ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

バイクとクルマの間②

2008年11月30日 | 乗り物

人気ブログランキングへ

11967228082

これはご存知ですか?

”乗り物館”(のりものや)プロデュースの”サイデスカー”です。

ワタシが実体験した最初の”バイクとクルマの間”の乗り物ですが、実体験とはワタシの経営していたバイクショップが開店してすぐだったと記憶していますけれど、近所のご高齢の方に注文をいただき、制作したことがあります。

11967228081

上の2枚の画像はttp://fwu-kawaraban.sakura.ne.jp/cgi/patio/read.cgi?no=16より転載

右側から見ると構造が分かります。カレンという原付1種スクーターをサイドカーにしてボデイを被せたものですが、ネーミングの由来もシャレていました。

高齢で運転免許は原付しか持ってないとなると、雨風をしのげる乗り物は当時では唯一だったわけです。

高齢で足が不安になればバイクでは危険だと家族に言われ、このサイデスカーの存在を知って、(少量生産のため結構なお値段だったと思いますが)購入に踏み切ったのは、人間の本来持つ自由に何処かに行きたいという欲求だったのでしょう。

乗り物館の山○さんには何回かお会いしたことがありましたが、モンキーダビッドソンなどの作品(商品というより)は各種のパロディーを具現化したようなものでしたけれど、サイデスカーは日本でのマイクロカーのハシリですから、またお会いできたら当時のお考えを聞きたいものです。

501

画像はttp://www.mitsuoka-motor.com/index2.phpから転載。不適切なら削除いたします。

ワタシの記憶では、サイデスカーを皮切りに画像のBUBUが光岡自動車から発売されたりして、けっこうなブームになり、そして30km/hで走るマイクロカーは”走る障害物”と揶揄され、1985年には道路交通法では普通自動車になってしまいます。

いまの”ミニカー”の最高速度が60km/hになった一つの経緯だと思います。

エンジンは50cc以下の小型ガソリンエンジンであり出力も低いことから、あまりスピードは出せず、また乗車定員が一名で積載量も手荷物程度しかなく(トランクを備えた車種など例外もある)、加えてボディは繊維強化プラスチックなど軽量で簡素な作りとなる。このため、乗用車一般と比較して快適な車内は望むべくも無く、運転中の車内は振動や騒音が大きい。ただ軽便であり、風雨に晒されない車内とスクーターなどの軽快さを併せ持つともいえる。

日本では1980年代前半から原付スクーターを流用する形で製作されるようになり、1985年(昭和60年)2月14日(経過措置適用者は同年8月14日)まで原動機付自転車運転免許により公道走行が可能であったが、同日以降は普通自動車免許ないし上位免許(大型自動車免許含む)が必要となった(1985年2月13日以前の二輪免許でも不可)。この制度変更により簡便な交通手段としての魅力が失われ、一時は販売台数が激減したが、現在は環境的な観点や、車椅子(車椅子に乗ったまま搭乗することができるミニカーもある)やシニアカー以上の機動力を必要とする障害を持つ方や老世代の足としてなど、交通手段の毛細血管的役割としての存在が見直されつつある。(ウイキペディアより)

504272704a6020291818ml

これは1960年代にマン島で生産されていた、世界一小さい量産車のPEEL P50。

山○さん、ヒントはこれから?

