ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

コイツはスゲエ!!

2009年10月31日 | エンジン

3610490404_17d8d53cb2

3610490286_9c843ecd15

画像はttp://www.flickr.com/photos/13481782@N06/sets/72157619480714676/より転載。

人気ブログランキングへ

3841140827_b32d1e7027

たぶんフレームやタンク、シート、カウルまでアルミニウムによる手作りだと思うが、それよりスゴイのはCBX1000のエンジンを2個合わせてV12にしてしまったこと。

3841932880_dced1b1ac6

要はクランクケース。バンクの谷間に溶接のビードがみえることから、ベースのケースの1部分を切り取って、そこにシリンダーベースを溶接したことが分かる。

3841140119_41d172d78f

横からのショット。

3841140419_c90318b39f

画像はttp://www.flickr.com/photos/13481782@N06/sets/72157622099045126/より転載。

1つのクランクピンに、相対するシリンダーのコンロッドが取り付けられる。

クランクシャフトを作るのは困難だから、ウエブを削ってピンの幅を広げたのだろうか。ちょっと強度的に心配。

Ferrariandreas1_2

画像はttp://www.duccutters.com/AndreasGeorgeades-Andreas.tplより転載。

ビルダーのAndreas GeorgeadesにとってCBX V12がもちろん処女作ではなく、フェラーリエンジン!のバイクを数台作っている。

人気ブログランキングへ


グッドバイブレーション

2009年10月30日 | 代替エネルギー

グッドバイブレーションは1960年代のビーチボーイズの名曲だ。

この場合は良い雰囲気(時代的にドラッグが関係している?)とかの意味だろうけど、最近はバイブレーション”振動”が様々な技術に応用されている。

人気ブログランキングへ

身近な食品や医療にも威力を発揮するCAS冷凍(ttp://www.nocturnex.com/cas/)

冷凍する際に振動をくわえ、水分により組織が破壊されるのを防ぐのだそうだ。

Anima2 画像は日本テクノ(ttp://www.jptechno.co.jp/)より転載

昨晩のワールドビジネスサテライト(テレビ東京)で紹介していたが、チタンの薄板を振動させて水を攪拌するのだが、作動中に液体洗剤を加えても泡は立たない。振動で泡が壊れてしまうのだそうだ。

水から生まれた奇跡の燃料「酸水素ガス」 (科学技術部編集委員 吉川和輝)
2009-08-28  日経産業新聞onlineより転載

 どこにでもある水を特殊な方法で電気分解して水素と酸素からなる「酸水素ガス」を作り、燃料などに使う試みが進んでいる。ガスバーナー燃料への利用に続き、このほど小型エンジンを動かすことに成功した。この燃料は組成や燃焼効率などに未解明な点があり、いっそう関心をかき立てている。
 7月中旬、東京都江東区の東京海洋大学海洋工学部。伊藤雅則教授らの手で、酸水素ガスを使った初めてのエンジン作動試験が始まった。試験には1馬力のLPガスエンジンを使用。タンクにためた酸水素ガスをエンジンに送り、約1時間の連続運転に成功した。
 このガスには水素と酸素がほぼ2対1の割合で含まれる。燃焼後は水に戻り、有害な排ガスは発生しない。面白いのはエンジンに空気の取り込み口が不要であること。ガス中の酸素が燃焼剤になるため、外の空気無しでも燃えるというわけだ。
 伊藤教授は「潜水艇の動力源としても使えそう」と語る。小型エンジンに続いて、乗用車エンジンを酸水素ガスで動かし、燃焼データを集める計画だ。

