ピストンエンジンは永遠か!な?

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ショベル オイルポンプ ①

2006年05月17日 | オイルポンプ

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オイルポンプに関して以前から考察しようと思っていたのですが、ようやくチャンスに巡りあえました。

何と言ってもエンジンには一番大事な部分の一つといっても良いのに、今まで余り語られる事もなく、構造もよく理解されていないので、ココは注目していただきたく思います。

S2_48 

写真は1983年モデルのショベルヘッドエンジンのオイルポンプです。見かけはエボ・エンジンのモノと随分変わっているようにも見えますが、基本的には同じ構造です。

写真ではカムカバーが外れていますが、今回の取り外し方法はカムカバーを外さなくても出来る方法を紹介しましょう。勿論、オイルポンプをオーバーホールするための方法としては不完全ですが、エボ・エンジンではカムカバーを外すのにはロッカーカバーまで外す必要がありますので、「コンナ方法もある」程度で憶えておくと何かの役に立つかもしれません。

矢印はFXモデルなどのミッドコントロールのブラケットなので、邪魔ならモンキーレンチなどで挟んでチョット曲げておけば良いでしょう。

Simg_0288_2

見えているボルトを4本外すと、ポンプのカバーはすぐ外れます。

オイルが出てきますので、下に受け皿を置いておきます。

S1_53

ポンプボデイーを外すのには、一番上のボルト2本と、矢印のスナップリングを外します。

Simg_0298_1

このスナップリングには、耳も穴もついていないので、ピックを2本使って外します。

これはそう簡単ではありません。

Simg_0304

これは再使用できませんので、必ず新品を用意しておきます。

Simg_0306_3

スナップリングが外れたらポンプのギアが外れます。 ギアは全部で4個ありそれぞれ違うので間違えた場所に組む事はありませんけれど、向きが変わらないようにマーキングをしておいたほうが良いでしょう。

Simg_0308_1

ピンセットを使ってキーを取り除きます。

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あとはガスケットが張り付いているだけなので、軽いショックで外れます。

Simg_0310_1

シャフトとギアが残りますが・・・・・。

Simg_0335_1

残ったギアはすぐに取り除くことができ、コンナ状態になります。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして いつも 読ませていただいてます。... (しょべろー)
2006-05-17 18:57:50
はじめまして いつも 読ませていただいてます。大変勉強になります。オイルポンプについて ちょっと質問したいのですが 当方81FLH 所有で純正のオイルポンプを付けてます。OHを機会にオイルポンプをS&Sに替えようと思ってるのですが ショベルに取り付けの際 クランクケースに穴あけ加工が必要と聞いたことがあります。実際のところ専用のプレート等を使って素人ができるところなのかなぁ~と悩んでます。もし経験がありましたら加工方法を教えていただければありがたいです。
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しょべろーさん、こんにちは。 (ピストン)
2006-05-18 10:24:24
しょべろーさん、こんにちは。
81年は年式に合ったポンプを買えば大丈夫です。
この辺も次々に解説いたしますので、お楽しみにお待ちください。
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