ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

野洲川中流域の要!…水口頭首工

2022-01-16 07:12:36 | 滋賀(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は滋賀県甲賀市水口町新城(こうかしみなくちちょうしんじょう)にある淀川水系の水口頭首工を訪れます。アクセスは野洲川の右岸を走る県道549号沿いにあるのですぐわかります。

到着しました。野洲川の右岸、下流側から見た「ご尊顔」です。



頭首工のすぐ下流はこんな風になっています。頭首工は右岸側にあり、その下流には砂を沈めるためのエリアが見えます。左岸のほうはそのまま水が流れていきますが、その間にはおそらく魚道があると思われます。



頭首工本体に貼り付けられている水利使用標識のプレート。



右岸、上流側にあるこの設備が取水ゲート。



水口頭首工を上流側から見るとこんな感じ。



先ほど見た取水ゲートから分水した水は県道の下をくぐってここに流れ込みます。そしてあちらのほうへ流れてゆきます。



管理所の建物は頭首工とは反対の県道沿いにあります。この付近には駐車スペースがないので駐車する際はこの敷地内に停めたら良いと思います。





建物の壁に貼られている案内板。よくある案内板と思いきや、簡潔丁寧な説明。実にわかりやすい! これによると、水口頭首工は1954年10月に着工し1955年7月に完成しましたが、老朽化が進んだため2006年8月に改修工事に着手。そして2010年3月に改修工事が完了したとあります。



この案内板を改めて見ると野洲川ダムに始まる野洲川沿岸の土地改良事業のスケールの大きさがわかりますね。これで近江太郎(野洲川の別名)が暴れても安心というわけですな。
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