湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

「懇談会通信No.004」を今日、本番刷りします

2005-05-31 07:24:52 | 引きこもり
今回は、ヒューマンスタジオの青少年支援セミナーの報告です。
次回、2箇所の喫茶インタビューを書きたいと思っています。これは6月下旬。

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自学教材ヒント集に《ホームヘルパー/介護福祉士の仕事》を載せました

2005-05-31 07:21:17 | フリースクール
--- 今回は「ホームヘルパー/介護福祉士の仕事」。以下を覘いて「ヒント集」を見てください。また「書庫」に移したものもありますから、そちらもご覧下さい。


●自学教材ヒント集《ホームヘルパー/介護福祉士の仕事》

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=tobipub2

 今回は解説をヒント集の方に書く形になりました。ということでご案内のみ。

<追加>関連サイト


●「介護について」(幸子さんのHP)
http://www.fuchu.or.jp/%7Esachiko3/k1.htm

●「在宅介護入門 CONTENTS」
http://www.fukushi.com/nyumon/main.html

●「介護情報ネットワーク」
http://www.millea-kaigo.ne.jp/kaigo/index_shikata.html

●「グループホーム」
http://www.geocities.co.jp/SweetHome-Green/2330/

●「全国痴呆性高齢者グループホーム協会」
http://www.zenkoku-gh.jp/

●「老人ホーム情報館」
http://www.komorebi.org/

●「(社)全国有料老人ホーム協会」
http://www.yurokyo.or.jp/

●「病院・施設・介護関連情報」(老人病院情報センター)
http://www32.ocn.ne.jp/~rojin_byouin_ic/




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藤沢市労働会館のともしびショップ「アズ・ア・バード」(喫茶)にいきましょう

2005-05-30 04:46:03 | 引きこもり
 青少年支援セミナーのついでと言っては何ですが、1Fのともしびショップ「アズ・ア・バード」(喫茶)にお邪魔して、取材兼月例会講師依頼してきました。詳細はこちらの方々に確認を取った上でないと載せられませんが、3人の娘さんが僕の変化球を見事返してくれました。素晴らしい。カレー、大変美味しかった。サポートも見事でした。お話も蓄積を感じさせるもので、頭が下がりました。あせってはだめ。型はめでもない、労働を自覚したものの動きがそこにありました。

 藤沢市労働会館に行ったら、ぜひお店に立ち寄ってください。僕の言葉の意味がわかるはずです。
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5/29 ヒューマンスタジオ青少年支援セミナーにパネラー参加して

2005-05-30 03:51:07 | 引きこもり
 得意の個人メール型ですが(どうやら『懇談会通信ピックアップ』原稿を考えているのが見え見えのような…。)お許しあれ。

---ここから---

 Mさん、お疲れ様。

 青少年支援セミナーだんだん充実してきていますね。部屋いっぱいの参加者、50名超していたのでしょうか?

 二部構成で、「誰のための就労支援か」ということで精神科医の関口宏さんのお話がありました。さすがに引きこもり青年の心情解説はぴたりときましたが、正直言って面白くありませんでした。というのは、就労支援をめぐる当人と周囲とのすれちがいの部分が焦点化していなかったからです。持ち時間が短いから「就労という状況に置かれた当人の心境の代弁」をされたのだと思っていますが。

 従来の心理学の語りは、科学たろうとして常に自分を外部観察者において、現象として症状を語ろうとします。十年前も二十年前も同じことを言ってきたかのようです。実は先日訪ねた金沢も関係者の集まりだったのですが、こちらはその科学細分化の権化のような…。ひとの心はひとの関係の中に不可分に埋め込まれているのに、内的現象にするから不毛なのだと思います。臨床の立場は勿体無いことをしているなというのが私の持論。関口さんを含めて粗方の精神科医の方の語りの構造です。テーマの設定以外、時代性がない、むしろ消しているのですよね。

 スクールソーシャルワークが優れているのはヒュースタのチラシに有るように、

>スクールソーシャルワーク(SSW)とは「正す
>(教育的対応)」でも「治す(治療的対応)」で
>もなく「協力し合う(協働的対応)」というパー
>トナーシップの立場に立って、子どもの最善の利
>益を追求する、福祉分野の援助システムです。

という関係の中に身を置くところです。僕にしてみると「スクール」辺りに違和感がありますが、納得できる活動です。セミナーに、もっとその個性を出してよかったのに。

第二部にとMさんが準備されたパネラー

☆「共育ちプラザ・まんまの自分」の岡島 順子さん
☆「コロンブス・アカデミー」  の尾根山智彦さん
☆「湘南子どもフォーラム懇談会」の変人 飛田
  --- 観客の中に知った顔ちらほら。私のご近所いらしたでしょう?

