湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

3/30 春期講習がなくとも、さざなみ程度は立っている

2017-03-31 06:10:23 | 地震津波災害ボランティア

2017/03/30 記
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故祖母がお世話になった特養から、以前、回想法に使える古書の写真集を提供できるように、活動をつないだことがあったが、その関係で回想法のボランティアさんを知らないかとの問い合わせメールが届いた。ここの特養には「懇話会ニュース」と,高齢者記事を載せたときの「わーくOnlinePicUp」を届けていたので、疎遠にならずに来ていたが、問われることは、実は嬉しかったりするのだが、残念ながら情報が無かった。研修の話かなと考えたが、少し時間を下さいと応答しておいた。東京南部のボランティアは知っているが、湘南のボランティアは、正直なところ知らなかった。

包括支援センターに協力を求めたが、瓢箪から駒のような応答が返って来て、全くだめ。サポセンだったかボラセンだったか、昔、話を聞いた覚えがあって、明日、聞いてみて、わかれば儲けものだと思っている。

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母が花見に連れて行けといいだした。デイサービスで知り合った同年齢の女性との話で、急に決まったらしい。ふたいとも、歩くのは嫌だという輩のうえ、母は「めまい」、この方は「脊柱間狭窄症」のリハをしている。鎌倉段葛は修復工事を終えて、まだ若木だろうし、おそらく食事も組み込みでうるさいことをいうのだろうし、逃げ出したい気分なのだが、来週、引率の憂き目に遭いそうだ。

ところが先方の息子さんから電話があって、車&運転手を提供するとの話があって、江ノ島近辺で1泊泊まればどうかと話が来た。千載一遇のチャンスということで、引率をまかせ、前日、浜見平の**さんに、夜、覘いてもらえれば、石巻に行けると都合のいい話を思いついた。被災高齢者施設関係者の懇話会招待の調整の件だ。明日、話をまわすが、虫のいい話は必ず失敗するので、脱走話、明日判明するが、五分の賭けだと思っている。

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鉄ちゃん、機嫌が悪いらしく、塾長の奥さんが、身延線の話をきいたところ、スマホの画像を見せながら、1時間ほどしゃべって行ったそうで、機嫌は直っていたが、奥さんの機嫌が悪くなり、私の方にからむこと…。4月から、彼の夜間傾聴が再開される。

「ティーンズの防災街頭研修のすすめ」一応、公共団体宛の方は、まとまった。後日、完成版をブログに載せる。

夜間傾聴:3月いっぱい休止

(校正1回目済み)

 

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3/29 復活したものの/懇話会ゲスト探しのメール問い合わせに思うこと

2017-03-30 05:50:45 | 地震津波災害ボランティア

2017/03/29 記
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ひどい目にあった。約束と違うことを工務店現場担当者に講義したが、音を出す作業をしていないと反論あり。昨日の音は悪意を感じた。しかし証拠がない。

やっと回復したが、当分耳栓がいる。

高齢者施設の3.11被災流出し、入所者・職員に被害を出した某施設の発災時避難と放浪避難の過程から経験を引き出せないかと、問い合わせを始めている。今回は圧倒的な人員不足の職員の困難を、懇話会の事前に話し合えないか試みている。

懇話会は現場経験の価値を共有したいと考えて懇談形式を取っている。しかしこの形式は、従来の講演会形式と異なり、知識の受容から、経験の対話誘導へと食いつきが深い。問題意識を持ち、問いかけて内容を深めていく。だから、知識の提供を待っているのでは、懇談価値が流れてしまう。

しかし実際は、ゲストが問題を問いかけ、話の中に司会が問いかけ続けていかないと、空転のまま、会が流れてしまう。そんなわけで、論点を蓄積しておこうと考えた。湿った薪の薪のストーブのようで、消えてしまうのだ。

今回は、被災から施設再建に至る道の職員にスポットをあてて、防災へとつないでいくテーマを論じたい。これは障がい者施設にも共通的があるだろう。

ここの施設は昨年再建を果たしているが、依然職員不足が続き、地元高校への働きかけも強めている。施設長さんとメールが2往復したところだ。

しかし、この間の懇話会ゲスト発掘では、「現場の直面する困難から経験共有へ」という部分で、管理職でないと、事実経過で話が途切れてしまう、つまり、その事実が孕む背景や今後に生かす教訓を抽出できないのだ。通勤の雑踏にいると通行人の中を泳いでいる様子を語ることになっても、駅の構造が混雑を発生している様は見えない。鳥瞰できる経験者でないと、現場当事者であってもだめなのだ。この辺の匙加減が現地にいないので、一層厄介なのだ。

「ティーンズ防災街頭研修のすすめ」第一案を塾長の奥さんに見てもらった。「読む気せん」それが回答。まいった。行政・市議・教員関係者宛のものだから、価値と見通しは書いておかなくてはならない。「長い」・「まわりくどい」それが感想だった。校正に入っているが、難しい。

楢葉町猫が外に出たがって、困っている。発情期だ。不妊手術はしてあるのに、様子が変。

<気になる記事>
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●「震災後ストレス 支援必要な子ども11.5%」
●「熊本地震1年、支援の映画会「うつくしいひと サバ?」ご招待」
●「くまもと映画プロジェクト『うつくしいひと』」
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●「「あずましい場」求め30年 精神障害の当事者のみで運営する全国初の作業所」
●「視覚障害理由の配転命令「無効」 岡山短大に賠償命令」
●「生活保護の底流に 稲葉剛さん、大竹文雄さん、田川英信さん」

