ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

CX500 燃料タンク

2024年07月10日 | 燃料系

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燃料タンクの外観はさほど悪くありませんでしたが、裏側を見るとガソリンが漏れた痕跡があります。

 

内部の様子をXLV750の時に使ったエンドスコープで見てみます。

 

内部は酷い状態で、ライナーコーティング剤をよほど節約したのかマダラになっています。

 

タンク内をライナーコーティングし直すために、ゲージユニット取り付け部のフタとコック取り付け部の栓を作りました。

続きます

 

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人災?それとも?

2019年09月03日 | 燃料系

 

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手に持つのはパイロットジェットで、穴の大きさの違いをお分かりだろうか?

 

 

左が新品で右が今まで付いていたもの。小さいのはメインジェットです。

 

 

今年になってずっと弄っていたXLV750Rは数十年眠っていたのを乗れるようにするのが目的で、とりあえず1月にこの状態のキャブレターをオーバーホールしてまあ始動できたのは一安心で車体の整備に取り掛かったのですが、気にかかっていたのはエンジンが温まると排気が黒煙になること。もちろんプラグもすぐに真っ黒です。

 

 

一番先に疑ったのはエンリッチナーのバルブですが、もちろん新品に変えて当りも問題ない。

そうして行き着いたのはパイロットジェットで、最初のオーバーホール時には詰まっていないかのチェックだけだったのが少々悔やまれます。まあ老眼のせいかもしれないが。

 

 

しかし、どうして黒煙がでるほどパイロットジェットを拡大したのだろう?このXLV750Rは凝った造りというか変わっているというか、ガソリンコックがタンクの上面にあるので、そのためにパイピングがタンク内部に施されポンプで吸い出すようになっています。となると途中で不具合が生じるとエアを吸い込みガソリンの供給が足りない事態も考えられます。だからといってパイロットジェットを拡大するのもどうだかな・・・・。

 

 

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燃料タンク ライナーコーティング

2019年05月18日 | 燃料系

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今回のタンク内サビ取りは画像のワコーズ製品を用いました。私自身はこの手の作業はあまり経験がなかったので、経験豊富なⅯ氏のアドバイスに従いました。

 

タンクはあまりにも酷い状態だったので、サビ取りとコーティングの効果を確認するためにこのスネークスコープを使いました。

 

 

 

 

前回に加え2回のコーティングで充分な厚さの被膜ができたと思います。

 


XLV750R 燃料タンク

2019年05月11日 | 燃料系

 

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これは手を付ける前から承知していたことですが、タンクにはサビで大きな穴があいています。

 

コックも外してタンクを振るとこんなにもサビが出てきました。

 

このタンクは凝った作りになっていて、切り替えがタンクの上面で行えるようになっていますが、はたしてどうなるか?

 

穴が開いたままではサビ取り剤を入れても漏ってしまうので、小型のバーナーを使ってハンダで穴をふさぎました。最終的にはライナーコーティングをするつもりなので小さな穴ならテープなどでも済むかもしれませんが、大きい穴をふさぐついでにピンホールもハンダでふさぎました。

 

でもサビ取り剤を入れるとピンホールは増えてこんなにも!

 

エンドスコープを使って内部を確認すると、かなりキレイにサビは取れています。ついでにハッキリと分かったのは、切り替えコックは改造されていて普通の構造に改められていました。

次の作業は内部のライナーコーティングです。

 

 


ラビットの燃料コック

2015年04月09日 | 燃料系

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富士重工製のラビットジュニアですが、今まで触るチャンスのなかった機種です。



エンジン不動ということなのですが、タンクにガソリンが入っていなかったので、まず燃料を入れてみて始動しようとすると燃料コックからガソリンが滴っています。



分解してみると、シールするのはコルク(最初はゴムかと判断しましたが)なので乾いてしまうと密閉性が落ちて洩るのは当たり前かと考え、Oリングを追加して解決と思いきや翌日はガソリンが出なくなりました。コルクは中子と一緒に回転して通路を切り替するのかと思い込んでいたら、そうではなく中子だけ回転するようで、コルクをきちんと位置を固定する構造ではないのが原因だったようです。

もちろん秘密の対処方法を施しておきました。



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フューエル スタビライザー

2010年08月03日 | 燃料系

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まったく宣伝ではないのだが、今日教えていただいたのでご紹介。

経験がある方は知っているが、初めて遭遇すると面食らうのは”ガソリンの腐り”。

まあガソリンは揮発性が高いので当然といえば当然で、キャブレターのフロートチャンバー内のガソリンは大気に接しているので、長期間運転をしなければ酸化したり成分が揮発して変質する。極端に長い間では粉末になってしまうこともある。

このスタビライザーは1年程度なら変質を防ぐ効果があるそうで、乗るたびにキャブレターをオーバーホールしたりするような使い方にはうってつけではないだろうか。ショップのユーズドバイクの管理にも有効だろう。

1ボトルで50Lのガソリンや軽油に使えて2100円だそうだ。

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ガソリンコックは!?②

2008年04月21日 | 燃料系

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昨日の続きで・・・

つまみの奥の部分の矢印の溝に入っていたOリングが切れていました・・・・・

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コックの原理はテーパーの形状になっている白い樹脂製の部品が、小さいスプリングでボデイに押し付けられています。

