ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

方向指示器

2018年11月24日 | 電気系

 

 

 

当該車両は製作年が1953年なので方向指示器が無くても継続車検は取得できますが、やはり現代の道路事情では危険なので最後の作業として取り付けることにしました。

 

 消灯時はどこにあるのか分からないほど小さく目立ちません。世界最小と謳っているレンズ径は僅か7mmですが車検対応とのこと。

 

メーター内のインジケーターは左右共用なので・・・・。

 

インジケーターの配線にはダイオードを使いました。

 


恐るべし酸性雨②

2007年04月24日 | 電気系

人気blogランキングへ  今日もずっと曇って、しかも昨日より4℃も気温が低い。

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この画像は”恐るべし酸性雨!?”にも使った画像ですけれど、切れる原因は防水処理とか銅線が細いとか書きましたが・・・・・

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このターミナルの形状にも疑問があります。

というのは袋状になっていて、水が溜まるのではないかということです。ターミナルが赤っぽいのは、汚れをワイヤーバフで磨いたら錫メッキ?が剥がれてしまいました。

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これはジャンク品から見つけてきた30年前のスターターリレー&ケーブルです。

切れそうな気配もありませんが、大きな違いは長さに余裕があったことですね。

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上が2003年モデルのもので、下が1970年代のものです。

保存状況の違いだけなのでしょうか?銅線の色だけを見ると、まるで年代が反対のようです。

錫や銀のメッキをした銅線ではどうなのか?

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恐るべし酸性雨!?

2007年04月21日 | 電気系

人気blogランキングへ  今日は25℃以上と暑くなりました。

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野生的勘?

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リジッドマウントエンジンのスポーツスター後年式では(この車両は2003年)、バッテリーの取り外しを試みた方はご存知だと思いますが、特にプラス側のターミナルはアクセスが容易ではありません。

特に異常を感じたわけではありませんが、継続車検での点検でバッテリーターミナルのネジを増し締めしようと、固定ストラップを外してバッテリーをチョット動かそうとしたら、ホトンド抵抗もなく手前に動いてしまいました。

本来ならプラス側のケーブルの長さが微妙で、バッテリーは工具が使えるかギリギリのところまでしか動いてくれません。

画像を見ればお分かりのように、ケーブルが切れています。

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スターターモーター側のターミナルを外すのも容易ではありません、

黄矢印はオイルタンクですが、邪魔になる部品を外すとなると余計な時間が掛かるので何とかそのままで外しました。

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スターターのターミナルに一緒に付いているのは、赤矢印は他の全部に電源を供給する配線ですから、付け忘れてはいけません。

ということは、今回のケーブルが切断すると全部の電源がシャットダウンして、スターターモーターが回らないだけではなく、押しがけも出来ないということです。

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切断した場所は被服がありますから、見ただけでは発見できませんね。

それにしても、上位置になる赤矢印のバッテリー側の防水はシッカリしているのに、肝心な黄矢印の下側は水が浸入しやすい構造です。

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切断面はこの通りで、キレイにスッパリ切れています。

画像の右側は被服をはがして、銅線を広げて見ました。この細い銅線では腐食に弱い気がするのはワタシだけでしょうか?

先日、屋根工事の関係者の方にに聞いた話では、銅葺きの屋根も今は一生物とは言えず、条件次第では10年も持たず穴が開いてしまうとか。酸性雨恐るべしです。

今回は幸いに継続車検の点検で発見できたからよいものの、良くて出掛けようとしてエンジン始動不能、最悪では走っている最中にエンジンストップも考えられます。

国土交通省のリコール届出済み検索で調べても、この件はありませんでしたね~。ttp://carinf.mlit.go.jp/jidosha/carinf/ris/RisBrwAct.do(国交省の検索ページ)

