ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

ワイヤーハーネスとメーターの手入れ

2019年06月13日 | 電装系

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相変わらずXLV750Rですが、長い間放置されていますと各部の老化は進み、ワイヤーハーネスも例外ではありません。銅線の状態を確認しつつやはり劣化したテープをはがします。

 

 

 

使用するのはワイヤーハーネス用のテープです。普通の艶のあるビニールテープを使うととんでもないことになります。

 

 

 

 

メーターも分解できるところまで分解して掃除し、インジケーターの電球を点検しつつ組み立てなおしました。

 

 


スターターソレノイドの移動

2008年05月11日 | 電装系

人気ブログランキングへ    今日も雨が降って寒い。

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矢印のスターターソレノイドは、元々バッテリーの下に取り付けられていましたが、スイングアームの変更に伴いリアフェンダーを撤去してしまいましたから、雨中走行ではもろに水を浴びてしまいます。

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ココは移動先の候補地としてバッテリーの傍で都合が良いのですけれど、貴重な物入れスペースを潰したくありません。

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元々車載工具のスペースでしたが、シングルシートでは外すための工具が必要となりますから、ココを空けておいてもナンセンスな話で・・・・。

H型ゴムを使いラバーマウントしておきました。

配線の延長には、ハーレーのスターターモーターを回すのに充分な太い銅線を使いましたから安心です。

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ウインカーを取り付ける

2008年01月16日 | 電装系

人気blogランキングへ  近年は名物の赤城おろしも吹きません。

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ハーレーダビッドソンの日本法人からリリースされているウインカーランプです。

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矢印はヘッドライトナセルや風防のステーなどを取り付けるための、ステアリングステムのネジ穴です。ネジは5/16-24ですが、行き止まりになっていますから、画像のようにウインカーの配線が取り付けネジを貫通していてはどうにもなりません。

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このウインカーユニットの特徴は・・・・

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矢印のナットを外せば・・・・。電球はその前に外しておいた方が良いでしょう。

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このように分解できます。

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こんなものが付属しています。

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濡れているように見えると思います。穴に配線を通すときはシリコンのスプレーをして滑りを良くしておきます。

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金具の穴に差し込むときには矢印のシリコングリスを使いました。

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ランプボデーに差し込むときもシリコングリスを塗って、矢印のように動かしながら引っ張るとうまくいきます。このグロメットの形状は、1/3くらいの最小限の長さのほうが見栄えが良いと思いますね。

まあ、どんなウインカーでもボディに穴を開けて配線を通してしまっても良いのですが。

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元々付いていた取り付けネジの代わりに緑矢印のボルトで固定します。ボルトの長さには気を付けないとフォークのインナーチューブに当ってしまいます。

赤矢印は、ウインカーユニットを直に付けるとレンズ枠がステムと干渉しますので、その対策としてスペーサーを使いました。

このカタチを見てお分かりでしょうか?

エボの時代まで使われていたミラーの根本の金具です。

クロームメッキではないのが残念ですが、今回の場合には違和感はありません。

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取り付け完了です。

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”ヘッドライトナセル取り外し”に付随した作業でしたが、賛否両論の”フォークカバー残し”に違和感を感じますか?

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オーディオのトラブル

2007年10月27日 | 電装系

人気blogランキングへ 台風で大雨。 

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2002年のFLTRに標準で付いているオーディオセットがトラブルを起こしています。

画像はセットの電源をOFFにしていますが、右側のスピーカーから雑音を発し、電源を入れても同じ雑音が出るだけです。

カタチあるものはいつか壊れますから、その事態に対処できるサービス体制があれば不満はそれほどないでしょう。

ワタシのショップも以前は正規販売網の傘下にいましたが、現在はそうではありませんからチョット調べてみると、アメリカに送り返せば修理は可能だそうです。しかし、セットは台湾製だそうなのでヘタをすると直るまでに太平洋を2往復するかもしれません。お寒い状況というべきなのでしょうか。

新品に交換すると20万以上掛りそうで・・・・・・、用品量販店で何でも良ければ1万円で買えると考えると中々納得できるものではありません。しかし、手元でコントロールできる機能は捨てがたいし。

ネット検索と言う手を思いつくまで3日も掛かってしまいましたが、修理をやってくれそうなところが見つかりました。使い捨てにならずに良かった。

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残念ながら使い捨てになりそうなのが”右ウインカーが点かない?”の記事中の15インチディスプレーです。励まされて分解してみましたが、確かに冷陰極管の両端は黒くなっていました。教えていただきたサイトを見ると陰極管は1本2000円前後のようです。4本も交換すると8000円ですから、2~3万で買うことができる新品ディスプレーとのバランスは微妙ですね。もっとも電源部のチップヒューズの可能性もあるようです。

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以前から疑問に思っていたことが解決したのは朗報ですね。液晶の照明には矢印の厚いアクリル板?の端面に陰極管が密着していました。

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右ウインカーが点かない?

