湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

茅ケ崎市協働まちづくり研全体会フィニッシュ?

2006-01-31 05:14:24 | 引きこもり
 昨日は茅ケ崎市協働まちづくり研の全体会があった。協働まち研は茅ケ崎市の協働事業推進条例に基づいて、市民活動が行政と協働するしくみを検討する会として1年間活動をしてきた。あと全体会が1回、そして4月後半に最終の公開発表会で一区切りとなる。

 私たちが提案してきた「湘南版(民間版)ジョブカフェ」は、他の4ケースと同様、具体例を通じて協働事業を実現するモデルケースとして検討されてきた。

 4月末には、その過渡的なステップを含んで紹介することになる。そのとき、「厚労省+市産業振興課のキャリアナビとの連携(ハンデキャップを抱えた方の就労相談・ピアカウンセリングの勧め・セミナー参加など)」と、「就労支援湘南実務者ネット」が公開される。

 新年度は、これらに踏まえて茅ケ崎市の行政の側から、協働事業の提案がなされ、今年の年末、お互いの合流が試みられる。そして2007年度から実行に踏み出すのだが、この長いスパンの企画にNPOとして耐えられるのかということも問われる時期に入った。正直言って行政のテンポ1年先送りは強烈なパンチだった。

 全体会は、これらを見通し、検討3グループが「しくみ」と「実践例」の2グループに統合されることになった。これは効率化という点では確かにそのとおりだが、「実践例」が逆に尻尾きりになる可能性があるのではないかと危惧する。

 会が終わった後、いくつかの会の代表と話し合ったが、行政の力に頼ってことを成す傾向が強く感じられ違和感を感じた。行政はぶらさがる相手ではないと思うのだ。私たちの自力の活動の延長で、壁を超える手助けと考えているから、協働事業といいつつそれほど期待していない。過渡的な方針とは、目的を貫くために生き抜くために設定した行動指針であって、行政がしらんぷりしても生きていくしぶとさを根付かせるものだ。

 今回は「静岡市」「北九州市」「福井市」そして「仙台市」「我孫子市」のしくみが比較対照され、特に「共同プラットホーム」の話が検討されたのだが、「入れ物」に流れ込む市民活動のエネルギーや協働する行政のパワーが見逃されているようで、私は形式論議ではないといいきる気にはなれない。いつもそこがぼっこり抜け落ち、行政好みの活動がそれを利用し、あとは関係なく自分の活動を展開していくだけだからだ。その場合、行政は少なくとも「邪魔しないで下さいな」という範囲に収まってしまう。

 しらけと可能性を尽くす義務感のようなものが、この1年間払拭し切れなかった。ここで大事なことは、提案されたことから、類似の活動がなぜ生まれてこないのだろうかという懐疑がある。私は状況がそんなに甘くはないのだと思っている。しくみが出来ても私が取り組む世界は、極めて保守的だし、新たに提案されていることは、接木のような提案であって、いまここの抱える困難を解きほぐしていく内容になっていないように思っている。こういう状況では、受け皿が出来ても資金は欲しいが何かを一緒にやろうということにはならないと思うのだ。

 質的に見通しのきく活動が出て来てこそ、協働事業は膨らむ。焼き直しではない元気の出る新たな形が求められていると思っている。

 次回の協働まち研全体会は、3月13日(月)18時から、茅ケ崎市市民活動サポートセンター(通称:サポセン)で行われる。

 今年度最終の4月発表会は、市長と行政との懇談会となるという。市長はあちこちの市民団体と対話している。その意味で、だからどうなのという気分。特別のご褒美ではないし、期待もしていない。

p.s. 懇談会通信ピックアップNo.013が出来上がった。「実務者ネットが出来た」これがトップ。ML勧誘をした。裏がストリングラフィの呼びかけ。明日から配達を始める。
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実務者ネット講演会の人選をあれこれと

2006-01-30 04:12:07 | 引きこもり
 昨日は久が原1件、大井町を蒲田で合流1件と、出前講師で回ってきました。コーヒーは、もううんざり。藤沢で下車して買い物。推進センターに寄る間もなく帰宅。西野さん(川崎たまりば)たちの連続講座企画をチェック。

 就労支援湘南実務者ネット講演会の自前持ち回り講演会の企画と、招待講師の選択、キャリアナビのセミナー提案の講師設置をあれこれ考えていた。

 西野さんのところでやる連続講演会の中西新太郎氏(横浜市立大学教授)とか楠原彰氏(國學院大学教授)は、学齢期の子ども状況に焦点をあてた人選だ。就労支援となると玄田有史氏とか小杉礼子氏などになろうが、講師料も先方の好みも無理がある。そこで地元の団体から講師を選択していくことにした。

 考えてみると何人か候補があがる。公開は依頼調整後にするが、いずれも持論のすっきりしている方だ。あとハローワークとか、ヤングジョブスポットよこはま、茅ケ崎市キャリアナビ担当の方・市障害福祉課担当などの招待講演もやりたい。こう考えてくると結構面白そうだ。

 しかし私だけが面白がってもしょうもない話だから、狙いをかっちり引き締めた掛け合い方式がいいかなと思ったりあれこれ。

 帰宅時、国道一号線上の「菱沼」で降りたが、バス停の八百屋さんのジュース自販機がない、あらら八百屋さん閉店のようだ…と、次々に小経営店舗閉店の厳しい状況を見ていて「面白そう」はないだろうと思いつつ、障がい者の就労状況を見れば「面白い」で居直る以外ないなとも思う。

 初回、あねもねの中西拓子さんだと、元気より癒されてしまうからまずいぞとか、しょうもないことを考えつつ、どうやら数名に対象が絞られた。懇談会通信ピックアップに載せる前に、実務者ネットMLに相談することにした。

