湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

12/30 とにかく眠って復活、残務処理

2014-12-31 05:21:19 | 地震津波災害ボランティア

2014/12/30 記
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前期冬期講習が終わった。数日間午前中、不意の来客があったり約束破りの重要な電話があったりしただけで、睡眠不足。異常事態になっていた。6時間睡眠を確保し、やっと復活した。今日は炊事を手抜き。窓ガラス拭きや庭の芝刈り・雨どい清掃、屋内拭き掃除を今年はやらんぞと宣言して畳に横たわったら、蹴飛ばされた。図書館が休みに入ったのは痛い。逃げ場が無い。

三賀日が済むまでは進展しないが、石巻の被災障がい者施設と、福島の被災公共施設の懇話会招待は現在進行中、気仙沼・大船渡の障がい者家族の会との交渉は、暗礁に乗り上げたまま。阪神淡路大震災関連はPSWさん関係の話が始まったところ。

懇話会筋ではないが、急性期の災害医療支援活動「市民トリアージ」は1/11・23両日、静岡県の研修の取材に出かける。神戸市の発災時被災者救出を民間分担化・静岡県のトリアージの市民分担「市民トリアージ」は、「医療ケアの専門職支援」という新たな分野も踏まえて行く。

年賀状の残り分を投函した。汚い字で、すみません。

女川に出かけられないかと、教材屋バイトを増やせないかと交渉していたが、休みに入ってしまった。

照明つき拡大鏡の使い勝手が悪く、高いがカメラ画像型のカタログを頼んでいた。高い。安いもので20万円。今の私の視覚障害者手帳の等級では割引率が低い。年明けにメガネ屋に相談する。レンズ外周部の画像歪みとピントずれだ。

灯油不足。車の運転が出来ないので困った。配達が終わっていたのだ。キャリアも持っていないので、タクシーで買いに行く。なんとも悔しい。

●「寄り添い支える-公立志津川病院若き内科医の3.11」
注文済み。

夜間傾聴>休業

(校正1回目済み)

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12/29 やっと前期冬期講習が終わった

2014-12-30 05:21:30 | 地震津波災害ボランティア

2014/12/29 記
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前期の冬期講習が終わった。若手講師は12/30~1/3も受験生の付き合いをやるが、年々講師がしらけて参加せず、受験生も減っている。

帰りにほうれん草を買って高いのに驚く。しかしレジに順待ちしているときに、私は居眠りをしていた。これはまずい。帰宅後、母に事情を説明し、夕食を簡素な鍋に変更させてもらい、自分の分は、仮眠後に食べることにした。

母にはストーブの灯油タンク給油や、生ゴミ袋の排出は無理だ。生ゴミは前日に出せず、日の出後でないと近所から苦情が出る。生活時間の違う我が家は、ゴミのために朝5時台に捨てにいかなくてはならない。ともあれ夜間傾聴を中止にして、レギュラーの子にはメールを送って、最低限の作業だけ済ませて横になっていた。明日の大掃除はサボると宣言した。

JC-NET会議のメールが来ていた。3/7~8大妻大で大会のようだ。障がい者就労のことは、3.11から、少し離れていた。しかし私の担当する若者は、遅滞の困難というより、対人関係や極端な認知の偏り、二次障がいを抱えた子が多い。就労の場面ではむしろ精神障がいの領域の就労支援に近い。高機能の発達障がいとはそんな領域なのだと思う。しかし、JC-NETの話では、遅滞と四肢障がいが多い。ちょっと違うんだよなあというのがいつも帰りに思うことではあるのだ。

7・8年前までは、手帳をもっていないひとたちのサポート(引きこもり青年など)と、手帳を持っている方の支援(三障がいといわれる障がい者就労支援)は、活動も組織も別であり、その境界を扱う私の活動は、イソップのコウモリのような扱いをうけて、両者の部外者だった。しかし発達障がいの社会的認知の広がりを受けて、やっとスタンディング・ポジションが定まった時代に入ってきた。だからポジション確認に行ってもいいのだが、今は場がJR相模線の塾の介在した子の支援しか実際上支えていない。そこに忸怩たる思いがある。

とにかく今夜は、これで生ゴミを棄てて寝る。明日は生協の配達と弟夫婦が午前中にやってくる。迷惑な話だが、朝型人間のファシズムは自覚が無い。受話器のコードを抜いて3時間とにかく寝る。

夜間傾聴>中止

(校正1回目済み)

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12/28 冬期講習は私の担当は29日まで

2014-12-29 06:22:12 | 地震津波災害ボランティア

2014/12/28 記
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冬期講習前期終了、あと一日。

今年は受験生の担当からはずれているので、もっぱらキャッチアップに専念している。大半が2名の変則チーム授業で、授業の進行についていけない子を取り出して、個別指導する形になっている。このスタイルは、取り出された屈辱感が芽生えないゆに、一歩先を見通せる生徒も頻繁に取り出して行く。

