ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

発想が違うんじゃないか?

2004-10-24 22:24:42 | 脳みその日常
さまざまなニュースのせいで注目されていない秋季国体。
今回、話題となるもののひとつにクレー射撃がある。
スゴイ選手が出たとかいうのではない。
会場の話だ。

報道によれば、今大会初めて競技場一面にシートが敷かれたという。
その理由は、射撃に使われる弾から鉛が溶け出して環境を汚染するから、というもの。
つまり、シートを敷くことによって、鉛が地中に入らないことを防ぐのである。
環境対策としては良いことだと思う。

しかしだね、そのシートを設置するための費用が、なんと2億円だとよ。
うーん、そこまでしてやる競技かねえ。
環境に配慮し、節約が求められるこの時代にあっては、なんとも片手落ちのような気がするのだが。
2億円もかけず、「地球に優しい」ことを目指すなら答えはひとつ。
ズバリ、競技を見直すことじゃないのか?
もっとハッキリ言おう。
デメリットのある競技なんてやめればいいのさ。

大体さ、日本なんて銃社会じゃないだろ。
銃刀の所持がかなり厳しく規制されてるよな?
それに、国民のほとんどが銃なんて持ってない。
にもかかわらず、ある意味で「一部のマニア」のために、なんで2億円も税金を使わなアカンの?
クレー射撃なんぞやらんでも、山で同じように動くケモノでも撃たせとけばいいんじゃないのか?

環境に配慮するという理由だって、あやしいもんだよ。
たかが短期間の競技だけで、溶け出す鉛の量なんて知れてるわい。
バカの一つ覚えみたいに「環境」を叫ぶなら、全国の山にどれだけの鉛が埋まってるか考えてみろよ。
たぶん、もう取り返しのつかないほど多量の鉛が埋まってるだろうよ。

今さら、特定の場所だけにシートを敷くなんて、まさに役所的な発想だな。
一見、素晴らしい試みのように思えるけど、ぜんぜんそうじゃない。
ったく、アホらしくて話にならんわ。
もっとさあ、大局的に物事を捉えろよな。
C= (-。- ) フゥー
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