PEELはマニアがいて、実働車は多く現存するようです。

”バイクとクルマの間”でも新しい区分が必要と申していますが、将来を見据えた使い勝手の良い基準を設けなければならないと思います。

人気ブログランキングへ ランキングポイントがまたまた寂しくなってます!御贔屓の応援クリックお願いします。


SL350のタイヤ交換

2008年11月29日 | 旧車

人気ブログランキングへ

1187

タイヤにヒビが入り、リムのメッキも錆の前駆症状になっていました。

もう1台の350cc車は譲ってしまいましたので、今のところの唯一のワタシの所有するバイクはこれ1台だと言うのに、タイヤ交換を思い立って半年が過ぎてしまいました。

夏になって暑いからと自分に言い訳をしていたら、早いもので既に次の年が見える11月の末です。

1186

もうワタシの工場ではありませんが、使わせていただきました。

バックのカタナといい、21世紀の雰囲気ではありませんけれど、画像の中の日付通り今日の出来事です。

メンテナンスにはセンタースタンドはやはり便利ですね。

1188

順序は戻りますが、通常の手順と違い先にアクスルシャフトを抜くのではなく、フォークからブレーキパネルが付いたまま外します。

1185

この一連の作業の中で失敗する要素と言ったら、矢印のスピードメータギアドライブの噛み合わせです。ハブ側の凹みはギア側のツメより幅は広くなっていますが、意識しないでいると壊します。

1184

きちんと嵌れば、矢印のスピードメータードライブケーブルを回転させるシャフトも、この状態でブレーキパネルを回転させることによって確認できます。

古いバイクは壊してしまうと、補修部品を入手するのに苦労しますから、このあとアクスルシャフトを仮締めしながらもう一度確認します。

1183

昨日はオールドラン みかもに行ったときの画像を見ていたので、やっとヤル気になったのかもしれませんが、久しぶりのバイクイジリは中々楽しいもの。

半年振りにエンジンを掛けたら、調子は今一。やはり時々乗ってやらなければ。

人気ブログランキングへ 古いバイクは見てるだけがイイかも!と思う方も応援クリックお願いします。


ロータリーRE5

2008年11月28日 | イベント

人気ブログランキングへ

1178

今までは、まあ仕事も忙しく、滅多にイベントなどを見に行けたかったわけですから、スズキ ロータリーRE5も実動車を目にするのは初めてです。

1970年代、ロータリーエンジンはその理論の優秀さからレシプロエンジンに代わる未来のエンジンとして将来性を高く評価されており、当時はスズキだけでなく、ホンダやヤマハ、カワサキなど、主要国内二輪車メーカーも次々と試作車を開発し、テストを繰り返していた(試作車で有名なものでは、ヤマハがヤンマーディーゼルと共同開発し、1972年の第19回東京モーターショーで発表された「RZ201」などがある)。しかしエンジン本体から発せられる大量の熱への対策や当時の素材技術など、ロータリーエンジンの実用化へ向けた開発には様々な困難が存在し、スズキ以外の国内メーカーは商品化・実用化を断念していた。

その中で、RE-5は唯一市販化を達成したモデルとなった。しかし、ロータリーエンジンの排気量の換算法を行うと、当時の日本国内市販車の排気量の自主規制値である750ccを超えてしまうために国内では販売できず、輸出仕様車として海外でのみ販売されることとなった。
(引用はウイキペディアより)

画像の矢印はメーターユニットとテールライトですが・・・

1179

1180

青い車体の初期型は、このように特徴のあるデザインです。

1181

エンジンの外観は、まあアレですが・・・・

ロータリーエンジンにだけ許される、ローターのカタチの紋章が存在をうったえます。

1182

オールドランみかもの会場を元気に出発しました。

人気ブログランキングへ ランキングポイントの減少とともにモチベーションも?応援クリックで元気になります。


エッセン モーターショー

2008年11月27日 | イベント

人気ブログランキングへ

1173

ドイツのエッセンモーターショー(今年の開催は11月29日~12月7日)はワタシにも馴染みがあまりありませんが、風変わりなクルマやバイクが出展されています。

画像と記事の一部はAFP BB News(ttp://www.afpbb.com/)からの引用及び転載になります。

フロントホイールを手で支えているかのように見える画像のサイドカーは、イタリア出身のデザイナー”フランコ・スバッロ”作としか分かりませんが、どうやって乗り込むのだろう?とか、サイドカー側のタイヤの車軸は?とか、いろいろ疑問がありますね。

1175

これは既に話題になっている、その名も”フラットモービル”という世界一の薄型自動車。車高が48.26cmだそうです。

現時点では、残念ながらメーカー名も不明です。

1176

ところが2年前の同ショーにおいて、ご覧のフィアット製の世界一薄い自動車が発表されています。

1177

今年のフラットモービルはルノーっぽい部分がありますが、同じようなコンセプトでカタチだけ変えるのも意味がないし・・・。

モデルさんの顔が似ているようなので比較してみましたが、やはり別人なのでしょうね・・・。

続報を待ちたいところですが、引用元は記事があまり詳しくないところが残念です。

ともあれ、引用先(ttp://www.afpbb.com/)もご覧になってみてください。

人気ブログランキングへ 応援クリックお願いします。


トライクは走るのか?

