ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

トークショーやってきました!

2007年03月31日 | 明日のバイクを考える

人気blogランキングへ  明日は暖かくなると良いですね。

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第34回東京モーターサイクルショーは昨日から開催されていますが、去年より5%も入場者が多いと聞きました。

ワタシはトークショーの出演のために朝の8時頃には現地にいましたが、オープン前から入場待ちのお客さんの長い列には少々ビックリ。

多くの方に事前の激励をいただきましたが、お蔭様で出来はまあまあ良かったと思います。

原稿は1週間前からメールでやり取りして、なんとか出来上がり、リハーサルは今日の朝というドタバタ。

リハーサルにはユキちゃんとシゲちゃんに朝早くから来てもらい、控え室で原稿を読む?

いや、どうしても感情が入らず”読んでしまう”のです。この点を指摘され、何とかしようと思っても”読んで”しまう。

まあ、普段はスパナを握っているだけのオヤジですから、しょうがないか?

その割には、ステージにあがるとドキドキもしない。

相方のイケちゃんにはダイブ助けられた面もありますが、アドリブもうまくいき、それほど恥ずかしい出来ではありませんでした。

心配していたギャラリーは多くも少なくもなく、来ていただいた方にはこの場でも感謝申し上げます。

こう見えても若い頃は大人数のまえで話をするのは苦手で、5人くらいまでは良いのですが、それ以上になると妙に緊張してしまいました。ところが、オートバイ事業協同組合の総会の司会を5年くらい続けてやるようになってからは大丈夫。習うより慣れろということでしょうね。何事もやってみろということでしょう。

明日も行いますので、是非ご来場ください。

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今回のために名刺を作ってみました。

5分の打ち合わせと1回の校正のわりに出来がよく、評判も中々良いです。

欲しい方がいらっしゃったら(いるかな?)、明日のトークショーの後で・・・

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OX01W

2007年03月31日 | BIKE

人気blogランキングへ  今日は陽も出ず寒い。

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このOX01Wは以前にも紹介いたしましたが、東京モーターサイクルショーに出品されていました。

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ウエブで見る試作車と思われる車両より完成度は高く、市販できるレベルにあります。

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125ccの公道モデルと170ccのコンペティションモデルが用意されているようですが、画像はマフラーの違いを見るとコンペティションモデル?

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フロントサスペンションは自社製!の41φ倒立式と通常のものが選ぶことができるそうです。

SS-ISHIは創業者の石井氏が事故に遭遇するまで 、有力なレーシングチームを運営していて、高い技術力は知れ渡っていました。その後バイクの関係から離れ、車椅子のメーカーになり、パラリンピックのチェアスキーの製作など知っている方も多かろうと思います。

海外では中小のバリエーションに富んだメーカーによる、魅力ある、中には初めて聞く名前のメーカーもウエブ上で完成車両を目にすることがよくあります。日本国内にも技術力では決して引けをとるわけではない、レースを運営しているチームやショップもありますが、公道を走るための車両となるとできませんね~。

日本の法律や規制がまるで、こうしたことを禁止するかのごとく壁となって立ちはだかります。

4輪車では成功した例もあり、ミツオカ オロチは既に販売されているのでしょうか?

こうした事情のなかで125ccでのアプローチは、致し方ない面もありますが、バイクを繰る楽しみを知っているライダーにとっては嬉しいニュースだと思います。

日本での125というポジションは中途半端になってしまい、スクーターは免許を所有している方には通勤快足になりますが、ロードモデルはどうも本当の初心者用のモデルになり、グレードもそれなりが現状なのでしょう。

日本の大メーカーでの製品は基本的に、ボリューム(排気量)と性能と価格が比例関係に近く、如何に割安感を演出するかの方法に頼り、それが国内市場の衰退をもたらした理由の一つとも考えられます。

OX01Wの気になる価格は、ワタシが関係者から聞きだしたところによると、倒立フォーク仕様が80万円台、通常フォークが70万円台とのことです。尚カラーリングは100色から選ぶことができます。

自転車でも同じような価格のものがあるのですから、決して高くはありませんね。

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SST製作

2007年03月30日 | バルブトレイン

人気blogランキングへ  今日昨日までと違い、風が強くチョット寒い。

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東京モーターサイクルショーのトークショーはいよいよ明日からです。

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ショベルヘッドエンジンの後シリンダー/インテーク側プッシュロッドは、アジャストスクリューを締めこんでもハイドロユニットが伸びてしまい、外そうとしても簡単にできません。