夜間傾聴:3月いっぱい休止。

(校正1回目済み)

 

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3/28 ゲリラ騒音再び爆発

2017-03-29 04:59:13 | 地震津波災害ボランティア

2017/03/28 記
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朝9時頃、建築騒音のようなハンマーの音が暴発する。耳栓をはずしていたので飛び起きた。トイレに立ってしまったので眠れなくなり、10時半起床で、再び手首・足首が悲鳴をあげた。猛烈なこむら返り。芍薬甘草湯を飲んで耐える。右手を除いて締め上げる痛み。橋本が休みでよかった。母をデイサービスに送り出して、庭で転倒。一日中、つりとの闘いとなってしまった。

父がそうであったように、母に頻尿が始まっており、私の夜間の仕事はじめと、寝る前の2回の排尿(これは40年来変わらない)と合わさると夜間のトイレ使用頻度は高い。今回の騒音が抗議の音なら、見当違いの抗議。母が通院している医者にかかって、漢方を処方してもらう。脊柱間狭窄症のXレイ写真を撮るが大丈夫。糖尿病との関連を調べるかといわれるが、専門医にかかっているのでと拒絶して、薬だけをもらった。脊柱間狭窄症なら左手までつることがおかしい。とにかく電解質をいれて、体位を変えながら茶の間にころがった。

こういうとき、音声変換は有効で、ひきつっていない右手にスマホを持って、文章の断片を入れつつ、身体からは力を抜いた。夕方、用件から解放されたので仮眠を取るが、1時間も経たないうちに母が帰ってきた。

ともあれ、だましだまし、身体の緊張をほぐし、家事は炊事以外は手抜きした。一日中がつぶれてしまった。電話対策はとっているが、訪問や隣接音は手の下しようがない。

「ティーンズの街頭防災研修のすすめ」を書き終えた。これは、県教委・市教委・市議・学校教員向けに書いた。考えてみると、青少年団体や一般公募・災害弱者家族等の公的立場以外の多様な立場の方々への勧誘の文章ではないので、社会背景と展望の部分を割愛した別文章を練り始めている。4月に入ってから配布する。

とにかく今夜は、懇話会ゲストの著書ドキュメントの拡大読書機の読み上げを聞きつつ眠る。高齢者施設被災の経験者のドキュメントだ。職員欠乏時の運用などかなり具体的だ。

電気ストーブで腰を暖めつつ

夜間傾聴:3月中は休止
(校正1回目済み)

 

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3/27 県茅ヶ崎保健所に最後の「わーく」を届けた/メール配信分挨拶状より

2017-03-28 05:56:58 | 地震津波災害ボランティア

2017/03/27 記
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「わーくNo.070」のメール配送分を発信し終えました。以下が、挨拶状です。ご覧下さい。

----- ここから -----

障がい者・高齢者支援団体 各位
2017/03/28 「わーく」編集部
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「わーく OnlinePicUp No.070」をお届けします。今回は年度末号なので、まとめ号に、なっています。

早いもので、障がいを抱えた引きこもり・不登校の青少年の社会参加活動に、東日本大震災の災害弱者(要援護者)支援活動に取り組みはじめてから5年余を経ました。

私たちは、引きこもり諸団体のひとつにありながら、東日本大震災のほんの数年前まで、発達障がいや精神障がいを根底に抱える子たちの支援を中心にすえたため、引きこもり支援活動ではなく、障がい者支援活動であって、引きこもりは障がいではないと連携がたたれました。一方、障がい者支援諸活動からは、特別支援校を経ず、手帳を持たない活動との連携は経験が無いと、「よそ者」視がありました。境界の活動は「社会参加・就労支援」の場面で親和性のある活動が出来ると考えました。時は流れ、広範性発達障害・神経症の分野はやっとそれぞれの団体で受け入れられてきています。

私たち境界分野の活動は、社会参加の協働の絵を描くべきと考え、健常者の中の理解者との触媒として、協働の受け皿を描きました。障がい当事者と家族の活動からしてみれば、よそ事のように見えるかもしれません。取り組んだ災害ボランティアの世界では、災害による「命の危機」・長期の避難生活における「無理解と差別」の壁に立ち向かう協働支援者として、なしうる知恵を提案しています。その中に「わーくOnlinePicUp」があります。

今回は年間に成しえたことを中心に、出来るだけ大きく抱え込み、まとめることを考えました。ゆえに、より抽象的な物言いになっていますが,ご容赦ください。

代表:飛田 記

p.s. 本誌のタイム・スタンプが配布予定日に、ずれています。すみません。


----- ここまで -----

県保健所に挨拶がてら、最後の「わーくNo.070」を置いてきた。4月からは、茅ヶ崎市が保健所機能を運営し始める。

何年かかけて、話題が通じる読者が出来たとおもうと、人事異動。組織はこれがあるから蓄積しない。わびしくもあり、一区切り。

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母の処方薬にステロイドが加わった。たちどころに、アレルギー症状が治まって、食欲も戻ったが、要観察。味覚が壊れるか、薄味をまずいと言い出した。

