ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

山葉!?

2007年08月31日 | BIKE

人気blogランキングへ 雨のち晴れ。

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ミラーが入っていた箱ですが、台湾では山葉なんですね。もっとも日本楽器の大元は山葉風琴製造所ですから当然かもしれません。

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マジェスティ125を買おうと思うと、ご覧のように箱入りになります。

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外側の段ボールを剥がすと立派なフレームに囲まれて姿をあらわします。船に乗せられて海を渡るのですから輸入車は皆コンナ感じに梱包されています。

以前のハーレーやドゥカティは木製のクレートを使っていたのを思い出します。

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鉄骨をバラさなければなりませんが、スポット溶接だけでなく赤矢印のようにMIG溶接もされていて、緑矢印はハンマーで叩いた跡ですがへこむだけで溶接は外れず、ディスクサンダーで切るはめになりました。

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半完成というほどではありませんが、ご覧のように梱包サイズを最小限にするために色々な部品がバラされています。この車両は軽いのでまだよいほうですが、大型車のフロントホイールが外されていると大変な労力を要します。

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箱を開け始めて2時間あまりで完成しましたが、その労力とともに気になるのが処分の方法によってはゴミになってしまう大量の資源。

国内生産なら完成車のまま流通しますが、クルマのように専用船で運べないバイクでは梱包する必要はどうしてもあるのでしょう。

たまたまVOICE SLIDERさんの”明日、バイクが消える日” (リンクさせていただきました)の記事にあるように平成18年排ガス規制の施行が迫っていますので、拙ブログで何度も騒音関係改正案によるバイク壊滅を訴えていますが、その前に大幅に国内販売モデル数が減ってしまいそうです。いや現実には確実にモデル数は減っていて、250ccクラスなど883R:blogさんの”選べる5機種・・・9月からのラインナップ”のごとくで回復するかの問題です。

それには例の改正案も影響していて、現行法では登録されて走り出してしまえば規制されるのは近接騒音だけですが、改正案では未来永劫に加速走行騒音と定常走行騒音も規制値をオーバーすることは許されず、このことがメーカーにもニューモデル開発に歯止めをかけていると思われます。

ココで気になるのは輸入車のことで、軽2輪や小型2輪は登録の際に排ガス試験の証明書の確認でチェックできますが、区や市町村の窓口で登録できる原付はどうなるのでしょう?

アレヤコレヤで国内仕様が減ったり無くなった場合には、需要がある限りはドコかから調達されると思いますが、原付はチェックされる機会がないとすると、今と桁違いの台数が海を渡ってくるのでしょうか?その場合は大量の梱包材が余計に必要になるのも気がかりです。

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エンジンは掛かったが・・・

2007年08月30日 | CL72

人気blogランキングへ 25℃と気温は低いが湿度は80%。

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ガソリンタンクは中が錆びていてそのままですから”点滴”仕様で・・・・

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まずオーバーフローしないか確認をしましたが、6mmのゴムホースでは太すぎるようで洩ってしまいましたのでステンレスワイヤーを使い縛っておきました。

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IGプラグから火がとぶのは確認しておきました。

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2回のキックであっけなくエンジンは掛り、アイドリングも安定しフカしても反応しますが、ご覧のように煙が・・・・・。

始動する前に少量のエンジンオイルをプラグ穴から入れましたが、一向に治まる気配はありません。特に回転を上げてから下がるときに量が多いところから判断すると、インテーク側のバルブステムからのオイル下がりと思えます。

アア、やっぱりエンジンオーバーホールしないとイケナイのか?

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エンジン不調!?

2007年08月29日 | 点火系

人気blogランキングへ 今日は久々に30℃以下の気温。

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キャブレターの問題点を解決して試運転してみると、時々ミスファイアしたりストールする症状がおさまりません。

とりあえずポイントカバーを外してみます。

この車両ではスクリューに変更されていましたが、矢印で示す場所は本来はリベットで固定されています。

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リベットで固定するためのアダプターの役目がこのスチールプレート。初めてココを開けてみるとビックリするかもしれません。

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付いていたユニットはご覧のもの。

ソウ何度も経験したわけではありませんが、このメーカーのユニットが壊れたケースでは筐体が熱で変形していました。これは変形していませんから大丈夫かなとも思えますが・・・・ 。

話は逸れますが、最近は鉛フリーの動きでハンダもアルミハンダに移行しています。フローの温度が高いアルミハンダが素子に与える悪影響も危惧されているくらいですから、熱的に厳しい場所に半導体を使ったユニットを置くのはどうかと思います。

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コイルが2個ありましたので、ユニットは凡そ予想がついていました。

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配線の方法にも問題があるように見えます。圧着端子を多用して銅線も継ぎ足してあるし不確定要素が多いですね。圧着端子は仕事は早いのですが接触部分の劣化も早く、後の故障の原因になり易いと思います。やむを得ない継ぎ足しはハンダ付けに限るのではないでしょうか?