ゴールデンウイークを利用して遠くまで出掛ける予定の方は、転ばぬ先の杖で是非チェックをしていただきたく思います。

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FLH ワイヤーハーネス

2007年04月07日 | 電気系

人気blogランキングへ 今日も良い天気ですね。

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ショベルエンジン時代のFLは、画像のターミナルブロックがヘッドライトナセルの中にあり、メインハーネスとハンドルスイッチのハーネスの配電盤となっています。

印字された数字で配線図と照合することができ、矢印で示す白線は端子同士の導通を表示しています。

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このターミナルブロックに差し込まれる平型端子は矢印の小型のもので、一般的に入手できるものより一回り小さいので要注意です。

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今回の作業はハンドルをエイプハンガーにするというオーナーからの注文で、元々のハーネスでは届かなくなってしまいますから、長いものに改造ということです。

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長いハーネスを作るのには後々のことも考えて、被服銅線は元々の色と同じ色にしておきます。

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被服銅線は以前にも紹介したビーメックス線という耐熱性の高いものを使いますが、コレのもう一つの利点は、コシがあるためビニールチューブに通すときに作業がやりやすいことです。使うビニールチューブはサイズが緩いほうが通しやすいのですが、できるだけ細いものを使ってピチピチに仕上げたいため、フニャフニャの銅線ではどうにもなりません。

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更にコワザで、チューブの中にシリコンを注入しておくと、滑って入りやすくなります。

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これで完了です。純正スタイルならハーネスの被服はグレーのほうが良いのですが、ハンドルがエイプでは黒で良いでしょう。ハーネスを途中で繋ぐとカッコ悪いので、一本物で作ったほうがトラブルの可能性もなく、遥かに良いのは言うまでもありません。

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ブレーキライトスイッチ②

2006年11月11日 | 電気系

人気blogランキングへ  今日は予報通り朝から冷たい雨が降り続いています。

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写真は悪名高き?’82年までのブレーキライトスイッチです。

写真の純正品日本価格は¥5.580!と高く、かといって社外品を使うとすぐに壊れてしまいます。

今回は油圧スイッチにしようかとも思いましたが、あえてコイツを使いましょう。

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マスターシリンダーにねじ込みますが、プラスティックの部分を挟んで締めこむと空回りする事もありますので注意してください。

外観からは想像もつかないブレーキレバーのプッシュロッドの複雑さです。矢印のスプリングも役目があり、無いとレバーの戻りが悪くなってブレーキライトの点き放しなどのトラブルになります。

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配線も写真では黄色ですが、電源側に黒いチューブが被せてあります。

通常はハンドルバーを跨いで作業しますから、スゴクやりづらく先の細いプライヤーなどを使った方が良いかもしれません。

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配線をつなげたらゴムのカバーも被せます。この辺りの作業は慎重に行わないと、スイッチハウジングやハンドルバーに配線を挟んでしまったりして、ショートなどのトラブルの原因を自分で作ってしまうこともありますね。

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矢印のデッパリをブレーキレバーの先端が押すことによりスイッチがOFFになりますので、スイッチのねじ込みが緩んだりデッパリの磨耗によっても、ブレーキライトの点きっ放しになります。ライトの点きっ放しは危険というだけでなく、ライトのレンズが融けてしまうこともありますから、ご注意いただきたいと思います。

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ハンドルスイッチ②

2006年10月28日 | 電気系

人気blogランキングへ  今日は予報では晴れるはずでしたが、ドンヨリ曇り空。

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’81年まで使われていたこのスタイルのスイッチハウジングも当時は野暮ったく見えたものですけれど、ワタシが歳をとったせいなのか?ソウ悪くないです。

美しさは目に宿る?

