ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

Drake Knucklehead

2013年08月31日 | オイルリーク

Museum214ttp://www.jockeyjournal.com/forum/showthread.php?t=61972

実は”水冷ナックル ”は以前にも紹介していて、今回の水冷ナックルのネタは画像 でバレていますが・・・

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In the 1930s Drake Engineering began producing special Harley-Davidson based motors for racing that were used in quarter-mile midget cars. The cases were early HD 61 OHV, usually beefed with extra welding and fitted with steel strocker flywheels. The trans was an in-or-out gearbox [3] - no clutch - made from Ford "A" parts that bolted to the engine sprocket boss. Since the cases were spun aroand mounted in the chassis crosswise, this was the back of the engine.(ttp://www.beautyofspeed.com/gallery/motor_drake/index.htmund より抜粋を転載)

1930年代に第2次大戦をはさんで1952年までドレイク・エンジニアリングが作って活動したようだ。当時主流だったオフェンハウザーに較べて(ショートコースにおいて)トラクションにメリットがあったようだが、ウオーターポンプがなかったためオーバーヒートにも悩まされたそうだ。

いきなり大きな音が出るので気をつけていただきたいが、2:50あたりからエンジンフードを開けて2キャブの構成などが分かる。

こちらはハーレーサウンドも聞ける。

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水冷ナックル !!

2013年08月30日 | エンジンの怪

Tumblr_lw1qtkcukl1qm2o1bo1_1280_2ttp://www.chopcult.com/forum/showthread.php?p=347529

Jesse jamesの作らしいのだが、フィンのないシリンダー/ヘッドとラジエターにご注目を。

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Dsc00614ttp://deseretmoto.blogspot.jp/2012/07/born-free-weekend.html

Jesseの他に何台かあるようだが、これのリアホイールの辺りは気にならないだろうか。

P6301890_2ttp://www.chopcult.com/forum/showthread.php?p=347529

まずこの画像を見ると、シリンダーの後ろから出たホースが”タンク”の後部につながっている。

P6301891

タンクには多数の穴があり、これは通風孔になっているようだ。つまり、これはリザーバータンクとラジエター。

P6301889

そして気になった”銅の渦巻き”はサブラジエターということになる。

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サイクルカー グランプリ

2013年08月29日 | オイルリーク

I Grand Prix de l'A.C.F. des Cyclecars
13 July 1913 - Amiens: 262.305 km (17.487 km x 15 laps)

1  13 Henri Bourbeau          Bedelia                  3h55m54
2  37 Canoriel                Sphinx-Globe JAP         4h05m11
3  25 J. Ronteix              Ronteix                    4h11m16
4  39 De Peyrecave            Duocar JAP               4h12m24
5  21 Leveque                 Super Anzani             4h12m32
6  38 Pouliez                 Viloet-Bogey             4h16m47
7  26 Jolibois                Ronteix                  4h30m15

ttp://www.teamdan.com/archive/gen/1913/1913.html#proより引用

グランプリレースは1906年にフランスで始まったが、1913年というからちょうど100年前のAmiensでは本レースの翌日にサイクルカー グランプリが行われた。上の表はリザルトだが、スタートしたのは21台で完走が7台。

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Rival2bedeliattp://morgan3w.de/rivals/rivals.htm

Bedelia_1913_300ttp://www.prewarcar.com/magazine/quiz-archive/about-quiz-318-bedelia-017284.html

優勝したBedeliaのGPレース仕様はVツインエンジンで、左右の長いドライブベルトが特徴的とともに、フロントアクスルの中央にステア軸があるのは馬車みたいだが、コイルスプリングが内蔵されているらしい。

ドライブベルトがたるんでいるのが気になるが、クラッチの代わりにリアアクスルを前後に動かすという記述もある。

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Dynasphere

2013年08月28日 | 乗り物

Dynasphere Wikipedia

ずっと前にイン・ホイール ライダー を紹介したが、ウイキペディアによると1930年に特許を取得したとあるのでこちらのほうがチョッと早いのかもしれない。

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映像を見ることができるのはうれしい。

2人乗りもある。映像の途中でオバサマがステアリング メカニズムについて説明している。

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3Dプリンターについて

2013年08月27日 | オイルリーク

Sideviewmicrofactorymeboticsttp://3dprintingindustry.com/2013/08/22/microfactory-fabtotum-the-rise-of-hybrid-manufacturing/

日本でもパーソナル 3Dプリンターが話題になることが多くなり、家電量販店でも取り扱いが増えている。そしてメイド イン ジャパンの製品も出始めているが、パーソナル部門では先行している海外ではプリント・ミリング・スキャンの機能を持ったオールインワン マシンが姿を現している。

長い記事ですから興味のない方はスルーしてください。

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最近の多くの例と同じでクラウド ファウンディングで資金を調達して量産を始めるようだが、残念ながらまだ準備中で金額は不明。

20130818142003colors

そしてこちらの可愛らしいのは既にindiegogoで資金調達が始まっているFABtotum。

金額はナント$1.099! ただしデリバリーは来年の5月とちょっと先が長い。

資金調達に応じるのは購入と違うリスクもあるが、金額は市販されるときよりもだいぶ低いと思われる。

Prtsc

ところでこちら はプリンターの比較サイトだが、既に市販している製品が網羅されている。ここに掲載してあるモデルはほとんどすぐに購入できるものだが、傾向としてはマルチヘッドが増えてきて、フィラメント径は1.75mmが主流だ。材料のフィラメントはプリンターメーカーは純正を指定しているが、賛否両論あるもののアマゾン で安い中国製も購入可能。

