人気blogランキングへ 台風もやっと通り過ぎ。
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この画像を見て目がおかしいわけではありません。
緑矢印はほとんどブレていませんが、赤両矢印のロッドではブレが大きくなっています。これはリンケージの各部の磨耗によって生じた”遊び”ということになります。
以前の記事の”シフトリンケージ”で紹介したFXのリンケージでも、場合によっては操作しづらいほどの遊びになってしまいます。
手っ取り早い方法でリンケージを撤去することにいたしました。緑矢印のロッドエクステンションを作って、ミッションシフターレバーに直接取り付けても良い具合にはなりません。
というのは、赤矢印の角度は90度が一番望ましく、ロッドが引っ張る動作(シフトペダルを踏んだとき)ではウマク力が伝わりません。
もう一つの理由は純正のリンケージは2段階に減速してあり、レバー比が大きく異なると快適なシフトチェンジができなくなります。この場合はペダルストロークが過小で、その分必要な力が過大になります。一言で言うと硬すぎるフィーリングです。
ミッションシフターレバーを赤両矢印のように角度を修正して延長いたしましたが、緑矢印のオイルタンクがありますから長さは制約されます。
コレを解消するためには、シフトペダルのほうのレバーを短く調整する必要がありますね。
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先日はチョット困ってしまいましたが、とりあえず作ってみました。想像していたよりカッコ悪くないのですが、やはりモノモノしい感じです。
これはUS051200Rさんが考えていただいたアイディアと同じでした?
ペダルのシャフトはジャンクから見つけたもので、プライマリーベルトは2インチ幅なので短くカットして使います。
製作したレバー部とシャフトの接合は、このようにステップを付けてから圧入して溶接すると丈夫になるでしょう。
作ったり加工した各部品です。
リンクのロッドには写真のロッドエンドベアリングを使いました。手っ取り早く入手できるミリサイズのものですが、ハーレーの社外品メーカーのカタログには同様のものがHeimJointとなっていますね。
これは1個1000円弱だと思います。
これは仮付けです。
完成時のアップです。実際には乗ってみないと断言できませんが作動には問題なさそうです。
この方式ならもう少しコンパクトにまとまりますね。今回は出来上がってしまったので引き出しにしまっておきましょう。
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人気blogランキングへ サスガに10月10日は天気が良いですね。
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ミッドコントロールは極普通のステップ位置ですが、ハーレーではフォワードコントロール有り、たまにバックステップもあるので、極普通でもミッドコントロールと呼びます。
オープンプライマリードライブではミッドコントロールに苦労します。アメリカではこういったカスタマイズの場合には、ほとんどフォワードコントロールなのでキットを買って付ければよいのですが、ミッドコントロールキットなど知る限りでは売っていません。右と左のステップ位置が違っていては具合が悪いので、まず大体の位置をつかんでおきます。
クランクケースとミッションを橋渡しするトルクプレートを使えば基礎にして出来ますが、今回はソレもないので中々大変です。
ギアシフターのレバーが下にあるタイプなので、単純にペダル側のレバーと連結出来ない事が判明しました。リンケージは緑線が示すように平行なのが望ましいのですが、スペースが限られているので、ペダルのシャフトは写真の位置しかありません。写真はニュートラルの位置を想定していますが、シフトアップした場合にはペダル側レバーが青線の位置になり、赤破線矢印がしめすロッドの角度が悪くなり押せなくなってしまうし、丸いシフターカバーに当ってしまいます。かと言ってペダル側レバーを短くしてしまうとレバー比が変ってしまい、ぺだるのストロークが過大になってしまいます。
さて、どうしたものか・・・・。解決策はあるのですが、カッコウが?
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3月29日の記事で製作途中を紹介いたしましたが、部品のパウダーコートはフレームと一緒に外注したため、今頃になってやっと完成という段階です。いつもパウダーコートを依頼するカトーさんは、細かい部品も丁寧に作業していただくので安心して頼めます。
詳細は以前の記事に書いてありますが、アルミ地とのコントラストは結構良い感じに出来上がりました。
ステップ位置を手前に持ってきたので、小さくまとまりすぎたかな?と思っていましたけれど、コチラもマアマア良い感じに・・・・。
こういった市販されていないものをワンオフで作ると、構想時間も含めると相当なジョブタイムを費やしていますが、満足できるものができあがると苦労も忘れてしまいますね。
旧車ネタばかりで申し訳ありません。写真は4速ロータリートップトランスミッションのシフトリンケージです。これはFLについているタイプであまり調子がよくありません。長溝のなかをピンがスライドするので油切れするとペダルが戻ってこなくなることがあります。
それでFLのチェンジペダルは踏み返しが付いているのかとフト思ったのですが、踏み返しはラチェットトップの65年から採用されていました。
FXタイプ(上)と並べて較べてみます。ロータリートップのほうが後なので改良されていると思いきやこのようなリンケージがあるので、マイレージが多くなるとあちこち磨耗して遊びが多くなりギアチェンジが快適ではなくなってしまいます。Vツインではこんな部品も新品で揃っています。
あちこち磨耗してしまうのはこのFXタイプでも同じですが、ずっと快適です。
結論、何故FLは具合の悪いリンケージをわざわざ採用したかというと、エキパイの邪魔になるからなんですね。左右出しマフラーを使っていないFLにはこのタイプのリンケージをお勧めします。