ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

Just About Perfect

2015年07月31日 | BIKE

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http://fleshandrelics.com/tag/j-a-p-engines


JAPエンジン搭載のバイクは今までにコチラコチラコチラとか紹介しましたが、JAPはもちろんJohn Alfred Prestwichのイニシャルです。これは1901年に始めて生産した自転車に取り付ける293ccのエンジンの広告だそうです。




「イギリスの地において、自作の飛行機によって、初めて飛行を成し遂げたイギリス人』といわれる Alliott Verdon-Roeは最初は6hp(9hpという説も)のJAPエンジンを使ってブルックランズで飛行を試みたのは1908年ですが、このときは出力不足でクルマで曳航しないと離陸できなかったそうです。これに発奮したのかは分かりませんが1910年(前の記事には1908年としてありますが)にはV8エンジンを完成させています。



http://www.jalopyjournal.com/forum/threads/lets-talk-cyclecars.226791/page-208


Curtissは同じような時期にV8エンジンでバイクでのスピード記録を立ててから航空機に移ってしまったが、JAPはバイクやモーガンのエンジンの生産が忙しく専念しています。


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GN cyclecar

2015年07月30日 | HISTORY

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http://www.lightauto.com/The%20returnofthetwin.html


サイクルカーは1910年から25年あたりまでアメリカとヨーロッパに150ものメーカーができるくらい需要と供給があり、CyclecarGPが開催されるほどでしたが、その中でRichard Scaldwell氏のV8 GNのベースになったGN cyclecarは最大手のようでした。

1919年モデルからフレームは木材からスティールになり、”開放型のトランスミッション”は3速+リバースになっています。


http://www.prewarcar.com/magazine/previous-features/a-1914-gn-returns-home-024527-3.html


クランクケースに”GN”マークがあるように1911年から自社製エンジンになったようです。


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JAP V8エンジン

2015年07月29日 | エンジン

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http://theoldmotor.com/?p=136808


れはRichard Scaldwell氏が15年位前に1919年のGNサイクルカーと1908年の 5112cc JAP V8を買って VSCCの1941年以前のレーシングカークラス に出場するために制作したスペシャルマシンのようです。元々は飛行船に使われていたというJAP V8は非常に美しく見えます。


 

http://theoldmotor.com/?p=136808


リアアクスルにドライブチェーンが4本ありますが、どうもドライブシャフトにドッグクラッチが付いていて開放式のトランスミッションのようです。



木製フレームですが、元々は30hpしかないのとタイヤも細いので問題はなさそうです。


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Shelby Cobra Daytona Coupe

2015年07月28日 | 話題

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http://jp.autoblog.com/2015/07/25/shelby-daytona-coupes-50th-anniversary/


750万ドルと史上最も高価で取引されたと話題になったデイトナコブラですが、1965年にFIA世界スポーツカー選手権のタイトルを獲得し、その50年後の今年に50台限定で復刻生産するそうです。この限定モデルはローリングシャシーで提供されるため、ドライブトレインは別売。シェルビー・アメリカンでは、289キュービック・インチ(約4.7リッター)のアルミ製エンジンを別料金で提供する。価格は、アルミニウム・モデルが34万9,995ドル(約4,350万円)、ファイバーグラス・モデルが17万9,995ドル(約2,240万円)(画像と記事の抜粋引用はhttp://jp.autoblog.com/2015/07/25/shelby-daytona-coupes-50th-anniversary/より)



走っている映像は結構多いです。

1966年の第3回日本グランプリに酒井氏のドライブで出場して残念ながらリタイアしていますが、その原因は一説によると”ガス欠”だそうです。


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ネジを外す

2015年07月27日 | ネジ

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スポーススターに取り付けられたドライブスプロケットですが、最大800Nmのインパクトレンチでも緩みませんでした。もちろんネジ山は逆ネジなので時計回りに回せば緩められます。ネジ山に白い粉末が付着しているのはロックタイトなどのネジロック剤を使用してあった証拠ですが、高強度のものを使ってあるとヒートガンやバーナーなどで200℃程度まで加熱しないと外れない場合が多いです。


スプロケットを外したのは折れた1/4インチのスクリューを外すためですが、一般的な方法としては”逆タップ”を使うことが考えられます。

しかしこのエンジンではカムカバーがあり、逆タップを使うために3mm程度のドリルで穴を開けなければなりません。ドリルチャックが干渉するカムカバーを外すのには多大な作業時間とガスケットなどの部品が必要となると、1本のネジを外すのに数万円の費用が掛かることになります。




