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オイルポンプに関して以前から考察しようと思っていたのですが、ようやくチャンスに巡りあえました。
何と言ってもエンジンには一番大事な部分の一つといっても良いのに、今まで余り語られる事もなく、構造もよく理解されていないので、ココは注目していただきたく思います。
写真は1983年モデルのショベルヘッドエンジンのオイルポンプです。見かけはエボ・エンジンのモノと随分変わっているようにも見えますが、基本的には同じ構造です。
*写真ではカムカバーが外れていますが、今回の取り外し方法はカムカバーを外さなくても出来る方法を紹介しましょう。勿論、オイルポンプをオーバーホールするための方法としては不完全ですが、エボ・エンジンではカムカバーを外すのにはロッカーカバーまで外す必要がありますので、「コンナ方法もある」程度で憶えておくと何かの役に立つかもしれません。
矢印はFXモデルなどのミッドコントロールのブラケットなので、邪魔ならモンキーレンチなどで挟んでチョット曲げておけば良いでしょう。
見えているボルトを4本外すと、ポンプのカバーはすぐ外れます。
オイルが出てきますので、下に受け皿を置いておきます。
ポンプボデイーを外すのには、一番上のボルト2本と、矢印のスナップリングを外します。
このスナップリングには、耳も穴もついていないので、ピックを2本使って外します。
これはそう簡単ではありません。
これは再使用できませんので、必ず新品を用意しておきます。
スナップリングが外れたらポンプのギアが外れます。 ギアは全部で4個ありそれぞれ違うので間違えた場所に組む事はありませんけれど、向きが変わらないようにマーキングをしておいたほうが良いでしょう。
ピンセットを使ってキーを取り除きます。
あとはガスケットが張り付いているだけなので、軽いショックで外れます。
シャフトとギアが残りますが・・・・・。
残ったギアはすぐに取り除くことができ、コンナ状態になります。
81年は年式に合ったポンプを買えば大丈夫です。
この辺も次々に解説いたしますので、お楽しみにお待ちください。