 西野さんところの講演会のお二人は、県青少年プラザでも講演した方々だ。最後の斎藤次郎氏&西野博之氏の組み合わせの方が面白そうと思いつつ、当日神奈川Aの氏家さんの講演とダブってしまった。斎藤次郎氏は昔、湘南台体育館でベンポスタ共和国サーカスでお会いしたことがあるが、あとは雲母書房の出版活動で間接的に追っていただけなので、会いたいなあと思いつつ、「今を生きる」の「今」が、就労支援の場のデザインの鍵だとも思う。やむなし、再企画に期待しよう。

関西に戻られる前に、中邑賢龍氏も捕まえたい。(失礼、高いだろうなとも思いつつ。)

 うーん、市のげんき基金、絶対いるなあと再認識。

 これを読んでいるP君、Z君、駒沢から茅ケ崎に話をしに出てこないかい。今度の面会のとき、ドーナツひとつおごるから。
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就労支援湘南実務者ネット(第1回)レポート

2006-01-29 04:29:19 | 引きこもり
 27日の山場を越えたので、昨日はどっぷり睡眠出来ました。東京の知人のいる塾の周辺の関連諸団体も、今回の動きには注目しています。しかし、今回は必要最低限の出発となりました。ことはそう簡単には動かないぞということです。水面下のことは、ま、地域の現実ということで…。参加者9団体11名。

 実務者ネットは

正式名:就労支援湘南実務者ネットワーク(略称:実務者ネット)

として発足しました。

湘南子どもフォーラム懇談会
茅ケ崎・寒川やまびこ
ドーナツの会
翔の会とれいん
湘南福祉センター下宿屋
子どもサポートあねもね
湘南おやじの会


--- 以下今回欠席次回より。

手をつなぐ育成会ウィズ
ふれあい学園リハビリテーション専門学校(個人参加)
こどもサポートあねもね
他・個人参加> 4名

です。今後メーリングリストなどで意見交換を行います。

今回の話は、障害者自立支援法下への移行の中、


☆さまざまなハンデキャップを抱える青少年の自立促進的就労支援

☆地元関係団体の領域を超えた交流(緊急時のセフティネット待機を含む)


を2本の柱としつつ

★茅ケ崎市産業振興課
  厚労省キャリアナビ就労相談
   軽度障害関連就労相談への連携サポート
    市セミナー参加

★湘南版(民間版)ジョブカフェ実現バックアップ
  ケア・パートナーによる
   喫茶・製菓活動・就労しゃべり場等

★回り持ち講演会(隔月)兼、就労支援関係者講演会(隔月)開催


を行っていくことを話し合いました。

 ここで特徴的なことは、


 ニート・引きこもりの磁場として彼らをスタッフ的に
  参加促進し、まずは福祉分野の接点を形作ること。


 従来の専門家指導下の親主導による治療活動の時代的
  な限界を超える当人の自主活動をチームを組むこと
   により促進すること。


この辺に特徴があります。

 教育活動が学校にこだわり、障がい者の活動が親の庇護に封じられるように、青年期の活動をそことの張力を保ちながら自立・社会参加する課題をネットの課題としていることです。

 当座は軽度障がいの方の活力の活かせる場を拓き、関係者(当事者・家族・支援者・行政・地域など)へと影響を拡げていきます。そのためにも、私たちの活動は「ひとの中」に活動の場を根ざしたい。隔離された施設の中に場を求めるのではなく、ひとの交流の中に活動を描きたいと思います。

 次回の実務者ネットは

3月10日(金)19時~(場所未定)

です。


 当日は

1)講演会(4~6月)の予定
2)就労関連見学(三島市リベラを予定)
3)茅ケ崎市げんき基金申請の報告
4)キャリアナビ・セミナーへの提案
5)ストリングラフィ演奏会(ライブ)の活かし方
6)ネットの耕し方(飛田提案)HPナビから
7)etc.

です。ご覧の通り「外側」活動です。「交流」や「自主活動」が出てくるまでには、まだまだ時間がかかります。

 行政関係者の個人的覗き奨励活動も推進して行きましょう。

(つづく)


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就労支援湘南実務者ネット発足

2006-01-28 06:28:13 | 引きこもり
全然、盛会ではなかったけれど、最低線の発足はできました。
MLを作りました。クローズのMLですが、進展が期待できます。

ML作っていたら時間になってしまったので、あとでレポートします。
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神奈川フリースクール・フリースペースNPOネットワーク会議に参加し(時間…焦り)

2006-01-27 03:30:17 | 引きこもり
 今スライドを焦って作っています。> (^^; これね。

 日が重なるもので、昨日は「NPOフリースクールフリースペースネットワーク会議」なる今までとどこが違うのかよくわからない県レベルの会議がありました。県下の不登校・引きこもり・「非行」などの生き難さを抱えた青少年の自助・支援活動をしている主な団体が、県青少年プラザに勢ぞろい(30名強位かな)してネットワークを作りました。お馴染みの顔がずらり。

 僕の隣はリロードの大沢さん、あねもねの中西さん。ひとつ置いてアンガジュマンよこすかの小柳さん。

 この間の「懇談会通信ピックアップNo.010~012」の抜粋集を、藤沢の推進センターでスタッフの高橋さんと印刷機を「叱咤激励」しながら刷りました。ドロナワ仕事で表紙が挿絵位入れたいところなのですが、残部は、実務者ネットに持ち込みます。ストリングラフィのチラシとともに、会場には50部ずつ持ち込みましたが会終了時、だいぶ残っていたようです。残りは県青少年サポート課とネットワーク事務局で解決してくれるでしょう。

  
 実は呼ばれたのは「湘南オンラインフレネ(SOF)」としてだったのですが、「湘南子どもフォーラム懇談会」の登録をしました。連絡先は私と上杉さんのところ。上杉さんのところにも、聞き慣れない団体などからの連絡が入ることも出てくると思います。

