言葉の救はれ・時代と文學

言葉は道具であるなら、もつとそれを使ひこなせるやうに、こちらを磨く必要がある。日常生活の言葉遣ひを吟味し、言葉に学ばう。

石井勲氏逝去

2004年11月07日 17時43分12秒 | 国語学
石井勲氏(日本漢字教育振興協会理事長) が逝去された。
 
 石井勲氏(いしい・いさお=日本漢字教育振興協会理事長)4日、老衰のため死去、85歳。お別れ会は27日午後1時、東京都港区南青山2の33の20、青山葬儀所で。実行委員長は井上文克協会副理事長。喪主は長男、峻(たかし)氏。

 幼児期からの漢字教育を積極的に実践。その指導方法(石井方式)が評価され、平成元年に菊池寛賞を受賞した。

 以上は、産経新聞より転載。石井氏のはじめての著作『私の漢字教室』は、福田恆存の『私の國語教室』にヒントを得たものと、御自分で書かれてゐる。現在では、國語問題協議會の役員をされてゐるはずである。
幼稚園から漢字教育をといふことを一貫して述べられてゐた。國語を愛する人の遺志を受け繼いでゆきたい。



コメント (2)
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