ピストンエンジンは永遠か!な?

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FLH ワイヤーハーネス

2007年04月07日 | 電気系

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ショベルエンジン時代のFLは、画像のターミナルブロックがヘッドライトナセルの中にあり、メインハーネスとハンドルスイッチのハーネスの配電盤となっています。

印字された数字で配線図と照合することができ、矢印で示す白線は端子同士の導通を表示しています。

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このターミナルブロックに差し込まれる平型端子は矢印の小型のもので、一般的に入手できるものより一回り小さいので要注意です。

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今回の作業はハンドルをエイプハンガーにするというオーナーからの注文で、元々のハーネスでは届かなくなってしまいますから、長いものに改造ということです。

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長いハーネスを作るのには後々のことも考えて、被服銅線は元々の色と同じ色にしておきます。

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被服銅線は以前にも紹介したビーメックス線という耐熱性の高いものを使いますが、コレのもう一つの利点は、コシがあるためビニールチューブに通すときに作業がやりやすいことです。使うビニールチューブはサイズが緩いほうが通しやすいのですが、できるだけ細いものを使ってピチピチに仕上げたいため、フニャフニャの銅線ではどうにもなりません。

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更にコワザで、チューブの中にシリコンを注入しておくと、滑って入りやすくなります。

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これで完了です。純正スタイルならハーネスの被服はグレーのほうが良いのですが、ハンドルがエイプでは黒で良いでしょう。ハーネスを途中で繋ぐとカッコ悪いので、一本物で作ったほうがトラブルの可能性もなく、遥かに良いのは言うまでもありません。

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