2008年11月26日 | トライク

人気ブログランキングへ

1172_2

ジレラFuocoには是非一度試乗してみたいと思っています。

フロントトレッドが460mm以下ならば一輪と認めるという規定ができて、めでたく日本でも乗れるようになりました。

昨日の記事に「後ろが一輪では駆動力が掛からないのではないか」と言うコメントを頂きましたので、ワタシも実際に乗ったことはありませんけれど、ウエブ上での考察をしてみたいと思います。

BrudeiはKTMの625単気筒オフロードモデルをベースにした、リーンできるタイプのトライクですが、ご覧のようにダートや雪上でも充分いけるようです。
駆動力はタイヤ接地面積だけではなく、前後の重量配分やサスペンションのセッティングにも影響を受けると思います。

もっと続けたいのですが、今日のBlogzineはとても調子が悪く直接書けないので、メモ帳に書いて貼り付けています。昨日は緊急メンテナンスをやっていたようですが、書いている途中で消えてしまっては苦労が水の泡になりますので、この辺にしておきます。

人気ブログランキングへ

OCNでは今までにトラブルはさほどありませんでしたが、やはり毎日更新するとなると困ったものです 。


モジュラーモーターサイクル(トライク編)

2008年11月25日 | トライク

人気ブログランキングへ

1167

真横から見ると、どちらが前か分かりませんね。

1169

Overall Length   3450mm
Overall Width    1820mm
Overall Height   1100mm
Weight              400kg
Wheels
17 x 7" front 17 x 6" rear
Tyres
Front:         195/45R 17
Rear:          195/45R 17

オーバーハングがほとんどないので全長は短いのですが、幅はホトンドの日本製乗用車より広い。

1168 以上の画像はttp://www.rayvolutioncars.com/default.phpより引用

こうして見ると、GSXRのエンジンとフレームがそのまま使われているのが分かります。

メーカーのRayvolutionCarsはU.K.のケント州にあり、GSXRの車体を除いたキットを販売しているようです。

ワタシとしては、GSXR-750よりハヤブサのほうがトルクがあって向いているような気がしますが、きっとイギリス人はピーキーなエンジンのほうが好きなのでしょう。

日本で製作すると仮定しても、中古車市場に数が多いハヤブサがやはりイイでしょう。

ここでモジュラーモーターサイクルの概念でトライクを考えると、多少反則技みたいですが、中古車や事故車を使うのが妥当です。

日本では例えばハヤブサのような超高性能車は、多少走行距離が伸びていたとしても、常に性能を使い切っているわけではないので、損耗は少ないと考えていいのではないでしょうか。

RayvolutionCarsのトライクとしての構成を考えてみると、前2輪になっているのはコーナリングの安定性狙いと、ハイパワーの伝達にベース車以外の要素を持ち込みたくなかったような気がします。

と言うのは、スイングアームまでイジらずに後2輪にした場合は、ファイナルドライブギアに差動装置(ディファレンシャル機構)を組み込まないと小回りは効かないし、ハードドライブを望めばもっと複雑なリミテッドスリップデフも考えなければなりません。

また、その構成の場合は着座位置が同じなので重心は高く、下り道のコーナリングではサイドカーと同様な恐怖を感じるかもしれません。

フレーム後部をそのまま使った前2輪は、メリットとデメリットがちょうど逆になるでしょう。まあ、中にはフロントタイヤをそのまま2輪にしたのもありますから、後で整理してみましょう。

Sportcycle2

eBayで売っていた、こんなのもあります。

前半分のボデイは結構良く出来ているのだから、もうチョッと何とかしろと言いたいですね。

3446879_1_400

前から見るとカッコいいのですが。フェラーリのステッカーが貼ってあるのを見ると願望が分かる気がします。

人気ブログランキングへ ヘンテコな乗り物は嫌いではありません。御贔屓の応援クリックをお願いします。 


学校を作ろう!!

