「もったいない」本の正体は?2

2005-07-18 20:04:26 | 書評
1a8bfd8e.jpg昨日の続き

10.携帯電話/自転車/テレビ/冷蔵庫が大量廃棄されている
 世界人口の半分は1日2ドル以下で暮らしているのに・・

 日本人まで1日2ドルになると世界の経済は破綻する。

11.毎日時刻を知るだけのためにテレビをつけっぱなしにする
 14万7千トンのCO2が浪費されている。

 テレビに時刻を表示しなければいいのに・・

12.昔の小学生は鉛筆ホルダーをつかっていた
 昔は、ものを大切にする精神があった。

 ものを大切にする精神ではなく、単にものを大切にしていただけなのだ。

13.宴会の「お酌」という風習が風化しつつある
 年長者からのお酌は「畏れ多くて、もったいない」気持ちになる。

 そういう気持ちはぜんぜん感じないし、その前に、宴会の日本酒は危険だ。

14.日本製のトイレは「大」と「小」で水の量が違う
 世界にはそこまで工夫する国は少ない。

 だから日本人が嫌われるのだ。

15.高校受験の日にお弁当を網棚に置き忘れてしまう
 お母さんの、真心を置き忘れてしまった「申し訳なさ」なのだ。

 マクロ的に言うと「忘れやすい人間」が入試で淘汰されるのは、国益に適うのだが。

16.1年間に使い捨てられる「割り箸」は250億
 96パーセントが中国からに輸入。木材の量は17,000戸の住宅分。

 また中国のせいにする。割り箸では家は立たない。

17.三ヶ国語を話せて、その仕事につけないのは宝の持ち腐れ
 「もったいない」は人の能力にもいえる。

 むしろ、無能の人が仕事をしている方が問題ではないか。

18.南側の窓辺で仕事をすべき
 電灯は必要ない。

 できれば、そうしたいが、南向きの窓を手に入れるには、多大な財力が・・

19.発展途上国のこどもに必要なお金の10倍が軍事費に使われている
 「もったいない」の究極

 大半の軍事費は、人件費なのだ。そして、貧困問題と軍事費は表裏一体なのだ。

結局、「もったいない精神」が有効なのは、「経済合理性」の範囲の中だけではないだろうか。

Google Earth 2

2005-07-18 20:03:03 | 地図
2c195515.jpgGoogle Earth で遊んでいる人が多いようだ。おそらく、遊んでいる人の大半はブロガーじゃないかって想像できる。こういうのになると、ブログ族は早いし、すぐに一致団結してしまう。

たとえば、"tokyo"で飛ばすと、なぜか有楽町のNTTの建物に到着するらしいが、だからといってGoogleがNTTの買収を狙っているとかいないとか・・

でもやはり、使う人の腕と脳味噌が重要なのだろう。活用例は次のブログで(10時間後UP予定)・・

とりあえず、遊んでみたのだが、地球をぐるぐる回して、もっとも海が多い半分と、もっとも陸が多い半分を探してみた。ながめているうちに気がついたことはいくつかあるが、無難な話を一つだけ書くと、「大英帝国は日が沈まない」というのは本当らしい。海半球にある陸地は「ニュージーランド」だけのようなものだ。ニュージーランドを制するものは世界を制するか・・

そして、陸半球の真ん中にあるのは、カスピ海で、やはり日本は端っこだ。