 この老舗のおふたりの中に、中古の新参者として席を並ばせてもらいましたが、自己紹介と関口さんの発題感想をMさんから求められて、なんとまあ遅ればせ、事前の資料作成のお願いにあった「感想」の意味はこういうことだったのですね。ご指定の3分指定、語るに無理なので破ろうかなと思いつつ、隣の尾根山さんの顔を見るとそうもいかず、まとまりがつきませんでした、失礼。いつもながらのフルスタック、分刻み構成、ばっさりシンプルに、時間の塊、煮るなり焼くなりして頂戴というわけにはいかないんでしょうかねえ。(この辺は性格の差のような気がしますが。僕は型はめ・予定調和が嫌いなんでなのかなあ。)

 さて第二部は「私たちがめざす支援~理念と課題~」でした。3団体のブースを部屋の隅に分けて、持ち時間を二等分して、前半後半、参加者の方々はブース間を移動し、3つのうち2つ話を聞けるという設定になっていました。(まわる団体ひとつ落ちるというわけで。)関口さんに会う目的の方は約半数お隣の部屋へ。「活動関係者はこちらがお勧め」というアナウンスがあったとき、実はパネラーやめて隣に行きたかったのが本音。

 湘南子どもフォーラム懇談会の「多目的喫茶ラピュタ構想」は「回復期の引きこもり青年へのラブコール」なので、現在引きこもりのことで頭を抱えている親御さん向けではありません。

 案の定、だれもブースに来ないし、まあ存在を伝えたのだからいいかと暇に飽かしてお茶を飲んでいたら、救いの女神のお二人さんが別々に来てくれました。ふたりとも行政の関係者の方でした。ひとりは相模原市の関係者、もうひとりはお会いしたことのある県の方でした。これはこれで、オフレコ話もできて面白かったのですが(オフレコ話は僕がしたのです。おふたりさんは私人の面白意見がちらりあっただけです。念のため。)、僕らの構想の語る相手は「既存の活動に参加している当人や親御さん」です。困り果てて相談窓口にいらしている方とは、今求めておられるものが違います。その後の話なので、かみ合わないのです。

 これはホリエモンではないですが「予測の範囲内」でしたが、露骨にばっさりとなると、やっぱりじんわりくるものがあります。当事者の方々との接点はなかなか得られるものではないので、チラシを撒くのは無意味ではありませんが、親御さんにしてみれば、チラシに書いたとおり「荒唐無稽」に映っていたのではないかと思います。セミナーの様子をカメラで撮ろうとしていたスタッフの方を「カメラ撮影はやめてくれ!」と声を荒げた方がいらした位でしたから場違い。岡島さんが、とりなして下さっていました。

 三島のリベラさんのところに、これを機会に神奈川県と相模原市から問い合わせが飛んだら動きが出てくるかなと思いつつ、今後湘南にも取材がくることがあるだろうかと、少々ため息がでました。(といいつつ、藤沢労働会館に折角来たのだからと、懸案の1Fのともしび喫茶アズ・ア・バードの取材をしっかりやってきたのですが。喫茶責任者のTさん、突然、お騒がせしました。)

---ここまで---

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すみません、教材ヒント集間に合いませんでした

2005-05-29 05:14:28 | フリースクール
23時頃、金沢から家に戻ってきたのですが、間に合いませんでした。

ごめんなさい。用件だけを済ませて帰ってきたような旅でした。名古屋の方とか秩父市内の方とかに会いましたが、教員ばかりで地域の青少年育成などというこわばった発想しか持っていない方ばかりで幻滅して帰ってきました。

今日は13時半からヒューマンスタジオの青少年支援セミナーに出ますので、時間切れということでお許しを。

しかし私にしては贅沢な旅でした。いつもだったら夜行バスですから。余談ですね。
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所用で金沢に泊まっています

2005-05-28 04:48:00 | フリースクール
なんとまあ「サンダーバード」に乗ってしまったとは。
今夜帰宅します。

 日曜日、13時半から藤沢市労働会館(南仲通り)で、ヒューマンスタジオ主催の「青少年支援セミナー」に出ます。パネラーやりますから、きてください。ただし有料。\500だったかな。

