ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

東横山発電所取水堰堤?…東杉原堰堤

2021-05-06 06:56:48 | 岐阜(ダム/堰堤)
グーグル先生の地図を眺めていたら岐阜県揖斐郡揖斐川町鶴見に揖斐川水系の東杉原堰堤というのを見つけたので行ってみました。アクセスは国道417号を徳山ダム方面へ向かい、藤橋城・西美濃プラネタリウムあたりから揖斐川のほうへ行きます。そして揖斐川を渡り川沿いの細い道を行くと到着します。いや、ホントに細いので注意が必要です。

これが揖斐川上流側から見た堰堤の「勇姿」。



揖斐川の上流方面の様子です。キレイな水ですね。



堰堤本体に付された水利使用標識。



下流側から堰堤を見るとこんな感じです。



こちら側(左岸)に見えるのは魚道です。対岸(右岸)にあるのかは確認できませんでした。右岸へ行く道が土砂崩れのため通行止だったからです。



下流側の景色です。



本当は下流から見た「勇姿」を撮りたかったのですが、その全体像が撮れる場所まで下がると枯れ木ばかりでうまく撮れなかったんですよ。…なので、分割します。これが左岸側にあるもの。



そして、これが右岸側の様子です。



左岸、上流側にあるこの建物が見張所と思われますが、それを示すプレートはありません。



その下にあるのが、どうやら取水口のようです。ゴクゴクと揖斐川の水を飲み込んでいるのがわかりますかね。ホント、すごい勢いで吸い込まれていきます。



あとで調べてみると、この取水口から分水された水は直線距離にして約8km下流にある
イビデン 東横山発電所へ送水され、そこで発電に使用されていることがわかりました。

ということはですよ、ここの左岸付近の地名が東杉原なので確かに「東杉原堰堤」というのは間違いではありません。しかしその用途が東横山発電所で使用されるための取水堰堤なので、より正しくは「東横山発電所取水堰堤」もしくは「東杉原取水堰堤」と記載すべきなんじゃないでしょうか。

「そんなん、どーでもいいじゃん」と思われるでしょう。確かにそうです。でも、モノを書く仕事をしていると正確さを欠くこういう記述が気になってしまうんです。性分でしょうか。

はははは。
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