から日立市に移動し、そこで早朝ひき逃げされた**さんの件〈植物人間化し、半月後死亡、持ち物から遠縁の親戚にひき取られ埋葬された。)すべてが判明したのが今頃で、日立側の某病院の空の病室と市警の門前払いの虚しさを抱えて戻ったとき、彼は愚痴をきいてくれていた。そんなことがあって、彼が思い出して、ひょっと話題を出したのだった。

**さんが日立に移動していたのは、彼のポケットから私の名刺と沢山のメモがあったから、警察から電話があったのだ。会って半年のお付き合いだったが、彼には鏡文字があり、足し算の繰り上がりが困難だった。そこから彼の人生がにじみ出ているように思え、「障がいがあって、計算ができません。電卓をかしてください」と私が書いたメモをしっかり持っていたことが、市警からの電話の際の話で分かり、目頭が熱くなっていた。この歳になるまで、学力保証されなかった方がいること。その方が、無残な最期に追い込まれていることだった。

病院関係者を拝み倒して遺骨の行き先を聞いて、都内の遠縁の方に引き渡されたことを知った。路上生活者の方は、様々な事情を抱えている。しかし、発達障がいを抱えている方がかなりいる。彼の学習経験をサポートしてこなかった社会がある。

そんな話をしてきた。ちと寒気を感じている。

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糖尿病の常備薬補充。時計みながら私を問診している医者。何か、対比を感じてしまった。

「懇話会ニュース」執筆中。

 

夜間傾聴:開店休業

〈校正1回目済み)

p.s.朝のNHKニュース。水俣病の方の岩本あきのりさんの告白。「うつるから、近寄るな」「奇病,奇病」と。子どもの頃いじめに遭い、大阪に転居し就職したが、病気が判明すると職場でも、同じいじめを受けたとの話。差別の根深さを感じる。

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12/19 懇話会の新シリーズの口火となるか(2月初旬予定)

2016-12-20 05:30:01 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/19 記
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今回、東京女子大の前川あさ美教授に懇話会の新シリーズの口火を切ってもらうことにしたのは、前川さんの研究が、災害避難後の発達障がい者の直面する困難の実態に光をあてたこと。そこから、障がい者の避難生活の困難軽減の道を予防的に準備していこうと思うのだ。

要援護者支援の中で登場する「福祉避難所」が、困難の多様さによって、その有効なシステムが固めきれず、現実的には、被災地外疎開や、避難所外独自生活(半壊自宅・車中生活・再建施設入所等)を前提に避難生活を立てざるをえない事情がある。当面それゆえの福祉的配慮をしたとされる仮設住宅入所を目指して、賢い避難生活を、健常者の避難生活の運営の中に組み込んで実現していくという構想を描きたい。被災者の生活再建は、コミュニティのスクラップ・アンド・ビルドを経る。しかし、障がい者の生活再建は、もともと健常者のコミュニティに疎外されてきた経過があるので、逆に一貫した今後の姿を探りうると考えている。

こうしたステップをふみだせたらと思うのだ。

年4回、そのうち2回が障がい者関連枠。来年度初回は精神障がいか場面を転じて、施設入所者の被災を考えてみたいと考えている。高齢者については、5.6月に、まずはグループホームの被災、次が地域コミュニティと高齢者の出会いの場を考えていきたいと思っている。懇話会は曼荼羅のような構成をしていくが、現場主義による要援護者支援の議論を続けていこうと思っている。

今、必要なこと、緊急性を伴うことを忘れてはならない。これについては、上記の大まかな予定の調整を行うが、今後の要援護者の防災を描くという大きな流れを見失うまいと思う。立ち位置は、関係者の各自の活動の見通しをつける公共の場でありたいと願う。ごまめの歯軋りとか大風呂敷の謗りを受けるかもしれない。災害は大量の被災者の人生を変えてしまう。要援護者(災害弱者)を健常者被災の影に埋れさせてはならない。繰り返し同じ道を歩むのはよそう。その見通しの一助になればいいのだ。