時間は1コマでそのかわり、濃厚な質の授業になっている。ポイントを絞った授業で、全般を網羅することはしない。

終了後、私は職員室のロッカーから着替えを取り出し、着古された制服を着替えて生徒と一緒に駅に向かう。大和を抜ければ生徒は誰もいなくなる。藤沢か辻堂で外食したり買い物をして帰宅する。ロッカーに生鮮食料品を一時預けしてあることもあるが、大きな買い物袋を両脇に抱えているのは私だけだ。親を孤食させる気かという言葉は最近出なくなってほっとしている。

量はすくないが添削ノートを持ちかえった。3時前に作業が終わり、今は石巻の長医師の復興期の地域医療の話の要約を作っている。仮設から復興住宅に転居が始まる。せっかく仮設で顔見知りになった知人とも、もう一度ばらばらにさせられる。仮設コミュニティは再度破壊される。単身高齢者の孤独がいっそう募るから、地域心療は体制固めをしなくてはならない。仮設が仮設である以上、地域コミュニティの崩壊はなんとも避けられない。

夜間傾聴は、4時過ぎに%%君が寒いと連絡してきた。話をしながらブログを書き込む。29日すぎまで、考えが深められぬまま、就寝。

夜間傾聴>ひとり

(校正1回目済み)

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12/27 70年後の日本は内部崩壊する?

2014-12-28 06:20:35 | 地震津波災害ボランティア

2014/12/27 記
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私の冬期講習担当分は、いつものことだが取り出し指導が多く、いわゆる一斉授業は少ない。今日、某熟年講師のサブ役をやっていたら、彼が面白い話をした。

誕生した子の命名が生き地獄を準備しているのだというのだ。70年後、日本はゲイ・バー国家になるのだと言い出した。子どもがかわいいということで、あほな夫婦がアニメのような名前を子どもにつけているが、70年経ってみろ、爺婆が気色悪い名前が国内に溢れ、保育園の保育士さんの悩みが、高齢者施設職員の悩みになるんだぞと脅かした。ひとの生涯への想像力がお馬鹿な夫婦に無いから、子は悲惨だとのこと。その例を言い出して熱弁をふるっていたが、笑ってしまった。確かにそうだ。漢字には「表音と表意」の両側面があるのに、音の語呂合わせに品がない上に「意味」を思考できない薄っぺらさ、日本崩壊がやってくると言い出した。生徒もゲタゲタ笑っていたが、たしかに高齢者に「雫ちゃん」はまずい。タブーを言ってしまったような、私には面白いが抗議がくるぞと、授業終了後、彼に話した。彼は平然と本当だから平気だと応答した。

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とにかく眠い。久しぶりに外食店のカウンター・テーブルに額をぶつけた。毎日授業があるが私の担当時間は短い。家に戻れば食事の支度になってしまう。1時間ほど仮眠をとった。

懇話会ゲスト選びに、自衛隊やDMAT筋もあるかなと思い始めている。一般公開型ではないから、有りだろう。

「わーくNo.050」は、QRカード利用の誌面を書いている。

私は29日で冬期講習前期が終わる。JR相模原の塾は来年1月4日から始まる。

年賀状すべて終了。いつもより2日早い。

夜間傾聴>開店休業

(校正1回目済み)

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12/26 母の買い物につき合わされ/**子と父親フルマラソン

2014-12-27 06:09:54 | 地震津波災害ボランティア

2014/12/26 記
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ブログの書き込みを送った直後、娘がいなくなったと**子んの父親が問い合わせてきた。夜間傾聴をしていて夜は起きていることを知っているのだ。

早朝コンビニに**子さんがいたので++寺で保護しているとご住職から伝言を預かっていると伝えると、怒り出した。電話がかかってこなかったことや、娘に気があるのではと言い出して説得に難航した。昼過ぎにそちらに行くからと話して、とにかく布団にもぐりこんだ、午前6時半。

母が7時半に起きてきて、8時に起こされた。
9時台にバス停。三越を皮切りに3箇所。通販は品物が違うからと、私をポーターにした。母を説得して、ヤマト運輸の事業所に品物を預け発送。母をなだめすかして湘南新宿ラインに乗せて、私は品川から**子の家に直行。

住職は親御さんに連絡をとろうとしていた。ところが電話が店舗用だった。父親は言葉をなくして帰ろうとした。ご住職にお礼の言葉、要らないのですかと、私にたしなめられ、父親は、もう娘にかかわらないでくれと言い出した。

「就労の##がいけないんだ」と**子が怒鳴りだし、修羅場。**子は30台後半。しかし、仕事納めの今日でよかったのだ。冷却期間になる。

小田急で相模大野校に滑り込んで、講習は遅刻せずにすんだが、身体がパンクしそうに痛んだ。藤沢まで爆睡。帰宅後畳に毛布で2時間仮眠。明日は窓拭きというから、堪忍してくれと毛布をかぶった。

目が覚めるとカレーのにおいがした。私が寝ているから、食事を簡単にすませたらしい。私も同様の食事で済ませた。

夜間の在宅作業を済ませた。擦り切れモップの気分。

新しいことが何も手が付かない一日だった。

夜間傾聴>臨時休業

(校正1回目済み)

