ひときわ目を引いたのは、広いブースに数多くのモデルを展示したビクトリー/インディアン。
一般公開となる12時前には多勢の方が並んでいた。耳にはさんだ話によると例年より若年層が多いとの事。
前に紹介したThunderStrokeエンジン に変わるのだろうか。
ビクトリー/インディアンの話に戻ると、前にウエブで調べたときは(アメリカ国内で)HDより2割がた安いイメージだったが、クォリティは高く感じ価格もその分高い設定かな。
BOLTも展示してあった。画像でみたままヤマハらしく繊細(華奢とも)な感じ。
ww.gizmag.com/honda-explores-customization-at-bangkok-motorbike-festival/
ほぼ中央の金髪サングラスの男性が左手に持つヘルメットにご注目。
ヘルメットは主題ではないのだが、2月の初めに開催されたタイのバンコク・モーターバイク・フェスティバルが賑やかだ。
スクーターだけではなく、ハーレーやドゥカティ、トライアンフなども出展していたようだが、ホンダは先に発表していたZoomer-Xを題材とするアイディア・チャレンジを一般公募(?)したようだ。転載元のGizmagサイトで多くの画像を見ることが出来るが、失礼ながら持っていたイメージよりレベルは高いように見受けられる。
キャブレター単体の展示は、このように歴史を語ることになってしまい過去の遺物になりつつある。
アマルはミクニが技術供与されて生産していた。
ソレックスもミクニで国内生産していたが、排ガス規制以前はこのようなハイパフォーマンスキャブレターも純正装備したモデルが少なからずあったものだ。
スズキRG-Γに使われていたVM36。
開催直前にニュースとなっていたブリジストンの新しいランフラットタイヤはご覧のように空気圧モニタリングシステムと一緒に公開してあったが、どういう訳か詳細は分からない。
ニュースでは”空気圧に頼らない”とあったが、上記のランフラットの説明と合致しないので調べて見たら、このような樹脂製の構造材が空気圧の代わりをするようだ。もっともこれはまるきり新しいアイディアではないようでWiredの記事の中に同様なホイールの自転車がある。
この前にも1モデルあるが、ホンダのロゴが入った最初のモデルではないかと思えるA型が展示してあった。
ひっそりと?展示してあったので見過ごすところだったが、2007年に消えてしまったXR250以来のデュアルパーパスモデルのCRF250。
RC-Eは予想どおりヘッドライトは”オイルクーラー開口部”に、(画像では分かりにくいが)ウインカーはミラーにビルドイン。
グローバル700ツイン3兄弟が勢揃い。オプションパーツが付くと高級感が出ている。本命はどれなんだろう。
(元々電動の)モンパルの次世代型と思われるタウン・ウォーカーは別としても、モト・コンポに”R”がついたMOTOR CONPOや"E"のついたCANOPYはエンジンよりも電気モーターを連想させるデザインに更新されている。
レッドブルのイベント。会場はあのLingotto。
リンゴット (Lingotto) は、イタリア・トリノの地区名。特にフィアットの巨大な自動車工場を指す。1916年より建設が開始され、1923年に操業開始。フランス人、ジャコモ・マッテ・トルッコ (Giacomo Matté Trucco) の手になる設計が大変ユニークで、非常に長い生産ラインは、1階の原材料加工から始まり、組み立てが進むにつれて、螺旋状のスロープを昇り、5階建ての上階へと繋がっていた。さらに屋上には、その螺旋を反復するかたちで、楕円形のテストコースが設けられた。コースの長さは一周1,1kmもあり、両端のカーブはバンク(カント)となっている。他に高層建造物の無かった時代、屋上のテストコースは秘密保持にも適していた。敷地面積は40万平米で、当時、世界最大の工場といわれ、ル・コルビジェは「産業界でもっとも印象的な風景」、「都市計画の手本」とまで言ったという。フィアット・トッポリーノも含む歴代80以上の車種がここで生産された。(Wikipedia)
現在はショッピングモールやコンサートホールなどに利用され、2006年のトリノ・オリンピックにはスピードスケートのリンクも作られ会場になったようだ。
普段も屋上のテストコースは自由に立ち入ることができるようだが、こうしたイベントにも使えるとは素晴らしい。