酸水素ガスはプラントメーカーの日本テクノ(東京・大田、大政龍晋社長)が開発した。発明者である同社長の名前にちなんで「OHMASA?GAS」と呼ぶ。
 水の電気分解で得られる燃料といえば、「ブラウンガス」と呼ばれる水素と酸素の混合ガスが古くから知られる。超高温で燃焼する特徴があるが、爆発しやすいというネックがあり、普及はいまひとつだ。
 これに対して、日本テクノの酸水素ガスは圧縮しても爆発しにくいという。厳重な漏れ対策が必要な水素ガスとも異なり、通常のステンレス容器で200気圧を超える高圧で長期間貯蔵できることも確認している。
 日本テクノはもともと電気メッキ用プラントを扱っている。大政社長は低周波の振動・攪拌(かくはん)をしながらメッキをすると、通常は電気分解で発生する大きな気泡が生じず、水素爆発も起きないことに気が付いた。これをヒントに、同じ方法で水を電気分解することを試みた。
 こうして得られた酸水素ガスは、水素と酸素が単純に混合しているのではなく、両者が特殊な結合をして水分子とも異なる特殊な構造を作っていると大政社長は考えている。そうならば、水素と比べ、貯蔵容器からの漏れが少ないことも説明できる。
 高圧で貯蔵できれば、プロパンガスのようにボンベで流通させたり、給油所のような場所でガスを供給したりするといった利用が容易になる。
 日本テクノは酸水素ガスの用途開発と並行して、ガスの正体を調べる研究を進めている。今春、特殊な装置で酸水素ガスを液化してみた。酸素はセ氏マイナス183度、水素はマイナス253度で液化するが、この気体は酸素の液化温度より3~7度高い温度で液化することが分かった。
 研究に協力している東京工業大学の谷岡明彦教授は「非常に興味深い現象」と語る。日本テクノは引き続き、ガスの組成などの解析を進めている。

大分県佐伯市にある共栄船渠(山本健二社長)では、日本テクノの酸水素ガスをガスバーナー燃料に使い、鉄板を切断する作業に使っている。「通常のバーナーと比べて切断面がきれい」(山本社長)という。
 酸水素ガスを、燃料電池で水素燃料の代わりに使えば発電効率が向上することも確認されている。また、ガスの燃焼によって発生する発熱量は、もともとの電気分解に使ったエネルギーの2倍程度に達することも分かった。投入した電力以上の熱量が得られるヒートポンプ給湯機のような効果が期待できる可能性がある。
 未解明の部分が多い酸水素ガスだが、それだけに、大きな可能性を秘める。

とまあ、日経産業新聞の記事により紹介があったようだ。

水の電気分解は誰でも小学生の理科の実験で体験したことがあるはずだが、酸素と水素の混合ガスは”ブラウンガス”として既に実用化されている。

参考:株式会社ベストワールド

溶接やごみの焼却にも使えるほか、家庭の炊事用コンロは排ガス対策がされていないので有害物質や炭酸ガスの発生が注目されていないだけで、実は無視できないレベルだそうなので、家庭用にも燃料として期待したいところ。

ブラウンガスといえば外せないのがメイヤーの水で走る自動車。

謎の死を遂げてしまったのが更に謎を生み、いまでは”トンでも科学”に分類されることも多いが、ワーゲンベースのバギーに搭載したのはゴマカシが出来ないようにだと思う。

これが実用になれば”ピストンエンジンは永遠に”つかえるのに・・・・。

メイヤーの特許が数年前に切れたようで、HHOを検索すれば多くのYouTubeを見ることができます。

人気ブログランキングへ


プラスティックなエンジン

2009年10月29日 | オイルリーク

910033

画像の転載と元記事はttp://www.nytimes.com/2009/10/25/automobiles/25PLASTIC.html

ニューヨークタイムスの記事は”カーボンコンボジットプラスティックで作られたボーイング787は来年から就航するが・・・”と始まる。

2人の紳士が大切そうに抱えているのはプラスティック製のクランクケース。

人気ブログランキングへ

カタチを見ると、一般的なクルマ用のクランクケースはシリンダー部分と一体だが、これはバイク用のクランクケースみたいにシリンダーが別体だ。

910032

これは1982年発行のポピュラーサイエンス誌だが、このように特に新しいアイディアではない。

黄色の部分がプラスティック製の部品のようだ。

人気ブログランキングへ


最強?

2009年10月28日 | 動画

面白い動画をみつけたので・・・・。

それにしても1秒間に100万コマとは。

人気ブログランキングへ

弾丸つながりで・・・・。

以前に日本のテレビ番組で話題になりましたが、これはアメリカの番組?

日本刀の切れ味もすごいが、命中させる腕前もすごい。

今度は日本刀つながりで・・・・。

日本刀は最強?

