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ピストンエンジンは永遠か!な?

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明日のバイクを考える会

2006年12月03日 | 明日のバイクを考える

人気blogランキングへ 今日は冬型の気圧配置で冷たい風が吹いて、寒い一日になりそうです。

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予定より早い時間に着いたので、有楽町の駅前で宝くじを買いました。

ココは以前に何回か買った売り場ですが、ご覧のように大黒天が鎮座してアリガタイ雰囲気が満ちています。この右となりに窓口が4つ並んでいますが、写真は人がいないのを見計らって撮ったので、混雑した様子には見えませんが(売り場の写真も撮ったのですが、手ブレでお見せできる写真ではありませんでした。残念)買う人の列が途切れる事がないほど盛況でした。売り場の周りにはハッピをきた呼び込みが10人もいます。

宝くじの一等があたる確立は600万分の一ほどですけれど、売り場も販売枚数が多ければ多いほど当たりくじが多いことになる筈ですので、タクサン当たりくじがでた実績があるからといって当たる確立が高くなるわけではないのですが、やはり人情でしょうか。

ワタシも夢を買いました!

前置きが長くなりましたが、何回も告知させていただいた「明日のバイクを考える会」は無事に開催されたことを報告いたします。

道を隔てた隣の東京ドームではK-1グランプリが行われ、愛する郷土の浦和レッドダイアモンドは悲願のJ1初優勝を遂げましたけれど、その日に開催された「明日のバイクを考える会」は規模こそ小さかったのですが、それらにまけないほどの熱い議論が交わされました。

キッカケは政府認証制度マフラーという決して楽しくない話題にも関わらず、そこは同じバイクを愛する同志なわけですから、議論の的はアチコチにとびながらも有意義な御意見をいただく事ができました。

そして、この「明日のバイクを考える会」は仮称ながらも正式に継続することとなり、次回の開催は初回のメンバーがそれぞれ同志を集め、徐々にでも大きく育てる方向になった事も報告させていただきます。

これはどういうことかと補足いたしますと、ワタシは約30年のあいだバイク業界(すみません、あまり好きな言葉ではありませんが、他に表現方法がないので・・・)に身を置き、最近振り返ってみて強く感じていることですが、日本の4メーカーは最近イタリヤや中国に激しく追い上げられているといっても、世界の4大メーカーと言って差し支えないほど大きく成長し、巨大化いたしました。

ところが、1980年をはさんでHY戦争が終焉したあとも暫らくのあいだ○○ブームが続き(作られ?)、日本j経済のバブル崩壊まで単価の引き上げが可能になり、HY戦争当時の国内販売台数330万台と言われた当時より台数的には減少した反面、増益増収を得たのではないでしょうか。

その中でネイキッドブームが起きたのは偶然とも思えるできごとで、カワサキがゼファー400を発売したあと数ヶ月してからブレークは突然やってきました。そもそもネイキッドということばも後付けで、名付親は・・・?。

レーサーレプリカブームの終焉直前に登場したゼファー400は、当初カワサキ自身もさほど売れるとは思わず計画生産台数も大きくはなく、それが思わぬ売れ行きで品薄状態になってしまい、きっとカワサキもそれほど持続するとは思わず、季節的な条件も懸念し生産台数をさほど拡大しなかったのでしょうね。

’89年発売のゼファーは’86年に発売されたハーレーダビッドソン・スポーツスター883とともに日本における”プレミアムとしてのスピード”の終わりの始まりとも言えるかもしれません。

何が幸いするかはわからないもので、あわてて他のメーカーが追随して大ネイキッドブームが到来したのはご存知の通りです。ワタシが「日本市場が一番難しい。何が売れるかサッパリ分からない」という話を某メーカーの設計責任者の方から聞いたのはその頃でした。