地域医療福祉チームの周辺支援の地元ボランティアは、存在しうるのかという話、藤沢市議の**氏を駅前で捕まえたので、喫茶店で懇談。元関係専門職の連携以外は無理というのが**氏の説。仕事分担を明示すれば非資格者も可、分野によってはティーンズも可という私。絵空事という**氏、さて。

夜間傾聴:3月いっぱいは休業

(校正1回目済み)

 

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3/26 「わーくNo.70」完成/要援護者支援を促進する「地元ティーンズ防災街頭研修」

2017-03-27 06:08:57 | 地震津波災害ボランティア

2017/03/26 記
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***「わーくNo.070/要援護者支援を促進する「地元ティーンズ防災街頭研修」の立ち上げを」***よりβ版

----- ここから -----

★激甚災害のとき、危険をもろに浴びてしまうのが「災害弱者とその家族」だ。高齢者・障がい者などの方々は、避難後も避難所の集団生活にあわせることが出来ず、様々な困難に耐えなくてはならなくなる。その方々への支援の手立ては、全国から集まるボランティアには、なかなか支えきれない。地元のボランティア活動の長期個別支援、つまり地縁型支援が必要になる。農漁村のような地縁・血縁も希薄な都市近郊では、私生活に立ち入らざるを得ない生活・保健支援は医療福祉関係の専門職にまかせきりになりやすい。広域災害の場合は特に地元専門職の絶対数が足らなくなり、災害弱者の避難生活は余談を許さない事態になる。

★高齢者の分野では、医療・介護・福祉などの専門職の横断的な地域チームを地域包括支援センターや基幹病院が軸になって、行動単位にシフトしていく試みが始まっている。災害時、ここにボランティアが入ることが出来る。一方、障がい者の領域では、自治体単位で様々な会議や連絡会があるが、基本は共通の障がい者家族の相互扶助的な活動と学齢期は特別支援校が活動の実態となり、飛び込みの地域支援活動との接点がほとんどない。それには急にであった者との擦り合わせの時間が必要であり、平時無理解の抑圧を受けているからだが、この方たちが災害の矢面に立たされる矛盾をボランティアは引き受けなくてはならないだろう。ならばどのようにと考えるとき、高齢者支援から始まった地域包括支援センターの支援チームのことを思い起こすべきだろう。ボランティアの連絡会は社協ボラセン、公共避難所運営会議などに設定されるが、いずれも短期のものであり、全国来訪支援者・施設運用が切れた時点でそれは消えていく。しかし、阪神淡路大震災や東日本大震災から得られた経験は、数年では生活再建は終らないという事実だった。それゆえに、ボランティアが継続して支援を続けていく地域の拠点は、高齢・障がいの枠をまとめた行政課の動きにともなう地域包括支援センターとの連携を考えるべきだろう。

★学齢期の若者によるボラ支援は、進学・就職による短期ボランティアが主であるが、全国のボランティアとは異なる、より長期な継続支援を地元の特徴をいかして、おこなうことができる。特に高校生・中学生たちティーンズは、被災時、独自の役割を持っている。「率先避難」・「御用聞き支援」・「親への留守番支援」という領域だ。また、「大人の支援者の周辺活動」も経験できる場にいる。つまり、彼らにとって被災は貴重な社会体験の場でもある。ただ、これらの活動も急に始めるのは無理だ。上記の支援を実現するには、従来の集団避難誘導や、救急法習得訓練とは異なる、災害経過実地学習や自らの役割確認を体験したリーダーを育てていく必要がある。また、彼らが卒業したとき、地元に帰ったとき。再びボランティアを再開できるような場を知る体制を取るべきだろう。

★災害時の若い支援人材として。未来の福祉視点を持つ若者を育てる意味でも、リーダー作りの現場学習を始められないだろうか。なお「防災街頭研修」は別紙にて。

----- ここまで -----

「防災街頭研修のすすめ」は、提案書の形で別紙作成している。

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花冷えというのだろうか、寒い。楢葉町「ネコ」は、うずくまったままだ。

今、「わーくNo.70」の校正作業をしている。明日、雨なのが憂鬱だが、印刷して配布が間に合った。今回は2016年度のまとめで、画像少なく屁理屈満載。新年度の次号から平常に戻る。書いていて思った。引きこもり青年たちは、オンライン上なら協力してくれるが、会合や被災地同行は、その日の体調による段階。表で動ける人材が欲しい。

介護タクシーの**さんとFBで出会った。父の介護のときお世話になった。防災ネットの話をきいた。電話に邪魔され、以降はメールにてとなった。

母ダウン、2日目。

夜間傾聴;3月いっぱいは休止

(校正1回目済み)

 

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3/25 「わーくNo.70」執筆、缶詰の一日

2017-03-26 06:02:21 | 地震津波災害ボランティア

2017/03/25 記
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鉄ちゃん、案の定、家を脱出。再び身延線富士宮から連絡が入った。使用が禁止されている三脚の使用者をたしなめて、トラブルが起きた。駅員から親御さんに電話があって、親は身延線だろうなと予測はしていたものの、それは的中。ただ財布の残金がほとんど減っていないのが不気味。話を聴くに、野宿1泊していたことがわかった。寒さ対策をしていたものの、無茶は、またかというのが母親++さんの実感。塾長の奥さんが++さんを
愛車に乗せて、富士宮ドライブをしてきたという。来月から私の担当に戻る。

