ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

瑕疵担保責任

2008年08月31日 | 法令関係

人気ブログランキングへ

あるショップが預かったバイクのハンドルが折れた(走行中でなくて本当に良かった!)そうだ。

さて、この問題のバイクはオーナーが他のショップから中古として買って半年だそうで。

走行中に折れたとなると、大きな事故になるとも想像され問題は更に広がるので、それはココでは考えないことにする。

折れたから判明したのは、そこは溶接で継いであり表面を研磨して塗装してあったので、一見は分からなかったそうである。

瑕疵の問題で争うときに売主に不利なのは、欠陥の存在を知っていてもも知らなくても責任があることだ。

中古車の売買でよく問題になったのは、いわゆるメーターの巻き戻し。今は車検証に記載があるし、業者オークションなどでも走行距離の管理が行われているから、そういう行為の抑止になってはいるだろう。

私の知っている方で、交換してしまえば巻き戻しにはならないからいいだろうと仰っていたが勿論そういう手合いは相手にしないほうが無難ではある。

もっとも、民法570条、566条3項には瑕疵担保責任に基づく契約の解除又は損害賠償請求は、買主が事実を知った時から1年以内にしなければならない。とあるから、売るほうも買うほうも留意しておいたほうが良いだろう。

2輪の業界では、平成15年から開始されたので良く知られていない存在の自動車公正取引協議会による2輪車公正競争規約がある。

詳しくはサイトを参照していただきたいが、新車と中古車の表示のルールが定められている。

表示だけではなく、バイクを買うときに下取りに出す際の品質査定書、新車の購入者には契約書保証書、中古車の購入者には契約書品質評価書を交付することも義務づけられている。

ちなみに、公正取引協議会に加盟していない販売店は公正取引委員会から直接処分を受けることがあり、昨年関西で走行距離の改ざんで処分を受けた販売店は、全国4紙(新聞)に謝罪広告を出すこと(費用は数千万?)になり、結局は閉店に追い込まれた。

私が危惧するのは、オートバイ事業協同組合に加盟する販売店は自動車公正取引協議会にも加盟しているので、規約にも遵守していると思われるが、ハーレー系の中古車販売店はどうなのかということだ。

もちろん顧客を大事にする姿勢が守られていればそのような危惧も不要だが、ハンドルが折れたバイクを販売したショップは、サイトの表示を偽装していたことが判明。自動車公正取引協議会のサイトでは加盟店が検索できるが、件のショップのサイトでは加盟していることになっているに関わらず検索に出てこない。

前世代のハーレーの人気が衰えない今、これから購入を考える方は冷静になってもらいたいし、ごく一部の販売店(と願いたい)には姿勢の再考を望みたい。

人気ブログランキングへ カタイ話ですがクリックお願いします。


320km/hまで20秒?!

2008年08月30日 | 動画

人気ブログランキングへ 

200mph(320km/h)は早いのか?そうではないのか?

タイトルでは390km/hとなっているが、メーターは220mphまでだろうか。

それにしても速度の上昇は尋常ではなく、スタートから200mphまでの動画の経過時間を見てみると21秒くらい。

確かHAYABUSAの500hpターボキットは日本円にして80万くらいだったから、驚くべきコストパフォーマンス。まあ、要らないけど。

数十年前に、フェラーリとランボルギーニが300km/hを実測で超えたとか、超えないとかの話はウソのよう。

ロード&トラックでは0‐200大会をやっていた。

ツインターボVIPERはVeyronより4秒近く早い。まあ、どっちでもイイけど。

最高速ではユウさんにMelling Hellcatが442km/hと教えていただいたが、コチラのサイトでは400km/hまでの道のりをまとめてある。(ttp://minkara.carview.co.jp/userid/299816/blog/c309842/)

人気ブログランキングへ 久しぶりにバイクネタ?!クリックお願いします。  


320km/hでも29km/L

2008年08月29日 | 話題

人気ブログランキングへ

Fr_2034

やはり元祖スポーツカーの国、イギリスだろうか?

現地価格は75.000ポンド(約1500万)という高価であるため、経済的な理由で買う人はいないだろうが、約110km/h巡航での燃費が29km/Lだというから、エコスポーツドライブには良いかもしれない。

Icenir13100520056

しかもバイオ燃料を想定したディーゼルエンジン。アウディやプジョーと比べて全然目立たないが2005シーズンからレース活動も。

疑うわけではないが、320km/hの最高速度は”空力的にどうなのかなあ”と。

参照はttp://www.trident-vehicles.co.uk/index.php?option=com_frontpage&Itemid=1

人気ブログランキングへ 今日もまたバイクネタでは・・・・。クリックお願いします。


写真≠画像

2008年08月28日 | 話題

人気ブログランキングへ

Image Metrics社の社員とおぼしきEmilyさんが、同社のフェイシャル・アニメーション技術について説明しています。生身の人間を撮影してアニメのキャラクターを動かすデータを取得するのは従来のモーション・キャプチャーと一緒ですが、同社の技術では、モデルの人が顔や体にマーカーをつける必要がなく、特殊なカメラも使わないとか。普通のビデオカメラで人物を撮影し、動画を同社独自のソフトウェアで解析して、顔の細かな表情の変化までデータに変換するのだそうです。(抜粋引用はttp://wiredvision.jp/blog/takamori/200808/200808211300.htmlから)

