アジサイ狩りの話(上)

2005-06-24 21:42:48 | 市民A
44bc6b6b.jpg地元、神奈川の県花は「やまゆり」なのだが、やまゆりを目にすることはきわめて珍しい。「やまゆり」は三浦半島や箱根の奥の方の山の中に生える。一方、隠れた県花は「あじさい」だと思っている。有名な北鎌倉の明月院は「あじさい寺」として有名だし、箱根登山鉄道では、スイッチバックして上る途中の窓の外には。あじさいが一面咲いているのだ。あじさいがなぜ県花にならなかったのかだが、他の県が既にあじさいを登録してしまったという可能性もあるので、調べると、どこの県も「あじさい」を県花に採用していない。つまり神奈川も「やまゆり」ではなく、「あじさい」を指定することはできたのだ。

実は、自宅近くにある正覚寺(天台宗)という寺院が、結構、あじさいで有名なことは知っていた。しかし、宗派違いと言うことで、今までは門前をスルーするだけだったのだが、先日、ある老夫妻から道を聞かれた。何かガイドブックにでているらしいのだ。そして、昨年、住職様も代替わりとなり、ちょうど季節でもあり、のぞいてみようという気になった。徒歩30分くらいのところだ。おそらく、古くは周りが、山林であったのだろうが、現在ではニュータウンの中になっている。この寺院の所有地だけが鬱蒼としているのだ。

そして、門を入ると、何人かの先来の方々がいる。正面にあじさいの森があるのだが、「いきなりそこに行ってはいけない!」とのことだ。”まず、本堂で手を合わせ、念仏を唱えなさい”とのことだ。そして、”浄銭を!”ということだ。あわてて右手の本堂に行き、ポケットからコインを探して納める。そして何かを念じなければならないのだが、日頃の不信心からあまり具体的なものが思いつかない。結局、困った時にはいつも登場する定番のお願いをする。「世界平和」だ。

ただし、浄銭があまりに小額であったため、アジサイ畑の肥料の一部となってしまい、とても世界の平和までは祈りが通じないのではないかと思ってしまう。なにしろ、たまたまニッケル硬貨の持ち合わせがなく、金貨と銀貨と銅貨を数枚ずつ、箱に収めただけだったからである。

箱に入れたの”なんまいだ”と駄句を呟き、あじさい寺で苦笑する吾 (葉)

親善試合に徹する?G4グループの行方

2005-06-24 21:42:07 | 市民A
コンフェデレーションカップの決勝トーナメント出場チームが決まった。ブラジルXドイツ、アルゼンチンXメキシコ。実は、この4チームに日本を加えた5チームは、国連の安保理常任理事国拡大問題で格闘中である。

コンフェデレーションというのは、「連盟」を意味することばで、まさに親善試合にふさわしい役回りの時期に開催されている。出場8チーム中、ブラジル・ドイツ・日本は理事国入りを狙っているし、アルゼンチン・メキシコはブラジルの理事国入りに反対している。イタリア、韓国、中国、パキスタンも反対派だが彼らには席はない。

予選の結果を見ると、親善ゴマスリ試合ぶりがよくわかる。○メキシコX日本●、○メキシコXブラジル●、△ドイツXアルゼンチン△、△ブラジルX△日本。

となると、準決勝ドイツ-ブラジルは、同点PK戦で開催国ドイツに勝利を献上か?アルゼンチンXメキシコは、無法ゲームとなりカード乱発ではないかな?主審はポケットにカードを入れる暇がなく、いつも両手にカードを握ったまま走り回るのだろう。最後はフットサルぐらいの選手しか残らないとか・・・

そして、優勝はアルゼンチン、2位ドイツ、3位メキシコ、4位ブラジルとなり、ブラジルチームの監督は解雇されるのではないだろうか。そして後任候補には、風のように来日して、風のように帰国した男がいる。レオンだ。

この予言が当れば、日本も常任理事国に滑り込めるだろう。