2008年11月24日 | イベント

人気ブログランキングへ

1162ttp://www.ntv.co.jp/horitsu/より引用。不適切なら削除いたします。

昨晩放映の日本テレビ「行列のできる法律相談所 100枚の絵でつなぐ!カンボジア学校建設プロジェクト」はご覧になったでしょうか?

画像は「偽善と言われてもいい。何もしないよりはずっといい。たった1個、学校を 作っても何もかわらないかもしれない。それでも、ないよりはあった方がいい」と島田紳助氏が描いた絵ですが、第1回目は見逃してしまい分かりませんけれど、昨晩の第2回は大盛況で約1億7千万円 もの売り上げでした。

合わせて3億7000万円もの浄財が集まったわけですから、建設も引き続き完遂していただきたいと思います。

感激すべきは、日本人(だけではないが)の熱意と、どこの国にも共通している”子供の輝く瞳”でしょうか。大人はいつから”あの輝き”を失うのでしょうか?

1163

“Hello, I’m Ewan McGregor, a UNICEF Ambassador, and I’m donating my Moto Guzzi motorcycle to UNICEF for auction on eBay. It’s the first of its kind in this colour and one of my favourite bikes. I collected this bike from the Moto Guzzi factory in Italy and rode it back to London. I’ve loved riding it ever since and I know that you will too.(画像と文章の一部の引用はttp://www.motorcyclenews.com/?から)

今日も話題はアチコチにとびますが、MCNから配信された、あのEwan McGregorはユニセフ大使になっていて、寄付するためにモトグッチ カリフォルニアをeBayに出品しているニュースです。

ワタシが思うに、世のセレブティが寄付行為をするには様々な理由があるかもしれませんが、利害関係なしに人知れずに行うのも立派なことです。

しかし、一人が1億寄付するより、1万人が1万円ずつ寄付するほうが、より価値があるのではないかと思うわけで、つまり、有名人が絵を描いて公開オークションをしたり、お金を直接寄付するのではなく、わざわざモトグッチをeBayで売るほうが話題になるほうが、輪が広がる可能性が高いということです。

1165 引用は旅学より

と思っていたら、身近に学校を既に作っている池田伸氏がいました。

画像は、昨年の5月に日本人のボランティア70人ほどの手で立てられた、インドはバラナシのスクール&ロッジ。

1164

完成した教室いっぱいの子供たち。

イケチャン(池田氏)に先ほど電話で話したら、第2弾に向けて動き出したようですし、「行列のできる法律相談所 100枚の絵でつなぐ!カンボジア学校建設プロジェクト」を見ながらワタシが考えた、できるだけ多くの方が参加できる企画を伝えました。

その企画は早ければ来年の5月に実現しますから、その節は皆様にもご協力をお願い申し上げます。

人気ブログランキングへ こちらにもご協力の応援クリックをお願いいたします。


SkyCarなのか!?

2008年11月23日 | 乗り物

人気ブログランキングへ

1161 画像はttp://www.moller.com/から引用

GMをはじめとするアメリカのBIG3の苦境は深刻だ。

議会に呼ばれてプライベートジェットで行ったものだから、余計に傷を深くしたりして。

帰ってから5台のうちの2台は契約を打ち切ったらしいが、もしかしたら早くにMoller社を買収してM400を量産しておけば、その件は避けられたかもしれない。

Xm2

Moller社は1962年から開発を始めて、画像のXM-2は実際に動いたようだ。動画はttp://www.moller.com/video11.htm

まあ、円盤型のスカートのないホバークラフトみたいなものだ。

ディスカバリーチャンネルによると、最新型のM400も飛んでいる。

2005年における価格設定は350万ドルだそうだが、今となってはどうだろうか?

747pxx22a_onground_bw 画像はウイキペディアから

垂直離陸できるダクテッドファン型ティルトローターは画像のX-22が祖先か?