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12/25 母に振り回されつつ、**子、お前もか…と

2014-12-26 05:46:40 | 地震津波災害ボランティア

2014/12/25 記
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講習から帰宅すると玄関先に母が出かける支度をしていた。「丁度いい、この時間なら、ケーキが安いから買ってきて」ときた。何を考えているのか、冗談ではない。話をきくと、趣味の仲間が駅前でケーキを買っているらしい。止めた。甘いものをそれでは買ってきてほしいと頼まれて、しぶしぶ承諾した。

茅ヶ崎市立図書館から予約の本が来ているとメールが来ていた。閉館間際にすべりこんだら、職員が知り合いだらけだった。この日、時間外に残っているのは、なるほどと思いつつ、地域包括ケア関連の予約書籍と、

●「災害ストレスの対処法」

を借りてきた。甘いものは隣のコンビニで、飴玉を買ってごまかすことにした。ともあれ、図書館で「よいお年を」を複数回、唱えるとは、珍しいことだ。

明日母は、東京に買い物に行きたいから付き合えといいだした。まずいことに講習は夜だ。間に合ってしまう。犬猫なみに餌でつられてでかけることとし、懇話会講師折衝は年が明けてからにと、取りあえず授業計画書を仕上げておく作業に入った。若手講師担当の中3選抜クラスは、授業計画書を出す。年明けの授業だ。

資料と問題をそろえたところで、時間は午前3時半、指導専用携帯に**子から電話が入った。障がい者通所施設の職員の##さんに、家の実情の話をしていたら、嫌な顔(**子の話は、きめ細かすぎて、加えて長いのだ。)をしたという。

廊下のはずれで知的の++さんが大声で暴れ始め、##さんは、**さんの話を聴くのを中断して制止に向かったという。その子の家族を呼んで帰宅させて、**子を待たせたままどこかに行ってしまったという。明日が施設の最終日でお休みに入るから、施設長との話の時間があるので、「##さんはいい加減だ。やめさせろといいつけると言い出し、空転するだけだから、来月仕事はじめのときにしないと、嫌な思いをするよと忠告し、##さんに悪気はないとおもうよといい、しまったと思った。他者のまなざしを**子は苦手にしている。「##さんの味方をした」と怒って電話がきられてしまった。

午前4時。住職から電話が入った。
「飛田さん、まずいよ、コンビニにいたから、ジョギング後、店で捕まえたのだけれど、深夜だしね。」と、寺で一時預かったという。波乱だらけの年末である。

明日、買い物を早目にでかけ、帰りは荷物を預かって、私は品川で降りることにした。講習前だが**子に会っておく。

夜間傾聴は、今回は**子の炎上と消火で終わった。

(校正2回目済み)

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12/24 何はともあれクリスマスと冬期講習と後始末がやってきた

2014-12-25 06:24:27 | 地震津波災害ボランティア

2014/12/24 記
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毎年、クリスマスは冬期講習と重なる。若い講師たちは事務員が年休を取って三賀日まで休む兵(つわもの)がいるので、文句たらたらだが、爺ぃに取っては、休みがあっても居場所がなくなるので、案外納得している。

駆け込みの始末か、故・祖母の最終の住民票のありかについて、問い合わせがあって証明を送った。特養は住所を移して入居する。だから特養で亡くなった場合、特養の住所となる。短期入所やデイで利用していた期間は長いが、完全に入所させた期間は短い。私が交通事故で2年間入院したため、祖母は優先入所したのだが、それでさえ、入所期間は半年に満たない。短期入所、特養の旅を祖母はしてきたのだが、たらいまわしの最終特養が、一番利用の多かった特養だった。亡き父の特養待機も5年かかった。これが寒々しい高齢者介護の実態なのだが、おかげで少し古い特養は大概状態がわかるようになった。戸籍謄本に記載があるのに、ひとが忙しいときになると、ごねはじめる輩がいる。因果なものだと思う。たかが電話の名義変更である。

冬期講習の方は、ほとんど定年組シフトで、本筋は専任講師たちなので、彼らの尻拭いの傾向が強い。早々と帰宅。藤沢で母へのプレゼントにラジカセを分割で買った。けちな話だが、これで数ヶ月は大人しいから、善しとしよう。

1/11・25に静岡の「市民トリアージ」の取材が確定し、提唱者の**さんと静岡県担当課長に年賀状を書いた。また大船渡と陸前高田の仮設区長さんと、関係者にも賀状を書いた。教員・研究者関係は毎年枚数が減って行く。亡くなったり、認知症が始まったりで、私より高齢な方は、家族の支えがある分安定しているが、様々な事情が透けてみえる。自分の近い将来を見るようだが、家族という原点を持つ者と、単身者(バツイチ)の生活感覚の差は、異邦人のようなずれがある。沈黙しながらなすべきことをなしていく宇宙人に、通じる言葉はない。「判れ」と言うつもりもないし、家族を拗ねる幼稚な気にもなれない。

帰りに非難の代名詞「かぼちゃ」をわざと買った。「ほうとう」を作るのも埋めこんだ悪趣味がいいかと、母に食わせた。糖尿病患者には、毒汁。付き合う程度で、こんにゃくの田楽をかじった。大晦日は「すいとん」をやろうと母に言っている。「細く長く」も「太く短く」もいやだ。

