湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

茅ヶ崎サポセン・市民活動カフェ成功しつつも…

2008-01-28 08:14:23 | 引きこもり
相模大野校の調整会議を済ませ、茅ヶ崎サポセンの市民活動カフェに飛び込んだ。服部市長の顔。参加者の年齢層の高いこと。日曜日の昼間である。若手の活動関係者が参加して参加できない設定ではない。それが来ない。前回と比較して参加者数は増えた。しかし、組織動員だなと思う顔ぶれ。とにかく古い活動家たちが多いのだ。新しい活動の息吹が感じられない。これはサポチガの面々の努力の程度を問うところではない。新しい質の活動がここにくることによって、+αを得られなくなっている構造的な問題なのだと思う。

私は市民活動に企業的手法を導入することを探っている中間支援者の研究会にお邪魔し、いくつかの元気のいい活動事例を知った。私の活動の領域ではない活動だったので、なおさらに、市民活動カフェの状況は、市民活動自身の衰退の表現ではないなとの思いを強めている。それぞれの場で活力のある活動はあるのだ。市民活動は社会活動と余暇充足活動のふたつの顔があるが、社会運動では問題解決と新たな局面を開く活動が、余暇や趣味の活動では、ひととつながることの価値が+αの力で束ねられていないように思う。両者をつなぐ論は「ネットワーキング」だが、実際のところ、それらは恒常的な接点を持つものではないように思う。ついては離れ、繰り返す「企画の力」の寄っている。そういうものなのだという発想を私は持っている。「結び目の活動」、「ノット・ワーキング」だ。ぼこぼこと沸騰する湯のように、あちこちの泡が吹き上がっていく。そういうモデル。全体が湧き上がるのではない。局在している生成を続けるネットワークの価値が引き出せたらいいのだがと、視点を変えて考えている。

それは思いつきの企画力に賭ける事ではなく、その場・その領域で必要となっているネットワークしていく企画に+αの魅力を添えていく。そういう仕掛け人に中間支援者が受け皿から役割をシフトしていく。商売ならこういうとき、待構えの価値をあげるか行商に出るか活力を引き込む思案をするだろう。いまひとつ人が見えてこない。

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県立高校の前期試験が間近に迫った。ここまでくると余計な波風が立たぬようにするのだが、この頃になると、疎外感を持った子や、すでに進学先を決めている子たちが、危うい動きをはじめるということで、生徒指導関連の教員たちの疲れた顔を見かけることになる。この点では私たちのような私教育の場では、むしろ年末の方がしんどいのだが、友達に誘い出されるように、街中に出て行き、その仲間の中で更に疎外感を味わって戻ってくるという子が出てくる。

その子たちと正月のときにそうしたように、いっそでかけてみようかという話がでている。スキーとかスケートという提案をする若い同僚もいるが、ぼそり出かけるほうが脱力系でいいのではないかという話があって、1泊ではあるがふたりの子と参加可能な講師が出かける話が進んでいた。私は遠方に出かけられる状況ではないので、つれそう講師の担当している子の留守番をすることになった。子と言ってもまもなく成人とか、間が空いて30代とかだが。そんな調整をやってきた。

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入谷さん(仮名)から、旅先シアトルで撮ったという画像が添付メールで送られてきた。大概こういう画像は、街の景観を撮ってくるのだが、入谷さんはひとの息づく町並みを撮ってきた。以前住んでいた町だから、その分、視点が違うのだろうが、それでも彼女の個性を見るようで、感心して見せてもらった。彼女の年齢でこういう視点を持てるのは素晴らしいことだ。ありがとう。

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父が久しぶりに宗教団体の誘いの車に乗って外出した。留守の間に身の回りの掃除と片付けをしたので母がばててしまった。市民活動カフェのあと、橋本君(仮名)の巡回を組んでいたのだが、あきらめて変更してもらった。

うなぎを母に買っていったがいらんという。父が代わりに食うという。まったく困ったものだが、痛みかけているトマトがあった。トマトと味噌は相性がいい。ペーストにして、キャベツと豆腐でスープを作った。どうしても動物性のダシが不足するので、タラを使った。何とか母が食べたが、父はトマトが大嫌い。ともあれうなぎは冷凍室行きとなり、鶏のささ身と白醤油で鶏南蛮+煮込んだ人参のかけらで食わせて、私がうなぎにきゅうりの千切りをまぜて、分量を加減して夕食。こんなことをやっていると、21時は過ぎてしまう。今日は午後から橋本君訪問。そのあと横浜でビッグイシュー創設者の講演会にでて、相談をしてくる予定。

昨日、私の依頼で茅ヶ崎警察署の署長と藤沢警察署の署長に、某議員が駅前の路上生活者の保護を申し入れた。特に茅ヶ崎駅の左手を抱え、大きな靴を履いた方の衰弱が激しいので、医療的な保護をこれは保健所にも連絡したが、見守りを要請した。

また、ビッグイシュー販売員の保護を要請し、趣旨は了承してもらった。彼らに関心を寄せる目があるのだということを明らかにした。社会にふり落とされるひとたちのライフラインは、忘れないようにしていきたいのだ。

夜間傾聴:@@@@@@@@

(校正2回目済み)
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