ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

ネジが外れない!

2007年04月30日 | KOWAZA

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この部分だけでモデル名がお分かりでしょうか?

ヘッドライトレンズの下のほうの格好は、結構好きだったんですね。

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オーバー300km/hマシンのハヤブサです。

時が経つのは早いもので、リリースから7.8年?

S24_33

2年あまりも眠っていたハヤブサを整備するためにカウルをはずしたいのですが、ココだけ工具が滑ってしまい緩める事ができません。

カウルはプラスティックですから、溶接を用いる手段はダメなので・・・・。

S23_40

ドリルを使ってネジの頭を取ってしまおうとガンバッたのですが、力が入らず疲れてしまいました。

画像はカウルのステーがサイドスタンドブラケットを兼ねているので、丸ごと外してしまいました。

S25_32

やはり上から下へ力を加えるのは自然な行為で、疲れることなく直ぐに目的が果たせました。矢印は切り離したネジの頭部分です。

S22_45

ステーに残ったネジは、バイスに固定して本体を回せば直ぐに緩みます。

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グリースアップ

2007年04月29日 | メンテナンス

人気blogランキングへ  昨日の強風はアチコチに被害をもたらしたのですね。

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ハッキリ憶えていませんが、恐らく1997年モデルあたりから矢印のグリースアップポイントがあります。

近年はクルマもバイクもメンテナンスフリーの方向にきており、他では中々みられないものです。

S18_7

使用するのは画像のグリースポンプと専用グリースです。

グリースポイントが設けられたモデルイヤーを推定した根拠は、グリースの部品番号です。

品番は99857-97で、日本での小売価格は1.510円。

S17_12

マニュアルでの指定は72ヶ月/48.000km毎となっています。

グリースアップは矢印が示すように、古いグリースがはみ出てくるまでポンプで供給します。

新車組み立て時には大した量が入っていないらしく、グリースカートリッジの半分くらい入ってしまいます。まあ2回目からは少量で済みますが。

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ブレーキを握ると・・・・

2007年04月28日 | ブレーキ系

人気blogランキングへ  先ほどの激しい風と雷雨は、もうどこかへ行ってしまいました。

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ハーレーネタではありませんが、ブレーキレバーを握ってゴリゴリとかの感触を憶えた事はありませんか?

この車両はオロシテから約1年、走行は4000kmちょっとです。

レバーのゴリゴリ感はマスターシリンダーそのものに原因があることもありますが、これはまだ新車ともいえるほど。

S12_48

このところ出番が多いBPR。これをレバーとマスターのピストンの接点に僅かの量をスプレーしたら、見事なほどにゴリゴリ感が消えました。

S15_26

コレは基本的な構造に原因があり、黄色枠がマスターシリンダーと見てピストンの動きは直線ですが、ブレーキレバーは+印を中心とし赤矢印を半径とした円運動になります。

従ってブレーキレバーの握り始めは緑矢印の方向に力が加わりますから、接点は滑る必要があります。

つまり何らかの潤滑剤が存在しないと滑りが悪くなり、ゴリゴリ感が出てしまう事があるわけです。

これに気づかなかったり無視していると、ピストン側の接点が磨耗することにより、より症状は悪くなり、更に発展するとシリンダー/ピストンに側圧が加わって、これらの磨耗も促進される恐れがあります。

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S11_49

上記のブレーキレバーの件も、上の2点の画像もメンテナンスの問題というべきかもしれませんが、1年/4000kmくらいでマフラーの集合部やウオーターパイプに錆が出るというのもドウかと思いますね。

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ロケットⅢ

2007年04月27日 | BIKE

人気blogランキングへ  今日も晴れていますが昨日より気温は低い。

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このタイプの240とか250のサイズのタイヤが出回り始めたのは、6・7年前でしょうか?

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その極太タイヤがこれほど自然にみえるのは、トライアンフ・ロケットⅢくらいのものでしょう。

逆に考えれば、このタイヤがあったからこそ、このコンセプトが生まれた?

そういえばスズキのB-KINGはどうしたのだっけ。

S23_39

あらゆるところが大柄のロケットⅢを詳細に観察すると、意外に細やかに・・・・

前のシートの後ろに何やら不思議なものが見えます。

S22_44

シートはワンタッチで外れますが、エアクリーナーまでダクトで繋がっているのです。

白矢印は車載工具。

シート下の吸気口で思い出しましたが、昔ホンダの400のバイク(車種は忘れた!)に乗って、エンジンが不調と深刻そうな表情で来たお客さん。

やっぱり有った、吸気口を塞いだタオル。

こうした事を防ぐ意味もあるのかな?

