2021/05/29 記
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反貧困ネットワークの瀬戸さんの生活保護申請同伴レポートを読んで、久々に怒りがわいた。長めなので最後に転載した。万年変わらぬ福祉行政のひどさ。入管もそうだが、人を殺す行政を黙認放置している私たち…。
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横浜市自閉症協会の「福岡市における強度行動障害の取り組み」に参加申し込みをした。Peatixのリモート会議なのだが、また、よくわからない。FBから入れとか、すでに組み込んだPeatixのアプリからはいるのか、さてどうしたものかと。6/6 13時、はてさて。
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こうしてコロナ禍生殺し状態になると、土日が邪魔、身動きがとれない。
母のワクチン接種が31日に決定、主治医のクリニックにて。接種後30分様子見、帰りに付き添いするよう指示があった。クリニックは狭い。母を送り込んだ後、1時間弱かかる、3密どうしたものかと考える。近くには、コロナ以降店を閉じている喫茶以外ないし、商店街も離れている。他の方も、自家用車を停めておくところもない。つまらぬところで大事となる。ビッグイシュー購読者&&さんのお店が近いので、時間潰しをさせてもらうことになった。こちらには、6/1同誌入手の帰りか翌日、もう一度、配達でお邪魔する。
母はもう、落ち着かない。ワクチン接種をネタにしてあちこち電話。自治体によって方法が違うと何回も説明しておいたが、全く通じていない。電話話は混乱していた。
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昨年末の引っ越しの時、大事な保存書類やデータが、ゴミとして捨てられ、紙ごみや生ゴミを詰めた段ボール箱が新居に届き、混乱した。荷物の分類エリア分けが通じない、思いつきによる配送。指揮系統の混乱が原因なのだが、このときの事件だと思うのだが、BDプレヤーが箱の中から消え失せていた。箱には陶器がはいっていた。このため、サポセンで月2回要援護者支援関係の防災番組を観て懇談する企画が出来なくなった。サポセンにはDVDプレヤーしかなかったからだ。コロナでサポセンもその部屋も使えなくなって、懇談は120回、つまり5年を越えていたが、再開にはBDプレヤーを買わなくてはならない状態。今、サポセンのその部屋は物置となり、予約が必要になった。渚の砂文字のよう。再開したい、コロナで懇談が無理となってもだ。
ひとには紙ごみでしかないものも、有珠山噴火の際、学校現場に火山灰を届けて、自主授業を組んでもらった400学級の交換メモも、同じく消えてしまった。小分けにした火山灰を子どもが持ち替えれば、家庭に話題が届く。大事な実践形式だが、消えてしまった。
実践現場には伝えれば生きる経験が詰まっている。それを語る相手も、価値を分かち合う場も、すすけさせてしまう粗雑さ、コロナのような猿ぐつわをかまされ、相手先もわからないが、濁った視野の向こうの壁を、ただにらんでいる。
-----------以下引用-----------
瀬戸大介氏 5/28FB よりシェア
5月28日(金)久し振りに福祉事務所の机を叩きた。
❶今日、あまりにも酷い対応をおこなった福祉事務所名は小岩にある江戸川区福祉事務所生活援護第二課だ。酷い対応は第二課だけでない。江戸川区全体の生活保護行政が酷い。昨年夏に親からのハラスメントを受けて親から逃れた20代の女性に「住所がある場所で申請しろ」と言い張り、制服警官まで介入させたのは中央にある生活援護第一課だった。江戸川区はSDGs未来都市に選定されたと昨日の報道、「誰一人取り残さない』社会の実現」なんて実践されていない。怒りや悲しみが収まらないのは私ではない。「助けて」と声を出して切り捨てられそうになった相談者のNさん、50年以上も江戸川区が好きで江戸川で生きてきた。「福祉が人を殺す」自覚せよ!殺してしまう前に!
★一昨日の夜に新小岩駅前で会ったNさん、所持金は100円余り、携帯電話は故障していて通信手段はなく公衆電話からの連絡だった。真面目に営業マンとして働いてきたが、10年前に会社が経営不振になりリストラ、以降は非正規や派遣の繰り返しだった。コロナ禍で仕事を失い住まいを失った。2年程前に江戸川区で生活保護を利用していた経験がある。
★生活保護申請の際に必ずおこなう今日からの居所の確保、初老の相談員のT氏は「江戸川区では例外を除いてビジネスホテルは認めていない。」の強硬姿勢、住宅扶助費特別規準額範囲内のネットカフェも認めない。江戸川区外のドヤ(簡易宿泊旅館)も支援団体のシェルターも安いビジネスホテルも認めない。とにかく江戸川区外の一時宿泊は認めないと主張し続ける。であるのに区外であり東京都でない無料低額宿泊所に入所してほしいという。そしてアパート入居を認めるまで3ヶ月を要するという。居所を失った相談者は受刑者のように扱われるのです。
この事は相談員の独断での話ではない。滝沢区議会議員の事前情報によると「3/18付の都と協議済みホテルの一覧は受け取っているが、江戸川区では使いにくいこともあり、施設をご案内している」一部利用を認める場合はあるが、無低が空くまでの間の期間にビジネスホテルを使う。そして挙句の果てに相談者のNさんの廃止歴を言い出し「返還請求の可能性があるので他の区で申請した方が良い」との脅しまでする始末。査察係長とケースワーカーを呼んでほしいと求めても拒絶する。結局のところ「無料低額宿泊所に入所しないと生活保護申請は受理しない」と追い返す事が江戸川区の方針なのだ。午後は他の相談者の生保申請同行が控えている。今日の妥協点は1週間、**ホテル(区外です)に宿泊、来週水曜に査察とケースワーカーと今後の対応含め再協議、滝沢区議会議員と一緒におこなう事で終了、他の区での事例や東京都の通知を何回説明しても、決まって「だったらその区に行けばよい」こんなローカルルールを認めません。相談者のNさんの心労を考えると申し訳ないと思います。
Nさんの意思を大切にする事を前提に、江戸川区の違法対応はやがて「福祉が人を殺す」結果になります。違法は正すしかないのです。
❷怒りと疲れを癒す時間もなく、城東エリアの福祉事務所に向かう。ここの福祉事務所もビジネスホテルを提供しません。30代の女性の生保申請同行です。精神的困難を抱えている事からビジネスホテルでは孤独化する事を懸念して、完全個室で生活扶助もおこなう宿所提供施設を求めました。若い笑顔の相談員が、女性用の埼玉の無低に入所するよう笑顔で無低とは解らないように説明されましたが、私にバレてしまい、反貧困ネットワークのシェルターで女性用の宿所提供施設の空きを待つ事にしました。1日本当に疲れました。
➌私が確認しているだけでも都内23区のうち10区ぐらいしかビジネスホテルは提供されず、特に城東エリアはこれでは生保申請同行はテクニックがないと無低に送られる。アパート探しは自らおこなう。これでは大変な作業です。同行者がいない相談者は「無低が嫌なら申請受理できない」追い返しが横行しています。城東エリア支援者・自治体議員合同会議が必要です。まず自らの区の現状を知る事からです。自治体議員の皆さん 本気で変えましょう。個別でも良いです。連絡ください。「福祉で人が殺される前に」
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補)
●「「五輪やってる場合か」広がる貧困 炊き出しの列、過去10年で最多」
2021/05/29 毎日
(校正1回目済み)