 ホームヘルパー・介護福祉士の方のBBSを探しています。例の自学教材ヒント集用です。いいところをご存知でしたら、tobita@@mbm.nifty.com (@ひとつ取る)にご連絡ください。というわけで、今日も教材ヒント集は、お休みです。

 スタジオ・イブと連絡が取れました。糸電話楽器Stringraphy 順調なら9/10に湘南で演奏会となりそうです。会場と子育ちファクトリー(言い出しっぺ)がうまくまとまればの話ですが…。

 DVDのデモ版があるそうで、送ってくれます。楽しみ。

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日曜日のヒューマンスタジオ「青少年支援セミナー」の討議資料を

2005-05-27 06:04:14 | 引きこもり
作っていたので、自学教材リンク集はお休みです。以下に、資料を転載します。


---ここから---

「湘南子どもフォーラム懇談会(世話人会)」(この指とまれ)

《理念と現状》
 先日、茅ヶ崎市協働まちづくり研があって、そこでも「会の理念」を語るようにと要求されました。しょっちゅう聞かれます。しかし、決められた入れ物が有って、それがいかに充足されたかというスタティックな運動の構造を取っていないので、困ってしまいます。「理念実現の過程=活動」と考えてはいないのです。例えば、心身障がいの家族の活動は必要に迫られて形作られます。それを社会的弱者救済とか人権確保と言った瞬間に、お仕着せの服を着せられてしまいます。「いま・ここ」を常に活動は抱え込んでいるし、その変容は基準で裁かれることではないのです。

==『子ども支援団体の交流』と『ハンデの有る青年の地域就労支援』==
 「湘南子どもフォーラム」は、子ども支援団体の地域交流会。「知り合いの海をひろげる」緩やかな交流を求めるものでした。「一緒にやれるところで、一緒にやる」という活動は、昨年11月のフォーラム&文化祭で提唱されたものです。理念というえば、こんなところじゃないでしょうか。

 日本の青少年の状況の先端を表している不登校・引きこもりの青少年の現状は、従来の活動との関連の中で次の質的な充実を求められています。モラトリアムのような形で「いま・ここ」を常に価値先送りされてきた青少年にとって、従来の学校は、丸抱えの時代的な限界を持つようになりました。これを超えていくものが「青少年の社会参画」です。特に企業就労によって自活力を持つよう単一無二の要求の中で挫折を繰り返している引きこもり青年が、地域に自分のビジョンを描けるような動的な環境を生み出していくことが要求されています。受容者から実践者への転換のステージが求められています。

 フォーラムの活動の領域が、この時代要請に応えて「引きこもり青年の就労支援」を抱えたために、「世話人会」である「懇談会」は、学齢期重点に活動されている「あねもね」と課題分担をしています。ですから活動は二系統あります。あえて理念の形にすれば…
1) ひとつは、心身障がい児者の日常と、引きこもり青少年の生きがいとを社会参画をキーワードに結びつけた多目的喫茶&せんべい製造の起業拠点作り。
2) もうひとつは、地域の子どもの健全育成と社会参画の緩やかな出会いと交流を企画推進。
  ----- 懇談会は、こういうふたつの活動をしています。

 2)は、現在、懇談会の秋の演奏会構想と「子育ちファクトリー」のOさんの養成が合致する形で、9・10月頃のStringraphy(糸電話楽器)演奏会の準備が進められています。予約が半年前なので、日程調整を演奏家集団と行うところです。演奏を楽しむということもありますが、演奏会の準備と会場に生まれる出会いを企画しているのです。

 1)は、不登校・引きこもりの活動の現状打破を狙っています。障がい児者を積極的なパートナーとしつつ、協働の場を地域に作れないか模索しています。4/23には心身障がい領域の活動をしている親子と、引きこもり領域の当事者・活動関係者の顔合わせを、相模湖ピクニックランドへのバーベキュー・バス旅行を企画しました。20名余の障がい領域の参加者と飛田が、市のチャーターしたバスに乗って、何はともあれスタートしました。2005年1月からは、月例会のなかで「製造部門を備えた多目的喫茶」の構想を検討しています。この喫茶の運営に引きこもり青年の参加を行おうとしています。現在は夏期の企画として、プール遊びのサポートを考えています。