年末は寿町に行く。今年はホカロンを少し準備したから、勝手にばらまいてくる。昨年は「ゆず」が入ったが、鍋に使ってもらうには、時期が間際過ぎた。

仮設文庫の発送の件は、**君と連絡が疎遠になっているので間に合わない。ペットレスキューの件は、シェルターが作った年賀葉書販売を手伝った程度。餌の資金カンパだ。中古自転車10台も民宿に預かってもらっていたが、高校生被災地体験サイクリングの企画空転があって、夏場に地元で使ってもらうよう始末を手配していた。とにかく、年末は後始末の傾向が強くていけない。

今年は「アンジュール」を奈良**MLの++さんに贈った。良質のクロッキー。ガブリエル・バンサンの価値のわかる方。残念なことに男性である。

夜間傾聴>タガログ語だらけの英語音声メールさん(塾長の仕業か)全く話がわからない。


(校正2回目済み)

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12/23 曇り空の一日、厄払い

2014-12-24 06:13:07 | 地震津波災害ボランティア

2014/12/23 記
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相模大野校とJR相模原の塾とのダブル・ブッキングが起きた。というより、事務員のミスなのだが、すでに早々と年休をとって帰省してしまった。結局JR相模原の個人指導の方を私のミスとして謝り大晦日に変更した。集団強しというところ。塾長に事情を説明して柏手を打った。やはり気分のいいものではない。

帰ってみると、私の部屋が中途半端に整理整頓されていた。介護度から ヘルパーさんが隔週入っているのだが、母の部屋の清掃をしている間に、母が私の部屋をいじったのだ。教材制作資料と、災害ボランティア資料とがごちゃまぜに山に積まれ、ところどころに糖尿病対策レシピが混じっていた。

頼むから、手を入れないでくれと頼むが、雑巾を投げつけられた。毎年、冬期講習が始まると、母は年越し準備時に熱くなる。掃除しろの合図だった。夜中と言うのに…。

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日弁連の●「災害時における 高齢者・障がい者支援に関する課題」を買い込んだ。2012.10の出版だ。来年度はこちらも講師候補に、はいっている。

「わーくNo.050」を書き始めている。金曜ミニカフェの感想原稿を作って時間切れ。

昨日から電話ケアに新人君が加わった。無口で質問しないと応答が得られない。見えていないから、表情を想像して話す。まずは、お互いに慣れれば、まずは合格。睡眠時間が細切れになるのが疲れる。


夜間傾聴>2名

(校正1回目済み)



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12/22 ボランティアの関わりの構造差ということ 他

2014-12-23 06:07:08 | 地震津波災害ボランティア

2014/12/22 記
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年賀状を買う。いつも冬期講習にかき回されて、投函が大晦日か30日になってしまうのだが、クリスマス前というのは珍しい。それだけ、窓際人間に干されているのだなとわかる。

仕事の移動中、懇話会ゲスト・チューターにお願いしていた石巻の**さんから応答電話が入った。検討してくださるとのこと。少し背筋が伸びた気がした。こちらの魅力は再編される災害コミュニティのことを意識した実践をされていること。年末の忙しいときに追い払われてしまうかもしれないが、病院関係者のところを明日,押しかけ相談してくる。

「わーく No.050」は、年内は無理そうだ。市社協にビッグイシュー誌を届けついでに、懇話会の来年始めの会の話をした。同じ相手を講師に招待の動きあるが、わたしたちは内輪勉強会で懇談カンファ。噂の方は一般向け講演会だから、役割が違う。

被災自閉症者の家族の方は、当事者を留守番させられないということと2人分の交通費は出せないということがネックになっている。

●「震度6弱以上の発生確率、都心・さいたま急上昇」

この記事の中で横浜が78%という数値となった。しかし、この危機感は誰が共有しようか。3.11がボランティア出動を定着させたが、「私が」「お手伝いしよう」という、舞台が整えられたところへの参加の形がエネルギーの出方になっている。だから支援者相互の関心や、現状打破の戦略志向の関心は薄い。災害弱者関連組織では、全体活動の一部として被災対策があるんで、取り組み順位は低い。しかし現に東北では避難生活者が困難を抱えて生活しており、湘南の防災も特に成人障害者の被災と生活再建のプランも後回しにされている。

だから、その隙間を守る者がいてもいいだろうと自負している。懇話会は必要性の高い現場の知を引き寄せ、参加者各自が活用してもらうただの贅沢懇談である。種まき作業だが、ここに当座は力を注ぎたい。

●「別冊『総合ケア:廃用症候群とコミュニティケア』」

を見つけた。しかし2005年刊のバックナンバーで、発行元品切れだという。大学図書館筋しか閲覧のみなのだろうか、県OPACからは引き出せなかった。

今夜はまもなく冷えてくる。ホカロンを6個ずつ路上のレギュラー3人に配った。


夜間傾聴>**子(体調悪化か、言葉から様子が見えない。)

(校正1回目済み)


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12/21 冬期講習が始まった 他

2014-12-22 05:54:51 | 地震津波災害ボランティア

2014/12/21 記
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冬期講習が始まった。今日は夜の担当。頭が真っ白なのは、もうひとりいる。講習のときだけの応援団。彼は善行なので、途中まで帰り道がいっしょになる。しかしビジネスマン上がりなんで、壊れた中古教員もどきの私と話すと、全くかみ合わない。お子さんは独立して関西にいるとかで、悠々自適と自称しながら、奥さんを先に送ったので、私と同様すりきれた亀の子だわしのようだ。

