2017/08/07 記
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懇話会通信No.22 の公開が可能となった。以下に原稿を載せる。
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<懇話会通信 No.22 2017/09>
----- 予定は添付図表を参照のこと。
今回の懇話会は、高齢者施設が大災害に遭ったときの深刻な状況をたどり直します。施設では防災マニュアルを作っていますが、その曖昧な部分、施設外の関係専門職や、支援者にできることは何かということを時期をわけて考えていきます。(施設被災のテーマは2回に分けます。)
今回は岩手県大船渡市越喜来の特養ホーム「さんりくの園」の現・施設長の千田富士夫氏を招待しました。入所者67名中、50名以上が津波に飲まれ、被災後の関連死を含め54名が亡くなる大災害でした。
山が迫る山間地の施設でした。湘南の都市周辺部とは様子がちがいますが、避難時、未舗装傾斜道で車いすが、すぐに通れなくなるなど環境条件も問題になりました。また施設は地域の避難所になる場合もあり別の問題も出てきます。これらは地域支援の接点となる課題を含んでいます。被災後の入所者疎開や職員疲労などの現場の具体的な話を考えます。身体障碍等の方の施設とも共通の話題も語られます。千田さんには、6年目に至る災害補償と施設再建の道を語ってもらいます。重い内容ですが、近未来湘南に起きるであろう大震災の問題を垣間見る貴重な時間になると思います。皆様の参加をお待ちしています。
次回は来年度初頭、「都市部の施設被災と火災とアフタ・ケア」を考えます。連続してご利用をお勧めします。
(注)千田氏は、団体代表としてではなく、個人として参加しています。
-----ここまで------
夜間傾聴:ひとり
(校正1回目済み)
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