ーー---------------

「地元ティーンズ防災街頭研修のすすめ」を書いていて思った。「わーく」は、自閉症スペクトラムや鬱病を持っている青少年の訪問生活・学習支援をしてきた。手帳を持った方の障害のそれぞれの領域の活動があるが、私には発達障がいや、精神障がいの領域の接点はあるが、いわゆる障がい者の活動の側にしてみれば、「よそ者」に過ぎない。奇妙な話だが、所謂不登校・引きこもりの教育からのアプローチからしてみても、最近やっと発達障がいの知見が入ったものの「わーく」の仕事は、主流からみれば「よそ者」となっていた。一方、幼児・学童期の子育ての知能発達の偏りの是正のような発達障がいアプローチとも違う活動である。ゆえに、生活・就労支援と社会参加的教育の分野で自主活動を基本とする私たちは本当に境界域の活動をしていることを痛切に感じている。

特に障がい領域の活動の方からしてみると、私たちの主張や方針は、自主活動というより、外側からの支援でしかなく、要援護者支援活動そのものが、いわば「お節介」でしかないのだ。この断層は、以前から気づいていたが、「軽度」障がいの領域の活動という、「辺境の絵図」を、「協働の絵図」に書き換えていくその仕掛けを、いかに諸方策に織り込んでいくかに腐心している。

ましてや「地元ティーンズ防災街頭研修」の活動は、健常者の中高生世代へのラブコールであって、障がい領域や高齢者支援領域の外側からのアプローチとなる。

中高生世代には、発災時の「御用聞き活動」「親に自由時間を提供する活動」という独自活動領域があるために、いわゆる学校とティーンズの社会活動諸団体への協働申込は、障がい領域の活動からは、ますます離れてみえる。これには提案事例の中に、連携の糸を明瞭に残していく仕事が必要になる。

この部分の吟味が難しく、執筆はここで揺れている。あと一日。月曜には、県保健所の協力者のもとに、さよなら通信を届けたい。明日も出版執筆を続ける。


夜間傾聴:3月いっぱいは、休止

(校正1回目済み)

 

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3/24 「わーくNo.70」表紙原稿/「金曜災害ミニカフェ」火曜昼間に移動へ

2017-03-25 06:18:00 | 地震津波災害ボランティア

2017/03/24 記
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「わーくNo.70」の記事です。

----- ここから ------

(表紙記事)

<<2017年度、災害弱者支援活動の交流と、
中高生の参加促進を>>

●旧年度、3.11の衝撃のことを大船渡の社協の**さんと話をしていて、5年が過ぎた今、被災経験のない方と話していて、失語症のような気分を感じることが多くなったように思えて、今もなお被災再建は終っていないことが、無理に幕引きされたような断絶を胸に収めているという私の告白に、深くうなづいておられたのが印象に残っている。内陸近隣地区に、住田町というところがあって、ここでは、従来の想定よりも仮設生活が長くなることを見通して、新規の木造仮設モデルを開発している。町の行政職員の方との話で、今も、10万人ほどの方が仮設生活を続けていて、更に南海トラフや、首都直下型地震が起きたら、30万人分の仮設が不足することを、皆さんどう考えているんでしょうと問われ、沈黙せざるを得なくなっていた。今、福島原発避難の方の災害復興住宅の入居者の大半は高齢者だ。岩手・宮城の沿岸集落の農漁村コミュニティのような地縁の強い絆はそのにはなく、阪神淡路のときと大差のない高層団地型の建物に被災者が収容されているという。昔の災害にどれだけ学んでいるか疑いたくなる事態をボランティアと自主活動が支え、つなぎとめている。私たちも、有効な支援を続けたい、だが何をどうやってと手探り支援を続けている。

●私たちの住む湘南の防災もまた、危機の先送りと利害の多様化という地縁無き地域を前提にした活動をさぐる必要がある。発災時の安全避難を無理に地域割りに押し込んでも、生活の優先度は一向にあがらない。むしろ、その集団避難にあわせられない事情を抱えた、いわゆる「災害弱者」の方の実情が浮かびあがってくるだけだ。その災害弱者の方々も、抱える事情の差を超える公共の「生き延びる場作り」の必要性も、安全避難と命の確保の足踏みを抜けて、いわゆる都市型の防災を育てる時期に来ている。

●被災という危機に生死の淵に晒される「災害弱者」とその支援者の活動を育て、結び付けていく活動を準備しよう。ひとつは救急ではない医療ケアが必要な方の被災地脱出ルート、医薬品を含む必要物資の確保ルート、自主避難生活家族を公共サービスと実務情報へと結びつける仲介ボランティアの育成、救急医療専門職の活動を補佐する協力者ネット作りだ。これらはいずれも現状からは先験的であり、行政と協働した地元有志ボランティアの交流促進から始める活動だ。いわゆる「要援護(?)者支援活動」は、当事者有志の協力が必要だ。これらの方々の被災・避難時必要となる物資と環境は、一般被災者のそれとは異なるものも多く、一番必要なものが、ケア関係者の人材であるということでも、従来の全国から集まる支援物資の運用に公共人材の労力をあてる防災活動は的をはずしている。それだけに。被災地から逆に支援内容を要望し、獲得していく自立ルートが必要になる。この領域のネットワーキングが新年度も課題となる。