 特に1)は、静岡県三島市のNPO「リベラ」の先行事例があり、この協働喫茶と「リベラ」の活動を見てきました。月例研に経験交流をしてみようと準備中です。「懇談会通信ピックアップ」(月2回)を発刊し地域のサポセン・推進センター・行政課・ボラセン・保健所に置かせてもらっています。茅ヶ崎市のサポセンが主催する、市との協働事業を提案する「茅ヶ崎市協働まちづくり研(WG-2コンテンツ作り)」に参加し、行政との接点も探り始めています。製造部門の専門家がいないので、言いだしっぺ原則に基づき、飛田が製菓専門学校生になります。6月から通信制をスタートします。
《感想と今後の課題》
 とにかく引きこもり領域の青年たちとの接点と対話が必要です。コロンブスがアトリエ・コロンブスを立ち上げたような自己展開力がフォーラムにはありません。「この指とまれ」型の活動の賛同者獲得の運動が必要です。       (飛田・記)

---ここまで---

前置きは、ヒュースタから「理念と現状」「感想と今後の課題」という枠組みの請求があったので、問いの立て方の違和感を表明したものです。要するにフォーラムの活動はウェブ型なのです。
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茅ヶ崎市協働まちづくり研(WG-2)に参加して

2005-05-27 05:57:46 | 引きこもり
昨日は茅ヶ崎サポセンで「茅ヶ崎市協働まちづくり研(WG-2)」の第二回会合があった。
WG-2 とは、ワーキング・グループの中で、市民運動側から企画提案の中身を検討するグループのこと。今回の参加者は以下の通り。

リーダー:S氏 ちがさき地域通貨C-リンググループ
サブリーダー:O氏 福祉ネット湘南村

N氏 子どもサポート・あねもね
N氏 30人学級を実現させる茅ヶ崎の会
U氏 ちがさき自然エネルギーネットワーク
M氏 湘南心の電話
私  湘南子どもフォーラム懇談会
Y氏 アイボランティア・サポート(欠席)
F氏 防災を考える会
M氏 茅ヶ崎市市民活動推進課(欠席)
Y氏 文教大国際部主任講師(欠席)
A氏 茅ヶ崎市市民活動推進課・NPOサポートちがさき
I氏 NPOサポートちがさき

今回は自己紹介と問題意識の刷り合わせ

結局、一巡だけで時間が来てしまった。
グループの細分化を行い、教育系の中に参加することになった。
「ラピュタ構想」のプレゼンは通ったが、さてどのような協力関係をつくるか、課題が残った。土曜日夜に全体会があり、今回の話が報告される。当日、私は金沢にいるのでパス。悪い方向に動かねばいいが。

ニート・引きこもり・不登校関連の提案は、必ず盛り込まれる。しかし「ラピュタ」は、まだ資料配布どまり。会員が膨らんでこないと、無理。ここがふんばりどころになっている。

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ドロノワ倶楽部あねもね陶芸WSに参加して

2005-05-26 05:38:11 | 不登校
 小1の子が参加した。中高生を相手にすることが多かった僕にとって、小学生とはこんな時期の子たちを含んでいたのだなと改めて思った。「湘南子どもフォーラム」は、青少年を中心に下は乳幼児を含んでいる。統一した企画では包摂できない幅である。

 その子はおばさん集団にすぐに打ち解けた。しかし、おっさんには身を引いてしまう。少々悲しいものがある。この辺をジャパンフレネの木幡氏は、ガキ大将方式で乗り越えていく。しかし、悲しみの中にある子まで、届いてはいない。これは時間が要る。

 帰りには挨拶できるところまで行ったから、上々と勝手に思っているが、内心ほっとしている。中高生や大人たちと同じ企画ではかわいそうに思った。人形や具象物を使って物語を表現するのも特徴。椀や花瓶作りとはエネルギーの質が違う。

 次回までの宿題が僕に残った。居場所を空けていかなくてはね。

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自学教材ヒント集に《回転ゆで卵とラトルバック》を載せました

2005-05-26 05:21:24 | フリースクール

--- 今回は、以下の自作教材ヒント集の解説です。

●自学教材ヒント集《回転ゆで卵とラトルバック》

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=tobipub2



 今回は飛び込みのテーマとなった。「洗濯機の脱水槽で回転体を見る実験が出来ないか」という話をまとめている最中だった。関連サイトがないので腐心していたところで記事を見たのだ。