V22 画像はウイキペディアから

しかし量産型のV-22はエンジンは2基になり回転翼が大きくなって、そのせいかダクテッドファンではなくなっている。

Ba609_02画像はウイキペディアから

ちなみに、V-22より小型の開発中であるBA609。なぜかAgustaの名が加わると、カラーリングといい、カッコよく見える。

話は戻り、BIG3だけではなく世界中の自動車メーカーが存続の危機だというのだが、次のピークはSkyCarが実用化されてからという話もある。

確かに100年以上に渡って性能の向上と生産台数の増加を続けたのは、航空機と自動車だけかもしれない。まあ、航空機が一番多く生産されたのはWW2のときかもしれないが。

ここへ来て、バイクのタイヤが2個に限らなくなり、クルマとの境がなくなる兆しが見えてきたり、生産量の増加に翳りが見えるのも、もしかしたら何かの摂理かもしれない。

5thelement

画像は5th elementの1シーンとコーベンの乗っていたタクシーのフィギュア。

また話を戻すと、クルマが空を飛ぶようになると、このような状態も考えられるわけで渋滞は解消されるが、危なくってしょうがない。

また、回転翼で力ずくで飛ぶとなると燃料消費も問題だろうから、反重力装置の開発も急ぐべきだろうね。(反重力装置のグーグル検索結果

人気ブログランキングへ もしかしたらミンナ空を自由に飛びたいのかもしれない。お手数をお掛けしますが応援クリックをお願いします。


中島製か?違うだろう!?

2008年11月22日 | エンジンの怪

人気ブログランキングへ

1158

ぱっと見にはハーレーエンジンのチョッパーに見えますが・・・。

1156

巨大なエアファンネルが前後に2つ。

良く見るとプッシュロッドがやけに長い。

1157

プライマリードライブはむき出しのチェーンだし、オルタネーターの駆動もヤッツケ仕事っぽい(失礼!)。

シリンダーヘッドの冷却フィンの向きが気流と違うことにも気がつきます。

シリンダーのフィンも随分と細かいですね。クランクとケースは作ったようです。

トランスミッションはハーレーの5速か?

いつでも手に入るのは、こういった場合に実に便利です。

1159

これは国立科学博物館に保存されているという栄エンジン。もちろんゼロ戦のです。ウォーバードのと雰囲気がよく似ていませんか?

栄エンジン、ボア×ストローク:130mm×150mm 排気量:27.9L   950HP / 2,500RPM

Warbird、ボア5.125″ (130mm)ストローク 4.625”(117.5mm) 排気量3.117L

Warbirdのは1930年代のエンジンだそうですが、ボアが同じというのが実に面白い。

ちなみに航空機用星型エンジンの最高回転が低いのは、プロペラは早く回しても効率が悪いのと、星型エンジンのクランクシャフトは複雑なので、飛んでいる途中で壊れてはマズイからでしょうね。

出力を大きくしたい場合は、ボアやストロークは目一杯なので、シリンダー数や列数を増やして総排気量を大きくしています。

1160

栄エンジンのフィンの方が更に細かいけど、こうして較べると似ている感じが強まります。

まさかWarbirdのエンジンが中島製ではないと思いますが、これだけ似ているのは不思議に思いませんか?

気になって文献を調べてみると、中島飛行機は栄の前に最初の複列星型のハ-5(正式採用:詳しくはウイキペディア)があり、その前はライト社のサイクロンなどの製造ライセンスを買っていましたから、Warbird(まさしく戦闘機)とは血筋が同じなのかもしれません。

それにしても、キャラウエイのV16と言い、このWarbirdと言い、アメリカ人はやるなあ~。

人気ブログランキングへ 御贔屓の応援クリックもお願いします。


カーボンフリーレース②

2008年11月21日 | ロードレース

人気ブログランキングへ

1154

只今、受注多数ですから早めの注文を下さい!1000ドルのデポジットで承ります。

アメリカ国内は300ドルで発送します。海外のかたはご相談ください。

お値段は今年一杯はSPORTが7450ドル、ハイパワーモーターと倒立フォークを装備したEtreme は9300ドルになります。来年のご注文は300~400ドルお高くなります。

1153

こんなことは朝飯前!

