湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

6/23 母に付き添い北里東病院へ/県立保健福祉大図書館の資料から

2011-06-29 07:08:14 | 引きこもり
2011/06/23 記
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陸前高田までの岩手県交通バスの確認を取る。交通費を浮かせたいということもあるが、夜行バスを利用すれば、東北新幹線一ノ関から長距離バスに乗り継ぐよりも待ち時間やトラブルが少なそうだったからだ。ただまだ夏期講習の日程が決まっていないので、予約するわけに行かなかった。大船渡線の代替バスの役割もあるらしい。ただ陸前高田または大船渡まで直行するとなると、岩手県の対策本部の遠野や、住田町の宿泊施設までの移動をどうしたらよいのか調べておかなくてはならなかった。

JR相模原の塾の方は社会活動への理解があるので、さほど日程を決めるのに苦労はしないと思うが、相模大野の方は、不登校・引きこもり関連ではない社会活動には全く関心がないので、事務的に日程を会議の場で決めていかなくてはならない。まあ社会活動に関心のある塾の方が珍しいのだろうが。

その下調べをしているうちに、母と北里東病院に出かける時間が来てしまった。神経内科は母の治療に効果的な方法を打ち出せないでいた。心療科の方が的を射ていると判断しているようだった。ただ、原因不明のめまい症と診断したようだが、その前は不定愁訴としていた。いずれにせよ、母は複数の医師に診断名を少しずつずらして受診していたから、北里東病院通院をしばらく休むことを決断していた。

横浜の****で形成外科的な眼瞼下垂の眼科手術をした後、眼の疲労が取れ、昨年のボトックス治療とは経過が全く違い、良好に推移していた。麻酔科のペインクリニックからのアミノ酸サプリ投与は、便通の回復や定期的な便通などの効果を通じて、心身の崩れの調整効果が出たようだった。初めの栄養失調という診断には驚かされたが、身体の基礎機能が崩れており、高たんぱくや高カロリーの食品を摂取しても、消化吸収する力が弱まっているので無駄だといわれていた。地元の眼科は手術を****に委託したので、手術後はアフタケアを請負うことになっていた。地元の消化器外科兼内科では、北里東病院神経内科役割分担する形で、原因不明のめまい症・脊椎すべり症を診て行くことになっていた。要するにそれぞれのわからない症状を別々の切り口からのぞいている状態なのだということだ。このブログに症状をかなりの回数書いているのは、治療法を探しているからだ。

原当麻駅からタクシーで北里東病院に出る。慣れたコースである。北里の本院と違い、北里東病院は医師からの診察依頼がないと受診できない。母は消化器外科で胃ガン手術を行い、術後のケア途中で、他大附属病院兼務の医師の仲介で、再び東病院に戻ってきたのだった。消化器外科からは1年後の間隔が空いて発症したのは後遺症ではないと治療を断り、神経内科は後遺症と診断し、母の受診を受け入れていた。母の術後現在に至る治療データがここに保存されている関係で、定期検査をここで行うこととし、そしていわゆる診察通院は、今回を最後にすることになった。

帰りに母を原当麻に送り、私は相模大野校に向かった。夏期講習の日程がいつ確認できるかを確認し、明日の授業の支度を済ませ、町田からまわりこみ京急の県立大学に向かった。災害時に立ち上がる特殊なコミュニティの社会心理的な関係資料らしきものを発見していたことと、避難所などのプライバシーが侵されやすい環境下の長期生活のストレス関連の資料を期待したからだった。

偶然、出発前、ダイヤモンドオンラインにレベッカ・ソルニットの「災害ユートピア」の書評がでていた。以前紹介した書である。これは次回触れるが、被災地の混沌が新しい人間関係を生み出していることを、積極的に評価しようという視点だ。

県立保健福祉大図書館のリファレンスに取り置きしてもらった資料は、残念ながら福祉助け合いの必要を論じたもので、被災復活の地域活動の人間像を描くものではなかった。収穫は弘文堂の「シリーズ 災害と社会」に出会えたことだ。

●「災害社会学入門 [シリーズ災害と社会 第1巻] 」
●「復興コミュニティ論入門 [シリーズ災害と社会 第2巻] 」
●「災害危機管理論入門-防災危機管理担当者のための基礎講座 [シリーズ災害と社会 第3巻] 」
●「減災政策論入門―巨大災害リスクのガバナンスと市場経済 (シリーズ災害と社会4) 」
●「災害ボランティア論入門 (シリーズ災害と社会5) 」
●「リスク・コミュニティ論―環境社会史序説 (シリーズ災害と社会6) 」
●「災害情報論入門 (シリーズ災害と社会7) 」
●「社会調査でみる災害復興―帰島後4年間の調査が語る三宅帰島民の現実 (シリーズ災害と社会)」

3冊しか残っていなかった。これを読んでいる人がいるという証拠だった。2冊借りてきた。

京急県立大学駅の改札口隣にはスワンベーカリーがある。何周年かの記念行事をしたのだろう。掲示していた看板がたたまれていた。パンを買い求めて、汐入から歩いて横須賀駅にまわって帰宅した。

珍しくFAXが届いていた。相模大野校担当者が夏期講習の予定を会議前に教えてくれたのだ。明日JR相模原の塾の方にも確認を取って日程を決める。

夜間、25日の知人への招待連絡。>応答芳しくなし。
25日資料作り。


夜間傾聴:なし


(校正1回目済み)
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