 丸山さん、入院から復活。だいぶやつれていますが、二次会に残る位だから大丈夫と見た。

 会議でかなりの種類のパンフレット類が集まりましたので、27日に見てもらおうとおもいます。丁度良かった。

-----

 適応指導学級に通う不登校の子達の親御さんの連絡網にストリングラフィのチラシを撒いてくれるそうで親御さんにチケットとともに手渡します。上杉ポスター、教室に貼ってくれないかな?金さんチケット27日に宜しく。

 
--- 以上

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湘南東部を見通した就労支援湘南実務者ネット(27日)のスライドを作っています

2006-01-26 06:16:48 | 引きこもり
ドロナワです。今回は書き込みパス。

ストリングラフィ湘南実行委チラシ配布中。
関心のある方はご連絡ください。
tobita@@mbm.nifty.com 飛田まで(@ひとつ。取ってください。)

喫茶候補地?問題多いが交渉開始。

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ジョブコーチの小川浩氏の講演と視覚機能訓練士守田好江氏の講演から

2006-01-25 05:45:16 | 引きこもり
 ここ数日は活動の山場。特に昨日は、ジョブコーチ・ネットの小川浩氏が茅ケ崎で講演をするという、大事な意味合いを持つ会合が百数十名満席の状態で行われたことは心に留めておきたい。障がい者就労支援は、今必要とされる課題なのだ。

 小川氏の講演は実例をたどりつつ、ジョブコーチの仕事と基本概念について語ったものだが、その中で注目すべきことは「ナチュラル・サポート」として語られた就労現場の状態のふたつのことだ。

 ひとつは、技能訓練を施し、これでよしとして職場に送り出した当事者が、職場環境の様々な暗黙の調整を理解できずに不適合を起こすこと。ロボット工学のフレーム問題ではないが、あらゆる事態を準備して身につけておくという方法は破綻してしまうということだ。ジョブコーチが就労現場に寄り添いマッチングを行うことは、その意味で非常に貴重な仕事となることだ。

 もう一点は、自閉症スペクトラムの当事者に行うTEACCHの構造化のように、作業の骨子を明確化して作業をすることをもって、当事者の就労のパッケージを作っても、現場の作業は繰り返し生成を続けるために、当人自身も想定された環境を「はみだしていく」ことだ。紹介された美容室に就労した高機能自閉症の女性の例などは、みごとに彼女は自分の仕事に「慣れ」いわばアドリブが効く状態に変化していたのだった。この段階ではジョブコーチは既に職場から離れ、時々訪問巡回をする程度になっている。マッチングを終えた後、職場が実は変わっている。彼女は受け入れられているという具合に、周辺もまた受容が行われているのだし、彼女は支えられているのだ。職員の中に彼女の理解者がいれば、それは更に膨らんでいくだろう。固着する自閉症の特性を前提に絵を描くことの危険性を浮かび上がらせた事例だった。

 しかしジョブコーチの人数は少なすぎる。派遣され巡回している神奈川県の施設のジョブコーチは5~6名というのでは、話にならないだろう。社会福祉法人が抱えるジョブコーチとともに研修が行われているが、支援費などの特典は公共の施設職員か社会福祉法人職員以外には出ない。NPO法人の就労支援活動の中でジョブコーチ的な役割を果たそうとする者に対する保証は何もない。ただ研修は実費で受けることが出来るというだけで、資格にも繋がることはないのだ。私の場合はまさにそれに該当するわけだが、ぶらさがるのではなく自分の足で立つために、そこを超えていかなければならないのだ。まずは製菓職人、そしてジョブコーチ、加えればキャリアカウンセラーであったほうがいい。50代の発言かなとも思いつつ。

 小川氏と、講演後挨拶がてら、湘南版ジョブカフェの資料を手渡した。これから電機神奈川の湘南就労支援センター(茅ケ崎市浜竹)とは交流する機会も増える。知恵を借りることも出てくる。そんな挨拶話を交わしてきた。志賀氏には既に紹介をさせてもらっている内容だが、近々仲町台センターの共同作業所を見学させてもらうつもりなので、再会は早そうだ。

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 夜は川崎で行われたLD懇話会の講演会。軽度発達障害と視機能の関連は最近クローズアップされている。最近も湘南こどもネットワーク主催の講演会で、「発達生涯と視覚機能」というテーマの講演会があり、かわばた眼科の川端秀仁氏の話を聴いたばかりだ。今度は視能訓練士の守田好江氏の話。今回は訓練に使われる様々なツールを見せてもらった。視覚機能の異常の早期発見法とともに、いわゆるプロとの繋がり方の側面のうち、障がいを抱える人たちと接する私などが持っていたほうがいい知識を、概論の形ではなく実践的な場面の頻度を踏まえた形で語ってくれた。

 私が出会った子の中には、3本等間隔に引かれた直線が数えられない子がいた。この子は「間」を数えたり「境」を数えたりして混乱していた。多重に重なる絵の抽出にも困難を示していた。当時中1、通常学級に在籍していた。この子は今、大学生。しかし空間認知の困難を持ちながら就職できる職種は何なのだろう。そういうことを考えると、職種を私などはもっと広く具体的に知っておく必要がある。

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 サポセンで改訂版(2/2実行委紹介版)を刷った。今日、市役所関係に追加配布する。LD懇話会の最中、県青少年サポート課の岡本さんから電話が入った。26日の県NPOネットワーク会議(引きこもり関連中心に50団体を超える)の確認だった。ここでも湘南版ジョブカフェと湘南東部実務者ネット、ストリングラフィの話を出す。ここでも配布予定。

 今日は18時から協働まち研WG-2の会合。来年度の市の予算の中に企画が計上されることはないが、補助金申請のことで話が出る。また4月の協働まち研総括会議で、湘南版ジョブカフェは一般公開される。その準備の話をする。27日の(湘南東部)実務者ネットが大きなカギになる。軽度障害の方の就労支援活動を当人へのサービスに収斂させる構造を脱し、当事者同士が状況を打開する対話と、それを支援する構造へと転換していく活動に主眼を置くことをすっきり打ち出す必要がある。診断と治療の構造を超えていく活動をいかに描くか、これが27日の会合のバックに流れる発想になる。引きこもり・軽度障害の当事者たちが時にスタッフ的に動ける活動の柔軟性を持ちたい。