        スペック
Transmission                          Clutchless one speed
Drive system                            13T / 71T, 420 Chain
Front Suspension Travel            7- 8 inches (178 - 203 mm)
Rear Suspension Travel              9 inches (229 mm)
Front Brakes 6 Pot Hydraulic,      Stainless Rotor, Hand Actuated
Rear Brakes 6 Pot Hydraulic,       Stainless Rotor, Hand Actuated
Front Tire                               20 x 3.0 inches 
Rear Tire                                17 x 3.5 inches 
Wheel base                              54 inches (137 cm)
Seat height                               36 inches (91 cm)
Head angle                                24 degrees from vertical with 8 inch (20 cm) fork
Frame                                     18 pounds (8 kg)
Total weight                106 pounds (48 kg)without Power Pack 
Power module                           45 pounds (20.5 kg)
Total weight                            151 pounds (68.5 kg)

Typical cost to recharge Less than $.01 per mile or kilometer

画像とスペック、プライスなどはttp://www.zeromotorcycles.com/ より

KTMより一足先に販売されているようです。

【シリコンバレー19日時事】二酸化炭素(CO2)を排出しない電気や水素を燃料とする二輪車レースが来年6月12日に英領マン島で開催される。全長約60キロの周回コースでタイムを競い合い、環境意識の啓発や市販車への技術普及を後押しする狙いで、日本からもベンチャー企業経営者ら複数が参加を検討中という。主催者によると、この種の二輪車レースは世界初。
 このほど当地を視察した主催者で英家電商社社長のアズハル・フセイン氏(36)は「2010年にはアジアでも開催したい」とシリーズ化に意欲を示し、来年3月末の申請期限を控え、電気制御システムなどに強みを持つ日本からの積極参加を訴えた。
 レース規定は、大気汚染の原因となる窒素酸化物(NOx)やCO2などを一切排出しなければ駆動源は自由。10月末現在、米英独仏など計20カ国52チームがエントリー。電気二輪車、水素燃料、燃料電池の開発に取り組むベンチャー企業や大学が大半という。「出場機会を幅広く提供する」(フセイン氏)ため、一般参加者の車両製造費上限を2万ポンド(約290万円)に抑えた。(時事通信からの配信、ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081120-00000117-jij-intから転載)

TTXGPの続報が出ていますが(関連記事)、ZeroMotorcyclesは早くも参加表明しているようです。これをきっかけにロードモデルを開発するのでしょうか。

惜しかったのは三宅島のイベントです。去年の今頃に町長さんにエコレースの提案をメールで送ったのですが、返信は頂けなかったですね。もっとしつこくやれば、今年にプレイベントが開催できたかもしれません。まあ、可能性は少なかったかもしれませんが。

なお、関連記事にコメントをいただいたShoさんはボランティアサポーターをされているそうですから、ご賛同されるかたは参加されてもいいのじゃないですか。

1155

ところで、原油価格は急に下がって50ドルを割りましたが、こういう事態は代替エネルギーの開発機運を削いでしまうものです。

しかし、来年にはまた100ドル代回復という予測もありますし、中東あたりでトンでもないことが起きれば、また急騰するのは間違いありません。

また、ロシアなどは70ドル/バーレルを前提に予算を組んでいるそうですから、あまり安くなっても世界的な情勢に不安をもたらします。

石油製品は今の文明をつくりだした基ですし、使いやすいものですから、総てが石油に頼っていると言えるだけに、価格の大きな上下は多大な影響を与えると実感した今年です。

ワタシは”ピストンエンジンは永遠か!な?”というタイトルで毎日ブログを書いているくらいですから、レシプロエンジンの前途は大いに気になりますので、エレクトリックモーターサイクルが出現して実用化が進むことは、心中穏やかでないのが正直なところです。

電気モーターと内燃エンジンの棲み分けができることを願っています。

人気ブログランキングへ 私と同じ願いの方は多いはず!そんなわけで御贔屓の応援クリックを今日もお願いします。