ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

Triumph TRW

2011年08月31日 | 旧車

Triumph_01_1000700x464 ttp://blog.hemmings.com/index.php/2011/08/29/union-jack-in-a-box/

先週のぺブルビーチ・モーターサイクル・マーケットプレイスに出品?されていた、工場出荷時に梱包されたそのままの1957 Triumph TRW。

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2008年に”Sidecar Cafe"で同車を開梱したときは、テレビが取材に来たようだ。

どんな音で走るのか興味がある方は、やはり動画が見たいと思う。アメリカのホンダディラーから売りに出ていたようだ。

t70352420triumph20trw20cylinder20barttp://burtonbikebits.net/triumphtrw.htm

1951年から1964年まで存在したTriumph TRWはミリタリーモデルらしく、モデルチェンジはされないで、車体はフロントテレスコピック、リアリジッドという構成。エンジンは最後までサイドバルブだったようだ。

ちなみに冒頭のオリジナルクレートTriumph TRWは37.000ドルだという。

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ヤマハ 国内専用車の開発中止

2011年08月30日 | その他情報

ヤマハ発動機が、排気量250cc以上の普通・大型二輪の新たな国内専用車の開発を中止したことが26日、分かった。
国内市場の低迷で、開発コストの回収が難しくなったと判断した。250cc以上の国内専用車の開発を打ち切るバイク大手はヤマハ発が初めて。今後は国内と欧米向けを共通化して開発・販売する。(ttp://www.yomiuri.co.jp/atcars/news/20110827-OYT8T00185.htm?from=yoltopより抜粋を引用)

読売の関連記事によると『ホンダがインドでの二輪車の現地生産を今後10年間で約6倍の年間1000万台に拡大する方針』(2011年6月)だそうだから、ヤマハの発表にビックリするというより”やっぱりか”という思いだ。

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内装型

2011年08月29日 | トランスミッション

618pxspeed1cWikipedia

中学生になって初めて手に入った変速機付き自転車は3速だったか5速だったか憶えていないが、確か内装型だった。

今では、このような14速という分解整備が可能か分からないのもあるようだ。

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Hub ttp://www.sturmey-archerheritage.com/files/view-584.pdf

ハーレーについた初めてのトランスミッションがハブ内装型だったとは驚く方もいるのではないかと思うが、そのルーツを辿ると元々はイギリスの自転車部品メーカーであるSturmey Archer だ。

自転車の歴史は1885年にローバー型安全自転車ができ、1888年にダンロップが空気入りタイヤを発明し、そしてフリーホイールが普及してほぼ完成形になるのだが、この特許図面(1901年)には変速機構が詳しくない割りにフリーホイールのことが複数書いてあるので、フリーホイール自体の発明はもっと早いのかもしれない。

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2speed リアハブ

2011年08月28日 | トランスミッション

1914hd10f ttp://belinfante-indian-motorcycles.blogspot.com/2008/07/wanted-1913-or-1914-harley-davidson.html

また時代をグッと遡って、1910年代。

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1914hd11j11h

これは1914 Model 11Jで、冒頭の画像は1913-1914 10F。

車体とエンジンに大きな違いはないが、10Fは2speedで11Jは3speed。

外観上の違いはオイルタンクの大きさと、11Jはエンジンとリアホイールの間にトランスミッションがあること。

?1914 Harley Model 10-A: 35 cubic inch F-head single with belt drive. Retailed for $200 and sold 315 machines.
?1914 Harley Model 10-B: 35 cubic inch F-head single with chain drive. Retailed for $210 and sold 2,034 machines.
?1914 Harley Model 10-C: 35 cubic inch F-head single with chain drive and two speed rear hub. Retailed for $245 and sold 877 machines.
?1914 Harley Model 10-E: 61 cubic inch F-head Twin with chain drive. Retailed for $250 and sold 5,055 machines.
?1914 Harley Model 10-F: 61 cubic inch F-head Twin with chain drive and two speed rear hub. Retailed for $285 and sold 7,956 machines.
?1914 Harley Model 10-G: Delivery Van: 61 cubic inch F-head V-twin with two-speed rear hub.  Price is not known and sold 171.
(ttp://www.caimag.com/wordpress/2009/12/19/1914-harley-history-classic-racers/)

Two_speed_hubAmerican motorcycles 1898-1981(kraus Publications)P125より転載

ウエブ上には見当たらないので書籍から転載するが、10C/F/Gだけプラネタリーギアの2speedリアハブを使っている。年代的にはT型フォードのほうがチョッピリ早いし、ステアリングギアにまで(プラネタリーギアを)用いているのだが、バイク用ということで特許を取れたのだろうか。

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1970年代

2011年08月27日 | 動画

田中星児は今日が64歳の誕生日というのはどうでも良いかもしれないが、当時のカミナリ族は歩道橋をバイクで駆け上がるのは標準技能という説もある。

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1986年公開だが、1977年の原作発表なので免許区分以外はやはり70年代の匂いが充分。

登場バイクの違いにも時代の変化を感じるが、それよりもネット・ケイタイ以前の雰囲気なのだろうか。

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T型フォードに乗れる!?

