ピストンエンジンは永遠か!な?

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MITのグリーンホイール

2009年03月07日 | 明日のバイクを考える

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電気自転車は脚を使わない「怠け者」向けのものだと馬鹿にする人たちは、こういう風に考えてみて欲しい。より多くの人たちを二輪車へと導くものはなんであれ素晴らしいものだと。少なくとも、お年寄りたちが動き回るのには役立つだろう。最良の場合は、一部の人たちが自動車から離れて、道路が少し安全になるかも知れない。

マサチューセッツ工科大学(MIT)の『GreenWheel』は、おそらくわれわれがこれまでに見た中で最も簡単な方式で、ペダル式の自転車を最高時速約48キロメートルの電動自転車へと変える装置だ。前輪や後輪にある通常のホイール・ハブを、モーターと再充電可能なバッテリーが内蔵された『GreenWheel』に交換するだけでいい。それからハンドルバーに加速レバーを取り付ければ出来上がりだ。

非常に簡単だ。唯一、自転車改造の初心者にとって難しいと思われるのは、普通よりも短いスポークにする部分だが、近所の自転車販売店に頼んでもそれほど費用はかからないはずだ。(ttp://wiredvision.jp/news/200903/2009030620.htmlより画像と記事の抜粋を転載)

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画像はttp://www.hozan.co.jp/cycle/catalog/wheel/C-700.htmより転載。不適切なら削除します。

スポークを短く加工するにはこのような器具が必要になります。スポークの雄ネジはバイクも自転車も同じですが、転造によりネジ山をたててありますから一般的なダイスでは加工できません。

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画像はttp://www.greenspeed.us/bionx_motor_bike_kit.htmより転載)

インホイールモーターキットは既に市販されていて(以前にも紹介したような気がしますが)、上記サイトには施行例が掲載されています。

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これはキットの内容ですけれど、各ホイールサイズとも250W~500Wから選べて価格は1400~1775ドル(カナダドルなのかアメリカドルなのか不明。ウイキペディアでは同じレートともありますが、カナダドルの検索結果では約76円)と少々お高い。

こうしたペダルを漕がずに走る”電動自転車”は当局が”ペダル付き原動機付自転車”と認識していて”電動自転車の記事”のように摘発を始めると発表していますが、ガラパゴス化ウイキペディア)がここにも在るのかという悲劇か喜劇のような気がしてたまりません。

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