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市社協にビッグイシューを届けた。カレンダーも買ってもらったが、年末、横浜・寿町に何ができるか考えている。量が少ないが山北の農家をしている知人からミカンを届けてきたが、今年は、先ずは地元の路上生活者に、ホカロン(携帯カイロ)を配ることを行う。寿町は母のことがあるから、昼間の炊き出し準備の手伝いができないか考えている。やれることをやる。

映画「さとにきたらええやん」が気になっている。1/14 茅ヶ崎上映(14時~・18時~)。覘いてみようかと思っている。釜ヶ崎のこどもの里のドキュメント。

言うことを聞かない母が、昨日の墓参の疲れが出たか大人しい。残りものの始末でカレーを作ったが食べない。何か変だなと追求したら、私の外出時、地元の趣味の仲間と寿司を食べていた。元気なのはいいが、突然へたりこむ「めまい」が心配。糖尿病だというのにカレーを一抹の罪悪感を抱きつつ、ひとり食べていたら、歯が欠けた。年末恒例のパターンだ。

夜間傾聴:ふたり(リオ君が酒を飲んでいて、叱った。忘年会らしい。)

〈校正1回目済み)

 

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12/18 懇話会次回ゲストは東京女子大教授の前川あさ美氏に/他

2016-12-19 03:58:19 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/18 記
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午前中、法事を済ませて、13時20分、吉祥寺の東京女子大の心理杉並区主催の「杉並区発達障害児地域支援講座/発達障害と防災(2)ハワイでの障害児と災害準備プロジェクト」に途中から飛び込んだ。講師の北海陽子氏のワークショップだ。私は、この企画をバックアップしている同大心理臨床センターの前川あさ美教授とコンタクトを取るためだった。

懇話会ゲスト依頼を確定するために、企画終了後、お時間をいただいて、懇話会の場の雰囲気を伝え、臨場的な経験紹介による意見交換が生まれる素地を作ってきた。

お節介なのだが、一般的な発災時避難の話としては、日本とハワイの国際比較が面白く、私は冷蔵庫にメモ保存というのは、「地域火災発生時、燃え残るため」という、昔の火災中心の防災のなごり。大災害には、厨房の多い一階は建物が上下がつぶれたり、津波が突き抜けたりという時代にそぐわないものと思っていたが、ハワイ大学ではA4寸の「個人安全シート」をマグネット付透明ケースに入れて、冷蔵庫に貼り付け掲示するという方式が使われていた。つまり冷蔵庫案は、国際的なものであったということだ。

しかし、これはあまりいい方法とは思えない。以前、YouTubeでも出していたが、冷蔵庫は激震時、蓋を下にして倒れる機種があることと、「個人安全シート」は家族が持ち出す内容のものであり、避難初動に持ち出す以外、被災後の持ち出しは危険が伴う。冷蔵庫内の空ビンに、ドアが開かない危険があるが、封入保存という日本の消防庁提案のものは個人の医療情報を含んでいる。しかしそれは家族全体分を書き込む必要がある。「個人安全シート」が利用される内容は、避難時持ち出し控えのようなもので、緊急性は低い。必要な情報は個々人の救急医療用心身情報であり、その部分の準備の発想はなかった。むしろその生活再建情報はむしろ冷蔵庫の方がいい。後日冷蔵庫を探せばいい。考えるべきは被災時個人医療情報でありそれは、「小型化して各人が常時携帯する」ということが要ではないか。(cf.『お薬手帳QRコード版』)ここで注目しておきたいのは、データを誰が使うのかという発想の根本が違うことだ。ハワイ大のシートは、自分らが適切な避難をするためのメモ、発災現場で必要なのは個人医療情報で、利用者は救急医療関係者で、他者だちうことだ。