動画を見ていくと、実はEmilyさんが作品であることがネタ明かしされるのだが、以前の映画などではCGがはっきり分かると興ざめしたりもする。しかし、ひょっとするとそのほうが良かったのかもしれない。何故ならば、CGがそれほど手軽にできてしまうとロクなことがないような気がするからだ。

やはり、デジタル画像は写真とは言えないと思う。

人気ブログランキングへ バイクネタではなく申し訳ありませんが、クリックお願いします。


車税が?

2008年08月27日 | ECO

人気ブログランキングへ

 経済産業省が平成21年度の税制改正で、エンジン排気量の大きさを中心に税額を決めている自動車税制を見直して、走行1キロメートル当たりの二酸化炭素(CO2)排出量を基準に税額を決める方式への変更を検討していることが23日、わかった。同様の仕組みは欧州各国が取り入れ始めており、地球温暖化を防ぐグリーン税制の目玉にしたい考えだ。しかし、これまで優遇されてきた軽自動車の税負担が大幅にアップするため、自動車メーカーなどの反発は避けられず、調整は難航しそうだ。

 現行の自動車税は、排気量1リットル以下のリッターカーの自家用乗用車で年額2万9500円、最高の6リットル超で11万1000円など排気量に応じて税額が定められている。排気量660cc以下の場合は税金が優遇される軽自動車税となるため、年額7200円に抑えられている。

 経産省では地球温暖化対策の一環として、こうした自動車税制の見直しに着手する。1リットル当たり2300グラムのCO2が排出されているガソリンの消費削減に向け、CO2排出量そのものを基準にした自動車税制への転換を目指す。すでに同省では自動車メーカーと協議を始めており、21年度税制改正要望で、CO2排出量を基準とする税制の検討方針を盛り込む。

 ただ、CO2排出量を基準とした税制になると、排気量が大きい大型車が不利になるほか、これまで優遇されている軽自動車の税額が重くなる見通し。自動車メーカーの今後の商品ラインアップに大きな影響を与えるほか、軽自動車ユーザーなどからの反発も予想される。

 地球温暖化対策を進める欧州では、すでに英国やフランスがCO2を基準にした自動車税制を導入している。また、来年1月からドイツでは走行1キロメートル当たりのCO2排出量が100グラム未満の自動車には、自動車税を免除する税制を取り入れる予定だ。

 日本でも燃費向上を促すため、グリーン税制が導入されており、排気量などをもとにした目標燃費を15%以上上回る自動車には自動車税などの軽減措置を講じている。しかし、経産省ではCO2排出を削減するには自動車税の抜本的な見直しが必要と判断し、今後、関係方面との協議を急ぐ。(引用はttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080824-00000044-san-bus_allから)

日本政府は京都議定書に批准(外交的な敗北だと一部国会議員は評価をしている)しているから、これに沿った政策もするだろうが、高騰でガソリンの消費が下がっているのに、電気自動車が普及したら、あれほど必要だと言われた暫定税率を含め、税収はどうなってしまうのだろう。結局消費税率アップなのか?

人気ブログランキングへ バイクの車税は4000円! ”このままそっとしておいて”と思ったらクリックを!


3年間ふりかえって!

2008年08月26日 | ブログ情報

人気ブログランキングへ

5月31日の記事でも”振り返って”3つの分野の記事を紹介していますが、更に忘れてならないのは”3拍子”です。

音楽的に正しいかどうかではなく、ショベルヘッドエンジンに代表される独特なリズムの正体を明かすことができたのは(何方かが追試をしていただかないと、今のところ仮説です)、まあ功績かなと思っています。

”ハブベアリング”に関しては、テーパーローラーベアリングをハブに使っている例が他になく、実例を図解とともに紹介できたのは幸いでした。

SUキャブレターの”ティクラポンプ?””SUキャブのチョーク”などは、たくさんの方に参考になったのではないでしょうか?

こうして多くの記事を書くことが出来たのも、3年のうちの2年くらいはブログランキングの首位にいることができたのも、皆様のご支援の賜物と感謝申し上げます。

今後とも宜しくお願いいたします。

人気ブログランキングへ お蔭さまでトップになっています。


ブログは3周年!

