ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

ナンバープレート

2009年02月28日 | その他情報

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長らく更新ができなくて、ご心配いただいた方々には感謝申し上げます。コメント欄にも書きましたが、IDとパスが行方不明!になりましてログインができなくなったという顛末です。再発行に思いもよらぬ時間が掛かってしまいました。

 ナンバープレート(自動車登録番号標)は、その色やデザインなどについて、近年、多様な意見が自動車ユーザーから寄せられていますが、特に、諸外国において夜間のナンバーの判読性の向上や事故防止などの効果があるとして、広く採用されている反射材を使用したナンバープレートを、我が国においても採用すべきとの意見が寄せられているところです。
 これらのことから、反射材を使用したナンバープレートについて、有識者等による検討委員会を設置し、検討することとします。(引用はttp://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha06_hh_000005.htmlより)

とまあ、検討されているようですが・・・・、

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画像は山形新聞(ttp://yamagata-np.jp/news/200901/08/kj_2009010800124.php)より転載

原付バイクのナンバープレートは総務省管轄で、各市町村の裁量にまかされているようですから、1月ほど前に話題になったさくらんぼのイラスト付きなども実現するようです。

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対して、乗用車のナンバープレートは依然として全国共通のデザインを保っているわけでして、希望ナンバー制やご当地ナンバーなどでも基本的に変わりはありません。

誠に味気ないデザインと思うのはワタシだけではないと確信いたします。

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画像はttp://www.cent-21.com/car-tag/eu-tag.htmより転載。不適切なら削除いたします。

そうした不満を抱える方のためにカスタムナンバープレートを製作する業者さんがあるのはビックリですが、実際に取付けをしても何の効力がないどころか違法になる可能性があるのは上記サイトに注意してあるとおりです。

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これはワタシが1分で考えましたので、あくまでも例として見て頂きたいのですが、これくらい自由度があればバイクもクルマも人気が出ると思いませんか!

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原動機付き自転車日本編

2009年02月07日 | パーソナルモビリティ

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エンジンを後輪の横に配置したのは最初ではないにしろ、重心を下げたのが功を奏したのか”白いタンクと赤いエンジン”がベストセラーになったのがホンダ カブF。

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これは前にも紹介したBSモーター41。

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エンジンは倒立型。

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八重洲出版「日本モーターサイクル史」によれば、ブリジストンの関連会社であった富士精密工業(旧中島飛行機)がOEM生産したようです。

昭和20年に存在したメーカーは、陸王内燃機、宮田製作所、唱和製作所、丸山製作所、目黒製作所と5社しかありませんでしたが、戦後の復興はスクーター(一説によると飛行機の尾輪を利用したっていう)と原動機付き自転車から始まったと言われ、ホンダだって故本田宗一郎さんが軍用通信機の発電機のエンジンを自転車に載せたのがカブFの最先代モデルです。