また発災避難時、ここに、まず一般論ではない「発達障がい児者」の困難が隠れている。それが被災者一般の避難でワークショップが終っていれば、障がい児者を抱える家族には、あまり役に立たない。それを参加者を小グループ化して、障がい者避難の場を設定し、シュミレーションしてみるというところで、面白くなってきた。しかし、その総括場面で発達障がいの困難事例をあげるのだが、安全避難後の課題が混入しており、急性期の事例学習は、時系列にそって整理しないと的が混濁すると思うのだ。身体障がいではなく、発達障がいを取り上げた点で、面白かったのだが、提言が出てこなかったことが、心残りだった。印象メモを系統樹に貼り付ける方式も、行われたが問題はその意見群の評価にこそ宝があるのに、回収しておしまいとか、一部読み上げて終わりというのは、あちこちの会で見受けるが、勿体無いことだと思う。会の時間配分の難。

ハワイの異常気象と水害の紹介ののち、視覚障がい体験シュミレーションが行われた。激甚災害時、視覚障がい者の外出誘導は道の状態が悪く、静穏時の誘導法は避難所室内のような場面で役に立つ程度であって、移動の必要がある時は、晴眼者誘導による車椅子移動をしてもらうのが実践的だ。

ここでは、私とペアを組んだ女性が学生さんだったので、アイマスクは先につけてもらった。おっさんの肌に触れたマスクをつけるのは、嫌だろうなと思ったからだ。案の定立ったが…若干悲しい。身長差があるが、肩に手をあてる方法をやってもらったが,これも手と手を触れるのは、いやなのだろうなとの深読みからだった。予測が当ってしまうと、それはそれでまた悲しいのだが。片目と網膜異常がある私(網膜色素変性症)にとっては、アイ・マスクは取っても大差ないので、

企画が詰めすぎだったのだ。

最後が、13才の守くんと、10才の弟、若夫婦の4人が津波避難で、家庭から避難所まで移動出発するという設定。勿論私が守くん役。エコラリアや、常同行動、突発行動、視覚優先、接触忌避などの行動で、学生さんを散々困らせたが、皆さん、当事者さんとのお付き合い体験がなかったようだった。

私が思うのは、発達障がいの方の居場所作り、避難所外避難者を孤立させない取り組み、食品・水・寝具の避難所外受け渡しというところが当座の要点であり、場の激変からくる自傷などの恐怖の沈静化法などが必要だ。

しかし、それを超えて意義深かったのは、外見から判断し易い身体障がいに偏った障がい者避難の取り上げのなかで、発達障がいを取り上げた企画の価値だ。が、ハワイの発達障がい者避難PJを聞きたかった。

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前川先生、懇話会ゲスト受諾、ありがとうございます。感謝。

●「前川 あさ美」氏 プロフィール
●「東日本大震災における発達障害(児)者のニーズと有効な支援のあり方に関する研究―岩手・宮城の発達障害の子どもたちと家族、支援者への調査から―」

 

★個人安全シートの項目★(Center on Disability Studies,Univesity of Hawaii)

名前・緊急キットの置き場所・防災情報(ラジオ局番・テレビ)・必需品・個人連絡先・友人連絡先 *薬の詳細は緊急キットに入っています。


p.s.母は飽きて、ひとりで早々に帰宅。風呂に入っていた。無念。


夜間傾聴:開店休業

(校正2回目済み)

 

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12/17 明日、懇話会ゲスト候補の**先生に会います

2016-12-18 04:29:40 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/17 記
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年末恒例の庭師登場3日目最終日。松の木が多いので時間がかかる。朝、どうしても就寝2時間ほどで一度起こされてしまうので、眠りが浅くなる。挨拶にこなくてもいいと庭師##さんに言うのだが…。

明日の墓参(三周忌)、午前中は嫌だと母が言い出して、説得するのに時間がかかった。参加者に通知済みなのを急に変更できないことは、分かっていて言っている。要は法事のあと
、私が食事もせずに抜け出すことへの無理難題なのだ。夕方、母と再合流して夕食を食べて帰宅するのだから、**さん(母の友人)宅で、おしゃべりしていてくれと頼んだからだ。老いたなと思う。

