今年初めての有間ダム

原稿を書かなくちゃならんのだが、気分が乗らないのでフラっと出掛ける。どこへ行こうか。そうだ、たまには有間ダムへ行ってみるか。目的地が決まれば、あとは直行するのみ。

有間ダムのことは昨年４月11日のブログにも書いたので覚えておられる方もあるだろう。しかし今回はちょっと事情が違った。暢気にサクラ見物でもするかと思ったのだが…

ダムの近くまで行くと、通常は開いていない鉄製の柵が開いていることに気づく。実はその先には道があり、ダムを囲むように通っているのだ。開いているとなれば行ってみたくなるのが人情というもの。なんとラッキーな！これぞ神のお導き、仏の慈悲、アラーの…、いや、もうやめておこう。

勇者を自負するワシはクネクネと続く細道を進んだ。もちろん深夜なのであたりには誰もいないし、対向車だって来ない。あたりは暗く静まり返っているので、臆病な人ならきっとビビる度胸試しコースだ。もっとも、臆病者ならそんな時間には行かないが。

ともあれ、ダムを周遊する道を制覇。細道は、やはりダムに沿っている別の道路に合流する。よしよし、ならば、あとはその広い道路で戻ればいいな。そう思ってしばらく行くと、



閉鎖？どうやらその先で落石があったらしく、通行止めになっていた。看板の説明によると通行できるのは昼間の３時間ほどのようだ。うーむ、これは元の道を戻るしかないな。仕方なくＵターン。

勇者気分で通過してきた道を再び通ることほどツマラナイものはない。ワクワクしながら通ったあの高揚感なんて、とっくに吹っ飛んでいる。うーん、なんだか今は敗北者の気分。

「有間ダム」という石碑のあるところまで戻り、念のためメイン道路を進んでみた。当然ではあるが、その先にはやはり…



むはーっ。