ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

ショートマフラー

2022年10月10日 | カスタム&メンテナンス

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今どきのショートマフラーを実現するためにジョイントパイプを作りました。

 

サイレンサーの形のイメージを探るために工作用紙で試作。

 

元々は巨大なサイレンサーの集合タイプでした。スイングアームにブレースを付けたために干渉して、このままでは使えませんでした。

 

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ステアリングヘッド ベアリング

2007年11月10日 | カスタム&メンテナンス

人気blogランキングへ 冷たい雨が降ってます。 

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この画像は”フォークステムベアリング”で紹介したものです。ハーレーは昔からテーパーローラーベアリングを使い、HDはヘビー・デューティの意味ではないかと思うこともしばしば。

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対して、日本製の多くのバイクで使われるのはボールのベアリング。

耐久性に関してはテーパーベアリングのほうがダイブ良いのですが、接触面積が大いいので転がり抵抗も大きくなります。最近の日本車ではケージ付きのボールになり、整備性は高まっていますね。

バラバラになってしまうベアリングは分解するときに飛び散ってしまうことも多く、失くさないように注意するか、グリスアップするときでさえ交換部品を用意しておいたほうが良いかもしれません。組み立てるときもグリスで固定しないと困難です。

矢印は”この時代にも使われていたか!”と驚くゴム製のダストシールです。

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35年ぶりに開かれたにしては良い状態でした。何のバイクかというと例のSL350です。

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関連部品を掃除や塗りなおしたりして・・・・。

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上側のベアリングは汚れを除去してから、新しいグリスを塗りフレーム側に並べておきます。

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ハーレーのベアリング調整法の一例は”フォークステムベアリング(2)”で紹介してありますが、この手の”プリロード調整方法”を紹介いたしましょう。

調整ナットをまずキュッと締めます。ナットを締めるとフォークステムの動きは固くなるはずです。

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次に感触を確かめながらゆっくりと緩めて”フッと軽くなるところ”で止めます。

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止めたところから画像のように30~45°締めて完了。フォークステムを左右に動かし、スムースに動くか確認します。締める角度に範囲があるのは好みと言いましょうか、経験による感触とでも言いましょうか、締める角度が小さく緩ければガタが出る可能性もあるし、締める角度が大きくキツイとボールとレースの寿命が短く、場合によってはハンドルが重く感じることもあるはずです。

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CVHキャブレター

2005年11月01日 | カスタム&メンテナンス

たまには楽しい話題で・・・・IMG_0063

左は普通のCV40キャブレターで右がCVH50!!です。

二まわりくらい大きいですね。IMG_0064

IMG_0065 入り口と出口です。

40φと50φでは開口面積では1.56倍になります。

当然、何に使うのって疑問があるでしょう。

去年のクールブレーカーに展示するために仕入れたJIMSのTC120ciエンジンに付属してきたものです。

IMG_0066 マニホールドもご覧のように巨大です。  

こんなにデカイキャブレターはノーマルエンジンにつけてもタブ~んだめです。

その昔キャブセッティングに過剰(今を思えば)な自信を持っていた頃、ZXR250にFCRの35φかなにか過大なのをつけて調子悪くて走らない奴を、つい気軽に引き受けてしまい3日間無駄にしてしまった事もありますね。

でも見ているうちに虫が疼いて、ローキン1550につけてみようかな~と思ったりしています。

                                               


リム調整

2005年09月08日 | カスタム&メンテナンス
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リム調整用のニップルレンチです。
無いからといって、スパナやモンキーレンチを使うとニップルが傷みます。
もし、ご自分でやりたい場合は道具をそろえてからですね。
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ワタシは基準になるバーを左右に置きます。
スチールリムはたとえ純正品であっても精度がさほどよくないので、片方だけで調整すると、ほとんどの場合では反対側は振れてしまいます。まず左右の振れを調整して、次は上下の狂いを調整と、繰り返します。
1mmの狂いがあると、回転させた場合に結構ゆがんで見えてしまいますので、0.5mmを目標に調整します。
スポークも走る条件によっては緩むこともありますので、ハードに走るかたは要チェックです。



ネジが回らない?

2005年09月05日 | カスタム&メンテナンス
バージンハーレーのBBSに「ネジが回らない~」という質問がありましたが、
誰も教えてあげないので、ワタシはここで回答いたします。
どなたか親切な方がいらっしゃればココを教えてやってください。
今日書いた「ネジを緩める」ではバーナーで炙りましたけれど、ボディーパーツはバーナーで炙ってはいけません。
ワタシはヒートガンを使います。しかしヒートガンなんてもっていませ~ん。よね。
では、ヘヤードライヤーはどうでしょうか?
余計なトラブルを避けて、ペイントパーツになるべく熱風が当たらないように、ネジの頭を熱してあとは熱伝導に任せればそのうちロックタイトが溶けると思います。
でも最近のドライヤーは温度が上がると、サーモスタットが効いて冷風になってしまうのでダメかな~。
通常のロックタイトの無効化の温度は140℃前後です。ですから熱湯ではだめですね。

威張って書き始めましたが(笑)、意外と一般家庭の道具で140℃まで安全に加熱する道具ってないですね。
ライター?半田ゴテ(あれば)?
ネットで調べたらヒートガンは1万円もするしね~。
ネジ1個緩めるのには投資が過大です。
なんとも、しまらない落ちですが、なんとか140度まで暖めれば緩みます。
火傷や火事に気を付けてトライしてください。(これについては責任は負いません)
無責任でスミマセン。




ハブベアリング

2005年09月04日 | カスタム&メンテナンス
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ベアリングもこうなってしまっては交換です。
アウターレースが虫食い状態です。
これは多分、長い間グリースの入れ替えなどを怠ったのでしょうね。
ベアリングは水には弱いので、ハブシールが傷んで水がはいるとグリースは錆で茶色になってしまいます。
それに気付かず乗っていて、ベアリングがばらばらになってしまったハーレーを修理した事があります。
弊社の車検整備では、ハブベアリングの点検は最重要項目になっています。


古い鉄ハブ

2005年09月04日 | カスタム&メンテナンス
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古い鉄ハブを横からみた写真です。
中央にディスタンスカラーがあるので分かりずらいのですが、矢印はベアリングのアウターレースがのる段つき部です。
ここまでレースを打ち込まないとNGです。
アクスルシャフトが入っていないときには、カラーがずれないように金具が付いているのが分かると思います。
古い鉄ハブも、パウダーコートかけて蘇りますね。

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ベアリングとカラーはこんな風にハブのなかに納まっています。
アクスルシャフトを締め付けると、タイヤの回転が重くなってしまうとすれば、カラーのサイズが合っていないのです。


スポーク張らなくちゃ。

2005年09月02日 | カスタム&メンテナンス
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ホイールが付いているこの大げさな台は、古くなったホイールバランサーをバラして作ったリム調整用のSST(?)です。
このホイールは何ヶ月も前に組み立てておいたのですが、面倒臭い仕事は後回しになってしまいます。
スポーク張るのはそんなに嫌いな仕事ではないのですが・・・・・。