今までは2人掛かりで力ずくで行っていましたが、一人での作業はチョット困難です。

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ステンレスのフラットバーとチョイと加工して・・・・。

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更に溶接して、穴を開けました。

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支点、力点、作用点を考えて・・・・。 あのCMは間違っているような・・・。

支点は考えた末、その場しのぎの木片で済ませることにしました。

力点となる中央のスクリューはリフターブロックの取り付けを利用して、適当な長さの1/4サイズのスクリューです。

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途中で設計変更の必要もなく、無事に成功です。

期末で月末、更に週末で、例のトークショーの準備もあり、気は急いていますが、何とか予定の仕事は片付けられる気配です。

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トークショー

2007年03月29日 | 明日のバイクを考える

人気blogランキングへ  今日は25℃以上?暑いです。

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東京モーターサイクルショーの開催が、いよいよ迫ってきました。

先週にも告知させていただきましたが、不肖ワタシ近藤と池田伸氏のトークショーが催されます。

内容は2人で打ち合わせ中ですけれど、池田氏の”旅学”中の記事などが中の声で聞くことができますから、是非ご来場くださるようお願いします。

催し予定は31日(土)と1日(日)の両日の午前10時からになります。


フィアット500!?

2007年03月28日 | 乗り物

人気blogランキングへ  今日は晴れ渡り風もなく、1年中こうだったらという気候ですね。

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以前からコンセプトモデルの発表がされていたフィアット500が発売になるようです。詳しくはコチラ

もっとも別のニュースでは、先代の50年前の発売日に合わせた7月4日の発売だとも。

近頃よく見かけるMINIと似通った、先代をモチーフとしたスタイリングは愛くるしく、きっとカナリのボリュームの販売になるのではないでしょうか?

先代の”走るための最低限”ともいえる13馬力とは比べ物にならない69/100馬力の仕様や、いまや欠かせられないディーゼル(75馬力)もラインアップされ、この軽そうな車体は、やや大ぶりなMINIの1トン以上?に較べるとダイブ軽そうですから、販売面と走行性能でもいい勝負になりそうです。

フィアット500関連の記事を調べていたら、こんなことが見つかりました。

保護法?

イタリア本国でも「500」は広く国民に愛されており、同国内で排気ガス規制と国内産業活性化の推進により旧車の扱いが厳しくなる中、「排気量1000cc未満で25年以上経っている自動車」に以下の特典を与える法案が検討されている。

  • 自動車税の免除
  • 車検期間を2年から4年に
  • 自動車通行規制区域内への乗り入れ許可

排気量と経過年数は新500に見事に合致するもので、同法案は一部では「フィアット500保護法」とも呼ばれている。なお、これに対しては既に与党を含む超党派の支持団体まである模様で、「同車は歴史遺産のひとつだ」とするコメントも寄せられている。

青字の抜粋引用は”ウイキペディア:フィアット500”から

古い車は実用にするわけでもないし、走行距離もたいした事もないと考えると、歴史的文化遺産を趣味的嗜好に乗じて個人の手に委ねて保存する方法としては、大いにアリだと思います。

こういったことは日本では考えられないでしょうね。大排気量車でタダ走り回るよりエコを感じます。


4速T/M ドライブスプロケット

2007年03月27日 | オイル洩れ

人気blogランキングへ  今日は曇りで時々雨もパラツキ、ちょっと寒い。

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プライマリーケースを外してアチコチ点検すると、スプロケットのナットが手で動きます。ここは150Nm程度で締まっているはずですから、手で回ってしまってはマズイですね。

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ココは以前の記事”スプロケット周辺オイルリーク”で紹介しているように、ナットの締結力でメインドライブギアにスプロケットとスペーサーを押し付けて密閉させようという意図です。

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分解してみると、ミッションケースとスプロケットが擦れあっている痕跡がみられます。

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オイルシールを外して・・・・。

ミッションケースは油まみれですね。

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矢印の部分はスプロケットに擦られて、バリが出てしまっています。ここは処理しておかないと、オイルシールをインストールするときに困ってしまいます。いや、それどころかバリがミッションケースとオイルシールの間に挟まって、密着できないことも考えられます。

ナットが緩んでいるのもそれほど珍しいことではありませんが、これからの苦労の序章に過ぎなかったのです。

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エンジン騒音?!

