生徒同士がうまく対話が出来るやうにいろいろな仕掛けを考へてゐる。もちろん、自分一人でゼロから考へられるほど才能があるわけでもないので、まづは先人の知恵を借りるところから始めようと思ふ。
それで調べたところ、コミュニティー・ボールといふものがあることを知つた。写真のやうな毛糸の球である。家内の協力を得て九個作つた。これを1グループに一つづつ渡し、話者から話者へと投げ渡して行く。受け取つた生徒は受け取るといふことにおいて主体性を持ち、話し始める覚悟を持つ。周囲はボールを持つてゐる人に注目する。
うまく行くかどうかはこちらの仕事であるが、道具を揃へてまづはやつてみようか。