ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

オヤジ・ギャグ万歳(笑)

2004-08-24 23:58:42 | 脳みその日常
自慢じゃないが、ワシは現役バリバリのオヤジ・ギャガーである。(注1)

(注1)
ギャガーとは、ギャグの言う人の意。当然ワシの造語。
たとえば、ギターを弾く人をギタリストというようなもの。
名詞の後に「ist」をつけると「○○をする人」の意となる。
その例にならうと、ギャグを言う人は「ギャギスト」になってしまい、言いにくい。
そこで登場するのが、名詞の後に「er」をつける方法。
たとえば哲学する人を哲学者というが、それと同じ方法をとったのが、これ。
哲学(philosophy) → 哲学者(philosopher)
日本語なんだから、ギャグ者にすればいいのに、などとくれぐれも言わぬように。
だって、カッコ悪いじゃん。

世間ではオヤジ・ギャグの評価が極めて低い。
うっかりギャグを飛ばそうもんなら、たちまち「さぶい」とか言われる。
おかげで、この猛暑にオヤジ・ギャグは大活躍だ。
なにしろ、甲子園の「かちわり」に匹敵するらしいし…
ほっとけ。

しかしだな、オヤジ・ギャグを嫌う奴には共通した特徴があるのだ。
彼らは絶対にオヤジ・ギャグを言わない。(そら、そーだ)
自分が嫌なものを言うわけないもんね。
いや、厳密に言えば、彼らはオヤジ・ギャグが「言えない」のだ。
ハイ、ここ重要なポイントですよ。
「言わない」と「言えない」の違いは銀河系までの距離に匹敵するほどなのだ。(ウソ)

あのね、ギャグを言うという行為は、単語を用いた知的遊びなんだよ。
自分の知っている単語が多ければ多いほど、ギャグの飛び出す確率も上がるのだ。
しかし、単語を知っていればよいというものでもない。
単語の一部を変化させることが面白いという柔軟な発想がなければ、ギャガーへの道は遠いのだ。
だから、いくら碩学の国語学者であっても、脳みそがカチンコチンなら失格。
もともとは、遊びなんだし…

さらに、オヤジ・ギャグを敵視する多くの人にみられる特徴は、オツムの回転が弱いということ。
ギャガーになるための条件のひとつは、前述の通り、単語力があること。
それに、言葉で遊ぶユーモアの精神がわかっていること。
これらの条件が必要なのだが、肝心なのは脊髄反射的リアクションも要求されるのである。

オヤジ・ギャグの発生するシチュエーションは、たいがい会話の中である。
ギャガーは相手の話を聞きながら、虎視眈々と発言の機会を窺うのだ。(誇張)
会話の相手はその都度異なるわけだから、相手の口から出てくる単語も変わる。
しかし、真のギャガーは、そんなことではビビらない。
泰然自若の構えなのだ。
そして、ある瞬間にギャガーのスイッチがオンになる。
そう、まさにこの時、脊髄反射が起こるのだ。

エラソーに脊髄反射などと書いているが、実はすべて脳みそが処理していること。
でもね、その脳みそが迅速に動かなければオヤジ・ギャグなんて言えないのだよ。

「やあねえ、このヒト、オヤジ・ギャグなんて言ってるわぁ」

と軽蔑の眼差しをブン投げてくる婦女子をよく見かけるが、ワシは、ちーとも平気。
だって、そういうのに限って気の利いた発言すらできないからねえ。
哀れむべきは、コイツらのほうなのだ。

そうはいっても、まだまだオヤジ・ギャグの社会的地位は低い。
そこでだ。
世の中で肩身の狭い思いをしているギャガーの諸君 !
今こそ、我々の高度な能力を世に知らしめようではないか !
ぶははははは
コメント    この記事についてブログを書く
« 秋らしくなったな | トップ | ぶどうの丘 »

コメントを投稿

脳みその日常」カテゴリの最新記事