押しボタンは細いマイナスドライバーを差し込んで、チョット力を加えるとポロッと外れます。

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内側はコンナ風になっています。黒いブーツを被っている赤と黄色の線は、マスターシリンダー側に付いたブレーキスイッチの配線です。

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被覆銅線はどうやらメイドインジャパンのようで、ヤサカコウギョウ1979と・・・・。

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スイッチハウジングを全部塗りなおすため、分解します。

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マスターシリンダーは以前に用意しておきましたが、スイッチハウジングもブラストで古いペイントを落としました。

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クラッチレバーブラケットもサンドブラスト処理してみたら、矢印の”巣”が発見できました。

コレまでよく折れなかったものだと感心する反面、当時の品質管理の状況が偲ばれます。

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矢印の部分にクラックが入っているのを時々見かけますので、新品純正部品を用意しておいたのですが、コレが出来が酷い!

古いモデルの純正部品は社外メーカーから調達して、パッケージ純正という話も本当なのか?まあ、当時もOEMだとすれば、基準がチョット変ったと言えばソレマデ?

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ニュートラルスイッチ 

2006年10月22日 | 電気系

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これは4速通称ラチェットトップミッションのニュートラルスイッチ(正式にはトランスミッションギアニュートラルポジションインジケーターライトコントロールスイッチ?)です。BT5速ミッションの同じものには配線が2本出ていますが、これは1本しかありません。

インジケーターライトには勿論2本来ており、片方には常時プラス電源が通じていて(メインスイッチがON)このスイッチでアースすることにより点灯させます。こういった方式をアースコントロールといって、オイルプレッシャーのインジケーターライトも同じです。

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ターミナルはご覧のようにストレートピンですから、ソケットが緩くなると外れやすくなります。

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嬉しいことにソケットだけ手に入れることができます。1個290円、高い?安い?

!?

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これは通称ロータリートップ4速ミッションのニュートラルスイッチです。

これの日本価格はオイクラでしょうか?

ナ、ナント 消費税込み10.100円也!

コレを6個も持っているワタシは資産家なのでしょうか?

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ついでに・・・・。

2006年09月21日 | 電気系

人気blogランキングへ 気持ちよい晴れ間が続き、皆様も嬉しいのではないでしょうか。「暑さ寒さも彼岸まで」とは昔の人は良い事言いますね。 

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2001年モデルのスポーツスターですが、スターターモーターと後シリンダーの間に、プライマリーケース内のダイナモコイルからのリード線が出てきています。

ココのグロメットからのオイル洩れはスポーツスターの持病とも言える、よくある症状です。

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プライマリードライブをソックリ外す必要がありますが、この状態で補修すれば、カムカバー内にあるリード線のコネクターを外す必要がありません。カムカバーを外すにはシリンダーヘッドのロッカーカバーまで外す必要があります。

緑矢印のグロメットがヘタッたのが原因です。ついでに赤矢印のリード線が痛んでいないかを確認する必要があります。

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と言うのは、赤矢印の部分の仕上がりが悪く(仕上げてなどいませんから、鋳造肌が悪いと言うべきか?)皺のような突起がリード線の被覆を傷めて、ダイナモの発生する電気がリークしてしまった事が何回かあったからなのです。

勿論リークしてしまいますと、緑矢印のコイルも焼けてしまいます。そこまで症状が進んでいると、プライマリーオイルも焼けた匂いを発生して、コイルを見なくても発見できます。

焼けたコイルは当然交換する必要があり、ロッカーカバーまで分解する作業は部品代と工賃で多大になりますから、こうした機会があれば確認するに越した事はありません。

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多分に姑息的ではありますが、グロメットだけの部品はありませんから交換となるとステーターコイルそのものになってしまいますので(因みに日本で買うと35000円)液体ガスケットによる現実的な補修作業になります。ミッションオーバーホールのついでですから、手間も大して掛かりませんね。

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ハンドルスイッチ

2006年08月24日 | 電気系

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今日は1日掛けて写真のハンドルスイッチを加工しました。

写真上が左側のウインカーとホーンのスイッチで、写真下がスタータースイッチです。

最近は純正志向が強まってもいるようですが、パフォーマンスマシンのブレーキマスターシリンダーとクラッチレバー、それにこのシンプルなスイッチも中々良いと思います。

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特にブレーキ側はスイッチを取り付けてしまうと、レバーの位置は大幅に変えることは出来なくなってしまいますから、位置は慎重に決定します。メッキの部品にはマスキングテープなどを使いマーキングすると良いですね。