担当した子は、若い担当講師から脱落してきた子ばかりだが、今回は無気力型がほとんどだ。もとビジネスマン氏と組んでいる。彼は知識の有用さをしめせという。私は安易に夢を設定すると現実との乖離の毒素がまわる、いや、すでに回っていると思うのだ。徹底して授業を対話式に持ち込み、応答を評価していく。大概は、「はずみ車」が回ればまわりだす。まわれば毒素も抜けて行く。

授業を始める前に、藤沢で母と食事を済ませてきた。だから、糖尿病者としては、彼の誘いに乗って、中華そばを食べるのは気がすすまなかった。紹興酒を頼んでひとなめして終わり。その年ダイエットもなかろうと彼。来年まで…。ここの授業が終わりになると話すと、驚いている。私は残りの株主になるだけ。彼は腰掛だから、私の話が始まったので、退散モードに入り、長丁場にならずに済んだ。

明日は午後から橋本、個人。懇話会のゲストが決まらないので、変更できたら日の変更をかけるつもりだ。気仙沼に入っていた行政職員をなんとか捕まえられそうなのだ。援護射撃を頼めないか会うつもり。

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発見:●「さぽーと 〈no.695(2014・12)- 知的障害福祉研究 特集:町を支える障害福祉-農福連携」


夜間傾聴>なし

(校正1回目済み)

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12/19&20 「医療の視点から見る発達障がい児への支援」感想他

2014-12-21 06:08:37 | 地震津波災害ボランティア

2014/12/19 記
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父の介護を手伝ってくれていた浜見平の友人母子が、父の1周忌ということで、突然現れた。弟夫妻から連絡がないというのに、恐縮してしまう。寿司をとろうかという話を押し分けて、二ツ谷の「かごの屋」に行こうということになって、私は遠慮した。冬期講習の準備や、消えたブログ原稿の書き直しがあったからだ。しかし甘かった。私の分の寿司折りを作って持ち帰ってきたのだった。日が落ちるまで話し込んで帰った。

父の宗教仲間は1周忌という発想自体がないので、誰も来ない。翌日、昼の奉仕の帰りということで3人組で浜見平さんの直前に訪ねてきた。車を置かせてほしいとの用事で現れたのだった。

以下は、意固地になってかくほどのものではないが、木曜日の湘南こどもネットワーク主催の講演会「医療の視点から見る発達障がい児への支援」(講師:新泉こころのクリニック院長・朝倉新医師)の感想だ。

実は今年何回か様々な講演の機会に参加しているのだが、南三陸小の元校長の、避難所運営をする側から見た避難所生活レポートと、今回の朝倉氏の講演のふたつが印象に残っているのだ。自分の役割が明快で、伝えることが推敲されているのだ。

朝倉氏の講演は「精神科医の仕事とは何か」ということを説明することによって、「発達障がいを抱える親御さんの子育て環境整備」の「パズルピースの1片」になろうという意図を感じさせるものだった。それゆえの意義と限界を孕む講演だったといえる。

朝倉氏は、医師の独自の役割を「診断・診断書作成/薬物療法」だといいきる。この言及はすっきりしていて素晴らしい。障がい児の生育環境を整え育んでいくのは親御さんの役割であり、その中に医師の医療「協力」があるのだという構造の土台のなかで、医師の活動紹介を展開している。

当事者親子の訪問受け入れから始まり、精神の関係者なら、対話によるラポールをたてることから関係構築が始まる。この辺が知的や発達の場面では、親御さんとの対話が優先となる。その「信頼」が以下の医療行為の基礎をなしている。

資料の中には、地域連携の話が盛り込まれてはいるのだが、話の中心は医者が「当事者ー家族ー医師」という外来診療室で行われる排他的な治療行為の範囲に収まる話が続いた。親御さんにしてみれば、この構造は自明のものとして、子どもが困難な場面に通院治療のシュミレーションのような即応的理解を開くものとして受け入れ易い歓迎できる話題だったろう。精神科の病院ってどんなところで、なにをしているのだろうという問いに答えたものと響いていただろう。

来院されるとどのようなメリットがあるかを語り、特に処方する抗うつ剤の効果を成分別(三環系・四環系・SSRI・SNRI・NaSSA…)に紹介して行った。既に通院している方には、自分に処方されている薬の意味が通じただろうけれど、そうではない者には、精神科医のいわゆるさじ加減の複雑さと専門性をイメージしただろう。実際、こうした講演は珍しく、話の中の古くからよく使われているデパケンの長期過剰服用から眼球が黄疸のように黄濁している引きこもり青年に会ったことがあり、それが、血中アンモニア生成の副作用という話から理由がわかったという副産物もあった。

しかしその後の話のクリニックが地域機関とどのように連携しているかを話す段が、従来からの支援機関の連携話に終わってしまったことや、結局は盛り込み過ぎからガイダンスに終わってしまったことが残念でならない。