2011年08月27日 | クルマ

T型フォードの生産風景の動画は以前に紹介した。また見ても面白いので是非どうぞ。

若き日の本田宗一郎氏は木製スポークホイールの修理に苦労したというから、1:17頃からの風景などを”もし見学したなら”と想像するのもイイかもしれない。

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この動画はそうなのか分からないが、T型フォードを運転して見たい向きにはチャンスがある。

運転講習会はレポート(ttp://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20090818_308359.htm)されているし、現在も行われている(コチラ)。

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T型フォード運転講習会が行われている理由の一つとして考えられるのは特異な運転方法で、現在のマニュアルミッションと同じ3ペダルながら、右からブレーキペダル、リバースペダル、ハイ・スロースピード切り替えペダルとなる。

この構造は、当時のトランスミッションの操作が常時噛み合い式であっても、シンクロメッシュではないためダブルクラッチを使わないと変速が困難であったから”自動車の運転”に技量が必要で、大衆に普及させるために運転を簡単にするべくフォードが採用した”遊星歯車”トランスミッションであり、だからこそ可能になった一体式構造で、量産の組み立て簡略化にも一役買ったと思われる。

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古くて新しい

2011年08月26日 | オイルリーク

各種動力源を体系的に比較し、静か(音も静かだし、電波ノイズ源となるスパークプラグがない)で様々な熱源(ランプ用オイルなど、安価でどこでも入手できるもの)を使えるということで、スターリングエンジンが選ばれた。彼らはまた、蒸気機関や内燃機関とは異なり、スターリングエンジンは何年も改良されていないため、最新の素材とノウハウを応用すれば劇的に改良できると考えた。(Wikipedia)

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彼らというのは電器メーカーのフィリップスで、なんとラジオの拡販に用いようとしたのだとか。第2次大戦をはさんで開発は続けられ、1951年には生産が開始され150台が生産されたという。

コストが高そうなのは動画をみても分かるが、当初のラジオ拡販という目的は、1950年代半ばにトランジスタラジオが発明され電池でまかなうことで発電機が不要になり、目的自体が消えてしまったわけだが、それが51年で生産中止になった理由というのは年代がチョッと合わない気がする。それともトランジスタラジオの出現がすでに業界内で明らかだったのだろうか。

Robert_stirlings_engine_patent Wikipedia

スターリングエンジンは1816年にロバート・スターリングが特許出願し、18年には実働したという、内燃エンジンのはるか前にできあがっていたわけだが、数奇な運命で現れては消えの繰り返しだった。

家庭用のコージェネシステムは日本でも産総研が開発(ttp://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2006/pr20060802/pr20060802.html)しているものの、燃料電池や内燃エンジン、それに深夜電力に押されているのか、今ひとつ普及しないが、むしろ模型のキットや動画のような自作スターリングエンジンに人気があるように見える。

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クロスプレーン・クランクシャフト

2011年08月25日 | オイルリーク

YZF-R1は2009年からクランクシャフトがクロスプレーンになった。

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Fn_3 ttp://www.antiquemotorcycle.org/TheMagazine/fn_story.html

クロスプレーンといえば、以前に紹介したFNのクランクシャフト。見事にクロスプレーンだ。

FNの動画がみつからないのでHenderson。

HendersonはFNの少々後の1910年あたり(アメリカでは4気筒の最初期)から製造を始めている。HendersonやAceのアメリカ製4気筒はフラットプレーンだ。

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VWの1人乗り自動車

2011年08月24日 | パーソナルモビリティ

Vwup

VWはポロより小さく、日本の軽自動車規格より一回り大きい”Up !"を発表したが、ほぼ同時に 22日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が2週間以内に、走行中に二酸化炭素(CO2)を排出しないゼロセミッションを目指した1人乗り自動車を発表すると報じた。[ロンドン 22日 ロイター]とのことだ。 

当ブログでは”パーソナル モビリティ”も紹介し続けてきたが、VWが参入するとなるとスポーツバイクはともかく、実用的なパーソナルモビリティは現在圧倒的に優位な二輪バイクから大きく様変わりするきっかけになるのではないだろうか。すくなくとも先進国では。

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