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ワタシが買ったのはRepRap系のオリジナルに近いモデルで、シンガポール製を国内代理店を通して購入。トラブルや対策をコチラ で紹介してあるようにネット情報(本当に助かりますネ)を得て自力でなんとかした。”苦労は買ってでも・・・”と言う方にはお勧めします。まあ、お陰様で色々なスキルを得ることができました。

330

これは5年以上前に紹介したが、どうもこれが脳裏にあったみたい。

Solidoole

お薦めは?と言われれば、骨組みだけではイヤで、お安いのをお望みな方にはこれが薦められるかもしれない。驚きの499ドルです。

ビルドサイズが大きい3rd Genも$799。日本にもユーザーがそれなりに多く居て、メーカーによる日本語サポートがなくてもネット情報で済んでしまうのではないだろうか。

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更に安価なMakiBOX はナント200ドル!!。しかしUS国外への送料も200ドルという情報もある。

『日本人による日本人のための』使いやすい製品は望ましいのかもしれないが、パーソナル 3Dプリンターに関しては現状では残念ながら先行している海外製が価格的にも実性能的にも優れていると思わざるを得ない。いずれにしてもこの先は冒頭のような製品が出てきて主流にもなることが考えられますから、とりあえず安いものを買って遊びながら3D CADなどが使えるようになるのが、”モノ作りにこだわる”方のこれからの一つの方向ではないかと思います。

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Twin-Cooled

2013年08月25日 | オイルリーク

0819132014harleydavidsonelectraglidttp://blog.motorcycle.com/2013/08/19/manufacturers/harley-davidson/2014-harley-davidson-reveals-twin-cooled-engine-with-precision-liquid-cooling/

恒例の行事でharley-davidsonのニューモデルはこの時期に発表されている。

日本ではまだあまり話題になっていないが、一部のモデルでエンジンガードフェアリングに空気取り入れ口があるのが気になっただろうか。

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エンジン単体の画像はディーラーズ・ミーティングで撮影したのだろうか?

Liquidcool01

Liquidcool05ttp://www.motoblog.it/post/30234/harley-davidson-brevetta-il-raffreddamento-a-liquido-per-i-big-twin

ドローイングは以前に”水冷ビッグツイン?” で紹介した特許図面だが、今回デビューした”Twin-Cooled”はほぼ同じ構造と外観だと思われる。

採用されたのはTouring系の1部のモデルだが、興味深いのは”Water-Cool"とか”Liquid Cool"の記載はみあたらず、”Twin-Cooled”にしてもHarley-davidson USAのウエブサイトにも大きくはアナウンスされずに、ちょっとひっそりとした感じ。

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ブログ 8周年

2013年08月24日 | 日記

Blog

2005年の8月25日にスタートしましたので8年も続いたことになります。ご愛読していただいた皆様のお陰で524万あまりのアクセスになりました。感謝申し上げます。

途中で経営していたバイクショップは廃業いたしましたので、現物の画像を元にしたメカニカル解説記事は書けなくなりましたが、ご覧のアクセス解析をみると今なおキャブレターの調整など当時の記事にアクセスしていただける方が多いのに驚かされます。

現在は私の生存証明のようになっておりますが、”バイクブログ”ということですからできるかぎりバイクに関連した記事になるよう腐心しております。

続けられた要因としては皆様のお陰で”人気ブログランキング ”の上位にいられることと、(バイクに関連した)メカニズムの歴史を辿っていくと非常に興味深い事が多いということです。

いつまで続けられるか分かりませんが、今後とも宜しくお願いいたします。

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続・モーターサイクルエンジンカー

2013年08月23日 | スリーホイーラー

Tmc141008_1ttp://morgan3w.de/literature/magazine/tmc141008.htm

歴史上では多くのメーカーがレースによって技術を磨き、それによって得た結果を営業の成果とすることもできた。

黎明期のMorganもその例に倣い、この時代に4バルブ/シリンダーは先進的だ。

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Ad130806ccttp://morgan3w.de/literature/magazine/adcc130806.htm

Records3ttp://morgan3w.de/records/records.htm

当時GPレースと併催された”CycleCar GP”や”スピード記録”にも参加していたようだ。スピード記録用のボディ形状にも注目したい。

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フィラメントが入らない!?

2013年08月22日 | オイルリーク

Nikkei

今日の日経ビジネスに”3Dプリンターを組み立ててみよう” という記事があった。

ここで紹介しているのは、たまたまなのか拙ブログで扱っているプリンターと同じもの。

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チョッとゴテゴテ気味だが、現バージョンではほぼ完成。

気温が30℃以上でも連続12時間の運転 が可能。

Dscn6344

Extruderの改善は以前に紹介 したが、更にモーターピニオンギアをABSに変更、モーターにクーリングファン/シュラウドを追加してある。

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構造としてはリングギアに直結した”Hob”が回転して、(手に持った)アイドラーブロックのベアリングに押しつけられたフィラメントをHotend内に送り出す。

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”Hob”はこのような形状になっていてローレットがフィラメントに食い込む。

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フィラメントのスリップで悩みはじめると調整スプリングを強くしたくなるが、あまり強くしすぎるとフィラメントが変形してしまい矢印のようになればガイド穴を通らなくなってしまうこともある。

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スリップを防ぐにはHobとフィラメントのアライメントが重要で、この場合はフィラメントとHobが離れているのでガイド穴の位置を調整した。

Dscn6341_3

この場合はHobの溝とフィラメントのセンターが狂っていたので、平ワッシャーを追加して調整。

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もっとも本機のHobは旧式で、最近のプリンターはこのような(丸溝の)フィラメントの断面にあったものが多い。

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さて日経ビジネスの記者氏のトラブルは”フィラメントが入らない”とのことらしい。確かにこのExtruderにはフィラメントを入れにくいものだが、アイドラーブロックは外してフィラメントの先端は尖らせれば問題はないと思うが。

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