またこれは私からの変化球だが、「災害時」医療が障がい者になしうることはなにかという言及が欲しかった。また高齢者のところから提起されている「地域包括ケアネット」の障がい者サイドからの評価や「地域医療保健」の「広義ネットワーキング」(親御さんを含む)について語ってほしかった。続編を望む。

以上

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「金曜ミニ・カフェ」は、定時19時駆け込みで行われた。サポセンの奥のテーブルは照明が消えていて真っ暗。サポチガの担当者がぽつねんとしているところに飛び込んで上映。なおさら日が悪いかと思いつつだったが、今回は重要な番組を上映。画面をみながら、ここで得られている経験はなにかということや、市民活動の力学を気仙沼・園田苑の実践から掴み返して納得していた。

また双葉厚生病院の緊急避難の記録は、動けない上、看護を要する高齢者のヘリコプターによる救出が発災4日後に行われるが、そのヘリに地域の健常被災者が割り込み、搬送しきれなくなるという事件が起きている。その救出活動の指揮者がいなかったための悲劇だ。こうした避難経験の提供するものについて、エッセンスを取り出し易い番組だったが、これもまた、いずれ時をみて再放映する必要があると思った。

帰りに母の夕食補助食材や、ビデオデッキを抱えて駅前を歩いていると、数回ニアミスが起きた。歩道を通してくれない万歳をする集団、侮蔑の視線をおくる酔客の隙間をぬって帰宅したが、震災は終わっていないとついつぶやいてしまう自分の小ささを恥じた。


●「明日へ~地域のつながりが新しい介護をつくる~宮城県気仙沼」
 (2014/11/23 NHK 48分)

●「明日へ~放射能にさらされた病院~福島県双葉町」
 (2014/06/29 NHK 48分)


夜間傾聴>ひとり
     **子(体調悪化つづく)

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日曜から冬期講習が始まる。相模大野校の方は制服があるので心配ないのだが、JR相模原の塾の方はどうしようと思う。私は衣食住にもうひとつ「考」を加えている。「書」は1冊が5・6千円・社会活動諸費に数万円するので、低賃金ゆえに「衣」を削っている。しかも私の担当する若者は、衝動性の強い者もいて、若手講師では手に負えない。信用してもらえるまでには、めがねが壊れたり、服が破れたりする。幸い今年は、その傾向の子は訪問指導の枠に入っているので、冬期講習のような授業には出てこない。しかし、着たきりすずめも周囲の信用を失うもとになっているので、しぶしぶ新調することになった。

そこに父の宗教仲間たちが現れて、出鼻をくじかれてしまった。雨がやまず、結局明日、母が年賀状とカレンダーが欲しいからというので、連れ出しながら買い物をすることになった。

夕方、相模大野校から担当の子がやめたとの話が飛び込み、出かける必要が無くなった。

なにやら鬱陶しいが、この間の仕込んだリーフレットや静岡の資料を読みつつ、朝、ブログ用原稿を消してしまった分の作り直しをしていた。

冷凍牛肉を出して母はすき焼き、私は糖尿病対策で湯豆腐と玉こんにゃくの炒めもの、自作柿大根、私だけレタス。これが今日の夕食。

1月末の懇話会ゲストが決まらない…思案しながら夜が明けて行く。

夜間傾聴>なし

(校正1回目済み)

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12/18 雑記

2014-12-19 05:44:24 | 地震津波災害ボランティア

2014/12/18 記
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友人のご尊父が昨日亡くなった。突然の話で、私は間接メールで、つい先ほど読んで驚いた。ご実家が遠方なので、お通夜、告別式ともに出席できないが、ご冥福を祈ります。

偶然ではあるが、今日は父の一周忌である。父の宗教は偶像崇拝を嫌い、仏壇や個人写真を避ける。そんなことがあるので、特別な法事は行わないが、健常時横暴だった父に、母と相談して、父の遺影の前に、一杯の酒と、食い合わせの悪い最中をならべて、してやったりと話している。妙ちくりんなレジスタンスである。

寒空を塾長がフィリピンの台風被災に飛びまわっている間に、塾長の奥さん主導で冬期講習準備の追い込みに入った。今年は、成人クラスは人数が減ったので、自主運営は解体。講師主導の形に戻ったが、ここは在日の方や、就労後挫折した引きこもり青年がいる。全盛期のような活気はないが、塾長夫婦と若手講師が面倒を見ている。私は遠方ということで、面白いことをやれという塾長からのコマンド(?)を受けていたので、いわゆる納豆のように糸を引く臭い授業を行ってきた。実は大学進学の呼び水のような偏った授業だった。今年はそれもなし。一般クラスのキャッチアップのみ。塾長に「つぶれるぞ…」と電話で伝えていた。私にしてみれば、相模大野校は来年度で定年である。頑張ってもらわないと困るという気持も正直のところ,入っていた。

とにかく寒い。JR相模原から横浜に出て、販売員さんからビッグイシューを受け取り、茅ヶ崎に戻った。

今日は湘南こどもネットワーク主催の講演会「医療の視点から見る発達障がい児への支援」があった。講師は円蔵の新泉こころのクリニックの朝倉新医師だった。内容が濃く、考えさせられることもあるので、この会の感想は追って買い込むことにする。


夜間傾聴>**子(体調の問題が起きる。1時間越して対話。)