 今日のおやじの会は、申し訳ないが27日の提案を作成するので欠席させてもらう。受験問題解答の裏方仕事が始まるとしばし動けなくなる。ここは集中して基本骨格を作っていこうと思っているのだ。

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ストリングラフィのチラシ配布開始/27日の実務者ネットの提案で

2006-01-24 05:08:32 | 就労支援
 ストリングラフィのチラシ配布。確かに、指摘されて笑ってしまった。「演奏会」、古語だ。「ライブ」じゃないのと指摘されて、くやしいから「当て字読みで『ライブ』と読むのだ」と嘯いたが、お爺である。

 そんな話と行政は無縁。市教育委生涯教育課に持ち込んだところ、チケット有料だから、企画書と予算書を提出し審査を待てとの話。他課には、もうチケットが並んでいる。っとに役所仕事なのだから…。

 実は市の子ども課に寄ったときに間違えた。保育園にまわして欲しいのに、公民館と言ってしまってことわられた。そうかと生涯教育課にまわって、役所ジャブを喰らってしまったのだった。

 市障害福祉課は自立支援法実施前の相談で、てんてこ舞い。会釈をして置いてきた。先方も了解済み。市市民活動推進課は閑古鳥が鳴いているのは、傍目か。市議会関係、居合わせた無関係議員さんと雪話。

 市社協と女性センターをまわれば17時。しかしどうかしている。市勤労市民会館に寄って、閉館で月曜日だったことに気がついたにも関わらず、市コミセンに行ってドアの前で立ち尽くすとは。休館日ではないか!

 全くチラシが足らなくなった。明日、13時から社協でジョブコーチ小川浩氏の講演会がある。18時からは川崎でLD懇話会。この間にサポセンで印刷する。間に合うか?

 今夜の傾聴1名。明日川崎駅で短時間だが会うことに。通信塾の方は2名苦手な英語相談。センター試験解説ならPさんがいいと、押し付け押し付け。

 鮭のポトフ・刻み昆布のわさび醤油和え・ロース豚肉生姜焼きの条件別ソーステスト。鮭の身崩れ沸騰注意したのになぜ?メモ魔。某日本茶卸から緑茶が到着。味噌も決定。かんずり購入。

 翔の会「入道雲」のおかきは、サラダオイルを使っているのに油が重い。煎餅業者の油はもっと軽く、口の中に残らない。揮発性油の高温シャワーで揚げたら油が飛ぶ。爆発引火の危険はあるが…。

 他の県警担当者から連絡有り。状況記録した旨の連絡。しかし解決にはならないだろう。継続レポートを送ることを約束。

 茅ケ崎のフィッシュセンター跡地に14階建てマンション建設計画があることで、協働まち研の杉村さんたちが広げている反対活動の紹介を、依頼を受けて掲示板に載せた。家族と署名を書き込んだが、やっぱりエネルギーの出所が違う気がする。その活動の価値というより、行動原理の差とでもいうか、僕は正義を根拠にして動かない、ベクトルが違うのだ。

 電気式補聴器以前の補聴器について調べて、協働学習教材ヒント集に書き込んだ。ベートーベンやグラハムベルの母親(聾者)が使った漏斗型集音器を見て思う。骨伝導型が当時から知られていたのに発達しなかったのは、距離のある音を拾えなかったからだろうか。しかし話の中心はツールの作業決定性の面白さだ。
                                                                           丸山君が入院しているのでチラシをヒュースタに送るのを止めた。西原理恵子本でも持っていってやろうか。

 オールアライブしゃの駒崎氏と電話で話しこむ。先方も考えてくれることに。駒崎さん、感謝!

 27日の実務者ネットのレジュメ作成中。「隙間ネット」なのだと描きつつ、就労支援の策の弱さを実感。今日、小川さんの講演のあと、就労支援センターとの仲介をお願いするつもり。
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翔の会入道雲のあられパックを食べながら…

2006-01-23 05:06:16 | 就労支援
 ストリングラフィのチラシの記述訂正を行った。ひとつは次回実行委の案内抜け。日付を入れ忘れた。「2月2日(木)19時から茅ケ崎サポセン」だ。「(木)」と入れるのが案外時間がかかる。もうひとつは、入場券が金券に変更になったこと。雨が降ったとき、金券にしておかないと演奏者に対して支払いが出来ない事態がうまれるといういうコメントが出たからだ。たしかにそれはそうだ。

 訂正したチラシを郵送しようとしてはたと悩んだ。団体責任者にお願いして金券を広げてもらう。だったらチラシと同じ封書でチケットを送ればいい。ところが一昨日、ナンバリングを金さんに頼んで月例研を散会してしまったのだ。素人なり。なんとも段取りの悪いこと。

 結局、休日も開いているサポセン・推進センターをスクーリングの帰りにまわって、関連団体に経由してもらうことにした。直接郵送分は金さんと会って、チケットを同封することにした。

 平塚の市民活動推進センターでは、巡回したほうがいい団体をチェック。しかし、会場が茅ケ崎駅前ではないことがネックになりそうだ。茅ケ崎=辻堂、茅ケ崎=藤沢のバス路線上の関係者が重点になる。一般公募ではない運動の作りにくさ。頭痛。

 製菓のスクーリングに行って考えてしまった。通信の場合、自宅で練習する。その素材を個人で買う。特殊な食材が入らないように工夫がされているものの、食材を小分けに買うわけにはいかない。材料が残ってしまうのだ。そういう面でも割高になる。反復練習に使えばいいのだが、作ればそれを誰かに食べさせないと、家族が食材を無駄にしていると批判される。それを家族に食べさせれば被害者と苦情が出る。出費に理解が無いと結構火消しに手間がかかるのだ。通学制なら学費の高さの文句は出ても、日々の軋轢は回避できる。どうしたものかと思案。コミセンの調理室には電子レンジや蒸し器などはない。時々抜け出すかなと考えて、個人には貸さないなとまた悩む。製菓の練習は主婦の経済感覚を逆撫でしているのだ。といいつつ、中華街でスナックのハシゴをしてきた。これも内緒だ。