人気ブログランキングへ


電気自動車のお値段

2009年10月27日 | イベント

910024

日曜日のNHKスペシャルでは日本円換算で13万円の中国製電気自動車を紹介していた。もちろん中国国内の話だが、農村部ではナンバーも免許も不要だそうで、大人気だとか。

ボデイはFRPで電池は鉛電池。溶接作業はアーク溶接。

ところでニッサンのリーフの販売価格は150万円という噂が飛びかわっているそうだ。それは以前から言われている高価なバッテリーをリース方式にすることが前提なのだろうか。

人気ブログランキングへ

910025

910026

910029

910027

日本のメーカーの電気自動車のコンセプトは今までの延長線上に見えるが、こちら韓国のベンチャー企業CT&Tが出展する可愛らしいデザインのEVは鉛電池なら約160万円だ。補助金が使えると100万円ぽっきり。

元々はゴルフカートのメーカーだそうだ(NIKKEI NET

910030

910031

リーフのカットモデルだが、モーターはエンジンに比べて部品点数が少ないのは当然ながら、マフラーや燃料系統がないからシンプルだ。

日本のメーカーは今まで培ってきた快適性や性能を維持しながら移行しつつあるので、どうしても価格的に不利になるのは仕方ないが、バッテリーのリース料金がガソリン代と同じくらいなら150万円の車両代は許容範囲というか歓迎できると思う。

人気ブログランキングへ


#163

2009年10月26日 | イベント

Dscn2231_2

コレクションホールに行けば何時でも見ることができるのかもしれないが、今回のモーターショーでは一番魅力的だったかも。

人気ブログランキングへ

Dscn2232

あらら、キャブレターはFCRベースだ。

レーサーはいつも機能美に溢れているものだけれど・・・・・。

Dscn2235

125のエンジンを2つ連結させたといわれているが、ホンダの4気筒エンジンの原点か。

スリーホイーラーについて色々と考えた後(4輪、3輪・・・)では、 ライダー一人を運ぶためというよりか、動かすためにライダーを乗せるバイクはシンプルで魅力を感じる。


4輪、3輪・・・・

2009年10月25日 | イベント

Dscn2239

画像で見ただけでは”もう少しカッコ良ければなぁ”と思っていたが、実物は仕上げの出来も良いのもあって意外と魅力的。非接触充電システムも備えているようだ。

人気ブログランキングへ

スリーホイーラーならもうすこしシンプルになりそうな気もするが、やはり自動車メーカーとしては4輪は捨てがたいし、1輪あたりの荷重の問題などもあるのだろう。タイヤにしてもリーンさせれば形状はクルマのものと違うし、接地面積は少なくなってしまう。

Dscn2250

今回のモーターショーは外国の大手メーカーの撤退があったぶん、今までは聞いたことがないメーカーの出展が目立っていた。

ご覧のT-RexはカナダのCampagnaモータース。カワサキのZZR1400のエンジンを乾燥重量472kgの車体に搭載。

スタイルは名前の割りにそれほど獰猛ではないが、お値段は獰猛な¥6.500.000!

Dscn2253

Dscn2254

リアサスペンションはZZRのものではなく、この手のレイアウトではどうしても長くなりすぎてしまうホイールベースを短くするためかリンク式ではない。

Dscn2171

以前にも紹介した覚えのあるボンバルディアのCAN-AMスパイダー。

Dscn2175

こちらはホイールベースを気にしなくて良いレイアウトなので、サスペンションはたぶんそのままで幅が広いホイールにスイングアームを合わせただけだろう。

Dscn2174

サスペンションアームは鍛造軽合金だろうか。形状は空気抵抗の少ないF1のみたいだ。

いずれもカナダ製というのが興味深いところだが、バイクのパワーユニットを利用してクルマを作るアイディアを目にしたのは最近ではない。

古くは20世紀初頭のモーガン(日系エンジン???)だったり、戦後のオート3輪は今で言うトライクの構造そのままだった。

しかし、その昔雑誌でみたのはホンダGL1000のパワーユニットを使い、ライトウエイトスポーツカーを作るアイディアだったと思う。

30年くらい前だからトヨタS800やホンダS800が消えて間もないころで、スポーツカーはフェアレディZになってしまったり、オイルショックと排ガス規制などで昭和45年を境に大きく変わってしまった。

GL1000ベースが実現しなかったのは様々な理由があったと思うが、まんま”S800”を考えていたのであって、トライク(上記の”リバーストライク”を含む)のような割り切った構想がなかったからなのだろうか?