2007年03月26日 | 明日のバイクを考える

人気blogランキングへ  今日は22℃にもなり、暑いようです。

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このブログでは珍しい4気筒SSのカワサキZX10Rです。

ワタシはこういうバイクに10分も乗ると、首が痛くなってしまいます。性能は素晴らしいのですが。

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近接排気騒音を測ってみました。

測定方法は排気出口の向きから45°、0.5m離れたところに騒音計のマイクロフォンを置き、最高出力発生回転数の50%のエンジン回転数を維持して、急にスロットルを閉じてそのときに94dbを超えてはなりません。

スロットルを急に閉じたときにアフターファイアなどが発生すると、NGになる恐れもあります。

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これは何をしているかというと、”近接エンジン騒音”を測ってみました。

近接排気騒音を測っていても、耳には”いわゆる排気音”は聞こえず、その割りに6000rpmも回すと結構大きな音になることに気づいたからです。

結果はご覧のように、排気騒音より4dbも大きいですね。

水冷エンジンで、空冷エンジンのようなフィンの共鳴もないし、カウリングによって多少なりとも遮音されているにもかかわらずです。

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排気音が静かなのにはこのデバイスも貢献しているのでしょう。ヤマハEXUPとほぼ同じように見えるシステムはトルク特性の向上とともに、排気騒音の低減も採用の理由と思えます。

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リアシート下にあるコントロールユニットは、初期のヤマハのシステムのような作動音は聞こえず、その存在を主張しません。

ZX10Rは逆輸入車ですから、国内形式指定は取得していませんから、加速走行騒音は80db程度と思われます。

加速走行騒音の測定を公道で行うわけにいきませんが、エンジン音が排気音より大きいとなると、先日パブコメの募集があった道路運送車両法の改正案の73dbを全てに適応するのは無理があると益々強く思いますね。

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インチキ ソレノイド!

2007年03月25日 | スターター系

人気blogランキングへ  意外とひどい雨になりませんでしたが、能登の地震の被害が心配です。

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先日の記事でバッテリーからのケーブルが焦げたトラブルを紹介しましたが、その原因が判明いたしました。

画像のソレノイド中古品を使ったら、スターターモーターはスイッチを押している間だけ作動して、スイッチを離すと正常に作動が止まります。もちろんケーブルが熱を持つこともありません。

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①が元々付いていたもので、②が使い物になる中古品です。外観上はホトンド同じに見えます。

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コチラのショットでは②のほうにMADE in U.S.A.の浮き出し文字が見えます。他にもネジのサイズが微妙に違います。

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トラブルの原因の違いと思われるのは、矢印に示す部分のストロークで、これは1mm程度しかありません。

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正常に仕事をするソレノイドは3~4mmのストロークがあります。

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ソレノイドはこのように分解できます。細いリード線を切らないように注意しなければなりません。

これはダメなほうで、手がかりは矢印の印刷文字しかありません。

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外観上は同じに見えるものの不具合の原因を知りたくて、内部の円盤状のプレートの位置を測定してみました。定規をプレートに当ててボデイの端面からの距離(深さ)を測ってみました。

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①は約3mm

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②は約6mmと倍も違います。

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更にキャップ側のターミナルの位置もご覧のように違います。

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つまり測定した寸法はこの画像の両矢印が示すように、エアギャップに関係していて、上から4と5番目の画像のストロークの違いの原因になります。

エアギャップが少なすぎると、スターターピニオンがチョットでも戻りが悪いと、電流が流れてしまい、スイッチを離してもスタータモーターが回り続けてしまうと考えられます。

問題はこのソレノイドの供給先で、今の時点では特定できませんが、せっかく新品パーツをつけても、それがトラブルの元凶になったとすると納得できませんね。

それに問題のソレノイドは、手直しで使えるようになるレベルでもありません。

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東京モーターサイクルショー

2007年03月24日 | 明日のバイクを考える

人気blogランキングへ  西のほうからの雨がこちらにも。

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第34回東京モーターサイクルショーの開幕もいよいよ来週に迫りました。

振り返ってみると、品川流通センターやビッグサイトで始めて開催されたときなどに出展したことを思い出します。

ところが今回は、ひょんなことからトークショーに出演することになり、主演は池田伸氏(イケちゃん)ですが、一体どうなることやら期待と心配の毎日です。

このブログをご覧になっている方は、ご都合が付きましたら是非ご来場ください。

トークショー開始は開場してすぐの朝10時からですから、ギャラリーがいないことも考えられますし、かといって満員になったら緊張度も・・・・と、いらぬ心配もしています。

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人気blogランキングへ ランキングの2位争いが激しく行われています。


マン島TT100周年

2007年03月24日 | ブログ情報

人気blogランキングへ  早咲きの桜は八分咲き。

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オートバイの島 2007もう待てないTTレース100周年

という番組が放映されると小林ユキさんのブログで紹介されています。

小林さんは未だマン島に滞在中のようですが、以前にワタシが紹介した”ぶらりデイトナひとり旅”の後日談も掲載されていますから、是非ご覧ください。