(校正1回目済み)

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12/17 県保健福祉事務所主催「穏やかで自然な最期のために」に参加し

2014-12-18 06:14:45 | 地震津波災害ボランティア

2014/12/17 記
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平成26年度地域包括ケア推進講演会「穏やかで自然な最期のために」(県茅ヶ崎保健福祉事務所主催)に参加した。「地域包括ケア」という部分が気になったからだ。講演者は田中奈保美氏(『枯れるように死にたい』の著者)。高齢者の看取り体験を看護師の立場から考察したもの。

出席者は50代以上の介護経験者がかりのようだ。文化会館小ホールをすずらんテープで仕切って集めていたので感覚が違うが50~60名と見た。主催団体の歴史蓄積の力か。

内容は「地域包括ケア」との関連が見えない介護経験論だった。終末期の高齢者に食事を無理強いしたり、胃ろうを施したりすることへの反論。食事も水も欲しがらねば与えないようにしてしまい、オムツ交換と褥瘡予防の体位転換のケアだけで、自然に体力を使い切って眠るような死を迎えることを評価する。この間に家族が看取りをきちんとしていく(生者の関係再編)ことに、自然死の死の受容の意味がある。互いのためになるいのちの引継ぎの時間。

私は「災害」という場面の中の「死」を考えている。私は家族の介護してきたから話を実感出来たが、あえて大局的な「死」をペンディングしてきた。社会的な文脈から切り離して「死」を語ることが、宗教がらみの価値論対立の藪に分け入るから、目の前の旅立とうとしている者との家族対話を見誤り、分別の衣装をまとわせようとする行為に見えるからだった。看取りと葬儀は生者のためにある。旅立つ者との個的な対話は、それ以上でも以下でもない。

社会的な文脈(場面)の中で考えるという再構築の過程のひとつに「断ち切られた死」、災害の中の死がある。

的が違うなと予測しつつ「地域包括ケア」講演会に参加したのだが、「延命」という近代医療の性との対立は、家族が社会的な倫理慣習と対決せねばならない場面ではあるが、この介護から見送りへというシーンが、「地域包括ケア」と結びつかないで、その点でマイナス点がついた。

しかし考えた。ここに出席している方に3.11体験を語って、被災者との共感が得られるだろうか。極言して隣人の死という場面が儀礼を越して共感できるだろうか。怪しいなと思う。「地域包括ケア」と語ったとき、「地域」と呼ばれる場に如何なる価値が読み込まれるのだろうか。そこに探査の錐を押し当てて行く作業が抜けている。物足らなさを抱えて、会場を出た。

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講演の中で、「『ゲーム漬け』の若い子たちは、死を復活可能なもの」として死のリアルを知らない」というおきまりのレッテルがある。たしかに死に行く者は病院に隔離され、生活と死をじっくり対話しにくくなっている。たしかに子どもの看取り体験の場は大人による排除を含めて失われているが、「ゲーム>再生する死」という下りが「全ての若者」の傾向とする偏見が割り込んでいる。小学校低学年まではファンタジーとしてそれをとらえ易いが、それ以降の年齢では、場面と向き合っている。飼い犬猫の死を見ていればわかる。海は「水色」で塗りつぶす感性は「これは、こういうもの」という約束を守ることによって成り立っているが、子どもの絵もリアルの受け取りの差があるように、死の対話もまたファンタジーの関連の中で解釈されており」それは年齢を重ねることによって、リアルを習得していくように思う。高学年の彼らが、「死の再生」を語った時も、彼の内的な理解は別のところにある。私が出会った子から学んだ体験談としておこう。

夜間傾聴>ひとり

(校正1回目済み)

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12/16 懇話会ゲスト中間報告 他

2014-12-17 06:22:13 | 地震津波災害ボランティア

2014/12/16 記
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懇話会のゲスト探り、被災地の自閉症児者の家族で構成する会の役員さんにお願いしている。こちらは日程的なことが難しく、継続調整になっており、4月の可能性も出てきた。もう一方では、成人障がい者・認知症高齢者・単身者等災害弱者がグループホームを作りながら、仮設の中の店舗を営み、合流した生活支援活動をしているところ。こちらは職員の方がぎりぎりのところで頑張っているところで、前者が発災時避難所でその後は仮設住宅で、健常者のご家庭の理解不足の苦労が話の中心に出てくるだろう。一方後者は、非常に多面的な顔を持っており、仮設コミュニティの中の居場所作りによる災害弱者保護の話も含んで、話題は豊かなものになりそうだが、職員ローテーションの難しさが話を困難にしている。実のことをいうと、4月招待を考えていた。

つい先ほども懇話会関連資料を各自にFAXしたが、時間が迫っている焦りを感じている。

来年度、まだ打診していないが、

阪神淡路大震災の生活破壊をうけた単身者保護活動と再就職支援NPO

薬剤師さん(または訪問歯科医さん)