Dscn2158

Dscn2161

これは3月の東京モーターサイクルショーにもっと初期的なプロトモデル(フロント2輪)が出品されていたが、いよいよ発売かという雰囲気。

片輪をブロックに乗り上げているデモンストレーションは、先行のピアッジョが独立した片持ちサスペンション(ピアッジョは片持ちが・・・)の構造に対して有利だという主張かな?

ピアッジョのフロント2輪の開発理由は石畳道路での安定性を求めたという記述を見たが、ルーフやトランクを装備したモデルが多いAdivaでは、重量が大きかったり重心が高いことに3輪が解決策だと思っているのかもしれない。

近年のスリーホイーラーはホンダのストリームが先鞭をつけたが、ここへきて様々なカタチで存在感を増したのが興味深い。

プレジャー系では軽量・ハイパフォーマンスの特徴を生かし、フォミュラカーのようなハンドリング を楽しみ、実用系では高荷重での安定性を生むというのが多輪バイクの利点か。

ところで日本での車両に対する法律や規制は世界一厳しいと言われているが、”自動車基準調和”で既報のように国々の基準が統一される気運が高まっているし、現に”3輪以上”もトレッドが460mm以下ならバイクとして認められることは多輪化が進む気がする。

人気ブログランキングへ


デフラグ

2009年10月25日 | オイルリーク

Dscn2277_2

パソコンが壊れたわけではない。

人気ブログランキングへ

パソコンが!”以来、常用のパソコンが変わったのだが、この”ツクモ”はハードディスクの動作音が大きく、カタカタといつも聞こえていた。

それでも不具合なく使えたので”まあいいか”と思っていたのだが、このところブックマークしているサイトを見ようと思っても時間が掛かるようになった。数秒ではあるが。

そこでデフラグをしたけれど、Windows標準のデフラグでは数分の作業で完了になってしまい状況は変わらない。

そこで巡回コースに入っているFast&Firstさんで紹介していたMyDefragを使ってみたのが上の画像。

掛かった時間は意外と短く1時間ほどだったが効果はてきめんで、そのあと標準のデフラグを試しても数分で完了にはならなかった。

フリーソフトはどれでも安全とはいえないと思うが、市販のツールは結構高価なので、評判を確認してから使えば安心かもしれない。


東京モーターショー”ヤマハ”

2009年10月23日 | イベント

Dscn2141

ヤマハの中央ブースはすっかり”エコ”

人気ブログランキングへ

Dscn2128

市販間近ではないかと思われる‐スクーター。

フレームはアルミらしい。

Dscn2127

Dscn2125

Dscn2123

Dscn2124

これらは市販はどうなのだろうか?

Dscn2140

Dscn2138

これはコンセプトモデル。

Dscn2122

恒例のVマックスオブジェ。

Dscn2117

意図が分からない・・・。

Dscn2131

ハイブリッドはあまり目立たないところに展示。

Dscn2143

SR400にもインジェクション。

人気ブログランキングへ


電ちゃり

2009年10月22日 | イベント

910015

引き続きモーターショーねただけど、1画に怪しげな(失礼!)ブースが・・・。

人気ブログランキングへ

910016

覗いてみれば更に・・・・。

910023

なんと電気とプロパンガスのハイブリッドだ。

910017

荷台を利用して展示してあるのは”もたぽんこ”。まだプロトらしく左側はフロントにインホイールモーターだが右側は違うようし、ヘッドライトも異なる。

910018

910020

こんなに小さいし、バッテリーを含まなければ25kgだそうだ。聞くところによれば予定販売価格は168000円。

910022

こちらは238000円の予定価格。最高速度は65km/hで航続距離は90km。

910019

モーターとCVT、スイングアームのユニット。

910020_2

諸元。