ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

ロイヤル・エンフィールドのトランスミッション④

2015年02月27日 | BIKE

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これは3速のドッグが噛み合った状況ですが・・・・・。

 

 

 赤矢印の4速が噛み合うと、一緒に動くカウンター側のスライドギアは当然3速の噛み合い時より更に(画像の上で)左に寄ります。


 

これと同じメカニズムは今のところ知りませんが、この画像をご覧になればご理解いただけると思います。

スライディングギアの内側のドッグクラッチの歯は軸に放射状にある歯の幅しかなく中は空洞になっていて、噛み合い時より更にスライドできるようになっています。



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Napier-Railton

2015年02月26日 | HISTORY

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Wikipedia


 

Packard Bentleyの記事に出てきたNapier-RailtonはReid Railtonの設計で、1933年から37年のあいだジョン・コッブのドライブで周回コースの記録を47も樹立して有名です。まあ、航空機のエンジンを搭載した元祖みたいなものです。


http://www.motorsportretro.com/2013/11/photo-of-the-day-john-cobb-laps-brookands-at-143-33-mph-in-1935/



現在はブルックランズ・ミュージアム所蔵となり、グッドウッド・フェスティバルなどで見る人を楽しませています。



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ロイヤル・エンフィールドのトランスミッション③

2015年02月25日 | トランスミッション

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さてさて、一緒に動くメインとカウンターのシフターフォークがどのように4速のギアを選択するか見ていきましょう。まずは1速の赤矢印のドッグが噛み合っています。



これはニュートラルでどのドッグも噛み合っていません。



 


これは2速で赤矢印のドッグが噛んでいます。





これは3速。



4速ですね。

続きます。


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Packard Bentley Special

2015年02月24日 | クルマ

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あたかもNapier-Railtonをひねって再現したようなPackard Bentleyは42LのパッカードMarineを搭載し、左右12本(V12 4バルブ2ポート)の排気管から出る炎と轟音でイベントで人気があるそうです。



Chris William氏が7年の週末と夜間を費やし完成させた価値があると思います。


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Motorcycling Roads Around The World

2015年02月23日 | BIKE

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http://www.motorcycle.com/top10/top-10-fantasy-rides.html/7


ツーリングの季節を待ちわびている方も多いと思いますが、画像転載元のサイトでは世界のツーリングロード トップ10を紹介しています。



これはそのなかの一つ、ノルウェイのカントリーロード63号線、9%の勾配と11のヘアピンが続く”トロールマウンテン”と呼ばれる街道です。

日本にはスケールは小さいもののはるかに多くのヘアピンコーナーが続く峠道が数多くありますが、樹木に遮られて見通しが悪いコースが多いのが残念です。


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クリスティーのタンク

2015年02月22日 | HISTORY

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 Wikipedia


J.Walter Christieは世界最初のFWD(フロン ホイール ドライブ)の発明というより戦車のほうが有名かもしれません。

FWDを消防車として商業化しようとして失敗したあと、1910年代に戦車の開発に転じました。

ご存知の方はともかく、転輪にトレッドパターンのあるタイヤについて!?と感じるのでは。


 

http://derela.republika.pl/en/10tp.htm


第1次大戦で最初期に投入された英軍の戦車は速度が遅くサスペンションがなかったことから悪路の走破性も悪く、その後はリーフスプリングのサスペンションを備えたモデルが存在しましたが、クリスティーの開発したのはコイルスプリングの独立懸架です。


 


これはポーランドで開発された10TPというモデルですが、トラックベルト(いわゆるキャタピラ)を外して走行する場合の、一番前の接地転輪がステアリングホイールにより操舵している状態です。

クリスティータンクの”売り”はM1928(リバティエンジン)の装軌(キャタピラー付き)で最高速度68.4km/hでも充分と思われるが、キャタピラーを外した装輪で111.4km/hも出せた高速性能と思われます。


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ロイヤル・エンフィールドのトランスミッション②

2015年02月20日 | トランスミッション

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メインドライブギアはまだケースに残っていますが、メインシャフトとカウンターシャフトを並べてみました。

ここで疑問は涌きましたか?

メイン/カウンターのシフターフォークが一体になっているのです。通常のトランスミッションならば2つ以上のシフターフォークをシフタードラムで別々に動かします。



メインシャフトのスライドギアのドッグクラッチは普遍的な形状です。



カウンターシャフト側のドッグクラッチはバイクのトランスミッションでは見たことのない形状です。

さて、このあたりに秘密?がありそうです。

続く。


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ロイヤル・エンフィールドのトランスミッション①

2015年02月19日 | トランスミッション

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独特のギアレバーが2つあるトランスミッションは1920年代に開発された基本設計そのままなのかよく分かりませんが、21世紀に生産されたとは信じられない構造となっています。



今まで分解するチャンスがなかったので始めての経験になりますが、噂に聞いていたギアの潤滑は本当にグリスでした。

グリスと言っても専用のグリスとオイルを混ぜたものですが、ドレンから抜いても相当な量が残りブラシで搔き出さないと除去できません。

これから”あるトラブル”を解消するために”奮闘”します。



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ChristieのFWD

2015年02月18日 | クルマ

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http://www.vanderbiltcupraces.com/index.php/blog/article/thursday_november_12_2009_the_christie_fron-wheel_drive_racer_in_the_1905_r


既に紹介したPremierと同じくVanderbilt Cupレースに出場するために作られたChristieのFWD(フロント・ホイール・ドライブ)です。

ChristieのFWDは世界最初の前輪駆動と言われていて、以前にも紹介してあります。


今回、再度の紹介となったのはこの画像の存在が理由で、画像転載元の記事には”Second engine"と記され、Vanderbilt Cupの前のイベントで壊れたため外されたとあります。

詳細が分からないので推測するしかありませんが、後ろにあって後輪も駆動したら全輪駆動になってしまうし、後輪駆動のメカニズムは見当たらない。”スペアエンジン”ではなく”セカンドエンジン”とあるのは何故かというと、直列4気筒から翌年の巨大なV4エンジンに変わった理由にありそうで、一つのエンジンではパワーが足りず長いチェーンか何かで”セカンドエンジン”とつないでいたとも思われます。もちろんわたしの仮説に過ぎませんが。


http://blog.hemmings.com/index.php/tag/walter-christie/


1906年のVanderbilt Cupに出場した車両はV4になり、1907年のフレンチグランプリにも出ているようです。



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V-Max

2015年02月17日 | BIKE

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VMAXがデビュー30年ということらしいのですが、ヤマハがケルンのJvB-motoに委託したカスタマイズドモデルが話題になっているらしい。



VMAXは23年間モデルチェンジせず、2008年にデビューしたRP22Jも(何と言っていいか)前モデルのイメージを色濃く残した特異なケースですが、それだけに外観をいじるのが難しいスタイルだと言えます。

今回の”カフェレーサースタイル”が成功したかどうかの判断は見る人に委ねるしかないでしょう。


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