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フルトランジスターユニットの配線をやり直して不確定要素をなくして試運転とも考えましたが、キャブレターの調整事に起きた現象、CO値が突然不安定になることを再度考慮して、点火マップの不安定も考えられると思い、原始的な方法ですがケタリング式に変更して試運転を行いました。結果は上々ですが、最終仕様を決めるのに困っています。まあオーナーさんの予算次第ですが。

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1125R動画

2007年08月28日 | モータースポーツ

人気blogランキングへ 今日は動画で2連チャン。

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動画はコチラ

ラグナ・セカでのプレス試乗会でしょうか?コークスクリューが怖そうですね。

エンジンのカットモデルも見ることができます。結構イイ音で走っていますから、日本での販売はこのマフラーではないかもしれませんね。

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スバル製トヨタ車?

2007年08月28日 | 話題

人気blogランキングへ やっと雨が降る?

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883R:blogさんの記事に関連して。

ProDriveP2(YouTube動画、何故かEmbedで貼れない)なんかどうでしょうか?結構完成度は高そうに見えます。

ワタシの英語聞き取り能力ではとても内容が分かりませんが、スバルR2とインプレッサの合体らしい。

チョット前のニュースで、元F1ドライバーのマーチン・ブランデルが「トヨタは大金掛けて何をやりたいののだろう」とコメントを出していましたが、今の状況ではブランドイメージはどうなのでしょう。

”オープン2シーターなどバイクに乗れないヤツの乗り物”という暴言は置いといて、トヨタとしてはスポーツカーといえばオープンルーフにしたいのでしょうが、クローズドボディのほうが目立たないけど、使い勝手は良いし軽く作れると思います。

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ベルサイユ化?②

2007年08月27日 | 明日のバイクを考える

人気blogランキングへ 今日も良く晴れました。

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”ベルサイユ化?”の続きを予告していましたが、前回の記事から一週間も経ってしまいました。

それでは、なぜバイク業界の壊滅が危惧されるほどの改正案ができたのでしょうか?

一つには騒音問題の元凶に250ccクラスの不正改造問題があり、ご存知のように250ccクラスには継続車検が免除されていますから、そのときのチェックができないだけでなく、型式指定制度から外れているために”政府認証制度マフラー”たる装置型式指定制度が適用できません。

それゆえ、当初のターゲットである250ccクラスのへの規制は骨抜きになってしまったので、”振り上げたこぶしを下ろす先”がなくてはならない事情があったのではないでしょうか?

もう一つは、バイク業界がすっかりマイナーな存在になってしまい、国内メーカーは縮小に次ぐ縮小で、各県に営業所があったたのは今は昔の話になっています。

参照 特集~バイク業界の行く末 こちらはバイク販売店を長年やっておられるKさんのHPに書かれていることです。

驚くべきことは、この記事が7年前に書かれていることで、この頃はまだワタシも危機感は持っていませんでした。現在の騒音問題は当時の”規制緩和”の余韻のような気がしますから、当時に手を打っておけば今回のような事態は避けられたかもしれません。

とは言え過ぎた事を後悔しても始まりません。しかし振り返って問題を考えることはできるかもしれません。

ライダーの中で、どれほどこの改正案のことを知っているのかも疑問ですが、今のところは解決する方向には向かっていません。

既にバイクを所有しているライダーは先のことは関係ないと思うだろうし、実際に取り締まりに遭わなければ現実なことと捉えないのでしょうか?

その辺りのメンタリティーの構造を考えていたら、今日のメルマガで配信された記事がありました。参照はコチラ

共同体は縮小するのか?

バイク盗難情報  大型だけではなく中型バイクも盗難に気をつけて!