 岩波の「物理の散歩道」(ロゲルギスト著)の記憶が甦った。しかしこの証明が科学番組かなにかで、わかりやすく解説してくれたら、玉子・コマ教材がまた多彩なものになるだろうと思った。

 僕はブーメランの話で紹介しようとして、ページ容量不足で割愛した「ラトルバック(Rattleback) 」や、おなじみの「逆立ちコマ」のこと、そしていわゆるガチャポンのタマゴ型プラケースのことを連想していた。結構楽しい授業が作れそうだなと思いつつ、とりあえず「ラトルバック」の製作法の話を書いた。本編は証明と教材が結びついた時点で書き直すつもりだ。

 粘土に釣りの鉛のおもりを埋め込んで、回転の様子を記録するのも面白いかも知れない。ただ埋め込みは、実はまだやったことがないのだ。

以上
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TOTOドロノワ倶楽部第4水曜日のWS

2005-05-25 04:52:44 | 引きこもり
 昨日、辻堂「ぽれぽれ」でスクール・ソーシャル・ワーカーの中西さんとあった。ある子育て団体のOさんの呼びかけで、秋口、湘南を会場に子ども向け演奏会を開こうという話が始まっている。それを「湘南子どもフォーラム」で実行委を組んで行おうと思っている。その企画の調整を「ぽれぽれ」で話し合っていたのだが、どうやら始まりそうだ。糸電話楽器Stringraphyを考えている。今度のヒューマンスタジオ主催の「5/29青少年支援セミナー」の終了後、藤沢で話し合いたいと思っている。

 今日のTOTOドロノワ倶楽部の陶芸WSの昼食会のときも、その話を出す。ただここ数回、小学生の不登校の子たちが親子参加してきているので、事務的な話で疎外してもいけないので、ことはまとまらないだろう。粘土を練る。その時間の価値を守りたいと思う。

 一方、就労支援と結びつけた方の話は、明日木曜日、茅ヶ崎サポセンの協力で、茅ヶ崎市の協働事業研のほうで、モデル事業のひとつとして取り上げてもらえないか追求する。土曜日の協働まちづくり研全体会に持ち出す提案をまとめる。なんらかの形で、引きこもり・ニートの関連事業は動き出すと思う。それが「ラピュタ構想」とリンクしてくれることを願う。今日はその会合の資料作りが課題。中西さんも市の適応指導学級「あすなろ」との連携を追及する件で動きを活発化させている。これも提案に組み込めるといいのだが。


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自学教材ヒント集に《ロウソクから拡がる世界(番外編3野外活動とロウソク)》を載せました

2005-05-25 04:29:56 | フリースクール
--- 今回は灯火と文明の話。ラスコー洞窟壁画などの話題です。以下を覘いて「ヒント集」を見てください。また「書庫」に移したものもありますから、そちらもご覧下さい。


●自学教材ヒント集《ロウソクから拡がる世界(番外編3野外活動とロウソク)原始のあかり(ラスコー壁画)》

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=tobipub2

 今回の話は、火(炎)を感じ取る話だ。ホタルを探そうと、懐中電灯を振り回し、おしゃべりしながら探している、その愚かしさ…そのうちは見つからないのと似たような、ニュートラルな心の視界を取り上げている。ひとりだからこそ見えるもの、感じ取れるものがある。それはその人を自分たらしめる大事な体験なのだと思う。

 懐中電灯を闇の地面においてみるといい。ふたつあれば、少し離して向かい合わせに光をだしてみる。するとそこに地面に引かれた光の線がみえるだろう。昼間、棒で地面を擦るようにして作った線と様子が違う、ひきつけられるような能動的な線を感じ取れると思う。たったこれだけのことなのだが、じっと見つめていたい線がそこにできるのだ。ロウソクは、ゆらぐ。だからより複雑な心象の世界が見えてくるはず。その神秘さを宗教に結びつけるひともいる。ただそれを見つめていればいいのに、余計な解釈をつけなければ安心できない心の安っぽさよ。

 --- 以下は、前から続く授業書から引用する。

ネイチャーゲームという野外遊びの一群がある。五感をフルに使って、「自然」と出会う狙いを持っている。山野を広場に、樹木を遊具に利用するという、街の遊びを山野に持ち込んだ従来の野外遊びとは一線を画している。