●このとき、有望な人材が実は地元ティーンズだ。非避難所避難をする要援護者への「御用聞き支援」などは、彼らの分担となる。これらの支援構想も学校に協力を求めていく。

----- ここまで ------

母をかかりつけの町医者までつれていった。不定形鬱がないか医者に訊ねた。専門外だからねえ、まあ、花粉症だねとクラチンと目薬をくれた。クラリチン効かないし古いねと言ったが、年寄りには強いの出せないのと、処方箋をよこした。

月曜日、県保健所に滑り込む。さよなら配布である。協力者の転勤先にも配布するつもりでいる。

「ティーンズ防災街頭研修のすすめ」は、年度がわりで学校が春休みに入っているので、4月に配布することにした。

最後の「金曜災害ミニカフェ」を終える。大山団地のコミュニティー作りの記録だが、外国人の多いところだけに、逆に自治活動の必要性が見えるようだ。阪神淡路大震災の復興住宅の自治活動は20年を経て、主導者も歳を取り、自主活動を束ねていられなくなり、後継者がいないし、入居者も高齢化が進むという孤立死が拡がっている。長期的な見通しが必要なのが地域コミュニティ作りなのだと痛感する。

4月からの「災害ミニカフェ」は「火曜日」の「14時~」に引越しする。


夜間傾聴:3月いっぱいは休止

(校正1回目済み)

 

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3/23 「お薬手帳QRコード版2017年度の予定」転載/春休みに邪魔されて

2017-03-24 05:19:46 | 地震津波災害ボランティア

2017/03/23 記
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「わーくNo.70」の連載記事を以下に転載する。


------ここから------

「お薬手帳QRコード版2017年度の予定」

**2017年度の予定について**

「お薬手帳QRコード版」は「災害保険カード」であり、「マイナンバーカード」や「ヘルプカード」と似て非なるもものだ。

「マイナンバーカード」は、いわば万能個人情報カードであり、「ヘルプカード」は庇護を求めるためのカードだ。

「マイナンバーカード」は、行政の国民管理の便宜を、多目的の便利という甘味料で包み込んだプライバシーの危うさを孕むカードであり、一枚のカードで大量の個人情報アクセスを可能にするゲート管理を行っている。後からカードメモリーに追加される予備機能の情報は、盗まれれば保障されない。紛失・盗難を考えると常時携帯するには、適していない。主要情報がクラウド管理されていても、一枚のカードに個人情報を詰め込みすぎることは危険が伴う。

防災カードを目指すためには、発災環境下、救急救命個人情報が迅速に取り出せることと、プライバシー管理の拮抗する境界の姿を求めることになる。広域激甚災害の場合、ネット経由の情報は、携帯電話会社の非常時対応努力はあれ、利用不可能のリスクに耐えなくてはならない。情報はカードの中に置かざるを得ず、防災カードは救急救命個人情報に削ぎ落とした項目自由選択カードとして作成する。「マイナンバーカード」は、クラウド管理をする以上、防災カードとしては、向いていない。

一方「ヘルプカード」は、組になって開発された「ヘルプマーク」の、大きく無骨なデザインに見る如く、要援護者への援護を求める発想に貫かれている。カード(またはマーク)を利用するものは、周囲の人々と対等ではなく、庇護される存在として利用者を定義してしまう。以前からノーマライゼーションからインクルージョンへと、関係性を考える立場からは、障がい者の領域では「個性」という視点が更なる関係性を問う段階に至っている。社会の個々人が放置されたまま、庇護を求める歪んだ関係性を内包している問題があり、情報の更新を含んで、「自主的に身を守るカード」としては似て非なるものとなっている。

防災に特化した救急救命カードは、応急処置後の医療情報を主に提供するものであり、看護と入院事務・家族捜索に対応する情報と、重症者・乳幼児・障がい者・高齢者・外国人の自己表明の難しい方の状態代弁機能を持たせたものを考える。

「お薬手帳QRコード版」の情報は、カードの中にQRコードに変換された「カンマ区切りテキスト」形式情報を載せるものだ。QRコード化によって、直接肉眼では読み取れない程度のセキュリティをかけている。消防庁の「避難カード」に項目追加した項目自主選択性のカードであり、日常機能として「お薬手帳」の役割を持たせている。非接触型メディアであり、土埃にカードリーダー挿入口故障を追加転写更新シートが開発されれば完成するカードだ。現在のところ、処方薬の更新が、シールの上にシールを貼るか交換する弱点を持っており、この部分の開発が残されている。

しかし「防災医療カード」の常時携帯は、大災害予告のある現在、必要なツールである。この間の連載によってカードは「Ver.02」まで開発されている。今年度は「災害弱者カード」のポータビリティー特性と、運営環境の具体化を目指したい。 (続く)

------ここまで------

「ティーンズ防災街頭研修のすすめ」が、出発段階の協力者探しに手こずっている。発災時の中高生ボランティアは、学校の管理化からはずれてしまう。この間行われてきた「高校ボランティア塾」も学校企画であり、中高生の自主性に任せることは、なかなか教員にとって冒険だからだ。ここは「こけの一念」でいく以外ないようだ。