TIG溶接機が一般的か分かりませんがショップには是非備えておきたい設備で、折れたネジの端を溶接で盛ってプライヤーで咥えれば簡単に外すことができます。

”アルミニウムのミッションケースが熱で溶けるのでは?”と言う心配もあるかもしれませんが、手順が適切なら作業は数十秒で済みますので熱伝導のよいアルミニウムは融点に達しません。


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Monet Goyon

2015年07月26日 | HISTORY

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https://www.facebook.com/groups/yachtclubdesavionsdelaroute/?fref=nf#_=_


FヘッドのV ツインはスイスのMAG社製のようですが、タイヤをベルトとチェーンで駆動しています。


http://www.monet-goyon.net/MG750ccVoituretteV2.html


世界最初のFWDと言われているChristieは以前にに紹介しましたが、こちらはフランスのMonet Goyon Voiturette V2で1921年から23年まで200台程度作られたようです。


http://www.monet-goyon.net/Voiturette.html


こちらはMonet Goyonの最初のモデルの350cc”ML”。1917年の割りに古臭くて後部は馬車そのものという風情です。フロントホイールドライブのアイディアは1901年のSinger、ホイールにエンジンを載せたユニットのAuto-Wheelのアイディアは1914年に存在しています。


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ヤマハXSR700

2015年07月25日 | NEW MODEL

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賛否両論あるようですが、すでに3日前あたりからネット上に出回っていますからご存知の方は多いと思います。

確かに、過不足ないパワーで疲れないライディングポジション、更に車重が180kg程度で、もっと欲を言うと”丸い”ヘッドライトとなると選択肢が狭まるのは否めません。

まあ、こうなったらSakuraはどうなったのだろうと考えると、空冷エンジンを今更開発するわけにもいかないのでしょう。



こうしてみると19と18インチのタイヤサイズはカッコいいし、タンクの下がまっすぐなのがいいとは分かっていても現代のフレームはどうしても幅が広かったりします。


ご参考までにベースのMT-07。


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Coal fired Stationary Engine

2015年07月24日 | エンジン

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以前にFairbanksエンジンを紹介しましたが、ドイツでは古い据え置き型エンジンに人気があるようでStationary Engine Rallyには多くのマニアが集まるようです。

これはその中でも珍しいコークスを燃料にした内燃エンジンではないかと思われます。




この部分は”回転式コークス計量器”と言えるのか、一回にくべる決まった量だけをすくって下のスライドバルブに落とします。



この角度からは”回転式コークス計量器”を駆動するチェーンがよく見えます。チェーンは割りピンで組み立てられているのにご注目です。



こちらは推測すると、バーチカルシリンダーからホリゾンタルシリンダーにホットエアーを送り込むバルブではないかと思います。

作られた年代は分からず19世紀なのか20世紀なのかも不明ですが、こんなにきれいに動態保存されているのは本当に素晴らしいと思います。


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90th anniversary of the SS100

2015年07月23日 | BIKE

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http://www.broughsuperiormotorcycles.com/


BroughSuperior関連記事は以前に紹介しましたが、”NEW"SS100は未だのようでしたので・・・・・。



由緒あるブランドが次々と復活していますが、90年前のモデルをリバイバルするとなるとやはり現代のテレスコピックフォークでは具合が悪いです。ガーダーフォークをアレンジしたようなダブルウイッシュボーン(メーカーの呼称)はコンパクトで違和感がありません。



エンジンは88度の水冷DOHC Vツインとなっていて、空冷やOHVにこだわらないのはイイと思います。



ブレーキはBERINGERを用いたFour-disc。

300台の限定生産とのことで価格は公式サイトにも出ていませんが一説によると65,000ドル以上です。


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ボンネビル スピードウイーク

2015年07月22日 | モータースポーツ

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http://landspeedevents.com/blog/poteet-and-main/


現在の”車輪駆動”陸上速度記録は画像のSpeed Demonが2012年に樹立した462mph(約707km/h)です。

 

 

 ジェットエンジンでは音速を超えていますが、ピストンエンジンでの700km/hオーバーもかなり速いです。

ところで今年のボンネビル スピードウイークは8月8日に開催予定ですが、1950年代は2~3フィートあった塩の厚みが最近は2インチ程度しかなく、昨年の大雨による中止に続き今年もキャンセルの可能性が高いようです。(ソースはhttp://www.digitaltrends.com/cars/2015-bonneville-speed-week-news-cancelation/)


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