当然ではありますが、バイクのメーカーにとって販売台数は命であり、生産部門を含めば数千数万の従業員を生産部門を抱え、膨大なシステムがあるからこそ我々大衆が手に入れる販売価格で生産することが可能です。しかし「引き出し」が空っぽになってしまうと、次のメシのタネは中々生み出すことができないのは、大メーカーとて事情は察することができます。つまり最終的に表現すると”良いバイクは売れるバイクと”いうユーザーにとっては寂しい限りになってしまいます。

終戦直後には数百ものメーカーが存在していたのは、まるでお伽話のようになってしまいましたが、バイクの近代史が始まったのは1968年発表のホンダCB750だと思っています。その後もキラ星のような名車も存在し大量に生産され、道に溢れんばかり(大袈裟?)に多くのVT250やRZ250などツーリング途中のバイクを見かけたのは今は昔でしょうか?

(大量に)売れるバイクを見失ったメーカーは、「バイクは趣味のもの」とか「カスタムのベース」といい始めたのは、CB750登場以来30年も経ってからで、困った末の捨て台詞でしょうかね~。最近でも某メーカーのケルンショーでのコメントは(R1というコンセプトのハッキリした車種なのに)重視したのはマーケティングという本音をバラすなんて!

話が長くなりましたが、良くも悪くも(悪くも悪くも?)本来は主役であるはずのユーザーは巨大メーカーの強引な主導力に翻弄され、一時は戦争と表現されるほどの販売競争が繰り広げられたあとが現状でしょうか。

メーカー系主導のバイクミーティングは時代遅れになるのは必至で、バイブスミーティングを代表とする、よりユーザーに近い団体が主催するミーティングに移ってしまったのは既成事実になり、最近の傾向を観察するとウエブ掲示板を利用したユーザー自身主催のプチミーティングが主流になるのかもしれません。

昨日の「明日のバイクを考える会」もいわば、ウエブが可能にしたプチミーティングかもしれませんが、お聞きしたお話ではクルマのミーティングでは不正改造を排除する方向にあり、受付ではモメる事もまだ少なくないそうですが、これもこれからの要素なのでしょう。

日本では例えば10km四方に一人も住んでいない、しかも交通便利なところなど存在しませんから、騒音問題を内包している巨大バイクミーティングは開催場所を確保できない可能性が大きくなっています。

続きます。

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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
土曜日はお饅頭ご馳走様でした。 (上山&青鹿)
2006-12-04 14:05:38
土曜日はお饅頭ご馳走様でした。
今回は顔合わせでしたが、次回には何か新しい事が出来ると良いなと思いました。
今後とも宜しくお願い致します。

上山

お疲れ様でした。饅頭非常に美味かったです!!!
濃い方々の集まり(笑)に大変楽しい時間を過ごさせていただきました。
次回の開催も大変楽しみにしております。有難う御座いました。

青鹿
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お疲れ様でした。 (ピストン)
2006-12-04 20:18:30
お疲れ様でした。
せっかく盛り上がった熱が醒めないうちに何かやりたいと思います。
そのときは若手?はガンバッてください。
そんなに濃い人はいなかったでしょう?
それぞれ自分だけはマトモと思っていますから!
ではでは。
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ご苦労様でした。ピストンさんのお饅頭貰いに行き... (US05 1200R)
2006-12-05 02:52:59
ご苦労様でした。ピストンさんのお饅頭貰いに行きたかった~!
移動や配送手段以外のバイクは確かに定義を模索している部分が有りますね。レーサーは余りに高性能ですしオフロードはそれなりの技量が必要。
さらに、自然により近い所で自転車よりも便利に、車ほど大袈裟でなく・・・の分野のバイクが騒音や排気ガスを撒き散らすのでは本末転倒になりかねません・・・あ、私もそんなのに乗ってます(汗)
そういえば、北カリフォルニアの聖地ホリスターで行われる独立記念日ラリーも去年は公式行事としては取り止めになりました。本家でも騒音やバイカーのモラルが問われています。
明日のバイク、社会から排除される前にユーザーのレベルで話し合うべきですよね。次回は何とか出張を・・・(笑)
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