以下、戦後の150社余りのバイクメーカーと主なモデル名です。

相生モータース;スパーク
愛三工業;アイサン
天野自動車工業;RSYA
新井自転車;アライ テリヤ
アンコール製作所; キティバンタム
イーグル自動車研究所;イーグル号
石津機械製作所;プリンス マスコット
井関農機;イセキ タフ
板垣 ミリオン;サンライト
岩田産業;BIM
伊藤機関工業;ハヤブサ
エーブモーター;エーブスター
遠州皮革工業;ヤングCB
大阪ゼット工業;ゼット
大槻工業;オーツキダンディ
オートビット自動車工業;オートビット
大鳥機工;オオトリ
大八洲精機工業;オーヤシマ
尾上産業;ハッピー
岡本自動車;ノーリツ
岡商会;ポインターOKスポーツ
大西発動機製作所;ノーハツ
大府産業;ベビークライマー
川崎岐阜製作所;カワサキバイク スクーター
川崎航空機工業(カワサキ)
川崎明発工業;メイハツ
片山産業;オリンパス
片倉自転車;シルクモーター
北川自動車工業;ポートリーライナー
協立自動車工業;ラッシュ
協同組合マルウチ自転車工場;プラネット
久米産業;クメ サンケイ
光栄工業;ライトポニー
小林モータース;エーブ
小峰バイク工業(コミネ);コミネ ジャイアント
三輝工業;サンライト
三協機械製作所;サンキョー
三共電気(サンキョー);マイペット
三光工業;ジェット
山王自動車工業;ラッキー
庄司興業;庄建
新三菱重工業;シルバーピジョン
新明和工業(新明和);ポインター
ジェットスター;ジェットスター
十条精機;
テル号
唱和製作所;ライトクルーザー
唱和自動車; 唱和号
鈴木工業;エンゼル
スミタ発動機;スミタ
鈴木式織機(スズキ)
仙石製作所;サイクロン ペット
センター製作所;センターCFA
ゼブラモーター;ゼブラ
タイガー商会;ムーンタイガー
高木商会;ハヤテ
高梨産業;ツクバ
武弘車輌;ベビーアロー
田中工業;タス
太洋興業;TMCマスター
太洋内燃機;ニッサンペティM6
ダービー自動車工業所;ダービーデラックス
大東製機;DSK
大日本機械工業;クライドラー(ノックダウン)
中央工業;セントラル
中央自動車; キティ
千代田発動機;チヨ
ツバサ工業;ツバサ
天龍織機;天龍、ホープスター
DSK自動車工業;DSK
東昌自動車工業;エコー
十川工業;マルシン
東亜軽発工業;トーケイ
東京オリオン工業;リンネット
東京新生モーター;ラスター
東京富士自転車;サンラビット
東邦機械製作所;スワローエース
トーマスアウトユニオン;トーマス
トヨモータース;トヨモーター
東京発動機;トーハツ
土井産業;フライバード
中島モーター;ナカジマキッドスクーター
長本発動機研究所;ライフ
名古屋旭オートバイ;ペット
ナショナルオート;パンサー
中日本重工業;シルバーピジョン
内燃機関工業;みどり号
名古屋二輪自動車工業;エイビエイション
二光製作所;ニコーペット
日研工業;ルビー
日進自動車工業;ハッピーセブン
日東モーターバイク;日東バイク
日本軽自動車商工組合;ニッケイスクーター
日本高速機関工業;ホスク
日本内燃機工業;パンキー
日帝工業;オートニッテイ
西尾鉄工所;ニシヲNM
日産自動車(日産);ニッサン電気3輪スクーター
日米富士自転車;フジ モアスピット
日本ナット;オノエスクーター
日本軽自動車工業;NKBジュニア
浜島商店;タチバナ
隼商会; ホッパー
パール号製造販売;パール
BFモーター商会;BF
BMモーター製作所;BM号
富士オートバイ;フジ 
富士機械;ロードキング
藤田鉄工所;オートビット
不二発動機工業;ニューヴァージン
不二商会;OMC
富士工業(スバル);ラビット
ブラザー精密工業;マイダーリング
ブリヂストンサイクル工業(ブリジストン);チャンピオン
ヘルス自動車工業;ヘルス エムロ
豊国機械工業;ホーコク ヒット
穂高工業所;ホダカ
ホンダ技術研究所(ホンダ)
マーチン製作所;マーチン
松田製作所;ノーバ
丸一輪業;あけぼの
丸正自動車製造;ライラック
丸都自転車;マルトモーターバイク
丸菱工作所;ダイヤスクーター
萬邦自動車商工;ファルコン
丸山自動車;ジミー
三笠技研興業(ヘルス);エムロ
三国自動車;ロードヒーロー
ミシマ軽発工業;ミシマS
みづほ自動車製作所; ビスモーター、キャブトン
ミナト製作所;ヘルス セリウス
宮田製作所;ミヤペット
瑞穂金属工業;ペティM6
村井商会;ブラックホース
目黒製作所;メグロ
モナークモーター;モナーク
森銀内燃機工業;サンエッチ
八木軽車輌製作所;サンヨー
山口自転車工業;ヤマグチ
山崎内燃機関研究所;ブルーバード
ヤマト商会;ヤマトラッキー
ヤマハ発動機
山下工作所;パールZ
山田輪盛館;ヤマリン
八尾鹿発動機;ロッキー
ユンクマン工業;ユンクマン号
ライン自動車工業;
オートライン
リツリンモーターサイクル研究所;リツリン
陸王内燃機; 陸王
レンユー自転車;レンユー
ロケット商会;クインロケット
若林自動車工業;シルバニア
ワタキ商工;ニューディー
渡辺鉄工;ニューアイク

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原動機付き自転車アメリカ編

2009年02月04日 | パーソナルモビリティ

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これは以前の記事”これってオシャレ!?”で紹介した”レプリカモデル”ですが、これだけは単にヴィンテージファンが作っただけに見えます。

特に日本人の持つイメージでは、ハーレーダビッドソンを唯一のモーターサイクルメーカーと思いこんでしまいがちですが・・・・。

Motormasterbike39

これは1939 Motormaster。エンジンの大きさはともかく、1920年代のハーレーダビッドソンと大して変わりありません。

Jack_heinz

これは1949 Jack & Heintz Twin Motor Bike。珍しくも2気筒のようです。第2次世界大戦も終わって、よりスピードを求められたのか?

