タンク内の画像は前回の記事で紹介しましたが、その際に使ったのは画像一番左の14.8mm径カメラです。こうしたカメラは主に下水道管などのチェックを目的にしているらしく、多くは5mほどのケーブルと防水機能を謳っています。
モニターはパソコンが使えることもあり、明るく鮮明な画像はとても見やすいものでした。5年ほど前に購入したときは7500円ほどで低価格な部類と記憶しています。タンク内を観察するには充分でしたが・・・・ 接続が不安定になり継続使用が困難と相成りました。
5年ぶりにこうした類のカメラを物色すると様相は変わっていて、なんと1000円以下のモノがあり、ダメ元で997円のノーブランドを買ってみたらやはりダメでした・・・・。ケーブル内部の導通が悪く結局使えませんでした。ウィンドウズとアンドロイドの両方で使えるのが良かったのですが。
30分くらいは使えたものの、ケーブルが柔らくくてカメラの位置を保持できないのでフラつくたびにピントがずれて鮮明な画像は得られません。
今のところ落ち着きそうなのが、この3000円台半ばのこのカメラ。使わなくなったスマホにアプリをインストールすれば快適に使えます。ケーブルは半剛性なので”ふらつき”は気にならないのですが、カメラ先端に付いたLEDの照度が足りないのか、調整ダイアルを最大にしても被写体との距離が離れると見本画像のように暗くなってしまいます。
カメラは7.8㎜径と細いのでプラグ穴から挿入して燃焼室を観察できます。
デュアルカメラになっていてボタンを長押しすることにより切り替えられますが、タンク内部のように複雑な形状では撮影範囲を確定するのは困難です。
ともあれ、キャップ穴から見た限りではコーティングしてあるが内部は錆だらけという雑な処理という今回のケースは稀かもしれませんが、古いバイクを購入する場合にはこうしたカメラで確認するのが良いと思います。