ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

ダム上の出会い…加子母防災ダム

2020-11-25 06:37:01 | 岐阜(ダム/堰堤)
今回は岐阜県中津川市加子母(かしも)にある木曽川水系の加子母防災ダムに行ってみました。アクセスは国道257号沿いにある小和知簡易郵便局付近から入って行きます。

到着です。防災ダムというので溜池のようなものを想像していたのですが見事に裏切られました。こりゃあ立派なコンクリート・ダムです。



ダムの右岸にドカンと置かれた岩。何かと思いきや「加子母防災ダム完成記念碑」と刻まれていました。ワ、ワイルドだなぁ。



その裏にはダム建設の経緯と諸元が書かれています。集中豪雨のたびに繰り返される下流沿いの農地や家屋の被災を防止し、安全を確保する目的で、1971年10月4日に着工され、1976年3月31日に竣工したとあります。ワイルドな外観とは対照的な丁寧な記述。そのギャップがたまりませんな。



ダム上の道路を挟んだ右岸の貯水側にある看板。あれれ、「岩」に記された着工年と違うぞ。果たしてどちらが正しいのか…。



その前にあるのが見張所らしき建物。



建物の裏の高台から見た様子。建物の屋上が池になっちゃってます。おそらく排水溝が詰まっているんでしょうね。



右岸、貯水側から見たダムの様子です。



これがダム上の道路。車両は通行できますが、離合は難しいかもしれません。



ダム上から見た真下の景色。水が澄んでいて美しいです。



その遠景。すっかり晩秋ですな。



こちらは貯水側の真下の様子。といっても、訪れた日に水はほとんどありませんでした。



上流の白川の様子です。



ダム上の中央付近でキョロキョロしていると背後から声が…。

「どちらから来られたんですか?」

見れば、クルマに乗った高齢の男性が声をかけてきました。

「長野県からです」
「そうですか。遠いところからようこそおいでくださいましたね」
「いえいえ、隣県ですし、ドライヴで来たので大したことはありませんよ」

なぜか意気投合して、ダム上の真ん中でしばし談笑。そして名刺交換(何してんねん!)その男性は行政書士をされている方で、趣味で写真を撮られているそうな。加子母防災ダムへは度々来られているそうで、この日も一眼レフを持参されていました。

そして会話中、他のクルマが来たので話は一時中断。そして各自撮影を開始。

対岸(左岸)から見たダムの様子はこんな感じ。



そして同じ左岸の貯水側から見たダムの景色。



先ほどの男性はまだワシと話したかったようで、会話は再開。実に人懐っこい感じの方でした。そういえば数日前の記事で出会った大ヶ洞ダムの職員の方も似たような感じだったのを思い出します。全てではないにせよ、岐阜県の男性は人懐っこい気質の方が多いのかもしれません。なんとなくですけど。
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