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母の花粉症が直らない。処方薬を飲み忘れて、目のかゆみとくしゃみがとまらない。処方も古い。中古人間には古い薬が効くとでも思っているのだろうか。

薬膳粥をいただいた。まずい…我慢せいとか。

夜間傾聴:3月いっぱいは休止中

(校正1回目済み)

 

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3/22 「火曜災害ミニカフェ4月分予定」完成/次回懇話会下準備一歩進む

2017-03-23 06:07:02 | 地震津波災害ボランティア

2017/03/22 記
--------------
新年度に曜日と時間を変えた「火曜災害ミニカフェ/2017年4月予定表」です。

新しい日時は>>>>> 火曜日14時~(月2回)


----- ここから -----

4/4(日)14時・茅ヶ崎サポセンにて
●(第74回)「盲ろう者が語る"3.11"」

◎激甚災害の発災時の障がい者に起きた出来事は、健常者の記録の中に織り込まれるようにところどころで紹介されてきた。在宅被災・避難所集団生活の適合困難・避難所外の避難孤立生活という具合、よくぞ生き残ったという例も多い。しかしその場面でさえ、避難介助者は家族と偶然共にいた関係職の誘導によるもんであり、とりあえずの居場所が見つかった時点で、記録が途絶えてしまう。例え福祉避難所に到達した方も、障がいの多様性により、そこが居場所ならなかった方も多い。また、錯綜する情報のなかで、ましてや当事者は介助者の様子から推測せざるを得なかった。

◎ところが、発災時から少し時間がたつと、生存していくための生活場面の困難が訪れる。この時点以降の長い避難生活ののことは、ほとんど語られてこなかった。生活の環境激変だけでなく、「生活介助者不足」は決定的だった。普段支えてくれた介護サービス介助者もまた、その家族ごと被災していたり、サービス提供組織が機能停止していたり、家族も激変の波をうけて、常時支えていられなくなったりしていた。このために、何ヶ月も外出出来なかったり、身の衛生管理が困難になったりと、様々な困難が、「生存危機」の第一の波に続く「無理解と差別」の第二の波の最中で孤立無援のなかで押し寄せてきていた。

◎この被災後の避難生活のことを、視覚・聴覚障がいの方が語り始めた。シンポジウムという会合の記録が本番組。改めて情報の回路がつながった感がある。吟味すべき内容。見てください。


4/18(日)14時・茅ヶ崎サポセンにて
●(第75回)「ハートネットTV・熊本地震(9)また、取り残されるのか~障がい者支援・東俊裕さん~」

◎再放送。多様な障害の横断支援センターの記録。東俊裕・代表に聞く。

----- ここまで -----

次回の懇話会は「高齢者施設被災」を取り上げる。これには多数の系統の検討が必要になる。ひとつは施設職員と近隣利用者家族・地域住民の避難連携、避難所入所後のケア、医療保健体制のための環境整備(人材配置は家族依存が実態)、救命医療が必要な方の早期二次避難(専門職の仕事)、慢性看護・介護が必要な方の連携ケア(専門職不足)…と続いていく。ここでは発災時・慢性期の人材不足を専門職の外側を家族・ボランティアがどう連携していくか、医薬品&器具・毛布等物資物流ネットとどう接点を持つかという、防災計画上の課題を体験を通じて語れる方を探している。

また「高齢者施設被災」の課題は、昨日、メールでいただいた応答からも、組織の課題が地域のものとして問うには、企業経営の非公開部分の闇があって、NPO的な経営の施設を探す必要を強く感じる。自前の力だけでは支えきれない事態になるのが激甚災害。行政・地域包括支援センターの連携も実情の彼方に連携の構想を引き寄せる時期に来ていると思う。

メールでは、避難所における施設職員の業務の限界や、再開施設の運営上の課題などがあるのは承知しているが、地域ボランティアの会に話せるほどの内容は無いというものや、実は介護タクシーの方から、在宅避難の体調衰退時の運び先と施設の受け入れ枠の話など、2通ほど丁寧な応答があった。

地域ボランティアから見た場合、「施設入所者支援」と「在宅避難者支援」のそれぞれの系統について、成しうる支援をイメージ化していく作業が必要という場面に来ている。ゆえに、接点を持ちうるゲストはかなり難しい。また、前回「発達障がい領域の困難」について懇談を持ったが、他の領域の方の不参加があり、冷や汗をかいた。今回も家族介助者に声をかけることが難しいこともあって、施設職員の方々向けに、やや比重をずらした話題を入れるつもり。本来は視覚資料の整った熊本地震から探りたかったが、交通費負担があって呼ぶことが出来ない。そんな関係で、いま東日本大震災関係施設を個別に当っている。

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「わーくNo.70」「ティーンズの防災街頭研修」の県教委・高校の打診の話を書いている。

夜間傾聴:3月いっぱい休止。

(校正1回目済み)

 

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3/21 私事ばかりですが…リンクをご利用下さい

2017-03-22 05:49:39 | 地震津波災害ボランティア

2017/03/21 記
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一日中雨。橋本の対面指導を終えて、ビッグイシュー誌の残りを配達。急ぎ帰宅。介護度では点数不足のため、任意で訪問介護を頼んでいる。その退去時刻が過ぎていた。

