1982年型のCX500TCは42年の車齢となっていますが、旧いバイクの例にもれなくゴム製部品の劣化は避けられません。この辺りの年式の燃料コックは非分解ですが、過去に一度は手を入れられているようです。
しかし入口のフィルターはお手製のステキ!!なもので、おまけにパイプより短くてまるで役に立っていなさそう。ちなみにこのコックはインジェクションポンプの供給口と余剰ガソリンの戻り口があります。
コックの通路切り替え部のパッキンは非分解型のため純正部品の設定はないようです。のちの年式のコックは分解可能のモデルがありますが残念ながら代替できるものは見つかりませんでした。
運よく探し当てたのはホンダ用の汎用社外品のコックで、パッキンとフィルターを流用できそうです。
旧いバイクのメンテナンスは時間と手間がかかりますね。