 打粉を買った、厨房で始まればまた戦いになるかなと思いつつ。さてさて。

 添削を先ほど終えて、浅草線周辺の巡回の準備終了。川崎さん、どうしているかなと思いつつ。帰りに螢雪ゼミによってみようか。そうそう合羽橋もよる必要が出て来ているが25日過ぎないと金欠病が悲しい。

 明日火曜日、茅ケ崎さがみ農協ビル(つまり市社協)13時から、ジョブコーチの小川浩さんの講演がある。ちょっと貴重な時間になりそうだ。喫茶・製菓構想や、就労窓口連携にジョブコーチの力が要る。浜竹の就労支援センターとも連絡を取りたい。そういう私もジョブコーチネットの会員ではあるのだが。

 明日はLD懇話会も会合。こちらは精神科医や精神福祉士、教員などとの連絡が主。私は治療活動をやるつもりはないが、連携の必要はあると思っている。経験は不足分を充填するモデルにはまるような平板なものではないし、反芻のない体験は流れ去るだけと思う。肢体のリハビリと同じセンスで関わるつもりはない。そこには当事者が暮らす他者が不在なのだ。

 製菓機械生産ではない手作業の生産を行っている作業所を探している。また店舗経験をしている高校のお店(小田原など)も巡回してみたい。お勧めの場所があったら教えてください。

 懇談会配布名刺この1年で250枚突破。

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Jword を名乗るPCスパイ。キーロガーがあったことから県警サイバーに連絡を取っていたが、進展あり。

 ここのブログも、記事送付直後、機械によるものと見られる不可解なトラックバックがつく。読者の皆さん、ご用心を。
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喫茶実務を描くこと/市役所・市民会館喫茶閉店の時代に

2006-01-22 05:37:28 | 就労支援
 湘南に雪が降った。我が家は通行量の多い道路から奥まった位置にあるから静かだ。時々東海道線の音がするが、雪のもらい物は静けさだろう。

 センター試験だ。しかし外勤講師(派遣講師とは少し違う。教室への復帰勧誘相談屋だといえばいいか。)は、少しこの時期暇になる。私は3つの仕事と1つの季節労働を本業としている関係で、1つが暇になることは、その時間を他に割り振ることになるのだが、今日は雪のせいではなくセンター試験を見計らって、家のたまった仕事をやっつけることにした。

 チラシやパンフレット類はうんざりするほど山になる。資料になるからと取っておいても整理しない資料は役に立たない。だから保存はヒュースタ(丸山さん、病気こじらせるかな?)に任せて、ばっさりと捨てた。そういうことは年末にやるんじゃないのと家族の文句を言われつつ、家の掃除は雪のせいにして、次に書籍の「つん読」になっている読まねばならない優先順位の高い書をまとめた。30cmを優に超えている。ため息がでる。

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 生協に買い物に出る。東京駅八重洲地下街のカレーショップの彩り食材がふいに頭に浮かぶ。喫茶を始めるとき、食材の無駄のない調理が必要となる。最低限の食材で味を出し満足してもらわなくてはならない。売れないTVディレクター崩れの友人が昔、パブを始めたとき、食材業者の値段が小売店値段と全く違っていることに驚いていたが、やはり業者購入をすべきなのだろうかと考えてしまった。

 主婦の方には当たり前の話だが、例えば最近売れない「三ツ矢サイダー」の例を取ってみよう。茅ケ崎のある大手スーパーでは「95~100円」の間で値が付いているものが、自販機では150円だ。ところが辻堂で買い物をすると「127~147円」だ。生協では「95~140円」で日によって値段が操作されている。こういう世界の商品を仕入れに使うことは出来ない。自販機値段を基準としたとき37%もの値段の開きがあるからだ。これが離島や山頂・海岸などの自販機なら更に20~30円のうわ積みが付くだろう。

 カレーショップ食材は「パブリカ」と「マンゴー」だった。これも値段差が大きい。これを業者から買うとなったとき、利益を出そうと考える喫茶ではあるが利益中心で動く喫茶ではないから売上げは、あやしい可能性が大きい。このとき少量販売は可能でメリットが出るだろうかとか、業者を選ぶ情報ルートをどうつかむかということが気になる。先の友人の店は、ユーロピアンスタイルから始まって、エスニックに変わり、和風居酒屋に納まった。業者の進言を取り込んだのだが、いかに客を獲得するかが難題なのだということがわかる例だ。

 こんな店にしたいということでは、茅ケ崎中海岸の「オールアライブしゃ」が楽しそうだ。皆が作り上げているからだ。この点で、今の湘南版ジョブカフェの構想は、飛田のハゲ頭の中に詰まったままだ。

 修行にでようと、近隣の福祉喫茶を回ったが参考になりそうな例は、ひとつだけだった。しかしそこも調理は指導者が事前に行っていて、スタッフは配膳するだけなので、これもぴたりとは来なかった。三島市や中野で見た喫茶は、軽度障がい(発達・肢体)や引きこもりの方がチェーン店の営業スタイルに、はまって活動しているタイプで、その場の活用とか炊事・製菓・接客などの技術を自分から工夫していく場ではないように見えた。

 茅ケ崎市の市民会館・市役所の喫茶や食堂が閉店となる。勤労市民会館の閉店もあって、藤沢の福祉喫茶連続閉店とともに厳しい逆風が吹いている。その中で凡庸な企画では成り立っていかないのは明らかだ。