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ボデイ側の形状と構造は、コチラが分かりやすいかもしれません。

ちなみにコレはハーレーのキャブレターモデルのものです。

樹脂製のパーツには穴が開いていて、つまみにより回転してボデイの中の開口部のオン・リザーブ・オフ(開口していないところ)と合致します。

つまり、樹脂製部品とボデイのテーパー角は同じになっていますから、この間でガソリンはシールされていることになり(シール性が悪ければオフでも止まらない)、Oリングはゴミや水の浸入を防いだり、万一のガソリンの洩れに対する2次的な役目だと考えられます。

そんなOリングですが、単品の設定がありませんでした。しかし、切れたOリングをそのままという訳にはいきません。

昨日の記事のフィルターユニットの件がありましたから想定内といえばそうなのですが・・・・

悲しいできごとです。

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午前中にウエブオーダーすると翌朝に届くのは嬉しい限りです。コックのメーカー希望小売価格は税込み4100円。

勿論ホースも新品にしておきました。

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コックのタンク取り付けの準備は整いましたが、忘れてならないのが矢印のガスケット。

形状はプレーンワッシャーですけれど、部品名はガスケットです。

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まず取り付けボルトを検証すると、矢印の部分には腐ったガソリンが付着しています。

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つまり、タンク側のボルト穴は内部に貫通していますから、ガスケットは必需品ということです。

ちなみにタンクの取り付け面も塗膜の段差が大きいと、ここからもガソリン洩れの可能性があります。

ともあれ、長い間放置されたバイクは思わぬ部品の劣化が進んでいますから、特にガソリン洩れのリスクには気をつけて下さい。

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ガソリンコックは!?

2008年04月20日 | 燃料系

人気ブログランキングへ 1日中はっきりしない天気。  

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完成が近づいているグースですが・・・

ガソリンタンクが付くと完成度が一気に高まります。

ところがその経過には悲喜こもごもなプロセスがあります。

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まあ、ちょっと変わった構成でタンクにフィルターユニットが付き、コックはホースを介してつながっています。

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タンクの中に位置しているフィルターは洗浄する必要はあるし、矢印のOリングは当然交換と思っていたら・・・

Oリングのみの部品設定がありません!

Oリングだけなら想定するお値段は高くても200円くらい?

フィルターユニットと一緒に買わなくてはなりませんので、メーカー希望小売価格が1400円。

その割には安く感じますが、悲しいところ。

刺激臭のするフィルターユニットをイジル前に判明したのは、まあ嬉しい部分。

これで時間を掛けて掃除してから分かったのでは、救われません。

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フィルターユニットにはご覧のようにOリングが付いています。

新しいユニットはフィルターが大きくなっていて、これも喜ばしい。

ガソリン取り入れパイプの長さの違いの分が、リザーブになります。

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フィルターユニットから取り入れたガソリンを、オン・オフ・リザーブと切り替えるのがこのコック。

非分解が建前と思われますが、矢印の引っ掛かりを外すと分解できます。

フィルターユニットがあれだけ汚れていますから、コックも当然?

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はい、簡単に外れました。

中からは元ガソリンと思われる汚い液体が出てきました。

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中はこの通り!

この後にまた想定外なことが・・・・

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バイトン!?

2008年01月24日 | 燃料系

人気blogランキングへ  昨日の雪はたいしたことはありませんでしたが、今日の風は強烈。

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画像はネット通販で買った2mm厚のゴム板。

250mm×250mmでナント6120円!

今回必要なのは、これの100分の1程度ですが、まあ仕方ありませんね。

材質にはバイトンとなっていますが、どこかで聞いたことがあるような・・・・。

使用する場所はガソリンに浸るところですから、フッ素ゴムを注文したつもり。

バイトンはVITON。 バイトン® は最も高機能なフッ素ゴムで、卓越した耐熱性(200℃)で有名です。 バイトン®は過酷な添加剤入りの燃料や化学薬品にも充分耐え、国際標準化機構ISO9000に登録されています。

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思い出しました。SUキャブのティクラポンプに使っているのが、ヴァイトンカップ。

あまり長持ちしないこの部品がフッ素ゴム製かどうかは分かりません。

今回は何に使うかは次回に。

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ボウルスペーサー

2008年01月21日 | 燃料系

人気blogランキングへ  雪が降らないで良かった!

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廃盤になったと噂されているパーツです。ワタシは昨年の夏に仕入れていますが、その後は分かりません。

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SUキャブレターのフロートボウル(と言っても平らな蓋のようですが)は、本体はそのままでも外すことはできます。しかしコックを閉めることと、ガソリンが出てきますのでその辺りは要注意。

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外してみると、結構な量のゴミが溜まっていました。右の画像のようにエアブローするだけでキレイになります。もちろんスプレーのパーツクリーナーでもOK。

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スペーサー本体は一見裏表が同じように見えますが、矢印の溝の深さが違います。

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つまり、溝の深い方に付属のOリングを使い画像のように重ねます。

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付属品の中に矢印のビニールチューブがありますが、説明の図によるとメインジェットの一番下を破線のようにカットして差し込むのだということです。

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スペーサーを取り付けるとこんな感じですね。

効果は確認したことはありませんが、確かにこのキャブのフロートボウル容量は大きくありません。しかし、よほどのペースで、かっ飛ばすなら必要かもしれませんけれど・・・・。

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