それとも、巨大なエンジンの吸気音対策?

S21_39

もう一つ感心したのは、タンク下の整備性で巨大なタンクが1本のスクリューを外すと、このように・・・・。

ここまでは他の車種でも良くみられますが、矢印のメーターも2本のスクリューを外すと上に上げることができ、タンクの邪魔になりません。

S26_23

100mmオーバーのボアではツインプラグです。

インジェクションシステムも洗練されており、トップギアで1000rpmからでもスロットルを丁寧に操作すると加速します。

今までに乗った3気筒のバイクって、ホントウに2気筒と4気筒の中間のフィーリングだったのに、このロケットⅢは全く2気筒という感じをさせません。

いつかどこかで試乗するチャンスがありましたら、どうぞ乗ってみてください。その巨体に似合ない乗りやすさに驚くかもしれません。

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明日のバイクを考える会ミーティング、そして故小野勝司さんを偲ぶ会、更にバイク好きなら誰でも参加可!

参加資格        バイク好きなら誰でも

開催日時         6月5日夕刻ミーティング・懇親会開始、6日プチツーリング(当日のみ参加OK)

開催場所         長野県軽井沢 星野温泉(予定)

参加費          宿泊費・宴会 実費

参加申し込み/お問い合わせ  コチラ

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明日のバイクを考える会”特別編”

2007年04月26日 | 明日のバイクを考える

人気blogランキングへ  昨日と打って変わって快晴、しかし日が暮れると寒い。

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コレはクラブマン2月号増刊。懐かしく思う方も居る?

昭和64年2月1日(株)企画室ネコ発行とありますが・・・・

ご存知のように昭和64年は1週間しかありませんでした。

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見開きページごと引用させていただきます。

載っているスポーツスターは1988年にワタシが製作したものです。

浅草の御大から・・・・・今朝早々電話をいただきました。

御大「この間ツクバで河〇君と会ってさ~、あんたの話も出て、最近随分と活躍しているそうじゃない(このブログの事?)<中略>それで、随分前に軽井沢の星野温泉に何人か集まって一緒に走ったことがあったけど、あれもう一度やりたいね~」

ワタシ「憶えてますよ。山ちゃんがクラブマンの編集長になったときですよ。」

御大「俺もいつ棺おけに入るかわかんないしね~」

ワタシ(まったく江戸っ子は気が短い!)「分かりました何時やりますか?あまり暑い時ではないほうがいいですね。」

御大「ほかにも遊ぶ予定があってさ~、6月16.17日はレースがあるんだよ」

ワタシ「それでは6月6日はどうですか?」

御大「まかせるから頼むよ~」

というふうに、突然バイクミーティングの開催が決まりました。

その星野温泉でのプチミーティング(1988年と思われる)にワタシが乗って行ったのが、冒頭のスポーツスターというわけです。

そのときのメンバーを思い起こすと、故小野さん、山ちゃん、イケちゃん、〇村カメラマン、イギリスに永住してしまった〇村カメラマン、〇堀さん、〇りさん、佐賀にいる〇吉君、それに御大とワタシ。もし記憶から抜けてしまったら御免なさい。

クラブマン初代編集長の小野さんはもう居ないから、あの歳(失礼!)にしてはバイクバカとも言える情熱は誰が伝えるのだろう。

古きを訪ねて新しきを知る 言い尽くされた言葉ですが、御大の提案は神の啓示と思って、今考えても一番バイクにとって素晴らしかった1980年代を再現して、明日のバイクを考えるのも一興かもしれません。

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明日のバイクを考える会ミーティング、そして故小野勝司を偲ぶ会、更にバイク好きなら誰でも参加可!

参加資格        バイク好きなら誰でも

開催日時         6月5日夕刻ミーティング・懇親会開始、6日プチツーリング(当日のみ参加OK)

開催場所         長野県軽井沢 星野温泉(予定)

参加費          宿泊費・宴会 実費

参加申し込み/お問い合わせ  コチラ

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まあ、御大のお望みの形態とはチョット違うかもしれませんが、バイクをとりまく環境への危機感を考えると、20年前の様々な事柄や、当時の情熱を若い方に伝えるのはワタシ達の役目でもあると思いますから、ご興味のある方は是非ご参加ください。

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F1vsF16!