ともあれ行かないといいださないことだけは幸いと思わねばと思う。

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懇話会ゲスト候補の大学で行われている防災ワークショップ・イベントにお邪魔してくる。懇話会ゲストが正式に決まる。

**先生に、既に懇話会の紹介資料を作っている。まもなくできる。そんなこんなで、今回は、ここまで。


「これからは「共家事」「共育て」が当たり前に 駒崎弘樹さん」来年会場で、会えるか。

 

●「ニューギニアの地震、日本で津波被害の心配なし」

夜間傾聴:ひとり

(校正1回目済み)

 

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12/16 金曜災害ミニカフェは機器故障再度流れる/災害弱者とは

2016-12-17 05:29:52 | 地震津波災害ボランティア

2016/12/16 記
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日曜日にお邪魔する懇話会ゲスト候補**さんに提供する資料を作っている。次回の「わーくOnline PicUp」の元原稿となるものだ。大きなテーマは、「現時点、要援護者支援の私達が必要な視点とは何か」という洗い出しを記録していくことだ。

復興支援というより生活支援に携わるボラさんと話せるとき、避難生活とストレスという源流から支援活動が組み立てられているが、自分にはもう一層、埋れている層があるように思えることを告げ、被災以前からも健常者の隙間に追いやられている「障がい者」、「介護度の高い高齢者」たち、急な避難に適応が難しく、死の淵を覘いてしまう方々のこと。一見生活維持だけは越えて行けそうに思えるが、極端な人権侵害に曝されている発達障がいや、知的障がい、容貌障がい、認知症や精神障がいいの人々が、平常時に受けていたサービスがなくなり避けたい無神経集団との接触が続くような状況にいる。それに無頓着なのではないか。避難所や仮設住宅を利用できない倒壊自宅生活者をしたり、家族を分断して当事者と母親や祖父母と、自宅再建に奔走する男手が、周辺施設と自宅周辺避難所・仮設住宅に別れて生活している現状など、そういう方々への支援がなぜ消えてしまうのだろうと問いかけた。

応答は沈黙か、助けて欲しければ声をあげればいいという居直り、それは少数だろうという現状認識の甘い応答が返ってくる。さらに話し込めば、それは専門職に任せておけばいいという責任回避に入ってしまう。

cf.
●「熊本地震、避難者約9万2000人、障害のある方は約6600人」(2016/04/20現在・朝日)
●「熊本地震における避難者数の推移と今後の予測について」(財)ダイバーシティー研
●「発達障害の人たちに理解と支援を 避難所で孤立の恐れ」

被災者の避難生活がストレスに満ちており、そこに対する保険的生活支援は必要だ。しかし、そこを一歩踏み越えたところに、成すべき支援があって、そこにどのような支援を行いうるかを考えて行くには、お仕着せ支援は届かない。現場のリアリズムに耳を傾け考えること、これが大切なことだ。少数の特異で困難な方に偏した考えという批判も東日本大震災のときにはあって、説得するのではなく、実態を伝えていく活動を通じて理解者を増やしていくことに撤する必要を感じる。

懇話会の話題は、こうした健常者の背後に隠れている災害弱者の支援を提案するために、現場の経験から考えるという発想を貫く。質問をぶつけた方は、気まずい沈黙の中に陥り、別れるのだが、運動がなければ作ればいいと、私は思うのだが。ボラは片手間、余力参加の思い込みの壁がある。懇話会10回を越えた今、その原点に帰りたいと願い、次回のゲストを選んだ。いい会にしたい、そう願う。会に参加してください。

夜間傾聴:ひとり

(校正1回目済み)

 p.s.金曜災害ミニカフェは、コントローラの故障で再度流会。ボーナスか、サポセンは閑古鳥が鳴いていた。

 

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