上越市の水瓶…柿崎川ダム

上越市柿崎区にある柿崎川ダムへ来ました。柿崎川水系のこのダムは柏崎市の３つのダム（川内、谷根、赤岩）と同じく上越地区の上水道確保のために作られたものです。



説明のための案内板各種







ダム建設の経緯がわかりますね。まず定礎が1997年9月。



ダムの竣工が2003年10月。



ダム建設工事が全て竣工したのが2003年12月。



貯水している湖は「かきざき湖」



ダム横にはあずまや。



そこから見える景色です。



さあ、ダム上を歩いてみましょう。



下流側の景色。





上流側のかきざき湖



ダムの中間あたりから振り返ると…



到着したのが夕方に近かったものの、爽快な気分で過ごすことができました。

時間制限のある谷根ダム

柏崎市にある米山湖に来ました。



この米山湖を堰き止めて作られたのが谷根（たんね）川水系の谷根ダム。谷根とはここの地名。川内ダムと同じく、このダムは柏崎市の上水道のために作られたものです。





水利使用標識にもそう書かれていますね。



では、ダム上を歩いてみます。



貯水している米山湖側です。



下流側の景色。



ダム下の放水されているところ。ズームしてあります。



対岸から見ると、



管理所です。



見学時間は決められています。



正確に書くと、この上流にある赤岩ダムに行く人はこの谷根ダムのゲートを15:30までに通らないと行くことができません。実はそのことを知らず、この日谷根ダムへ到着したのが15:45。すでにゲートは閉まっており、赤岩ダムへは行けませんでした。

「まいったな…」とゲート前で思いあぐねていると柏崎市職員のオッチャンが登場。

「この先、行けないんスか？」
「あぁ、赤岩ダムへ行くのなら見学時間と往復の時間を差し引いて15:30までに通ってもらわないとダメなんですよ」
「そうですか」
「16:00からは警備会社にゲートの管理をお願いしていて、迂闊に開閉しちゃうと警備会社へ通報が行っちゃうんです」

なぜ、そこまで厳重なのでしょうか。

「訪れる皆さんはダムはどこも同じだと思ってますよね？」
「え？違うんですか？」
「ええ、ここから赤岩ダムまでは柏崎市が管理する土地なんです」
「つまり私有地というわけですね」
「そうです。それをダムということで、時間を限定して特別に開放しているんです」
「ほぅ」
「皆さん、ダムは観光地だと思って来られますね？」
「ええ」
「でも、ここは本来そういう目的で作られた場所じゃないんですよ」
「なるほど、そういうことでしたか」

警備会社に警備を依頼するのは、いうなれば24時間職員が常駐できないのでそのようなシステムを採用しているのだとか。オッチャンの懇切丁寧な説明に納得しました。今回谷根ダムの写真を撮らせてもらえたのはオッチャンの特別な配慮によるものです。ありがとうございました。

よし、今度は見学時間内に来ますぜ。