 就労しゃべり場や、ケア・パートナーによる喫茶・製菓活動の展開というハンデを持った青年たちの磁場作りを中心にすえたときの環境をどう作るかという課題が、脳裏を動物園のクマのように、同じところをうろうろしている。公的な就労相談窓口をピア・カウンセリング的な特徴として、市が対外的な独自性と踏んで抱えて欲しいということは無理難題だろうか。緊縮財政のなかでは、引きこもり・ニート対策という時代的なニーズを抱えた政策として、考えることすら無理ということなのだろうか。

 実務的でありたいと願う。そのためには、情報がいる。知恵が要る。隘路を探る戦いなのだろうと思っている。しょうもないほど小粒のとよのか苺を買った。私の好きな品種なのだ。

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 「協同学習教材のヒント集」の詰め込みなおし、今回は2編済ませた。中のリンクが切れているのだ。ここを修復するのだが、前のサイトがなくなっている場合が多い。近いサイトで置き換えて、本文を修正してから、詰め込んでいるから時間がかかる。これとてメニューをヒントに学習を始めた方と、即製ゼミを組んで対話を始める。そちらに価値を置くべき。これもオンラインサポート応援団が、新たなテーマや従来のテーマのリンク切れ補正を出来ればいいのだがと思うが、中高生の背伸びにはもうちょっと中間的な内容が必要に思う。これはある特定のグループにあてて描いたものだからだ。

●SOF-HP/協同学習教材ヒント集
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=tobipub2

--- いま、ヒント集の解説を武蔵工大サーバのNota2に移植している。しかしまだNota2は重く、携帯対応していないので、実験的な段階。今までのEZ-BBS でもいいのだが、検索機能がいまいち。現在230話あるが、書き溜めたものがあるので、250話にはなる。今後増殖させれば300話にはなるだろう。この位になるとやはり検索機能がいる。いい信頼できるサイトはないものか。


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市補助金説明会と、フォーラム懇談会一月月例会を終えて

2006-01-21 05:22:55 | 引きこもり
昨日は一日中サポセンをうろうろ。センター試験前。外勤講師は蚊帳の外…雪空に蚊帳はないか。

茅ケ崎市市民活動推進補助金の説明会。初めて参加したが、協同まち研でお馴染みの顔ばかり。14時会市と勘違いして30分遅刻。実務者ネットの講演会と会議に資金を得たいと考えた。スタートアップ資金上限10万円。あねもねのSさんたち、湘南オヤジの会の顔も見える。

松の実作業所の関根さんと会う。私のように人を選ぶのではなく、人当たりの良い方。WG-2でご一緒することに。よろしく。

時間があったので、元町の家にお邪魔。島田さんと実務者ネットの関連で話し込む。そこにいのちの電話の武藤さんが現れ、話は中断。世間「が」狭い。島田さん、夜間の傾聴ボランティアの話に呆れている。非常識だがもう10年超えた。

コミセンの喫茶凡樹瑠にお邪魔。幼児連れ親子でにぎわっている。杖と足の間を走り抜ける子、呆気に取られて、用件述べて終わり。

サポセンに戻って、ストリングラフィのチケットとチラシを作る。金券か入場整理券かが後の会議でひっくりかえり、要チラシ訂正。

金券にしないと悪天候時、主催者側が大きな損を抱え込む。だから金券。人集めのつもりで入場整理券にしたのが誤算。

18時からフォーラム懇談会の1月月例会。話はふたつ。ひとつは27日実務者ねっとの詰め。もうひとつはストリングラフィのチケット・チラシの配分。やっとエンジンがかかってきた。

実務者ネットは、縦軸に「軽度障がい者の就労支援・ケアパートナーによるチーム就労と引きこもり青年の出番作り」を置き、横のひろがりに地域の障がい福祉の情報交換会件、就労相談窓口(勤労市民会館)連携のバックアップ体制作り。

話は脱線するが、今年度いっぱいで、市民会館・市役所の喫茶・食堂が閉鎖となる。経営難。福祉喫茶もつぶれている。ただごとではない。知恵の出し合いがだから必要。貴重な命がこの数ヶ月で身辺3人も自殺。黙ってはいられない。

チラシの訂正をやって夜が明ける。今夜は傾聴チャット相手も静か。雪が降るのだろうか。

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サポセンの森本さんの尽力で、TOTO体育館の見取り図をTOTOから提供していただいた。ストリングラフィの糸は、バレーコートのネットのポール設置用の穴などを利用してたてたポールに、「N」字形に張られる。この床面の穴を実測して見取り図に書き込んでくださった。感謝。

見取り図を見ていると、いろいろな問題が次々にでてくる。体育館は2F。階段がある。車椅子の方のトランスファ、移送が必要。また床面と車椅子、汚れや傷の問題もTOTOと話し合う必要がある。人手がいる。確保しないと。またトイレのチェックもいる。来週早々体育館チェックに行く。音響設備の確認もある。

C-リングの杉村さんから、つぶれたフィッシュセンター跡地に14階建ての高層ビルが建つ構想について、環境保護と景観維持の観点から反対署名を始めたとのこと。商工会議所も反対の意向とか。文を整理して、SOFのHPにのせるつもり。

以上
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講演会と言ってもいろいろ>サポセンの説明会に出ます

2006-01-20 04:56:10 | 引きこもり
 昨日は朝、松の実作業所の関根さんと電話でお話しすることが出来ました。精神の関係の農園を始められるとか。「ゆい」の荒井さんへの吉報。協同まち研は現行体制は4月発表を持って終わりますが、手直しして継続が確認されていますので、WG-2でお会いすることになります。関根さん、松の実会の皆さん、よろしくお願いします。

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 今日は茅ケ崎市市民活動推進補助金の説明会があります。主旨をもう少し絞る必要がありますが、27日参加者の同意が得られれば、実務者ネットのスタート支援金10万円に立候補してみようと思います。主に講演会活動資金です。

 今日は湘南子どもフォーラム懇談会の月例会。実務者ネット準備の話と、ストリングラフィのチケット&チラシを配布などです。産業振興課キャリアナビ・セミナーへの提案など今年度の基本線を確定する集まりになります。よろしかったら1/10(金)18:00~茅ケ崎サポセンですので、覗きに来てください。