2007年04月25日 | 話題

人気blogランキングへ  今日は予報通り1日雨。

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フェラーリエンジンのスパイカーがオランダ王立空軍のF16戦闘機と0-1kmのレースを行ったニュースはご存知でしょうか?

詳しくはコチラ

もっとも、こんなイベントはソウ珍しくもないようで・・・

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コチラは雨の中シューマッハが・・・  動画はコチラ

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コチラではインデイカーが・・・   動画はコチラ

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更には・・・    動画はコチラ

引用はttp://gigazine.net/index.php?/news/comments/20061226_f1_bike_boat/から。

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恐るべし酸性雨②

2007年04月24日 | 電気系

人気blogランキングへ  今日もずっと曇って、しかも昨日より4℃も気温が低い。

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この画像は”恐るべし酸性雨!?”にも使った画像ですけれど、切れる原因は防水処理とか銅線が細いとか書きましたが・・・・・

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このターミナルの形状にも疑問があります。

というのは袋状になっていて、水が溜まるのではないかということです。ターミナルが赤っぽいのは、汚れをワイヤーバフで磨いたら錫メッキ?が剥がれてしまいました。

S2_122

これはジャンク品から見つけてきた30年前のスターターリレー&ケーブルです。

切れそうな気配もありませんが、大きな違いは長さに余裕があったことですね。

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上が2003年モデルのもので、下が1970年代のものです。

保存状況の違いだけなのでしょうか?銅線の色だけを見ると、まるで年代が反対のようです。

錫や銀のメッキをした銅線ではどうなのか?

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クランクピンが!

2007年04月23日 | エンジントラブル

人気blogランキングへ  今日はずっと曇っていましたが、平年並みの気温だそうです。仕事はやりやすい気候です。

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ハーレーダビッドソンのクランクシャフトはエボリューションエンジンまで、このように割りと簡単に分解でき、各部品がリペアパーツとして販売されていますから、トラブルがあっても修復可能です。

クランクシャフトはハーレーではフライホイールと呼ぶことが多いのは、クランクウエブがフラオホイールを兼ねているからでしょう。

S20_4

クランクピンの矢印の部分がテーパー状になっていて、フライホイールに勘合しナットで固定されます。

TCエンジンからテーパーではなくストレートであり、圧入になっているため補修部品としてはフライホイールアッセンブリーとなります。

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さて、このフライホイールは外から見る限りでは、コンロッドの振れや左右のクリアランスなど特に異常がなく、分解前でもエンジン下部からの異音もなかったのですが、結構ヤラれています。

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ベアリングローラーやコンロッドはさほど酷くはありませんが・・・。

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ピンの交換で掛かる手間を今の状況を考えると、”ツルシ”でも使えるトルクモンスターを使いたい誘惑に負けそうです。

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DOT4ブレーキフルード交換

2007年04月22日 | ブレーキ系

人気blogランキングへ  今日はまあまあの天気でしたが、予報通り、夕方になるとパラついてきました。

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例え3000kmしか走っていなくても、新車から初めての車検でも、ブレーキフルードは交換したほうが良いと思います。

フタを外すと、パッキンの役目をしているゴムのダイアフラムの外側にフルードが付着しています。この画像では分かりにくいですね。

S3_107

コレはフロントマスターシリンダーですが、矢印の水滴に見えるのはブレーキフルードです。

グリコール系のフルードは分子が小さいのか、それによって浸透力が強いのか、それとも隙間から滲みてくるのか、このように大抵の場合、本来は密閉されているはずなのに、外に出てきます。

これはフルードタンクがシリンダーと一体ですが、別体式の場合に繋ぐホースをビニールチューブなどを使うと、特に湿度が高いときなどではホースが汗をかくようにフルードが滲みて出て来ます。それを考えると薄いダイアフラムのゴムでは通り抜けてくるのかとも考えられます。

マスターシリンダーの向こう側に見える白いエアキャップは、マスターシリンダーを水平の調整すると、ハンドルの向きが右一杯の状態になり、マスターシリンダーの下にはガソリンタンクがあります。皆様ご存知のようにグリコール系のブレーキフルードは塗装を侵してしまいますから、転ばぬ先の杖です。

もしタンクの上などにフルードをこぼしてしまったら、すぐに水で流すか濡れ雑巾で繰り返しふき取るかの処置を講じないと、塗装が溶けてしまいます。

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新しいフルードは黄味がかった透明ですが、経年変化で段々と色が濃くなってきます。