 ネイチャーゲームには、「視覚絶ち」のゲームがいくつかある。ひとは状況認知を視覚に頼っている。その視覚は他の感覚を抑圧しているために、視覚を絶つことによって、聴覚・触覚・嗅覚が解き放たれていく。その新鮮な感覚によって自然の声を聴こうとする。

 この「視覚絶ち」と同様の働きをするのが「闇」である。火は夜に光をもたらせた。火はひとの存在をあらしめた。しかし電灯の光は同様の働きをしているのだろうか。電灯の光は昼を引き伸ばし、ひとの営みを中断させる闇を駆逐したが、点光源・熱源の火の「光と影の役割」を喪失してしまったのではないか。

 ロウソクや焚き火の炎は、闇の中に人間のテリトリーを作ると同時に、太陽のかけら、地の怒りに連なるものとして、その揺らめきが汎神論的な生命を連想させる。

 ネイチャーゲームには「サイレント・ウォーク」「カメラ・ゲーム」という優れたゲームがある。それと比較すると何とも洗練されていないゲームではあるが「闇の中の黒い鍋」というネイティブ・アメリカンの風習から生まれた儀式のゲームがある。

 山野の夜の闇は圧倒的な迫力を持っている。そこに小さな炎をおくことによって、存在を誇示した小さな集団が生まれる。草むらから、仮想の鍋を取り出しそれを地に返す儀式だが、闇の力を借りて一日の記憶をたどり返していく。その中の印象的な自然との出会いを鍋に語る。印象的な出来事を鍋に語る。

 子どもの魔術的な心の世界は幼児期を過ぎて失われてしまったかのように見えるが、このゲームは情念的な世界として心の底に脈打っているのを見出すことにもなる。会話をせず、最後に静かに散会するのがコツとなっている。

 LDの子たちの中には、五感のひとつが突出して鋭い子たちがいる。この子たちには少し刺激が強すぎるようである。事前にわかっていたら、加減してやるといい。テントの中で押しつぶすような闇と静けさにまんじりともせずに夜明かしした幼い体験はないか。それと同様に周囲をピュアに感じ取っているように思われる。

 関連資料は古代の「光と闇の関連サイト」として「ラスコー」「アルタミラ」の関連サイトを選んでみた。画像的な価値の大きなサイトを心がけたが、内容も大人が見ても色褪せない考古学美術史などの発展経路を持っている。
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授産施設関係の実践例を探りなおしています

2005-05-24 06:24:31 | 引きこもり
 どこに基準をおくかということが問題化されているが、実際は仕事を取ること自身が難しいという厳しい状況が制約をかけている。引きこもり青年との共同作業の場合、彼らの実現可能性の部分にすっぽり障がい者の活動が入るかというと、ずれている。ここは大事なことではないかと思う。

 リハビリのための労働というのも落とし穴。その労働自身が自己実現の過程でないというのは、おかしなことだ。協働の姿を模索していくこと。

----

 煎餅が一部濡れてしまった。炊事の湯気がまわったためだ。置き場がシビアだ。あと1日。

----

 朝日文化事業団の「自閉症カンファレンス」の申込メールアドレスが間違っているのではないかと不安。「l」と「1」が新聞活字では読み取りにくいのだ。再度メールを出した。

----

丸山さん依頼の討議資料原稿がなかなかしっくりこない。僕のやっている運動は、遊びの構造と同じで、目的に向かって実現する構造を持っていないからだ。なにやらシンポが窮屈そうな予感。悠々学舎の彼が壊してくれるか期待。

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自学教材リンク集に《ロウソクから拡がる世界(番外編2気流と炎の灯り)》を載せました

2005-05-24 06:04:00 | フリースクール

--- 今回は、以下の自作教材ヒント集の解説です。

●自学教材ヒント集《ロウソクから拡がる世界(番外編2ロウソク気流と炎の灯り)対流おもちゃ他》

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=tobipub2




 今回の話は、前回に続きかけこみ企画になってしまった。未整理の部分をお許しあれ。内容は
二系統ある。

 ひとつは「対流」に注目した教材だ。線香の煙をロウソクの炎に近づけると煙は急上昇する。点火した走馬灯の構造に光を当て、白い壁に投影すると、気流のゆらぎの影を見ることが出来る。味噌汁の味噌の雲が対流を起こす様も同じことだ。

 ただこのモデルには注意がいる。板倉氏の仮説実験授業のテーマにも取り上げられている「空気の発見」ということ。空気を水と同じような既知の存在として扱うことは注意が必要だ。

