NIKON SALONで一休み

2005-07-10 20:21:27 | PHOTO
19a82c58.jpg先日、新宿西口で損保ジャパン美術館に行った後、次の用件(パーティ)まで30分ほど時間があいてしまった。カフェでもと思い、地下道を歩くと、新宿駅にもっとも近いところにあるエルタワーの中で写真展が開催されていることに気付く。NIKON SALON。光学(高額ではない)カメラはNIKONを使っていた。最近は他社製品のデジカメ専門だが・・

ということで、28階へ上がると、そこはニコンプラザであり、ニコンの製品のショールームなのだ。他社ブランドのデジカメは、注意深く、もう一度ポケットの奥へ押し込まれることになったのだ。そして、展示スペースの奥にあるNIKON SALONでは二つの展覧会(無料)が行われていた。正確に言うと、「新宿NIKON SALON」と「NIKON bis21」と言う二つのスペースがあるということ。

当日は、佐藤洋子さんの作品(digital)と京浜ニコン会の作品展が開かれていたのだが、もちろん京浜ニコン会はアマチュア。そして高橋洋子さんはニコンのスクールに通っている間にプロになったようだ(違っていたらごめん!)。趣味の延長がプロとは、うらやましい限りだ。(本人がどう思っているかは別問題だが)

彼女の作品は、完全に光学カメラとディジタルの違いを意識している。撮影技術と加工技術という二つの技術を組み合わせて表現するのは、まだ”これからの世界の技”だ。アジアンモダンアートにつながる。

そして、羨望の気持ちをもったまま、また出口にむかう途中には、最新式のカメラがごまんと並んでいる。おもわず、盗難防止チェーンのついたカメラを手にしてしまう。デジタル一眼の入門機D50とか、かなり重いのだが、本格的だ。ただし、手にもった感じが金属的でなくプラスティック・ゴム的な感触であるのがちょっと好きになれないところだが、本当に好きになったらそれはそれで困ってしまうのだ。

何しろ、カメラ自体は普通機のD70で、レンズ二本付きで14万円なのだが、その金額を取り戻すためにニコン塾に通うと月間4回で1万2千円である。撮影会に参加するために、ニッコールクラブに入るにも会費が必要。さらに何を間違えたか東京綜合写真専門学校に入学しようとすると、受験料として1万5千円が必要なのだが、受験に合格した場合、授業料や入学金がいくらかかるかは、学校のホームページには書かれていない。要応談ということか・・