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ハンドルは押さえづらいし面が丸いので、このようにウエスを使い傷つかないようにしてバイスで固定すれば、ポンチもうまく使えます。

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穴を開けるのには下にⅤブロックを使い、やはりウエスを敷いてハンドルにキズがつくのを防ぎ、センタードリルで下穴を開けます。

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ドリルで穴を開けたらこの先の加工もバイスで固定して行います。

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ウインカーのタンブラースイッチ本体は長方形ですから、合わせてリューターで成形します。

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中央の穴にはビスが入るネジ山をタップで加工します。左隣はリューターで加工し終わったスイッチのはいる長方形の穴ですね。

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ワイヤーハーネスの通る穴は念入りにバリを取り、被覆銅線が傷つかないようにしておきます。

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写真は沈めフライスという刃物です。コレを使う場合は先端のガイドの径に合わせた下穴を開けます。

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写真はブレーキマスターのクランプを加工しているところで、クランプは曲面なのでそのままではスイッチが付きませんから、沈めフライスを使い加工します。

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スイッチに各色の被覆銅線をハンダ付けします。

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ハンダ付けしたところに収縮チューブを被せ、銅線にはビニールチューブを被せておきます。

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ハンドルの中にワイヤーハーネスを通すのは、今回はドラッグバーですからサホド難しくはありません。

写真のロックできるピンセットを使えば簡単ですね。

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ここまで出来れば終わったも同然です。

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ウインカースイッチ

2006年08月20日 | 電気系

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今日は”わいぐらさん”より頂きましたご質問にお答えしようと思います。お役に立てばよろしいのですが・・・。

ご質問の内容は、'86年のWGに’98年のハンドルスイッチをとりつけてウインカーを作動させるのに、できればスイッチを押し続けるのでなくON-OFFが可能にできるのか?モジュールが必要なのか? ということです。

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'98年のスイッチというと'96年以降から採用されているこのスタイルですね。

'89年(だったと思いますが)から採用したターンシグナルキャンセラーモジュールは、それまでの信号待ちしている間中でもウインカースイッチを押し続ける必要のあるスイッチから、格段に便利なものになりました。

ウインカースイッチはモジュールに単なる信号を送るものですから、機能的には以前のものと同じで、押している間だけしか回路は閉じません。

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これはショベル時代のスイッチで、伝統的?に押している間だけ点灯です。

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こちらは'95年までのスタイルのスイッチです。

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矢印は某メーカーのカタログにあったON-OFFスイッチです。純正にも存在していましたが今は廃盤?

残念ながらコレがわいぐらさんが入手された’96年以降のスイッチボックスに取り付け可能かは、試した事が無いので分かりません。

モジュールはオートキャンセラーというだけあって、スピードメーターからの信号も受け取るようになっていますが、ウインカーリレーだけの機能としても使えます。しかし純正のモジュールの国内価格は¥36000!です。

CCIのカタログを見ていたら、”BADLANDS”のセルフキャンセリング ターンシグナル モジュールというのが見つかりました。

CCI品番604901(現地価格$83.95)はワタシの拙い英語力では、自動的に9秒後に消えるようになっているそうです。9秒では日本の道路事情では使いにくい気もいたしますが、12675(シャットオフ モジュールⅢ$88.99)は9秒後あるいはat anytime(でもquick lane changeだから9秒以内ということ?)というのもあるようです。これらは何れもカスタマイズメーターやカスタムバイク用に用意されているもののようです。

ワタシはこれらの製品を使った経験がありませんから、使い勝手の感想までは申し上げられませんが、わいぐらさんの事情を鑑みては妥当な線かなと思います。

人気blogランキングへ  高校野球の決勝が始まりました。優勝は駒苫か早実か?