2008年08月25日 | 日記

人気ブログランキングへ

3年前の8月26日にこのブログは始まりました。

只今のアクセスカウンターは1,640,917となっており、書いた記事は1,170、いただいたコメントは2,853です。まあ随分と多くの方に訪れていただいたと驚くとともに感謝申し上げます。

今年の5月30日の記事”ピストンエンジンは永遠か!な?”においても心境はつづってありますが、付け加えますと日本のライダーの文化度はどうなのかという危惧があります。

確かに現在の日本の可処分所得は下がりつつあり、燃料をはじめとする物価はあがっていますので、バイクのメンテナンスに対する投資金額は上げられないのが実情ですが、アチコチの掲示板を覗かせていただくと、寄せられる質問などの内容が以前より初歩的なことに気付きます。

メンテナンスのコストを節約するためには、自分自身で作業を行うことは決して悪いことではないのですが、その方法や目的は文字だけでは伝えられません。

本来ならば、メンテナンスと修理(故障の解決)は違うレベルの事であるのに、同次元で考えられてしまう現象が多く見られるような気がします。

特に新車の状態から20年30年も経ったバイクに於いては、安く済ませること安心して乗れる状態にすることの両立は難しいのではないでしょうか?

日本の学生の理工系離れが言われていますが、私が考えるにはバイクのメンテナンスやリペアに関して、それほど高度な知識は不要ですけれど、理系的な直感力は必要です。その直感力を働かせるための知識や経験が必要なのは言うまでもありません。

理系的な直感力とは、見えている現象と数字を基に冷静な判断を下せることだと思いますが、私の知る数人の方は職業としてのメカニックの経験がなくても、優れた手腕をお持ちなのは素晴らしい事です。ちなみに話は大きくなってしまいますが、日本の政治の悲劇の一つには、優秀といわれるキャリア官僚と政治家の殆どは文系だからではないかと思います。

話は長くなりましたが、今後ともバイク関連のニュースなど紹介したいと存じますので宜しくお願い申し上げます。

人気ブログランキングへ 残念ながら逆転されてます。


6000ユーロは?

2008年08月24日 | 話題

人気ブログランキングへ

654

655

656

ZONGSHEN , LONCIN,JIALINGはなじみがないが、中国のメーカーである。

Oberdan Bezziは数多くの量産モデルをベースにしたデザインを発表しているが、上記3メーカーがラインアップしているモデルの最大排気量は250ccなので、コンセプトモデルの提案なのかもしれない。

それぞれ、何処かで見たようなスタイルだが、洗練はされているのではないだろうか?

エンジンは600ccの4気筒だそうだが、実現したとしても安心して乗れるのかは疑問 。

人気ブログランキングへ このブログはもうすぐ3周年。クリックお願いします。


北極の氷は!?

2008年08月23日 | ECO

人気ブログランキングへ

昨日は肌寒く、今日は更に気温が低い20℃。稚内では1.6℃の最低気温を記録したのだとか。

当地は暑くて有名な熊谷市の隣。今年こそは単独日本一を目指していた?のに、8月8日の37.3℃が最高だ(気象庁の統計データ)。

地球温暖化が話題を占めていると、暑いと感じれば”やはり温暖化のせいなのか”と思ってしまいがち。

日本では、チームマイナス6%がすっかり定着しているが・・・・

653

NASAマーシャルスペースフライトセンターとイリノイ大学からの照合されたデータによると、北極の氷は去年より30%も増えているのだという。(参照ttp://www.prisonplanet.com/arctic-ice-grows-30-per-cent-in-a-year.html)

ところが、日本の気象予報会社では北極北西部の氷が、観測史上最も早く減少しているという。

う~む。どちらなのだろう?上の画像ではシベリア方面の氷面が特に広がっているように見えるから、カナダ側が減少して、その反対が増えているということなのだろうか?そんなことがあり得るのかも疑問だ。

これから小氷河期に入るという予想もある。(参照ttp://www.prisonplanet.com/scientist-predicts-ice-age-within-10-years.html)

人気ブログランキングへ 


ウエアラブル モーターサイクル

2008年08月22日 | 話題

人気ブログランキングへ

652

YAMAHAのロゴがついていることで、どなたかが以前に紹介した記憶がある。

画像はCGなのか、コンピューター内にしか存在しないという。

もっとも、設計者のJake Loniak氏によると、人工筋肉の他、必要な技術は既にあるという。

引用はttp://wiredvision.jp/news/200808/2008082022.htmlからだが、動画もあるので貼っておく。

しかし”俺一バイク”では20世紀の作品を例に挙げたわけだが、元々バイクはクルマに比べて、面積的にデザインの違いの要素が少ない上で、尚且つ人間が乗らなければ完成形にならない事情があり、そこが人間くさい機械といえると思うのだけれど、映画にインスパイアされたとは言え、ココまで見せられると複雑な気持ちに違いない。

セグウエイやウイングレットなどとともに、従来型バイクの存在が・・・。

人気ブログランキングへ 従来型のバイクが、やはり好きという方はクリックを!