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プラグイン ハイブリッド キットカー

2007年04月04日 | 乗り物

人気blogランキングへ時折日も差しましたが 雨もぱらつき、明日から本当に暖かくなるのだろうか。

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 アメリカ国内では、自分で組み立てる(DIY)自動車設計の第一人者であるロバート・ライリー氏(66)が現在設計している新しいプラグイン・ハイブリッドが、ウェブサイト上で話題になっている。

■燃費220マイルの三輪自動車
 アリゾナ・リパブリックによると、ライリー氏が20年前に発表した三輪自動車「トライマグナム」のデザインは、業界紙の表紙を飾ったことがあるほか、現在も多くのウェブサイトで取り上げられている。

 ライリー氏が今回デザインしている「XR-3」は、ディーゼル燃料と電気で走るハイブリッド・エンジンの2人乗り三輪スポーツカー。自分のサイト(rqriley.com)で開発中の図案を公表している。

 設計書と専用部品を合わせた組み立てキット、または部品も自分でそろえる完全なDIYマニュアルとして販売される予定。価格は約200ドルとなる見込みで、すでに約2000件の注文が入っている。

 「XR-3」は、2つの前輪上に3気筒ディーゼル・エンジン、1つの後輪上にリチウム・イオン電池が配置されており、ドライバーは電池のみ、ディーゼルのみ、ハイブリッドと3つのパワー・モードを使い分けられる。ハイブリッド・モードでは、時速80マイル以上の走行で1ガロン当たり220マイルという超高燃費となる見込みだ。個人が製造するのに必要な経費は、1万8000ドル以下に収まると見られている。

Tmc32 画像はトライマグナム

 ライリー氏は、1970年代初めから自ら設立したクインシー・リン・エンタープライジズ(同州フェニックス)で車のデザインを始めたほか、関連著書も出版する代替自動車分野の専門家。73年のオイルショックを受けて最初にデザインした「アーバ・カー」は、重さ650ポンド、16馬力、1気筒エンジン、燃費は1ガロン当たり約65マイル。クインシー・リンは約7000部の設計書(15ドル)を販売した。

 ライリー氏は86年、クインシー・リンを廃業し、新たにロバート・ライリー・エンタープライジズ(同所)を立ち上げた。現在も、オンラインでデザインを販売している。

 これまで最も人気が高かった「トライマグナム」では、ライリー氏は約3万部のデザインを販売した。今作るとすれば、約5000ドルのコストがかかるという。

 ライリー氏は近年、コンサルティング業務を中心に年間25万ドルの収入を得ていたが、自動車設計への情熱と米国の燃料消費への懸念から、再びデザインの開発を始めた。ライリー氏は「米国の石油への依存問題は社会を害するところまで来ているのに、われわれは真剣に考えていない」と警鐘を鳴らす。自分の研究や車のデザインが、米国人の姿勢を変え、環境汚染の進行を緩和できるかもしれないと考えている。

以上抜粋引用はttp://www.usfl.com/Daily/News/07/04/0402_019.asp?id=53034(先頭のhを省略してあります)から。

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サイドビューとリアビューです。

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ハイブリッドという複雑なシステムを他の特許を侵害しない?で実現したのは、前の2輪をディーゼルエンジンで駆動し、後輪を電気モーターで駆動する方法のようです。つまり、車内のコンプリートで完結するのではなく、路面を介してカップリングしているのが画期的です。 

しかし、先の東京モーターサイクルショーではバイクをベースにしたトライクを多く見たし、ウエブ上ではエコを目的とした今回のようなスリーホイーラーを多く見かけます。残念なのはキットカーを公道で走らせることが、日本では事実上禁止されていることです。

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