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ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

夏には最適!…鷲巣谷第1砂防ダム(堰堤)

2020-06-20 07:53:54 | 岐阜(ダム/堰堤)
本巣市根尾神所(こうどころ)にある木曽川水系の鷲巣谷(わしずだに)第1砂防ダムへ行ってみました。アクセスは国道157号から根尾中学校方面へ曲がり、根尾西谷川を渡ってから左折。そして小さい橋の手前の細道を進んでいくとあります。

到着しました。お~、見えてきました。あれですね。



ダムのすぐ下流には砂防対策の敷石が施されています。



ダムへさらに近づいてみます。ちょっと独特な形状ですね。



横には「鷲巣谷第1砂防ダム」のプレートが嵌め込まれた石。なぜかその上には動物の頭部らしき骨が…。ひぃぃぃぃぃぃ。



さらにその横にはこのダムの説明書き。これによると1891年10月(28日)に起きた濃尾大地震で根尾村の山々が荒廃したことを受け、1927年から1945年までの間にこのダムを含む7箇所で砂防工事が行われたということです。ということはこのダムはその頃に作られたことになります。また、鷲巣谷という名称は、かつてこの奥で鷲や鷹が巣を作っていたことから付けられたそうな。ほぅほぅ。



さらに上の写真の構造図によれば高さは14mとあるので、砂防法の定義からするとダムではなく堰堤ということになります。


さあ、ダム(堰堤)を見てみましょう。説明書きにもありますが、壁面に御影石が綺麗に貼り付けられています。なかなか芸術的です。また特徴的なのはダムの中を歩くことができる構造になっていること。



おっ、これがその通路ですね。入ってみましょう。



ダム中から下流を見ます。ひゃああああ、マイナス・イオンを浴びる、浴びる。…気持ち良いです。



飛沫が見えないところから下流をもう一度見ます。



対岸へ来ました。通路を見返すとこんな感じ。



対岸から見た「芸術品」。いいねえ、見飽きません。



普段私たちはダム(堰堤)を外から見ていますが、中から落水する様子が見られるなんて、まあありません。涼を得たい方はぜひ訪れてみたら良いと思います。滅多にない体験でした。
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