家に帰って驚いた。母の指示で私の資料類と拡大読書機が茶の間から、入室禁止のゴミ屋敷ならぬ私の書斎のゴミ部屋まで移動されており、USBメモリは曲がって差し込まれた状態になっていた。書斎は隣の家に近く、建築現場にも近かった。夜間作業はトラブルの巣で作業不可能。幸いデータに破損はなかった。
母の、ののしりのもと、茶の間の隅にPCなどを戻した。

食事を済ませ、PC作業を再開した。
ダメージがあって、「わーくNo.70」執筆が問題停滞気味。
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水曜日。母は東京の主治医の附属病院に定期検査を受けにでとぃく。辻堂駅までの送迎だけにして、携帯で定時メールで安否確認をすることになっている。管理主義でがあるが。

母が留守になる。PC作業を行う。

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<気になる記事より>
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●「介護施設の高齢者虐待、過去最多400件超 厚労省」
●「原発避難で嫌がらせ、子ども5人が精神的苦痛 地裁認定」
●「成人の4人に1人「自殺考えた」 増加傾向 厚労省調査」
---------------
●「病歴漏出・カメラ無断設置… 「共謀罪」監視強化に懸念」


夜間傾聴:3月いっぱい、休止。

(校正1回目済み)

 

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3/20 話は2転3転し…/街頭研修企画の私の立ち位置 他

2017-03-21 04:38:49 | 地震津波災害ボランティア

2017/03/20 記
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弟夫婦が事前連絡無く車で現れた。墓参に配慮したつもり。しかし奇妙な展開になった。母の「めまい」が起きて車に乗っていく状態ではなくなったのだった。こうなると、母を残して出かけるわけに行かなくなった。結局、私の代わりに弟夫婦が墓参し、私は母と家に残ることになった。

予定がたたない…実はこれ、女の家事労働がいい加減というレッテルの背景にあるものなのだが、ひとの育児・介護は庇護を受ける者の体調に左右されるという内情がある。

弟夫婦も認知症で徘徊する親を抱えているので、今回のことも、やりくりをつけて来たのだが、弟夫婦の出発を見送りながら、不安が頭をもたげていた。私がこのまま、身動きできなくなっていくのだろうかという不安だ。

災害ボランティアでも、被災地訪問が困難になる。いわゆる要援護者支援の領域での、後方支援の知恵を絞ることと、この領域の有効な防災への想像力を「紹介」・「拡散」していくという仕事だ。(束ねない!)しかし、ため息も出る。

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「わーくNo.70」の「ティーンズの街頭防災研修のすすめ」の理念の話ではなく、私の立ち位置をどう描くかというところで、書いては消し、消しては書き直している。講師は、関連行政職・市議・ボランティアとなり、ティーンズ(中高生他)は、学校の協力が実際上は必要となる。今どき、フリースクール的な塾には期待できないから、一般公募の背後で走らねばならないだろう。この裏方・調整屋という役割を担おうと思っている。協力者が自然合流してくれることを願うのみだ。

夜間傾聴:3月いっぱいは休止

(校正1回目済み)

 

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3/19 「ティーンズ街頭研修のすすめ」紹介記事を書きつつ

2017-03-20 05:45:01 | 地震津波災害ボランティア

2017/03/19 記
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「わーくNo.70」の「ティーンズの街頭研修」を書いている。記事としては概要説明だが、企画賛同者合流と、中高生に研修を呼びかけるルートをどう拓くかが鍵となるが、馬鹿でかい割りに、雲をつかむようなところがあって、どこから始めるかというところで、「『ティーンズの街頭研修』のすすめ」を作成の上、教委回りから始めようと思う。当然弾かれるが、出発点は、やはりこれを踏まえるべきと結論づけた。

鉄っちゃん、ご機嫌ななめで、いつもなら鉄道写真のプリントアウトをしているところだが、動物園の檻の中の熊のように部屋を落ち着きなく、奇声を上げてうろうろしているという。「「また、出て行くわ」と母親の諦念のお言葉。彼のガス抜き、夜間傾聴をまた始めるべきだろうか。

明日、またひとり墓参になりそう。路線バスがない。東京と違って、一日つぶされる。(母の放浪と、ひとり入浴も気になるし。)昔は原付バイクで往復し、手首と肩が凝ってどうしようもなくなったこともあった。

母がスマホに取り替えてくれと、ガラ携を突き出した。連休あえたら買い換えるつもり。視覚障がい者には最悪の画面。音声入力に望みをつなぐところか。


<気になる記事>
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●「宮城)女川の高校生が作った「いのちの教科書」自費出版」
●「「いのちの教科書」クラウドファンディングサイト-東日本大震災から得た教訓を、「いのちの教科書」に込めて届けたい」
●「ストーリー 震災1カ月半後、中2で倒れ(その1) 障害 孤立抱え、前へ」
●「ストーリー 震災1カ月半後、中2で倒れ(その2止) 復興から取り残され」

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夜間傾聴:3月いっぱい休止

(校正2回目済み)

 

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3/18 急遽墓参をしてきて…(?!)

