CB750Fzは車齢が40年にもなるので、エンジンだけではなく車体まわりも分解整備します。そこでフロントフォークを分解するには、まずこのM8キャップボルトを外す必要がありますが。。。汎用のステンレスボルトを見てイやな予感がいたしました。
今までの経験ではごく少数の例を除いて、普通にインパクトレンチで緩めて外すことができました。しかし今回は中の”シートパイプ”と供回りしているようで緩む気配はありません。
”シートパイプ”はパーツリスト上の部品名ですが、役目としてはダンパーロッドとでも言うでしょうか。
ともかく旋盤を使ってキャップボルトの頭だけを取り去り、何とか分解することができました。
旋盤を使ったといっても、咥えるのはインナーチューブなので空回りして作業は中々の時間が掛かりましたので、もう片方は加熱してロックタイトを無効化し外すことにしました。まあ最初の作業で緩まない原因がロックタイトにあったのがハッキリしましたから。
このボルトが緩むのではないかと心配する気持ちも分からないではないのですが、今までの経験上では緩んでいたことは皆無なので、ロックタイトを使う必要はないのではないでしょうか。