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 昨日は県青少年センターの「ひきこもりの理解と援助」伊勢原市中央公民館講演と、国立情報研究所の市民講座「アフォーダンス」に参加してきた。

 両方とも期待はしていなかった。前者は伊勢原の巡回指導が入っていたことと、県青少年センターが企画しているイベントなのでお付き合いのつもりもあった。しかしひどかった。もと関連職っぽい白髪頭の多かったこと。

 参勤交代で婦女子は国許に残されたから(史実に反しています)核家族とか(民衆が参勤交代していたのでしょうか)、なんとも懐かしい山本七平訳イザヤベンダサンの日本人論から、長男以外は分家で追い出されたから大江戸800万都市に出てきて大家族制度は昔からなかったとか(農林水産業は長男の仕事?!)無茶苦茶。引きこもりの原因探求のひとつ核家族化論への批判にならない批判。黙って聴いている方も聴いている方。青少年の総犯罪数は減っているが青少年犯罪の凶悪化の傾向が出ていることとか、制の障害・スキゾイドというような解説が蔓延。引きこもりは犯罪者か犯罪者予備軍のような間接論法。後半10分になだれ込むように臨床例が語られ、それ以前は3年前に作ったTPを使って概論だらり。最近の注目すべき理論はとのQ&Aに日高六郎訳のフロムの「自由からの逃走」(私が高校時代創元社本を読んでいたような…)をあげるなど驚くことばかり。ミスキャストです。私が引きこもりたくなるような内容でした。名前はあえて申し上げませんが…。ただひとつ、価値多様化論は間違いで、多様化しているという言説が蔓延しているだけで価値は多様化していないという説は、ぽ
っきん金太郎飴の凸凹がちょっと違えば別物のような差異をカウントするかという意味で納得。感受性は全然多様化していないです。

 探せども話をしたかった知人の県青少年センターの方に会えず。同じ東大竹の用事があったから良かったものの、辛いものがある集まりでした。結局、話の最中、若者自立支援塾とサイコドラマのようなCLCA子ども能・狂言発表会の、配布されたチラシを眺めていたという具合。伊勢原方向の関係者との接点を求めに参加したのですが、その気になれませんでした。

 もうひとつは神保町で開かれた市民講座「アフォーダンス」。佐々木正人さんたちの話がでてくるかなと期待しつつ、もうひとつは肢体不自由児者の立位保持論が出てくるかと思いつつ参加。こちらはぴたり時間内に概論が終わり関連の話題も出て、Q&Aや講演後の質問も論点を得たものでした。情報学という、関心がちとはずれた切り口のなかで語られた話しでしたが、私にはTEACCHの環境との関係が気になっていて、話を聴いてもらう糸口が出来ました。チーム就労の喫茶の背後に仕掛けるバックグラウンドの仕掛けをあれこれ考えつつ、コミュニケーション促進がなしうるか夕食をやっつけながら考えていました。小さなヒントがかなりありました。

 月例会レジュメを作成して寝ます。「協同学習教材ヒント集」はひとつ、「喫茶構想の内容」話(懇談会会員制会議室)は今回は見合わせとさせてもらいます。

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「藤沢市生活支援センター『おあしす』」にお邪魔して

2006-01-19 05:41:02 | 引きこもり
 精神の領域の「藤沢市生活支援センター『おあしす』」に行く。残念なことに責任者の方は外出中。最近の湘南東部の厳しい状況と、流動性を与える新しい枠組みの紹介(軽度障がい者活動の活性化の話・障がい区分を超えた実務者交流の意義等)をした。27日には是非とお誘いした。

 ヒューマンスタジオの丸山さんのお見舞い。家庭の事情、悪いことは重なるもの。へこんでいないのがさすが。

 NTT東日本。管轄が平塚だとは。ストリングラフィ演奏会への企業の後援依頼、1度目の話は平塚に回されていた。ダメ押し交渉は平塚へ。困ったものだと定食を食べながら考えていた。杖を定食屋さんに置き忘れる失態。考え事をするとこういうことが起きる。日がどんどん引き伸ばされていく、故意ではなくても苛立ちもでる。

 トポス地下で買い物を済ませて推進センターへ。プログラム原稿ファイル仕上げ。20日、印刷。藤沢・推進センター分、第1版テスト刷り分でコーナー掲示へ。コインロッカーに買い物を入れて、町田の訪問先へ。帰宅後傾聴ひとりに絞って、きんかんを煮込んで仮眠。

 明日は伊勢原で訪問を済ませた後、県青少年センターの講演「引きこもりの理解と援助」に出る。小田急新宿から神保町へ。情報学研のアフォーダンス講座。帰りに横浜校によって書類を受け取り帰宅。20日月例研のレジュメ作り。

 「粘土遊びの心理学」中川織江著は、中西さん行きか。幼児発達観察の視点が強く、私の筋に有らず。ドロノワ倶楽部とも関連は難しい。明日、ぽれぽれに投函予定。
                             
 宮崎死刑は精神鑑定がすっきりしない。「おたく」「精神障害者」への偏見がまた強まるのだろう。

 東京シューレのメルマガを読んでいると、葛飾中学作りとある。学校教育の残滓になぜこだわるのだろう。学歴作りということか。私は就労支援喫茶の議論や調理の実践が、コミュニティスクールの芽だと思っている。ここからフリースクールを透視していくのだ。皆に話していないが、これは老後の楽しみとか。(笑い)今夜は占い師の顔。「当るも八卦当らぬも八卦」。
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実務者ネットの件で、藤沢育成会のアズ・ア・バード労働会館店にお邪魔しました

2006-01-18 04:47:09 | 引きこもり
 TOTOの総務のKさんに一日遅れの電話をする。メモの日付を一日間違えていた。(すみません!)最近日付を間違えてばかりいる。自戒、自戒。