2017-03-19 05:23:33 | 地震津波災害ボランティア

2017/03/18 記
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花粉症とその薬の副作用の影響で、母は体調が優れないと寝たり起きたりを続けていた。毎年、お彼岸の墓参をしてきたわけではなく、「わーくNo.70」の完成を急いでいたこともあって、今日は夕方まで家で作業、そして橋本の対面指導と決めていた。ところが先方がお彼岸で出かけているというドタキャン状況がわかり、多少不満を抱えて作業を続けていた。ところが母から、気になるから、墓参を行ってきてくれとたのまれ、時間が間に合う東京の墓だけ、駆け足で無宗教(?)墓参を済ませてきた。

ついでに丸善に寄って●「熊本地震 連鎖の衝撃」(熊本日日新聞社・刊)を仕込んできた。

「連鎖の衝撃」は、熊本日日新聞の記事をまとめたもので、出来事を多角的にまとめているが、大手新聞社が大災害の後に出す写真集と同じく、テーマへの切り込みの深さは期待できないが、手がかり資料として役に立つ性格のものだ。熊本地震は、要援護者支援の大切さをクローズアップしていたために、懇話会の議論などに反映出来そうなので購入した。版がA4サイズなので重いのが難点なのだが、熊本の現場を知る関東の支援者・研究者ならば、交通費を意識しないで会うことができるという不純な思いもあった。

我が家の墓はいわゆる屋内マンション型の墓で、外の墓と違い天候や時間帯の感覚がラフだ。墓前の花も墓苑が提供しているから、親戚と絶縁した身としては、格式ばりも意味がない散歩の途中の立ち寄りの感覚となってしまう。

墓苑周辺の写真を撮って母にメールして、弁当を抱えて、さっさと帰宅した。母のひとり入浴が心配だった。明日は、母方の墓参。こちらは遠い。そんなこともあって「わーくNo.70」を仕上げている。

地元ティーンズ有志対象の『街角防災研修紹介』
』・「お薬手帳QRコード版」「火曜災害ミニカフェ」「新年度予定」を似せている。

次回の懇話会は「高齢者施設被災」。これは明日に。

p.s.鉄ちゃんを引き取りに、塾長の奥さんが母親につきそって山梨に向かった。

夜間傾聴:ひとり

(校正1回目済み)

 

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3/17 「わーく」作成中(「お薬手帳QRコード版」は古いか?)

2017-03-18 06:19:53 | 地震津波災害ボランティア

2017/03/17 記
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docomo関連記事をみていて、これからの災害発災時、通信回線を維持するために、移動中継車や回避網増設を進めているちう内容の情報が目立っている。もしも、一般回線とは隔離した専用非常通信網が、従来の衛星通信との補間進み、チャンネル管理が安定できたら、人命救助と救急救命、次の段階の物資・被災状況通信管理などライフラインが最低限保証されれば、熊本以降の急性期の様子は様変わりするだろう。民間一般通信回線は一時オーバーフローの状況を続けても、平常復活は早まるだろう。

このことは「お薬手帳QRコード版」のメリットと関連してうる。日常的には「お薬手帳」として機能し、「被災時個人医療情報を医療関係者に提供する」というカードが、ICカードに対する優位性を明らかにする必要が出てきている。「わーく」では、そこを書いている。

今は、万能カードの危険性まで書いた。それでいながら日常必要でないと、携帯してくれない。記事が書き進まない。

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面白い記事を見付けた。地下鉄のダブルドアの同期にQRコードを利用する方法が取り入れられる。情報の安定性を証明している例だ。

●「東京)都営浅草線、「QRコード」でホームドア整備へ」

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タイムリミットがある。連休明けには「わーく」を発刊したい。

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塾生の鉄ちゃんが身延線で発見された。親御さんには悪いのだが、つい笑ってしまった。電車撮影時改札口を無断往復したらしい。抵抗してつかまった。アスペ君、走る…である。線路上に降りる前につかまってよかったと解釈した。

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母はアレルギーの薬を処方薬と市販薬の両方を飲んでいた。眠気が出るわけである、市販薬を取り上げた。

建築騒音対策の耳栓。快調。
明日、橋本あり。

夜間傾聴:3月いっぱい、休止します。

(校正1回目済み)

 

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3/16 眠気と気力拮抗の一日

2017-03-17 05:18:24 | 地震津波災害ボランティア

2017/03/16 記
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塾から連絡が入った。鉄ちゃんが、またいなくなったという。母親の財布が空になっていた、2万円がぬきとられていた。小旅行は手馴れたものだからだ。問題はカメラを持って、線路内に立ち入る癖があったからだ。駅員とトラブルになれば、逆に行き先がわかる。ただ危険行為であり、電車が止まれば、罰金騒ぎとなる。夜間傾聴は3月いっぱい、休ませてもらうつもりだが、例外が増える。

建築騒音。8時頃に大きな金槌の音。10時半に生協の配達が来て起こされた。一日中、ぼけている。「わーく」の挿入図版を用意した。眠気でテーブルに頭をぶつけてしまう。県福祉事務所が用を終えて閉じる前に、協力してくれた++さんに、「わーく」を手渡したい。今回は4ページ物。「街頭研修のすすめ」も折込みたい。連休が勝負となる。

ビッグイシュー誌配布2ヶ所。明日は茅ヶ崎サポセン配達。橋本からの帰りにまわる。

母は花粉症の薬の副作用がでたか、雨天で比較的楽なのに、ふとんからでてこない。楢葉被災ネコに餌を与えつつ、舟を濃いでいる。

夜間傾聴:3月いっぱい、休止。

(校正1回目済み)

 

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