タンクの中に浮かんでいる白い物体は。ワタシも見るのが初めてですが、エア抜きなどの際にペダルを勢いよく操作したときの”噴水”を防止するためのものでしょうか。

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今回のような作業には、エア圧力のベンチュリー効果を利用した真空引きのできる道具を使い、まずタンク内の古いフルードを抜きます。

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次にはタンクに新しいフルードを入れて、空にならないように気をつけながら矢印のブリーダーから抜き取ります。

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フルードの付着したフタやダイアフラムは水で洗ってしまいます。

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エアブローして乾燥させます。

S1_136

タンクのダイアフラムと接する淵もきれいにして、ふたをして完了・・・。

ココまで手を掛けても”真空引き”のお陰で10分も掛からず完了ですが、ダイアフラムの外側に付着したフルードをそのままにしておくと、塗装仕上げのフタは(塗装はそれなりに抵抗力があるにしても)剥げて汚らしくなってしまうからです。

250のバイクなどは車検がないため、フルード交換をめったにしたことがない車両があり、それらのフルードタンクは大抵汚らしくなっています。

オイルなのか?フルードなのか?

ブレーキフルードはブレーキオイルと呼んでも通用します。一説には親水性のある液体はフルードで、水と混ざらないオイルはオイルだと。

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しかし、ハーレーダビッドソン純正スポーツトランスフルードは、明らかにオイルなのにフルードと表記してあります。まあドウでもいいことですが。

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おまけに・・・・。

吸湿性の強いグリコール系のブレーキフルードをブリーダーに残しておくと、錆を誘発させます。特に画像のような上向きであると、”真空引き”を使わない場合では僅かの量ですが残ってしまいます。

ティッシュペーパーなどでコヨリを作って吸い込ませてから、中をスプレーのパーツクリーナーで除去しておくと、そのような心配もありません。

湿度の少ない気候のときに作業したほうが良いのは言うまでもありません。

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恐るべし酸性雨!?

2007年04月21日 | 電気系

人気blogランキングへ  今日は25℃以上と暑くなりました。

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野生的勘?

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リジッドマウントエンジンのスポーツスター後年式では(この車両は2003年)、バッテリーの取り外しを試みた方はご存知だと思いますが、特にプラス側のターミナルはアクセスが容易ではありません。

特に異常を感じたわけではありませんが、継続車検での点検でバッテリーターミナルのネジを増し締めしようと、固定ストラップを外してバッテリーをチョット動かそうとしたら、ホトンド抵抗もなく手前に動いてしまいました。

本来ならプラス側のケーブルの長さが微妙で、バッテリーは工具が使えるかギリギリのところまでしか動いてくれません。

画像を見ればお分かりのように、ケーブルが切れています。

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スターターモーター側のターミナルを外すのも容易ではありません、

黄矢印はオイルタンクですが、邪魔になる部品を外すとなると余計な時間が掛かるので何とかそのままで外しました。

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スターターのターミナルに一緒に付いているのは、赤矢印は他の全部に電源を供給する配線ですから、付け忘れてはいけません。

ということは、今回のケーブルが切断すると全部の電源がシャットダウンして、スターターモーターが回らないだけではなく、押しがけも出来ないということです。

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切断した場所は被服がありますから、見ただけでは発見できませんね。

それにしても、上位置になる赤矢印のバッテリー側の防水はシッカリしているのに、肝心な黄矢印の下側は水が浸入しやすい構造です。

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切断面はこの通りで、キレイにスッパリ切れています。

画像の右側は被服をはがして、銅線を広げて見ました。この細い銅線では腐食に弱い気がするのはワタシだけでしょうか?

先日、屋根工事の関係者の方にに聞いた話では、銅葺きの屋根も今は一生物とは言えず、条件次第では10年も持たず穴が開いてしまうとか。酸性雨恐るべしです。

今回は幸いに継続車検の点検で発見できたからよいものの、良くて出掛けようとしてエンジン始動不能、最悪では走っている最中にエンジンストップも考えられます。

国土交通省のリコール届出済み検索で調べても、この件はありませんでしたね~。ttp://carinf.mlit.go.jp/jidosha/carinf/ris/RisBrwAct.do(国交省の検索ページ)

ゴールデンウイークを利用して遠くまで出掛ける予定の方は、転ばぬ先の杖で是非チェックをしていただきたく思います。

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