湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネの地域学習活動・就労支援活動の実践試行を書き溜めていきます。

11/1 ADHD関連の講演会はいただけなかった

2010-11-02 05:32:55 | 引きこもり
2010/11/01 記
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あではで神奈川理事長の篠山淳子氏らの茅ヶ崎講演会「発達障害を持っているけれども」に行って来た。初めから医療モデルの療育型活動の典型のような話に、食傷気味になって、新しい動きはあるかという探りも空振り。つまらなかった。

障がいは、その特性によって分類されており、特性の内的論理を焦点化することで、自閉症の認知のコミュニケーションが隠語共有集団のような成り立ちが出来ることを証し、その共通の特性を持つ者の出会いを通じて心の安定と癒しを得る。その対話の彼方に外側(社会)との交流を復活させていくというような、活動構造を繰返していく。障害はその個々の内的な認知の偏りや歪みに原因があるとする。徹すると宗教と同じ構造を持っている。

「国際生活機能分類(ICF)」の考え方が登場して久しいが、生活環境から切り離された思考の特異な構造を取り出して、障がいを荒れた社会から守るシェルターを作ることによって癒し、社会生活への適応を計るという従来の精神障がい領域で行われている活動は、社会・環境はきれいに押し出されてしまうため、生活機能という発想はかけらも出てこない。

原因と結果という因果律をめぐる自閉症の特異な認知構造を延々と抽出し、説明しようとするために、どのように関係を取り結ぶかという手を伸ばしてくれない。腕組みして自己を語るので、聴衆が途方にくれてしまう。

就労支援とか進学とか、せめてその協同の枠組みを設定してくれれば、場面が浮き上がるのに、頭蓋を割って見せてくれても仕方が無いのにと思う。

遅刻したので、コミュニティホールの片側いっぱい満席の一番後ろの席しか空いていなかった。風邪を引いていたのでマスクをかけていたが、私のすぐ前が男の子連れの親子だったので、咳が出ないようにしていたが、限界になって、椅子を抱えておっさんの後に移動した。子どもに風邪を移してはいけないと思ったからだ。

アスペ・自閉症スペクトラムとか、LD、ADHDとはなにかということより、あではでが各地でどのような活動をしており、サロン活動がどのようなエピソードを生んで、どのような効果なり成果をあげているかというような情報を与えてくれた方が、聴く側はつながりやすかったろう。

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会場で自閉症児者親の会のUさんとか、スペアちがさきの関連の方たちに会って、県障がい者仕事サポーターの行成文男さんの懇談会(11/30)について、情報を分かち合っておきたかった。

会が終わる10分前、小田急相模原君からメールが入ってきた。海老名まで出かける必要があった。結局、行成さんの懇談会の件は、話し合うことが出来ずに、引き上げることになった。会場には祖母の医療でお世話になった**さんがいらしており、久々だったが、ご挨拶だけで失礼して、会場を出た。

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マスクをしていると、めがねが曇って、見えにくい視界が一層ひどい状態になってしまった。雑踏をとても抜けられないので、マスクをはずせばたちどころに咳き込む。しょうもない状態で、ともあれサンマルクで合流。

事情を聴いていると、母から魚は食べたくないという電話が割り込み、なにやら一日中、電話にふりまわされてしまった。

相模線往復、「買物難民」(杉田聡著)に付箋を付けていた。近々、オンライン読書会をやってみようかと考えている。行政と取り結ぶ「高齢者宅御用聞き活動」の重要な活動になると思うからだ。しかし風邪薬のせいもあって、舟を漕いだり、本でどじょうすくいをやったりと、内実はろくなことをしていない。

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27日の東洋経済オンラインに「スカイツリーの光と陰、墨田区条例改正で波紋」という記事が載った。東京・墨田区の"リサイクル推進条例"の改正が契機となって、ホームレスの生存権の活動が立ち上がっているという話なのだ。空き缶を悪徳業者が持ち去る被害が目立つので、条例によって罰金刑の罰則をつけようという話だった。

前に書き込んだ大阪・箕面市や京都市などでも空き缶条例制定の動きがあって、これが通れば、ホームレスの仕事が違法になってしまう。そのおかしさを突いた記事だった。無神経のきわみなり。鶴嶺高の資料に追加した。


夜間傾聴:橋本3君(仮名)


(校正2回目済み)


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1 コメント

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同感です (息子は社会人)
2017-03-24 16:09:52
昔、ADHDの歯科技工士さんのお話を聞きに行った、ADHDの子を持つ親です。子供は24歳になり、現在は手帳無しで正社員をしています。(色々と苦労ある様ですが、本人なりに頑張っているようです。)

「腕組みして自己を語る」「生活機能という発想はかけらも出てこない。」「徹すると宗教と同じ構造」「頭蓋を割って見せてくれても仕方が無い」 どれも的確な表現です。 きっと、自己を語る事に常に夢中な人は、他者の気持ちには希薄のまま、今後も変わらないと思うのが私の印象です。

支援は、自己中心的思考が強い人は向かない気がすると、いつも感じます。ADHDやLDを持っていない方でも、この自己中心的思考が強い場合、「相手の気持ちや思考を無視してしまう傾向が非常に高い」ので、福祉、医療、教育等の、支援や人を育てるという事が上手くいかない印象をとても感じます。(下手したら悪循環となる)

残念です・・・しかも、自己中心的思考は、高学歴や権威の中の人にも、いますから、悪循環にはまらないよう、親も注意していかないと・・と、子育ての時はいつも思っていました。

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