まあ、相変わらずの環8の超渋滞ぶりは酷いものだが、今日は心配していたほどの強風でもなく、無事に2件の用事を済ませ先ほど帰宅した。
画像は4年ほど前に紹介したテールランプの製作工程だ。夕方初めてお会いしたKさんと3時間もおしゃべりしたあと、色々と考えていたところフト思い出した。
こうした部品は通常はアルミの鋳物を磨きだして作るものだ。
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製作工程をご覧になれば分かるが、このようにアルミの4mm厚の板を溶接でつないで、見えるところをポリッシュで仕上げた、文字通り一品製作だ。
一品製作する理由としては、市販品では面白くない、必要なものが市販品にないとか、市販品は高いので安く済ませたいなど考えられるが、モチベーションはいずれとしても、1枚のシートメタルに手を加えると、一つの個性をもったカタチになるのを段階的に楽しむことができる。
それが”いわゆるモノ作りの原点”だと思うが、美術品と比べるのもおこごましいけれど、絵画や彫塑などでも”モノ”は正直というかウソをつかないというか、手順や作業に間違いや手抜きがあれば仕上がりに満足はいかない。
テールランプブラケットを作った手法は、拡大すればガソリンタンク製作にも通じるけれど、(テールランプには)ガソリンは入らないので多少のクラックや巣穴があっても機能に問題はないが、それでも見栄えには不満足だろう。塗装で仕上げるならパテで修正できるが、ポリッシュはごまかしが効かない。
こうした小物の製作を例に出したのは、壊れても危険がないからだが、TIG溶接は電気料金やアルゴンガスなどのランニングコストが高いから個人の趣味には向かないと思うけれど、その辺りが解決すれば”是非やってみたい”という考えが生まれてくるのだろうか?
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それでもやっぱり一台は溶接機が欲しいですが
やっぱりアルミもできるMIG100Vくらいで小物作ってるあたりに自分は落ち着きそうです
………でもTIG欲しい
邪魔さえなければとことん埋めようとするもんなんですけど、仕事にしろ趣味にしろ様々な邪魔が入るものですよね。
子供にとってプラモデルは良い教材でしたが、精度が良くなりすぎてはめ込むだけになってしまいましたね。