被災地自治体の災害弱者保護関連課の職員の方

を追ってみようと考えている。

被災地の生きた経験談が、かならず私たちの活動の糧となってくれることを信じる。

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とにかく寒い。浅草の羽子板市の話を聴いた。もう10年前になろうか、軽度統合失調症の母親と、それゆえに、子どもの母親への執着から来る、登校拒否がこじれていた母子を、羽子板市に誘ったことを思い出した。母親が遠くに行ってしまいそうな予感を感じており、立ち返る三人共通の記憶を作っておく必要の苦肉の策だった。幸せをかき寄せる熊手にかこつけて、親子をつなぎとめたかった。

親子は終われるように、家財道具を残したまま、姿を消して、その後の消息を聞かない。

毎年、冬期講習の話が騒々しくのなる今頃、TVのニュースで羽子板市の報道があるたびに、この親子を思い出す。

私のところに来る人たちは、大概生傷の癒えないかさぶたを抱えてやってくる。こういう親子が被災したらどうなっていただろう。不登校は学校空間の中で起きた原因によっておきるという発想があるが、それは間違いだ。家庭の原因や、自分の身体の悩みの場合もある。家族以外の聞く耳として私が会う子も多い。気温が低いから寒いのではなく、相手の孤独が伝わってくる、その寒さなのだ。

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ホカロンを買い込んで、茅ヶ崎駅周辺に冷たい雨から避難している途上生活者に10個組をふたりに渡してきた。辻堂にひとりいるから、今回はここまで。大晦日に寿町炊き出しに出る予定。




夜間傾聴>なし

(校正1回目済み)

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12/15 懇話会ゲスト招待の作業をしています 他

2014-12-16 06:21:15 | 地震津波災害ボランティア

2014/12/15 記
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懇話会ゲストの依頼の交通費に引っかかっている。東北から招待する場合、新幹線が入る。どうしても往復3万数千円程度はかかってしまう。幸い依頼団体の近隣駅から高速バスが出ており、それを使うと半額になる。しかし往復とも、到着が早朝となり、バス2泊を頼めるかという壁だ。新幹線を使う場合、その3者とも、新幹線駅まで出るのに1時間強かかる。これもこれでしんどいだろう。この辺もひっかかって、医師を呼ぶ話は頓挫してきた。懇話会を木曜日にして、医師の休みの木曜日前日の夜発で、茅ヶ崎1泊、金曜日帰宅とたてると予算がかさんでしまうのだ。(土日は行政関係者が無理。)

今回は、施設被害に遭った災害弱者施設関連の職員または利用者家族の方で、障がい者関連2、高齢者関連1のところとなっている。新年度始めの分に、「地域包括支援ケアネット」志向の企画か「訪問医療」の関係を考えているため、今回は障がい者の課題を優先させたいのだ。

医療看護介護福祉の大きな流れとの関連の中に、被災体験の経験対話を仕掛けたい。来年度は社協さんにも登場してもらう。

懇話会は被災体験・現場体験を重視する。その個別体験の背後を見通していきたい。そのためには、関わる側の問題意識が問われる。懇談をリードする疑問・提案を持っていないと、懇談自身が薄っぺらいものになってしまう。それは各自の被災者支援や湘南の災害弱者の防災へと収斂していくことを期待しているのだが。

年末タイムリミットが迫る。高速バスルートをおねがいしてみようかと…。1月は静岡2往復がはいるので、そこで1万円強が別に出て行く。ゆとりがない。

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来年、民泊候補が2軒出てきた。廃業した民宿経営の方で、家族を津波で失っている。もう一方は、もとの市会議員さんが離れを提供してくれそうだ。これら学生相手かなと思いつつ、議員さんの方は、問題になるかなと考えているが、民宿の方は、かなり高齢の方なので、話がかみ合うか心配。しかし話はあれど、私のホームグラウンドの分野でありながら、対象者がいないので作るとなると、今の活動を制約しそうなのだ。これは条件が整えば、私でなくともできる活動。民泊交流は家族交流であって欲しいので、その条件は、ますます対象がいなくなる。

現在の懇話会と「わーく」の「金曜ミニカフェ」は、わかっていながら、専門職の仕事、私には関係ないという思い込みが強い分野だ。埋もれてしまうのを覚悟の上で、大切さと実現可能性を提案し続けるのは、私にしかできないことだ。自分のパートを超えて、協働のネットワーキングの世界から、自分を見直すことは、今の専門職にも出来ていない。中間支援の機能を持ってつなぎを心がけて行く地平にだけは、なんとかしがみついているつもりなのだが。

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衆議院選が終わった。ほぼ予測どおりだったが、その批評ニュースを聞くたびに、何を外野ぶって眺めているのかなという困った言葉がある。

●「よりよい」
●「安心(安全)」

という言葉だ。現状無自覚もいいところだと思う。

「よりよい」とは、「現状も『よい』が、更によいように」という認識が隠れている。「現状が『よい』?」何も見ていないのではないですかといいたくなる。極楽トンボ。

「安心」これは一見よさそうだけれど、社会に対して個人の世界にこもっていることを良しとする価値観、誰かが周囲を安定させてくれることを前提にして出る言葉。「千とちひろの神隠し」の両親が豚になるシーンがある。消費社会の家畜にはなるまいとおもうのだ。じゃあ、不安でいいのかという発想は貧困。

まあ、余談ではある。


夜間傾聴>ひとり(レギュラー君)

(校正1回目済み)

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