 また対流の起きる理由を求められたとき、分子レベルの話になった瞬間、経験世界からジャンプして、知識が脳裏にこもってしまう。風呂の湯が上が熱くて下が冷たい例をだせば、いいのだろうがそうすると、なぜ対流がおきて「いない」のかという話にもなる。風船に封じ込めた空気が湯の中で体積を増すという実験から密度のマクロレベルのモデルをたててもいい。そこから軽い空気(水)と、重い空気(水)を考えてもいい。

 もうひとつは、これはある理科教員の話の中で取り上げられた話ではあるが、南半球では排水口の渦が日本とは逆になるという嘘の話、「コリオリの力」の話だった。地球気象レベルでは、「コリオリの力」は影響するが、排水口レベルの渦では環境の影響力の方が大きくなってしまうので無視できるという話だった。つまり味噌汁の「雲」から気象現象へと飛躍するには、規模のモデルを保証する何かが必要かもしれないということだ。

 鍾乳洞の中に入ると、曲がった小鍾乳石群に出会うことがある。これは地表との温度差によって一定の方向から風が吹き続けたことによって起きる現象とされている。コンビニの出入口の暖冷房の風は、夏と冬とによって風の流れ出し方が違っていた。今は自動扉があるので、明確な結果が出にくいが。

 また、地下のプルームとプレートテクトニクスに話が紛れ込むといっそう話が厄介になる。学校理科からは深入りが閉め出されてしまった分野でもある。


 このように一系統は「熱伝導と対流」をめぐって、発展をみていける方向があるが、ローソクを中心に話をたてたために非常に中途半端になってしまった。

 もうひとつの系統は「文明と光」のアプローチだ。こちらは照明から歴史へ、光と影の効果から美術工芸へという道だ。

 僕のたてているこの自学教材ヒント集は、学校教育を前提としていない。中高生世代を中心にした独学と地域共学のすすめとして書いている。だから自分の手で掴み取ることにアクセントをおいているし、将来の職業を垣間見るような嗜好の強いものになっている。しかしその世界の広さや深みのあるものを選択はしているつもりだ。

 次回は「野外活動とローソク」の話題だが、ここから抜け落ちているひとりの子どもの声がある。ローソク授業の中で、「火には明るいのと暗いのあるけど、どんな光が明るいの」というランタン作りの最中の質問だった。ここから色温度や炎色反応の方に話をひっぱることも可能だ。火を集め比べて見るということも面白そうだ。未整理のため今回は割愛したが、コメントを頂戴できたら嬉しい。

 またローソクを使った工作の分野も取り上げられなかった。
  あぶりだし/絞り染め/撥水加工 etc.
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やりながら考える(シュミレーションを安定させること)

2005-05-23 06:07:59 | 引きこもり
 市販の上新粉を熱湯で溶いて餅を作った。これを貯め水の中で浸したら、餅が緩んでしまった。熱湯でα澱粉化させるところは、プラスチックのボウルでやったが、湯を大量に沸かすことにして成功した。上新粉を撒いたまな板の上で団子にし、手のひらで延ばし、網の上に粉を振った日本手ぬぐいを置きそこに餅をならべた。なんとも不ぞろい。今日はこれでおしまい。寝かせに入った。さてさて…。

 母の古い友人が突然訪ねてくる。東京の蔵前近くの出身。手焼き煎餅の製造元を聞き出そうと近づいたら、洋食ばかりとかわされて、挙句の果てに江ノ島を案内させられてしまった。結局、今日は餅作りのみ。煎餅作りは焼く前の長時間乾燥加熱の「ほいろ」という工程が必要。一般家庭で5~6時間火を絶やさないというと、冬場のストーブくらいだろう。ここをどうするか。夏日天日干しで越せるだろうか?試行錯誤中。

 ジョブコーチの志賀利一氏たちの作業所作りの資料を当たっている。例え1通の封書を送る場合にしても、

1)封筒・便箋・筆記用具の準備・購入
2)構想・記入
3)吟味
4)便箋を折り
5)封筒に入れ
6)封をする
7)切手を貼って
8)投函する

というようにいくつもの工程が合わさっている。この分割と、その部分を担当する者が全体をいかに共有するかという、二律背反を内包した位置を確保する切り分けとデザイン。障害の状態によっても作り替えが必要。事例を踏む以外ないのだろうか。経験者と話したい。

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