2007年10月20日 | 電装系

人気blogランキングへ  天候の回復は早く、朝から晴天。これから紅葉が楽しみ?

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このFLはヘッドライトナセルの中に配電盤があるはずですが、改造されているので燃料タンクを外す必要がありました。

犯人は矢印の2本の配線を導通させるクランプ。

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改造してあっても配線の色が守られていたのは不幸中の幸い。

茶色が右ウインカー関連です。スイッチを入れても点灯せず、リレーが高速作動するのが症状。緑矢印がリレーから来てインジケーターに入り、赤矢印は両端が前後のウインカーに繋がっています。その間を金属プレートが接続させていますが、どうもココの接触が悪くなっているようでした。

”悪くなっているよう”というアヤフヤなのは、一度導通させてやったらその後は正常に働いてしまったからです。

接触不良が原因のトラブルの元を追求するのに、注意深くしなくてはならないのはこういったことがあるからで、一つ一つ確実にチェックしていかないと自然治癒してしまい、本当の原因場所が分からなくなってしまいます。

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改造もそれほど感心するほどの出来ではなく、余分の配線もあるので矢印のようにハンドルストッパーに挟んでしまった跡も見られるので・・・・

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クランプしてあったところをハンダ付けしたり、行ったり来たりの線を整理して、キレイにまとめておきました。

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トラブルといえば、5年も愛用していた15インチディスプレーが壊れてしまい困っています。今のところもう1台のパソコンのディスプレーを使っていますが、バックアップライトがチラチラすると思っていたら、昨日は真っ暗になってしまい、電源スイッチでリセットすると復活するも数分でまた切れてしまう。インジケーターは点いたままですが・・・・。

”映画アルマゲドン”でも活躍したロシア式?電子機器の復活方法を参考に、手のひらで叩いてもダメでした。

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コイルのブラケットが・・・

2007年06月13日 | 電装系

人気blogランキングへ  晴れの天気も今日まで?

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昨日の記事でオイルホースを交換する際に、オイルタンクを外すためにイグニッションコイルをブラケットごと外したら、ご覧のように壊れていました。

まあ、これもよくあることで驚きませんし、大きいワッシャーを使って何とか固定してあるのも良くありがちのことです。

このままにしておくと、走行中に脱落という事態も考えられます。

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全部を新たに作るのも大変な作業ですから、ブラケットの上下をカットしてそれに見合ったフラットバーを用意します。

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サンドブラストでペイントを落としてから溶接で固定します。矢印の溶接部分はケチったわけではなく、フラットバーを横切るようにビードをつなげてしまうと、ビードの脇からクラックが入ることもありますから、このようにしておきます。

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再度サンドブラストを掛け、コイルの固定プレートと一緒にペイントいたしました。

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下側のフレーム固定ボルトが緩んでいたので増し締めしておこうと思ったら、空回りするではないですか。

外してみればコンナ感じ。

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ネジがだいぶ痩せてしまってします。

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フレーム側の雌ねじをタップで修正しておきます。

こういった場合には、エクステンションを使えるように改造したタップホルダーが便利です。

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ロックタイトも使えば気休めになるでしょう。

雌ねじも多少痩せていますが、この後にトルクを掛けて締めても空回りする気配がないので復旧したと見てよいでしょう。

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コレで完成です。コイルのカバーを取り付けるステー部分はそのままです。エンジンやオイルタンクに接触しないかも確認します。

突発的なトラブルがこれ以上出てこないように願います。

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バッテリー端子にご用心!

2007年06月03日 | 電装系

人気blogランキングへ 梅雨に入る前で、水曜日までもつだろうか?

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危なかったですね。

継続車検の付帯作業でバッテリーの端子の緩みを点検しようと思ったら、フレームとの隙間が1mmくらいしかありませんでした。

バッテリーの交換は拙工場の記録にはありませんでしたから、ユーザー自身で行ったのだろうか?