Early60s_sears_father_son

これはEarly 60s Sears Father & Son Motor Bike Kitとありますが、シアーズから販売されていたキットのようです。シアーズは1900年前半には住宅も!カタログ販売していて、満足保証を謳い売り上げを伸ばしたようですが、この”お父さんとボク”号は特異なエンジン搭載位置による不具合が予想されますけれど・・・・。

1965whizzer_wasp

1965 Whizzer Wasp。

Whizzerはカタカナ表記でホイザーで良いのか?

ホイザーが和訳のWikipediaでは”遠心脱水機”と訳されていますが、その理由をご存知の方は是非教えてください。

こうしてみるとエンジンは50ccより大きそうに見えるし結構魅力的です。

現在のデリンジャーなどより洗練されているようにも感じます。

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これは2001 Mikey Bike Model S24 Motor Bike。

エンジンが汎用そのままなので強制空冷のファンとダクトが気に入りませんが、ちょっと素敵。

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パーソナルモビリティ

2009年02月01日 | 乗り物

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簡便なパーソナルモビリティ を一覧表にしてみました。

最近テレビを見ていて気になったのは、BAAマーク(ttp://www.baa-bicycle.com/index.html)のCM。最近は歩道を走ることも規制されていますが、彼らにとっては歩道を走るのほうが安心なのか、それとも”当たり前”になっているのか、歩道を歩いていると音も無く後ろからやってきて肝を冷やすことも度々ありますから、せめてブレーキ性能は確かであって欲しいものです。

自転車に2つの行を設けたのは、幼児2人同乗可の基準がびっくりするほど迅速に決まったからです。改めて世論の役割を考えさせられています。

電動アシスト自転車の登場は1993年にヤマハのパスが最初になりますが、この記事を書くにあたって思いついたのは、伏線が1984年のホンダ・ピープルにあったのではないかという仮説です。

24CC、0.9馬力で市販されていますが、当時囁かれていた噂を思い出すと、当初”20CCのエンジンで免許不要のエンジンアシスト自転車”で企画されていたということです。

エンジンでアシストするとなると補助率をコントロールするなどは無理があり、できたとしても完成度には疑問がありコスト的にも高くついたことでしょう。

パスが商品化に成功できたのは時代的背景もあり、電子部品の発達とコストダウンが可能になったこそだと思います。

そう考えると、フル電動自転車と呼ばれるのはピープルのエンジンをモーターに替えたものですから、技術的にはずっと簡単であり、日本のように法律でガチガチになっていない国ならば、むしろ安くて故障もない簡潔な構造で普及するのには良いでしょう。

原付1種の基準は50CC若しくは0.6KW以下となっていますが、これはタブン第2次世界大戦直後に決められたことで、まあ今の交通事情に合っていないのは明白です。

排ガス規制が導入される前は、50CCでも2サイクルエンジンで7馬力以上も出て、1Lに換算すれば140馬力にも達する高性能だったわけですが、それが日常なんの心配もなく使えたのは技術の勝利だったのでしょう。

日本では1馬力は750Wと定められていますから、7馬力を標準とするのが気が引けるとすると5馬力を基にすれば3.75KWとなるわけで、ちょっと遠慮しても上限3KWにすればいいと思います。

そうなれば、電動のミニカーもそれに倣うでしょうから、ずっと実用性も高まるというものです。

さらに期待を高めると”フル電動自転車”は0.6KW以下にして免許不要にすれば、コストも下げて地球資源も節約し、内需拡大も可能かな?

ホンダの福井社長は2輪車回帰をアナウンスされていますが、その裏の話として業績の内容に乗用車販売の大幅な下落に対して、2輪車販売がそれほど悪くなかったというのがあると思います。

デフレ経済は暫く続く予想が多いですから”パーソナルモビリティ”の原点を見つめるのが大事ではないでしょうか。

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