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CL72

2007年08月26日 | CL72

人気blogランキングへ 雨は降る気配もありません。

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これは以前の記事”お宝披露!”で紹介したCL72です。思い立ってから既に4ヶ月経ってしまいましたが、ようやく手を付けられるかもしれません。

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コンタクトブレーカーポイント(長ったらしい!)が2つ付いているのは、180度クランクのタイプⅠエンジンです。

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キャブレターも4ヶ月前には分解清掃しておいたのですが・・・。

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フロートボウルのパッキンも新品が入手できました。

あとはヤル気だけです。

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HSRキャブ③

2007年08月25日 | モータースポーツ

人気blogランキングへ 今日も快晴。

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タイトルは”HSRキャブ”になっていましたが”HS40”でした。謹んで訂正いたします。

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キャブレターのカットモデルを作ったわけではありませんから、この図は想像に過ぎませんが、コンナ感じで間違ってはいないと思います。

エアスクリューを回転することにより、スローポートからの燃料吐出量の調整をする仕組みです。

図中の圧力分布は実際にはもっと複雑だと思いますがご了承ください。

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今回のケースで説明いたしますと、既に付いていた#25のスロージェットでは大きすぎ、エアスクリューを調整してもCO値は3%以下に落ちません。

テーパー状になっていて先端が尖ったエアスクリューは調整域が意外と狭く、調整による開口面積が通路以上に広くなってしまうと、調整域の外になってしまうのが分かると思います。

逆にエアスクリューを全部締めてしまったり異物が通路に詰まったりすると、スロージェットは制御不能になることも下の図で分かります。

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エボエンジンでは1%前後のCO値が適切だと考えますので、スロージェットを段階的に小さい番手に替えていくと#15が丁度良かったですね。

尚、こうした番手の選定はエンジン自体の状態やマフラーなどの組み合わせにより変化することがありますから、どの車両にもあてはまるとは限らないと思ってください。

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エボオイル洩れ、そして・・・・②

2007年08月24日 | オイル洩れ

人気blogランキングへ まだまだ暑さは続きそうです。

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この画像は前回も紹介いたしましたが、拙ブログの愛読者でもあるS氏から情報をいただきました。

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ワタシもこの件については内心予期したものがあったのか、クローズアップの写真を撮っておきました。

ガスケットの破損とロッカーカバーの形状は偶然ではなく、矢印で示す窪みが故障の原因になっているというのがS氏の解析です。

最近S氏が手掛けた作業の車両は再発を繰り返し、S氏のところに辿りつく前には多大な費用が掛かったそうです。

このガスケットはエボエンジン初期にはコルク製であったため、途中でゴムに変更になり不具合が出てきたとワタシも思います。

ブリーザーの取り出しがシリンダーヘッドに変更になったと共にこの窪みもなくなり、同様のトラブルはソウ多く見かけませんが、初期型エボでは注意が必要だと思います。

S氏の施した対処は溝の両脇に3mmの穴を開け、柔らかいアルミの溶接棒をコの字に曲げて差し込んでから整形するという方法です。メタルパテで埋めても良さそうな気がします。

このトラブルはバイクの走り方によっても、 このトラブルは出る出ないがあるともS氏は指摘しています。ブリーザー圧力が関係しますから、ゆっくり走っているだけではトラブルは起きず、高速で走らなければ起きないのも根本的な解明が遅れた原因かもしれません。

S氏に感謝申し上げます。

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HSRキャブ ②

2007年08月23日 | 吸気系

人気blogランキングへ 雨のち晴れそして蒸し暑い。

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このキャブレターのスロー系統の制御は矢印の小さいポートから始まります。

これが時には問題を起こします。

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もっとも問題が起きるときは複数の原因があることが多く、この場合ではエアクリーナーだと思います。5インチ径の小ぶりのエアクリーナーは見栄えに魅力があるのか。まあドコドコとゆっくり走る分にはそれほどデメリットもないのかと考えていましたが。

赤線が示すだけの吸入口面積は、高速道路を走るだけでも不具合があるかもしれません。

最大の欠点はエレメントがキャブレターのボアに相対していることです。

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バックファイアが起こるとエレメントはモロに被害を受け、矢印は焦げた痕跡です。

ボロボロになって生じた細かい屑となった破片が細い通路に詰まると、障害が起きます。

その点、エレメントがグルっと円周に巻くようにセットされているエアクリーナーは被害が少ないと言えます。

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後ほど図解で解説したいと思いますが、ゴミが引っかかる場所によって症状は変わってきますが、上の画像は下の画像のエアスクリューを半回転戻しまで締め込んだときのCO値で、これくらいだとマフラーから黒煙が出る程度になってしまいます。

バイク盗難情報

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