 TOTO体育館床面の見取り図の作成と巻尺借用、音響設備の当日利用のすべてを快諾してくださったこと、感謝しています。

 チケット印刷・ナンバリングを実行委メンバーTさん、Kさんが分担。文字の白抜きがつぶれるとのコメントあり。サポセンのレーザープリンタで拡大出力すると大丈夫なので、解像力の問題ということで、再度お願いした。

 スタジオ・イブの曲目プログラムがまだわからない。今日再度電話確認。これを入れればチラシ改良原稿完成なのだが。

 藤沢育成会のアズ・ア・バード労働会館店にお邪魔し、27日の実務者ネットへの参加再要請。軽度障がい者の就労支援、ケア・パートナー養成・採用の体制作りと活動の活性化の道確保を縦軸に、しんどい状況をせめて打開策を皆で考えようとする、領域交差のネットワークの拡がりを横軸にとったネットワークの必要性を説く。当日参加してくださることになった。ただ喫茶にはにぎやかな娘さんたちのおしゃべりは聞こえてこなかった。静かにふたりが作業しているのが寂しかった。駒崎さんのところでお手伝いというわけにはいかないかと思う。今日、オールアライブしゃに打診する。

 カフェ・ドゥ・そうじゃんの非常勤職員、決まっただろうか。押し出したふたり(KさんとTくん)採用、うまく采配をお願いします。

 湘南おあしすにお邪魔…あらら扉が閉まっている、お留守。4Fは職員ではない方か、ポストから部屋の明かりと靴が見えるが、ブザー無応答。

 ヒューマンスタジオの丸山さん、肺炎入院とか。今日、見舞いに行く。湘南の引きこもり領域の活動が疲れ気味。良策はないものか。

 辻堂「ぽれぽれ」に寄って、風邪の最中の中西さんと雑談。協働まち研の経過説明。WG-2来年度、教育領域の活動が福祉領域におされ気味ゆえ、もうちょい何か出来ないかと。

 帰りのバスの中で携帯が鳴る。「成人式おめでとう」のメールを出しておいたWから酒おごれの電話。傾聴ボランティアの相手だったW(大井町在住)は、親の問題で引きこもった。専門学校から大学に入りなおした。元気を取り戻しての電話。なんということもないが、こういう話が嬉しくて活動しているのかもしれない。おごる金がないから月末まで待てと話して、「しょうもないな~」と呆れられる。たしかにしょうもない、納得。「サポート校の講師だろう?忙しくないのか?」そう、外勤講師は窓際族の外側(笑)、いつも授業は高1どまりなのだ。あとは出前ね。

 今日は傾聴の相手、突っ込みなし。せいろが届いて、今夜は調理人の顔。

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確実に状況を手繰り寄せること/松の実作業所にお邪魔しつつ

2006-01-17 04:43:47 | 引きこもり
 昨日は空振りの日。歩留まりとんとん。

 まずは松の実作業所にお邪魔。作業中に突然訪ねたので、関根さんや一宮さん、お留守。初対面の松田さんが話を聞いて下さった。用件はふたつ。ひとつは協働まちづくり研WG-2参加にあたり、この間の経過説明。二つ目は実務者ネット参加呼びかけ。

 協働まち研が形を変える可能性はあるが来年度も存続していくこと。障害福祉と教育関連の方の参加比率が高いことから、民ー民協働のPJの可能性も先々は出てくるだろうという話。この間の活動経過をざっと話させてもらい、Mさんの件に触れながら、実務者ネットのお誘いをさせてもらった。時間がどんどん過ぎていき、語りが一方通行・機関銃形になってしまった。松田さん、ごめんなさい。しかし徳洲会病院のすぐ裏手というのは、わかりやすいですね。

 茅ケ崎保健所にたちより、関係者の方々に27日の実務者ネットの意義を聞いてもらい、担当3課それぞれが話し合ってもらえることになった。

 ジャスコで休憩後、サポセンへ。益永さんとあれこれ話して、NPOちがさきで障害福祉領域の活動の困難な状況への支援議論をして欲しいと要望。ストリングラフィ実行委掲示の更新。

 元町の家にSさん訪ねて空振り。藤沢の南仲通りの労働会館内喫茶へ。あいにく月曜日定休で空振り。近所の「おあしす」も時間切れ空振り。藤沢・推進センターでストリングラフィ実行委掲示更新。小田急に乗って教室滑り込みセーフ。

 とまあ、こんなしゃべりっぱなしの一日。明日はTOTO、茅ケ崎サポセンに記事入稿後、ぽれぽれ、茅ケ崎・藤沢それぞれの育成会回って、家で大調理実習。鏡開きではないが「おかき」の質をあげる工夫。

 しかし思うのだ。障害福祉領域(不登校・引きこもり領域も同じだが)は、人物がわからなければ、ことは何も進まない。やっと状況が変わりつつあるように思う。

 カフェ・ドゥ・そうじゃんは、今日が非常勤職員募集の締切日。紹介したふたりがどう評価させるか気になる。これは後日行くことにする。今夜はサポセンの通信原稿。すっかり忘れていた。冷や汗。

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 しかし、実務者ネットは長いスパンでは「軽度障がいの方の就労支援と、ケア・パートナーのスタッフの道をひらくこと」という課題を荷っている。ここがどう評価されるか未知数の部分がある。同時に「回りもち講師制」という形で、他の領域(精神・知的・肢体)の方々へ自分の今の仕事の現在的な課題を語っていただくことで、共通項を探っていく試み、これは複雑化する当事者家庭の悩みを受け止める素地になると思うのだが。

 今回の連続した自殺事件のように、それをどう見ていくかという観点も語られてもいいと思う。しかし独自性は、軽度障がいの活動の高まりが、障がい・引きこもり領域を活性化させていく効果を引き出すこと。

 勤労福祉会館のキャリア・ナビ窓口と講演会を時々リンクさせられないかと思う。

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