まあ、ダイナ系のバッテリーは強固に固定してありますから、震動でバッテリーも動く可能性は少ないのですが、見た目で危ないですね。

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バッテリーを外すのには、トレイを固定している赤矢印のボルトを緩めてから、バッテリーをフレームに押し付けている緑矢印のボルトを緩めます。

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端子の形状から想像するように、社外のバッテリーでした。サイズが少々大きいのかトレイの固定ボルトを緩めるのではなく外しても中々出てきません。

外さないとマイナス側の端子を増し締めできません。やはり少々緩んでいました。端子は柔らかい鉛で出来ていますから座屈して緩んでしまうのです。

MFバッテリーは触れる機会が少ないだけに、緩んでいることに気づきにくいですね。

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プラス側の端子をフレームから遠ざけるために、5mm厚のゴムを適当にカットしてフレームとの間に挟みます。

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隙間は広がりましたが・・・・。

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薄いゴムをタイラップで固定してカバーしておきました。

ターミナルが露出していると他の部品と接触してスパークが発生し、バッテリーが爆発して死亡事故または重大な人身事故を引き起こす。とはサービスマニュアルに書いてある警告文の一部ですが、純正バッテリーにはそう大したことがないカバーでも付いていたにせよ、このバッテリーは価格が少々安いこともあって使用する方は少なくないと考えると、死亡事故までは大袈裟にしてもちょっと危ないですね。

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バッテリー液比重

2007年04月12日 | 電装系

人気blogランキングへ  平年並みの気温だそうです。まだ夜はチョット寒くなります。

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最近はあまり見かけなくなった要メンテナンスバッテリー?

画像の補充液はホームセンターなどでも入手できます。これは198円。

蒸留水でも大丈夫です。

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普通は本体が半透明であったりするので、電解液のレベルが見て確認できますが、これは真っ黒ですからキャップを外してみると、ダイブ少ないようです。

最低でも1年に1回はチェックしたいところです。特に夏の気温が高いときに長距離走行をしたり、過充電状態でも液のレベルが下がりやすいですね。

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赤矢印の極板が露出していると、容量も下がるし寿命にも影響があります。

黄矢印の部分の上まで入っていて欲しいところです。しかし多すぎるとオーバーフローチューブから溢れ出て、フレームなどを錆びさせてしまいますから、それも要注意ですね。

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スポイト式の比重計でコンディションをはかることが出来ます。寿命が近づいてくると充電しても比重が全体的に上がらなかったり、バラつきが出てきたりします。

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これは新品のバッテリーに入れる希硫酸です。普通はこれを補充には使いません。昔は古くなったバッテリーの液を入れ替えるという荒業も・・・・。

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スターターリレー③

2006年11月01日 | 電装系

人気blogランキングへ 今日も秋晴れ。

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ヘビーな話題が続きましたので、今日は当たり障りのないネタで・・・・。

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スターターリレー②では回路を紹介いたしましたが、今日は現物を紹介いたします。

写真右のリレー本体は純正部品ですが、イタリア製なんですね。自動車電気部品にイタリア製は?ですが、日本価格は消費税込みで3230円。

矢印のコネクターはCCIで現地価格が$11.34。ちなみにリレーもCCIでは$11.94。

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黄矢印のワンオフで作ったバッテリートレーの支えにリレーを取り付けました。赤矢印はスターターリレー②の回路図で説明した”87”端子からソレノイドに接続、緑矢印は同じく”85”端子からボディアース。

動作テストはこの段階で行いました。

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バッテリートレイを取り付けると目立たなくなりますが、緑矢印がリレーです。

人気blogランキングへ  IGモジュールの続きは、ランキングポイントが増加すると更新の気力が湧いてきます。


ステーターコイル

2006年10月12日 | 電装系

人気blogランキングへ  本日はまさに秋晴れ!気持ちもスッキリします。

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”コネクターにご用心”で紹介したステーターコイルとレギュレーターのコネクターです。3連休を挟んでやっと部品が揃ったので作業に入ります。

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プライマリーカバーを外して、プライマリードライブもゴッソリ外せば、このようにアクセスできます。

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車両は1991年モデルなので、ついでにクランクシールなども点検しておきます。車両によってはオーバーヒートをいつもしているようだと、こうしたオイルシールの劣化も早いようです。

古いステーターコイルは危ない!?

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リード線の長さが不適切のようで、矢印のように折れ曲がっています。オーバーヒートをしやすい車両でしたら、被覆が剥がれて電気ショートしてコイルが燃えてしまうところです。

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コレクターのゴムを抜いてみると、端子が痛んでいるのが分かります。

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右が新品で部品番号の末尾に”C”がついているので、3番目の改善部品と分かります。

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91年モデルとは言え、オルタネーターになってから4半世紀も経っているのですから、その当時から使ってもらいたかった改善部分は白矢印の太くなった巻き線巻き数が少なくなって発電容量が少なくなったのでは?と心配しましたが35Aです。青矢印の部分が追加され電気ショートの心配がなくなり、緑矢印のヒダが大きくなりオイルリークの可能性が少なくなりました。

まあ、ハーレーらしいと言えばそうなのですが、古い形式の車両の部品も改善することがあります。

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